JPH0246605Y2 - - Google Patents

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JPH0246605Y2
JPH0246605Y2 JP9946184U JP9946184U JPH0246605Y2 JP H0246605 Y2 JPH0246605 Y2 JP H0246605Y2 JP 9946184 U JP9946184 U JP 9946184U JP 9946184 U JP9946184 U JP 9946184U JP H0246605 Y2 JPH0246605 Y2 JP H0246605Y2
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JP9946184U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、組立てが簡便に行える組立物置等に
おける扉取付け構造に関する。
(従来の技術) 上記組立物置等(以下単に組立物置という)は
倉庫等における保管状態および出荷運搬状態で
は、各部が分解梱包されており、設置現場におい
て主としてユーザーにより梱包を解き、組立てら
れるもので、必然的に構造の簡易化、および組立
て手数の簡易化が図られる。
しかるに上記組立物置の扉部分が観音開きのよ
うな回動開閉形式のものである場合、従来は扉パ
ネルの回動基部側に予め蝶番もしくはピボツト
(ピン)を取着しておき、組立物置本体の組立て
時に該本体側壁、あるいは鴨居等の対応部位に蝶
番、ピボツトなどを当てがつて位置合せをきつち
りと行つて連結,係合させて保持させるようにし
なければならず、しかもその作業が手狭な箇所で
かつ重い扉パネルを支承しながらしなければなら
ず、扉パネルの物置本体に対する組込み手数が煩
雑であり、かつ該組込み時に扉パネルの建付け調
節が面倒であつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上記の点に鑑み、組立物置の設置現場
における組立て作業時に、扉パネルを労少なくし
て簡単に物置本体に対し組込むことのできる取付
け構造を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、組立物置の本体に扉パネルが配置さ
れて、該扉パネルが上記本体に対し回動開閉自在
に設けられる組立物置において、上記扉パネルの
回動基部側に、該回動基部側の側縁部よりやや長
い高さを有する1本の縦連結部材に回動自在に枢
着し、この縦連結部材を上記組立物置の本体の所
要部位に固定することを特徴とする。
(作用) 本考案によれば、扉パネルを組立物置の本体に
蝶番やピボツトを介して直接取付けるものではな
く、扉パネルの回動基部側に、該回動基部側の側
縁部よりやや長い高さを有する1本の縦連結部材
を設け、これに扉パネルを回動自在に枢着し、こ
の縦連結部材を上記本体に固定するものであるか
ら、工場生産段階あるいは梱包段階において、予
め上記扉パネルを縦連結部材に回動自在に枢着し
て一体化しておくことで、設置現場では組立時に
組立物置の本体に上記縦連結部材を固定するだけ
で扉パネルの組込み作業が完了できる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を両開きの組立物置を
とりあげて図面に基づき説明する。
第1図は組立物置の外観斜視図を示し、この物
置は第2図に示す天板1、底板2、第5図に示す
背板3、左右側板4,5を含んで物置本体6が構
成され、該本体前面の開口部7に左右の扉パネル
8,8を取付けることによつて全体的な概略構成
としている。また、天板1、底板2、背板3およ
び左右側板4,5の相互の組立て接続方法は特に
限定されるものではないが、第5図では次の如き
工夫がなされている。即ち、背板3の左右側縁部
を側板4,5側にそれぞれ折曲させ、いずれかの
折曲部3aの折曲長さを他方折曲部3bよりも長
くすると共に、それぞれの折曲部3a,3bの先
端に外側方に開口する縦方向の嵌め込み溝9,9
を形成する。これに対し左右側板4,5にあつて
はこれらに連なる折曲部3a,3bの折曲長さ
分、側板横幅を狭くする。従つて、短かい折曲部
3bを連なるべき側板4の横幅は、長い折曲部3
aに連なるべき側板5のそれよりも長くなる。そ
して、各側板4,5の折曲部3a,3bとの連結
側部に前記嵌め込み溝9,9に係合する形状を有
する縦方方向の突条部10,10が形成される。
なお、嵌め込み溝9,9内において突条部10,
10は回動自在であるように形成されている。し
かして第5図鎖線のように側板4,5を背板3に
平行する形で、嵌め込み溝9,9に突条部10,
10を嵌め込むかあるいは嵌め込み溝9,9と突
条部10,10とを係合させて回動させるように
すれば、折曲部3aと3bの折曲長さが相違する
分、側板4,5が前後に位置ずれして折畳まれ、
背板3と側板4,5とが三枚重ねの状態に扁平に
折畳まれることになり、形状的にコンパクトな状
