JPH062595Y2 - 化粧料容器 - Google Patents

化粧料容器

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JPH062595Y2
JPH062595Y2 JP5657187U JP5657187U JPH062595Y2 JP H062595 Y2 JPH062595 Y2 JP H062595Y2 JP 5657187 U JP5657187 U JP 5657187U JP 5657187 U JP5657187 U JP 5657187U JP H062595 Y2 JPH062595 Y2 JP H062595Y2
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JP
Japan
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cylinder
closing valve
piston
nozzle
push rod
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JP5657187U
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JPS63163708U (ja
Inventor
静雄 松岡
Original Assignee
株式会社カツシカ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、水、クリーム、化粧水等の溶剤に溶かして塗
布する、ホワイトニングパウダー等の粉状、粒状の化粧
料を収納する化粧料容器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、ホワイトニングパウダーは、粉状、粒状の形
態をした化粧料であり、これを水、クリーム、化粧水等
の液体に溶かして塗布していた。この種の化粧料は、1
回分の適量ごとに小さな容器に収容されたものが多かっ
た。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、この種の化粧料を使用する場合には、小容器よ
り化粧料を手に取り出し、水、クリーム、化粧水等をこ
の空になった小容器で計量し、この液体と化粧料を手の
上で混ぜ合わせて塗布するという煩雑な使い方をしなけ
ればならなかった。
〔課題を解決する為の手段〕
本考案の化粧料容器は、粉状の化粧料1を収容した粉体
収容室6を下方に、この化粧料1を溶かす溶剤3を収容
した液体収容室11を上方に、それぞれ配置する。更に
この粉体収容室6の下方には、外部に開孔したノズル7
を、液体収容室11の下方には、シリンダ12をそれぞ
れ連設する。
この粉体収容室6及び液体収容室11には、押圧棒4が
上下に貫通し、かつスプリング18により上方に弾発さ
れた状態で内装する。この押圧棒4の下端外側壁には、
下部閉鎖弁28を、この下部閉鎖弁28の上方には、上
部閉鎖弁29をそれぞれ周設する。この下部閉鎖弁28
及び上部閉鎖弁29は、押圧棒4が無負荷の時、下部閉
鎖弁28が前記ノズル7を閉鎖し、押圧棒4を下方に押
圧した時、上部閉鎖弁29がノズル7を閉鎖するよう構
成する。また、押圧棒4の中程にはピストン23を嵌合
する。このピストン23は、押圧棒4を下方に押圧した
時、シリンダ12内に突入してシリンダ12内を圧縮す
るよう構成する。更にこの押圧棒4内には、シリンダ1
2内及び下端に開孔した導液管25を穿設する。この導
液管25の下端の開孔部は注出孔26となり、シリンダ
12内の開孔部27には、前記ピストン23がシリンダ
12内を圧縮した時に開く弁機構を設ける。本考案は以
上構成の化粧料容器である。
〔作用〕
使用しない状態では、押圧棒4がスプリング18によっ
て上方に弾発されており、かつ押圧棒4の下部閉鎖弁2
8が粉体収容室6のノズル7を閉鎖し、液体収容室11
のシリンダ12内に開孔した導液管25の開孔部27も
閉鎖されているため、粉体収容室6内に収容された化粧
料1、及び液体収容室11内に収容された溶剤3は外部
に排出されない。しかし、押圧棒4の上部閉鎖弁29は
粉体収容室6のノズル7を閉鎖しておらず、ピストン2
3も液体収容室11のシリンダ12内に突入していない
