JPH0246451B2 - - Google Patents

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JPH0246451B2
JPH0246451B2 JP60249356A JP24935685A JPH0246451B2 JP H0246451 B2 JPH0246451 B2 JP H0246451B2 JP 60249356 A JP60249356 A JP 60249356A JP 24935685 A JP24935685 A JP 24935685A JP H0246451 B2 JPH0246451 B2 JP H0246451B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wrapping paper
pulp
wire
machine
suction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60249356A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62109732A (ja
Inventor
Morimasa Hanatani
Tsunemune Miura
Satoshi Mamya
Hiroshi Isozaki
Kyoshi Myajima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishikawajima Industrial Machinery Co Ltd
Original Assignee
Ishikawajima Industrial Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ishikawajima Industrial Machinery Co Ltd filed Critical Ishikawajima Industrial Machinery Co Ltd
Priority to JP24935685A priority Critical patent/JPS62109732A/ja
Publication of JPS62109732A publication Critical patent/JPS62109732A/ja
Priority to US07/193,048 priority patent/US4838751A/en
Publication of JPH0246451B2 publication Critical patent/JPH0246451B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はシート状パルプ等の物品を包装してい
る包装紙を人手によらず除去する方法に関するも
のである。
「従来の技術」 一般に、パルプ製造設備を持たない製紙プラン
トでは、このパルプ製造プラントから運搬されて
きたシート状のパルプをパルパーによつて離解さ
せた後原料として使用している。
前記シート状のパルプは、第6図に示すよう
に、包装紙1a,1bにて上下より包まれかつワ
イヤ1cによつて垂直に縦横十字状に縛られた格
好のいわゆるパルプベール1として運搬、保管さ
れるものであるから、このパルプをパルパーに投
入して離解処理する場合、前記パルプベール1の
ワイヤ1cの除去、および包装紙1a,1bの除
去作業を人手によつて行なうことが必要とされて
いる。
ところで、近年、製紙プラントの大規模化が著
しく、このような大規模の製紙プラントでは、大
量のパルプ原料を能率よく供給するため、前述し
たパルプの解梱作業を人手によらず自動的に行な
いたいという要求がある。そして、この要求を満
たすべく、特願昭57−9752号等においてパルプの
解梱方法、あるいは解梱装置が提案されている。
すなわち、この解梱装置は、第7図に示すよう
に、ローラーコンベア2によつて搬送されている
パルプベール1を、センタリング装置3によつて
ローラーコンベア2の幅方向に位置合わせし、ワ
イヤ切断機4によつてワイヤ1cを切断し、切断
されたワイヤ1cをワイヤ除去機5によつて引き
抜いて除去するとともに、ローラーコンベア2と
交差する方向に移動自在に設けた第1の吸着機6
Aによつて上側の包装紙1aに真空圧を作用させ
ながら持ち上げて除去し、前記ローラーコンベア
2を囲繞する如く設けられた反転機7によつてパ
ルプベール1を反転させて下側の包装紙1bを上
に向け、さらに、この反転機7の下流側に設けた
第2の吸着機6Bに下側の包装紙1bを吸着させ
て除去することにより開梱作業を行つている。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで、前述の如く、包装紙に真空圧を作用
させて吸着しようとすると、吸盤が包装紙を吸着
する際に包装紙を介して包装紙と下の数層のパル
プとの間の空気が吸引されて、この空間が減圧状