態でこれら三者を1つの部材として扱え、又、梱
包することが可能である。また、組立て時には、
三枚重ねの状態で立てかけ、その状態で背板3、
側板4,5を手前側に引き寄せながら直角になる
まで回動させれば、図示実線のように立体的に組
立てられる。
物置本体6の開口部7にあつては、第5図のよ
うに側板4,5の先端内側に中空の柱部11,1
1が縦方向に形成される。この柱部11,11は
これらの相対向する面で、先端側の角部を上下全
域において段状に凹陥させ、後述する縦連結部材
の建込み用凹段部12,12が形成される。
また、天板1の開口部7側の先端には雨仕舞及
び水切りのためスカート部13が第2図および第
4図のように形成されており、このスカート部1
3の奥部には、物置本体組立て時に天板1を背板
3及び側板4,5上に架設した際、上記建込み用
凹段部12の直上に位置されるボツクス状の位置
決め用当接部14が形成され、かつ該当接部14
の底壁に係合穴15が開設される。
また、底板2にあつては、物置本体組立て時
に、該底板2を背板3及び側板4,5間に嵌合架
設した際、上記建込み用凹段部12の直下に位置
される内方かつ下方に凹陥させたボツクス状の位
置決め用当接部16が形成されていると共に、こ
の当接部16の上壁に上記係合穴15に上下一直
線方向に対向する他の係合穴17が開設される。
一方、扉パネル8には四周に第2図および第3
図の如くフランジ部18,19が周設され、特に
回動基部側の側縁部にあつては該フランジ部19
をパネル裏面内側でL字状に折曲して縦方向の凹
条溝20をフランジ部19の内部に形成すると共
に、このフランジ部19側に1本の縦連結部材2
1が相対回動自在に取付けられる。即ち、縦連結
部材21は扉パネル8の回動基部側の側縁部(フ
ランジ部19)よりやや長い高さを有する一部開
口した横断面略四角状の枠材の上下端に第2図お
よび第4図に示すような支持板22,23を溶接
等により固着したもので、上部支持板22を扉パ
ネル8における上部フランジ部18の上面に、そ
して下部支持板23を下部フランジ部18の下面
にそれぞれ位置させて、各支持板22,23に挿
通又は、螺着した支持ピン24,24をフランジ
部18,18に挿通することにより、扉パネル8
が支持ピン24,24を中心として縦連結部材2
1に対し回動自由とされる。なお、第4図に符号
25,25で示す部材は、それぞれのフランジ部
18,18において支持ピン24,24を受支す
る樹脂製の軸受スリーブであり、支持ピン24,
24をこの軸受スリーブ25,25に螺着するこ
とにより支持させて、扉パネル8と支持ピン24
との直接的な接触を防止し、なめらかな回動がで
きるようにしている。
また、縦連結部材21に対する扉パネル8の回
動を許容するために、第3図で明らかな如く縦連
結部材21の側面のうち、扉パネル8の前記L字
状のフランジ部19に対応する部位には上下方向
のスリツト26を開設すると共に、縦連結部材2
1の内側面には水切り用部片27を形成してい
る。
さらに、縦連結部材21における上下の支持板
22,23には切り起こし又は別部材のものを溶
接することにより係合突部28,29が突設され
る。そして、係合突部28,29は、前記柱部1
1,11における建込み用凹段部12の上下に位
置する位置決め用当接部14,16のそれぞれの
係合穴15,17に係合される。なお、縦連結部
材21は前記した断面形状の他、管状,板状,棒
状等であつてもよく所望の強度を有するものであ
ればよい。
以上のような扉パネル8と縦連結部材21とは
物置の工場生産段階において、予め一体的に回動
自在に枢着結合され、かつ梱包されるものである
が、扉パネル8の支持構造は前記の支持ピン構造
に限定されず、一般的な蝶番を用いるものであつ
て良い。
しかして、物置の設置現場においては、まず背
板3、左右側板4,5および天板1、底板2を適
当な手段によつて組合せ、しかる後扉パネル8が
一体的に結合されている縦連結部材21を柱部1
1における建込み用凹段部12に嵌入し、該部材
21の下端を底板2における位置決め用当接部1
6に上方から挿ししこむ。これにより該当接部1
6の係合穴17に縦連結部材21の下部側の係合
突部29が突入係合し、縦連結部材21の下部が
底板2に支持される。次に、天板1を背板3、左
右側板4,5の上に重ね、相互に接続する。この
際、天板1を若干上方に持ち上げた状態で縦連結
部材21の上端を位置決め用当接部14に位置さ
せ、上部側の係合突部28を天板側の係合穴15
に突入係合させ、下方に引下げることにより縦連
結部材21の上部をを天板1で支持する。
かく成せば、物置本体6の組立て時に、同時に
扉パネル8を組込んで取付けることができ、扉パ
ネル8は予め縦連結部材21に回動自在に取付け
られているから、従来のように物置本体に直接扉
パネルを回動自在に蝶番等を用いて取付けるため
の作業が不要となる。
なお、物置の組立て状態では、扉パネル8は、
縦連結部材21の支持板22,23に設けた係合
突部28,29と上記係合穴15,17との係合
