JPH0246442B2 - Atsushukuseinentaibutsunojutensochi - Google Patents

Atsushukuseinentaibutsunojutensochi

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JPH0246442B2
JPH0246442B2 JP26499585A JP26499585A JPH0246442B2 JP H0246442 B2 JPH0246442 B2 JP H0246442B2 JP 26499585 A JP26499585 A JP 26499585A JP 26499585 A JP26499585 A JP 26499585A JP H0246442 B2 JPH0246442 B2 JP H0246442B2
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JP
Japan
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filling
switching valve
cylinder
suction
piston
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JP26499585A
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Hidetoshi Shinohara
Shizuo Ogura
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ASAHI ENGINEERING
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ASAHI ENGINEERING
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばガスを含有する圧縮性粘体物
の充填装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の圧縮性粘体物例えば、ガスを含有するス
ラリー爆薬、アイスクリーム、シエービングクリ
ーム等の充填装置を説明すると、第4図におい
て、11は下部が円錐形状となしたホツパであ
り、12は切換バルブ13を内装した切換バルブ
ハウジング、14は前記切換バルブハウジング1
2に連通するシリンダ部で該シリンダ部14の入
口部先端を充填物の流入出抵抗を小さくするため
に円錐形状14′状とされており、更にシリンダ
部14内を摺動自在に装着され前記切換バルブ1
3の吸込路15より圧縮性流体の吸入、充填用に
供されるピストン16の先端部は通常は形のフラ
ツトとされている。また、17は吐出用ノズル、
18は液切り用ピストンである。
そして、上記した従来装置において充填を行う
には、切換バルブ13を回動して切換バルブ13
の吸込路15によつてホツパ11とシリンダ部1
4とを連通せしめてピストン16を後退させホツ
パ11内の圧縮性粘体物を前記の切換バルブ13
の吸込路15を介してシリンダ部14内に吸込
み、次いで切換バルブ13を回動して前記の吸込
路15によりシリンダ部14と吐出ノズル17と
を連通せしめて前記のピストン16を前進させて
前記の吸込路15を吐出路として利用しシリンダ
部14に吸込まれている圧縮性粘体物を吐出ノズ
ル17を介して充填するものである。
上記した従来装置においては切換バルブ13は
前記したように吸込路と吐出路とが兼用となつて
おり、更に、ホツパ11からシリンダ部14への
充填物の吸込みを良好とするために流路断面積を
大きく長さを短かくしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述したように、切換バルブの吸込路はホツパ
からシリンダ部への充填物の吸込みを良くするた
めに、流路断面積は大きく、長さを短かくしてい
る。しかしながら特に充填物が圧縮性で粘度が高
く流速が速い場合は流路での圧力損失が増え、シ
リンダ内部での負圧が大きくなり充填物が膨張し
充填重量が減るという難点がある。更に、切換バ
ルブの吐出路がバルブ吸込路と兼用になつている
ので流路体積が大きいので充填後もこの空隙には
高圧の充填物がかなり残ることとなり、また、充
填物が圧縮性の場合にはその量がが著しいという
欠点がある。
また、シリンダ部の切換バルブハウジングに連
通する先端入口部形状は、充填物の流入出抵抗を
小さくするため円錐形とされている。そして、前
記のシリンダ部内を摺動するピストンの先端部形