態となり、包装紙がパルプに密着してパルプから
離れ難くなつて包装紙とともに吸着されて、包装
紙とともに系外に排除されてしまう問題点や、包
装紙とともに吸着排除する途中に、吸着されたパ
ルプがパルプ上に落下するため開梱後のパルプの
荷姿がくずれ、次工程に移る際の障害になつてい
た。
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、パ
ルプ等の物品を包装している包装紙を被包装物か
ら容易に分離させ易る吸着方法を提供することを
目的とするものである。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するため、本発明は、真空圧に
より包装紙を吸着させた後、吸着ヘツドを上下動
させて包装紙と被包装物との間に空気を送り込む
ようにしたものである。
「実施例」 以下、第1図ないし第5図に示すパルプ開梱装
置の一実施例に基づいて本発明を説明する。
まず、第1図により、パルプ解梱装置の全体の
レイアウトを説明すると、この装置は、ローラー
コンベア2の途中に上下動可能に設けられてパル
プ1を水平回転させるパルプターナー8と、該パ
ルプターナー8の一側部に設けられてワイヤを切
断するワイヤ切断機4Aと、該ワイヤ切断機4A
と対向する位置に設けられてワイヤを引き抜くワ
イヤ除去機5Aと、これらワイヤ切断機4Aおよ
びワイヤ除去機5Aの下流側に設けられてパルプ
1を挟持して垂直回転させる反転機7Aと、該反
転機7Aと対向する位置に設けられるとともに、
反転されたパルプの上方に旋回して包装紙を吸着
する包装紙除去機9とを基本構成としている。
また、前記包装紙除去機9は、4個又は複数個
の吸着器11を旋回フレーム10に搭載してなる
ものであり、前記旋回フレーム10を第1図実線
で示す位置もしくは鎖線で示す位置に水平旋回動
作させるとともに、吸着器10から包装紙に真空
圧を作用させて該吸着器11を昇降動作させるこ
とにより、パルプを覆つている包装紙を吸着して
取り除くことができる。
次いで、以上のように構成された解梱装置の動
作を説明する。
(i) ローラーコンベア2を作動させてワイヤ切断
機4Aとワイヤ除去機5Aとの間にパルプベー
ル1を搬送する。
(ii) ワイヤ切断機4Aに設けられたセンサ(図示
略)によりワイヤの位置を検出し、さらに、刃
物12を第1図矢印イ方向に移動させてワイヤ
を切断する。
(iii) ワイヤ除去機5Aに設けられたセンサ(図示
略)によりワイヤの位置を検出し、さらに、ク
ランプ13を第1図矢印ロ方向に移動させて該
クランプ13にワイヤを掴ませ、さらに、この
状態で矢印ハ方向に移動させてワイヤを引き抜
く。
(iv) パルプターナー8を作動させてパルプベール
1を90゜水平回転させて、前記(ii)と同様にワイ
ヤを切断する。さらに、前記(iii)4の場合と同様
にワイヤーを引き抜く。
(v) ローラーコンベア2を作動させて、反転機7
Aと包装紙除去機9との間にパルプベール1を
搬送し、包装紙除去機9を第1図実線で示す位
置から鎖線で示す位置に旋回させ、さらに、第
2図〜第5図に示す如く吸着器11を昇降動作
させて包装紙1aを除去する。
すなわち、第2図に示すように、吸着器11
から包装紙1aに真空圧を作用させて吸着し、
次いで、第3図に示すように吸着器11を上昇
させると、包装紙1aとパルプPとの間が減圧
状態となつて包装紙1aがパルプPの側面に吸
着された状態となる。この状態から、第4図に
示す如く吸着器11を降下させると、包装紙1
aの側部(パルプPの側面を覆う部分)が上方
へ向かう気流によつて裾広がり状に広げられる
こととなり、ワイヤに緊縛されることによつて
癖付けされて互いに密着していた包装紙1aと
パルプPの側部とが強制的に分離させられ、次
いで、パルプPの側面および上面と包装紙1a
との間の空間に空気が侵入して、この空間部の
減圧状態が解除される。したがつて、包装紙1
aの側部の内面に機械的に固着していたパルプ
P、あるいは、大気圧によつて包装紙1a上部
内面に押し付けられていた、上から1枚〜数枚
目までのパルプPが落下する。そして、第5図
に示す如く吸着器11を上昇させると、パルプ
Pから包装紙1aが取り除かれる。なお、前記
吸着器11の上昇、降下をさらに複数回繰り返
した後、吸着器11を上昇させて包装紙1aを
除去してもよい。
(vi) 反転機7Aによつてパルプベール1を上下逆
に反転させ、前記(v)と同様の動作を行い、第2
図〜第5図において下側に配置されていた包装
紙1bを除去する。
なお、パルプ開梱機の構成、すなわち、ワイヤ
切断機、ワイヤ除去機、反転機、ローラーコンベ
ア等のレイアウトは上記一実施例に限定されるも
のではなく、他のレイアウトの場合にも本発明の
方法を適用することができる。また、上記一実施
例では、ワイヤ切断機およびワイヤ除去機を使用
して自動的にワイヤ除去するようにしたが、人手
によつてワイヤを除去した場合においても、本発