構成でもつて物置本体6に支持されるが強度上等
の必要により、このような係合支持構造とは別
に、あるいは併用して縦連結部材21の枠体を柱
部11にボルト止めして固着しても良い。即ち、
第2図に示す穴30を通して柱部11にボルトを
捻じ込むのである。31はそのためのボルト及び
ドライバー挿し込み穴である。
以上の如く実施例に示した縦連結部材21は雨
等が物置内に侵入するのを防ぐ水切り作用をも有
する。つまり、第3図のように物置を組立てた状
態において、縦連結部材21は上記係合支持構
造、もしくはボルト止め構造で天板1と底板2も
しくは柱部11に固定もしくは固着されるが、扉
パネル8を閉止した図示実線姿勢では縦連結部材
21の水切り用部片27が扉パネル背面の凹条溝
20方向に対向し、かつ外側方に突出して形成さ
れているので扉パネル8の端部と側板4の前端部
との間に生じる隙間aから吹きこむ雨水は縦連結
部材の水切り用部片27に受け止められ、従つて
物置内部に侵入することがないのである。
なお、前記実施例では扉パネル8が組立物置本
体6の前面より突出した状態で取付けられるタイ
プの両開き式組立物置について説明したが、本考
案は必ずしもこのような場合に限られないのは勿
論であり、例えば第6図のようなものであつても
よい。
即ち、第6図のものは、扉パネル8が組立物置
本体6の前面4aとほぼ同一平面上に若しくは組
立物置本体6の前面4aより内方に位置されるタ
イプの両開き式組立物置であつて、ここに扉パネ
ル8と縦連結部材21の取付け状態、および縦連
結部材21と組立物置本体6の取付け状態はそれ
ぞれ前記実施例と同様になされている。なお、そ
の詳細については、前記実施例に相当する部分に
同一符号を付すことによつてその詳細を省略する
こととする。
(効果) 本考案によれば、組立物置の組立時に、組立物
置の本体に対し扉パネルをたとえば蝶番等を介し
て直接回動開閉自在に取付けるのではなく、この
扉パネルの回動基部側に、該回動基部側の側縁部
よりやや長い高さを有する1本の縦連結部材に回
動自在に枢着し、この縦連結部材を組立物置の本
体に固定するので、扉パネルの組込みが簡単であ
り、また該扉パネルの建付け調整が不要と言える
ほど取付けが容易となる。
また、工場生産段階において、縦連結部材に扉
パネルを取付けるので、この取付け寸法を規格化
し、かつ正確性をもたせることによつて、設置現
場での扉パネル、組込み作業を一層容易化し、ま
た品質の安定した組立物置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は物置
の外観斜視図、第2図は扉パネル組込み部分の一
部破断分解図、第3図は物置の一部破断平面図、
第4図は扉パネル組込み部の縦断面図、第5図は
背板と側板との連結関係を示す横断面図、第6図
は本考案の他の実施例を示す要部の断面図であ
る。 6……物置本体、8……扉パネル、21……縦
連結部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 組立物置等の本体に扉パネルが配置されて、該
    扉パネルが上記本体に対し回動開閉自在に設けら
    れる組立物置等において、上記扉パネルの回動基
    部側に、該回動基部側の側縁部よりやや長い高さ
    を有する1本の縦連結部材を回動自在に枢着し、
    この縦連結部材を上記組立物置等の本体の所要部
    位に固定してなる組立物置等における扉取付け構
    造。
JP9946184U 1984-06-29 1984-06-29 組立物置等における扉取付け構造 Granted JPS6113759U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9946184U JPS6113759U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 組立物置等における扉取付け構造

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JP9946184U JPS6113759U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 組立物置等における扉取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6113759U JPS6113759U (ja) 1986-01-27
JPH0246605Y2 true JPH0246605Y2 (ja) 1990-12-07

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JP9946184U Granted JPS6113759U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 組立物置等における扉取付け構造

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