状は通常は円形フラツトになつている。そのため
ピストン先端部にはピストンが充填のために前進
してもシリンダ入口部との間には空隙が存在し、
充填物が残ることになり、特に、充填物が圧縮性
の場合には前記の空隙部は充填によつてかなりの
高圧となつているのでその残留量は著しいものが
ある。
以上述べたように、従来装置においては、充填
量が減少するという欠点があり、その原因として
切換バルブ、切換バルブハウジング部等における
デツドスペース量(非効果的圧縮部体積量)の大
きさに問題があると考えられる。そして、前記の
デツドスペース量が圧縮性粘体物の圧縮性、高粘
度性による充填量の減少に大きく影響しているの
で、本発明においては、それらの欠点を補うため
に充填時に必要とされる高圧と吸込時の低圧とを
区別した流路となし、更に充填後の充填物の残留
量を少なくするようにした充填装置の提供を目的
とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
前述の目的を達成するために、本発明は、シリ
ンダ内を摺動する圧縮性粘体物充填用ピストンの
先端部を前記シリンダ入口部と一致する形状とな
し、切換バルブの一側面に吸込経路を形成すると
ともに前記吸込経路の背面側に該吸込経路より小
容量の充填用吐出経路を形成し、該切換バルブの
回動により吸込経路をホツパとシリンダ入口部
に、充填用吐出経路を前記シリンダ入口部と吐出
ノズルにそれぞれ各別に連通するようにしたこと
をその特徴とするものである。
〔作用〕
本発明は、シリンダ内を摺動して圧縮性粘体物
をホツパよりシリンダ内に吸込みあるいは吸込ん
だ圧縮性粘体物を充填吐出用に供されるピストン
の先端部をシリンダ入口部と略一致する形状とし
たのでデツドスペース量は極めて小さくなり充填
後の充填物の残留量を少なくすることができ、ま
た、切換バルブに吸込経路と充填用吐出経路とを
各別に形成したので、充填用吐出経路の体積を吸
込経路より小とすることができ、吸込時には低
圧、充填時には高圧を得ることが可能となつたの
で充填後の切換ピストン内の充填物の残留量も少
なくすることができる。
〔実施例〕
本発明を図面に示す実施例に基づいて説明す
る。1はホツパであり、該ホツパ1は充填物であ
る圧縮性粘体物が流れ易いように円錐形状とし、
また、シリンダ部への充填物の押込量を一定にす
るため、充填物の表面を一定にする供給装置ある
いは充填物を加圧する装置を設けてもよい。そし
て、前記した充填物である圧縮性粘体物の物性と
しては比重0.98〜1.38、粘度(経時変化有)とし
ては低粘例度系は1500→1800P/15hr、高粘度系
としては2500→7500P/1.5hr、含有空気約40vol
%、含有固形粒(無機質発泡体)2〜30vol%の
ものである。
2は、内部に切換バルブ3を内装した切換バル
ブハウジングであり、前記切換バルブ3は円筒状
をなし、その一側面長手方向に断面扇形状に切欠
いて吸込経路4を形成し、前記吸込経路4の背面
側に前記吸込経路4より容積を小となした充填用
吐出経路5を切欠形成する。6はホツパ1と切換
バルブ3の吸込経路を介して連通されるととも
に、切換バルブ3の回動により前記切換バルブ3
の充填用吐出経路5と連通するシリンダ部であ
り、該シリンダ部6の切換バルブハウジング2に
形成される先端入口部6′は截頭円錐形とされて
いる。7は前記シリンダ6内を摺動してホツパ1
内を摺動してホツパ1内に貯留されている圧縮性
粘体物をシリンダ6内に吸込み、また吐出ノズル
9に押し出すための充填用ピストンであり、該充
填用ピストン7の先端部に先細とされた截頭円錐
状のスペーサ8を取着し、前記したシリンダ6の
截頭円錐状先端入口部6′と一致せしめてある。
10は前記の吐出ノズル9の開口部に連通される
液切りピストンである。
本発明の実施例は以上のように構成されている
ので圧縮性粘体物の充填する工程を第3図に基い
て概略説明すると、切換バルブ3を回動して、該
切換バルブ3の吸込経路4によりホツパ1とシリ
ンダ部6とを連通するようになし、充填ピストン
7をシリンダ6内に後退させることにより、シリ
ンダ6内に負圧を発生せしめ、この負圧によりホ
ツパ1内の圧縮性粘体物を切換バルブ3の吸込経
路4を介してシリンダ6内に定量吸込む(第3図
イ参照)。次に、切換バルブ3を反時計方向に略
90゜回動させシリンダ部6と吐出ノズル9を連通
させるが、このときの連通経路は先の吸込経路4
とは異なる充填用吐出経路5にて連通することに
なる(第3図ロ参照)。
次いで、シリンダ6内に吸込み蓄えられている
圧縮性粘体物を充填ピストン7を前進させること
による加圧力にて切換バルブ3の充填用吐出経路