明の方法を適用しても包装紙を除去することがで
きるのはもちろんである。
さらに、本発明の方法は、パルプ包装紙の除去
のみならず、真空圧を利用して物品を吸着するよ
うにした他の装置にも適用することができる。
「発明の効果」 以上の説明で明らかなように、本発明は、真空
圧により物品を吸着するようにした吸着装置にお
いて、真空圧により包装紙を吸着させた後、吸着
ヘツドを上下動させて包装紙と被包装物との間に
空気を送り込むようにしたものであるから、下記
の効果を奏する。
(a) 包装紙を吸着した吸着器を上下動させる際に
包装紙が裾広がり状になることにより、包装紙
と被包装物の側部との間に機械的な固有状態が
解かれ、また、これらの間に空気が流入するこ
とにより、包装紙と被包装物との減圧による密
着状態が解かれて、包装紙を急速に上昇させる
ことができる。
(b) 包装紙と被包装物とが密着していないから、
吸着器を急激に上昇させても包装紙が破損する
ことがない。
(c) 吸着器を上昇させるための昇降機構に過大な
負荷が加わることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例を示す
もので、第1図は装置全体の平面図、第2図ない
し第5図はそれぞれ包装紙の除去動作を工程順に
示す側面図、第6図はパルプベールの一従来例を
示す斜視図、第7図はパルプ解梱装置の一従来例
を示す平面図である。 1……パルプベール、1a,1b……包装紙、
1c……ワイヤ、2……ローラーコンベア、4A
……ワイヤ切断機、5A……ワイヤ除去機、7A
……反転機、8……パルプターナー、9……包装
紙除去機、12……切断ヘツド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被包装物の上面に被せられるとともに上面に
    連なる側面を覆う包装紙を、上方の吸着ヘツドか
    ら作用する真空圧によつて吸着する工程と、包装
    紙を吸着した吸着ヘツドを上下動させて包装紙と
    被包装物の側面および上面との間に空気を送り込
    む工程と、吸着ヘツドを上昇させて該吸着ヘツド
    とともに包装紙を持ち上げて除去する工程とから
    なることを特徴とする包装紙吸着方法。
JP24935685A 1985-07-11 1985-11-07 包装紙吸着方法 Granted JPS62109732A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24935685A JPS62109732A (ja) 1985-11-07 1985-11-07 包装紙吸着方法
US07/193,048 US4838751A (en) 1985-07-11 1988-05-12 Bale unpacking method and system therefor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24935685A JPS62109732A (ja) 1985-11-07 1985-11-07 包装紙吸着方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62109732A JPS62109732A (ja) 1987-05-20
JPH0246451B2 true JPH0246451B2 (ja) 1990-10-16

Family

ID=17191807

Family Applications (1)

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JP24935685A Granted JPS62109732A (ja) 1985-07-11 1985-11-07 包装紙吸着方法

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JP (1) JPS62109732A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5532820U (ja) * 1978-08-21 1980-03-03
JPS58134844A (ja) * 1982-01-25 1983-08-11 安川設備技研株式会社 パルプ解梱方法とその装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5532820U (ja) * 1978-08-21 1980-03-03
JPS58134844A (ja) * 1982-01-25 1983-08-11 安川設備技研株式会社 パルプ解梱方法とその装置

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JPS62109732A (ja) 1987-05-20

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