を介してノズル部9に押し出し定量充填する。こ
のとき液切りピストン10も同時に前進させる
(第3図ハ参照)。圧縮性粘体物の高粘性に起因す
るノズル部9での液切れの悪さをカバーするため
に充填用ピストン7が前進して停止しているとき
に、液切りピストン10を後退させ液切りをよく
する(第3図ニ参照)。
次いで、シリンダ部6とノズル部9とを切換バ
ルブ3の充填用吐出経路5によつて連通していた
ものを、切換バルブ3を計時方向に略90゜回動さ
せ切換バルブ3の吸込経路4によつてホツパ1と
シリンダ部6の入口部とを連通するようにせしめ
る。この状態は工程の初期状態に相当し(第3図
ホ参照)、次いで前述した工程により吸込み、吐
出を繰り返すものである。
前記した圧縮性粘体物を充填する場合に、その
高粘性によつて充填ピストン7の先端には高圧部
が発生するが、その高圧部のデツドスペース量が
多いと充填物が圧縮性であるために、前記のスペ
ースには高圧の圧縮性粘体物が滞留することにな
るが、本実施例においては、充填ピストン7の先
端部が截頭円錐形状のスペーサ8を取着しシリン
ダ入口部と一致せしめたのでこのスペーサ8によ
つてデツドスペースを少なくすることができたも
のである。また、前記したように、充填工程で発
生した充填ピストン7先端の高圧の充填物の量は
截頭円錐形状のスペーサ8を充填ピストンの先端
部に取着することにより緩和することができた。
しかしながら、従来装置においては、切換バルブ
の吸込路は吐出路と兼用されているので、充填後
吐出路に残留する高圧充填物はそのまゝ吸込工程
まで残り、充填ピストンによる負圧の発生を防害
し、充填量の減少(吸込量の減少)に大きく関与
あるが、本発明の実施例においては、切換バルブ
の吸込経路及び充填用吐出経路を各別に設け、更
に充填用吐出経路を吸込経路よりも容積を小とし
たので充填物の滞留を少なくすることができたも
のである。
なお、上記実施例においては、充填ピストンの
先端部に截頭円錐状のスペーサを別体として取着
したものを説明したが、充填ピストンの先端部を
截頭円錐状に構成してもよく、要は充填ピストン
の先端部をシリンダ入口部の形状と一致させる構
成とするものである。
〔発明の効果〕
本発明に係る圧縮性粘体物の充填装置は、充填
用ピストンの先端部をシリンダ入口部の形状と一
致するようになし、切換バルブの吸込経路と充填
用吐出経路とを各別に形成したので、圧縮性、高
粘度性という二つの難点を有する充填物の充填精
度を向上させることができ、充填減少量を従来装
置の約1/5とすることができた。
【図面の簡単な説明】
図面の第1図乃至第3図は本発明の圧縮性粘体
物の充填装置の実施例を示し、第1図は断面図、
第2図は切換バルブの斜視図、第3図イ乃至ホは
充填工程の順序を示す説明図で、イは吸込工程、
ロはバルブ切換工程、ハは充填工程、ニは液切り
工程、ホはバルブ切換工程をそれぞれ示す説明図
である。第4図は従来の充填装置の断面説明図で
ある。 1:ホツパ、2:切換えバルブハウジング、
3:切換バルブ、4:切換バルブの吸込経路、
5:切換バルブの充填用吐出経路、6:シリンダ
部、7:ピストン、8:ピストンの先端部、9:
吐出ノズル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シリンダ内を摺動する圧縮性粘体物充填用ピ
    ストンの先端部を前記シリンダ入口部の形状と一
    致するようになし、切換バルブの一側面に吸込経
    路を形成するとともに、前記吸込経路の背面側に
    該吸込経路より小容積の充填用吐出経路を形成
    し、該切換バルブの回動により切換バルブに各別
    に形成された吸込経路及び充填用吐出経路を、そ
    れぞれホツパと前記シリンダ入口部及び該シリン
    ダ入口部とノズルに連通するように構成したこと
    を特徴とする圧縮性粘体物の充填装置。
JP26499585A 1985-11-27 1985-11-27 Atsushukuseinentaibutsunojutensochi Expired - Lifetime JPH0246442B2 (ja)

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JPH07329902A (ja) * 1994-06-14 1995-12-19 Kanebo Ltd 流体の定量充填装置
JP5346232B2 (ja) * 2009-03-23 2013-11-20 三光機械株式会社 自動包装機の充填機構

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