ため、化粧料1がノズル7内に侵入し、溶剤3もシリン
ダ12内に侵入している。
ここで、押圧棒4を下方に押圧すると、押圧棒4が降下
して、上部閉鎖弁29がノズル7を閉鎖した後、下部閉
鎖弁28が開き、ノズル7内に溜まっていた化粧料1を
外部に排出する。同時に、押圧棒4のピストン23もシ
リンダ12内に突入し、シリンダ内を圧縮する。その結
果、シリンダ12内の導液管25の開孔部27が開き、
ピストン23の降下につれ、シリンダ12内に溜まって
いた溶剤3が導液管25を通って外部へ排出される。
そして、押圧棒4の押圧をやめると、押圧棒4はスプリ
ング18の弾発力によって上昇する。その結果、下部閉
鎖弁28がノズル7を閉鎖した後、上部閉鎖弁29が開
き、化粧料1が重力によりノズル7内に落下する。ま
た、同時にピストン23も上昇するが、ピストン23の
上昇時には、シリンダ12内が圧縮されていない状態で
あるため導液管25の開孔部27が閉鎖され、シリンダ
12内が負圧の状態となる。従って、ピストン23がシ
リンダ12内より脱出すると、この負圧によりシリンダ
12内に溶剤3が吸入される。
以上の操作を繰り返せば、押圧棒4を下方に押圧するご
とに、化粧料1及び溶剤3が適量ずつ排出される。
〔実施例〕
本考案の化粧料容器は、粉状、もしくは粒状の化粧料1
が収容される粉体収容筒2と、この粉体収容筒2の上方
に配置され、その化粧料1を溶かす、水、クリーム、化
粧水等の溶剤3が収容される液体収容筒4と、それらを
上下に貫通する押圧棒4とからなっている。
粉体収容筒2は、内部が粉体収容室6になっており、下
端にノズル7が連設されている。このノズル7の下端に
は、取り出し口8が開口している。また、粉体収容室6
の下面は、ノズル7の方向に傾斜した斜面9となってお
り、粉体収容室6内に収容された化粧料1がノズル7内
に侵入し易くなっている。この粉体収容筒2の上端は、
充填口10となっており、この充填口10に液体収容筒
4の下端が螺着して粉体収容室6が閉鎖されている。
液体収容筒4は、内部が液体収容室11になっており、
下端にシリンダ12が垂下している。このシリンダ12
の下端には、粉体収容室6内に開口した貫通孔13が穿
設されている。この液体収容筒4の上端は、充填口1
0′となっており、この充填口10′に天蓋14が螺着
して液体収容室11が閉鎖されている。
この天蓋14は、突出孔15が上下に貫通している。な
お、粉体収容筒2のノズル7及び取り出し口8、液体収
容筒4のシリンダ12及び貫通孔13、天蓋14の突出
孔15は、同一軸心で直列に並ぶように配置されてい
る。
押圧棒4は、これら粉体収容筒2のノズル7及び取り出
し口8、液体収容筒4のシリンダ12及び貫通孔13、
天蓋14の突出孔15を上下に、かつ摺動自在に貫通し
ている。この押圧棒4の上端は、天蓋14の突出孔15
より外部に突出してプッシュボタン16になっている。
また、押圧棒4の液体収容室11内の側壁には、鍔部1
7が周設されている。この鍔部17と液体収容室11の
底面との間には、スプリング18が挾持され、押圧棒4
が上方に弾発されている。しかし押圧棒4は、鍔部17
が天蓋14の下面に当接して脱落不能となっている。な
お、この押圧棒4の鍔部17には、液体収容室11内に
収容された溶剤3の流動を阻害しないよう複数の透孔1
9が穿設されている。
また、押圧棒4が貫通した貫通孔13及び突出孔15の
内側壁には、押圧棒4に摺接して液体収容室11内の溶
剤3の漏出を防止する上部パッキン20及び下部パッキ
ン21が止着されている。
更に、シリンダ12の直上方に位置する押圧棒4の外側
壁には、外径が縮小した摺動部22が刻設されており、
この摺動部22には、ピストン23が摺動部22の範囲
で上下摺動自在に、かつシリンダ12内に突入可能に水
密に嵌合している。このピストン23の外側壁には、シ
リンダ12の内側壁に水密に摺接するピストンリング2
4が巻着している。なお、ピストン23が摺動部22内
を摺動する摩擦抵抗より、ピストンリング24がシリン
ダ12内に摺接する摩擦抵抗の方が大となるよう構成さ
れている。その結果、ピストンリング24がシリンダ1
2内に突入する際、まずピストン23が上方に摺動した
後、ピストンリング24がシリンダ12内を摺動するよ
うになっている。
また、押圧棒4の摺動部22より下方には、導液管25
が貫通している。この導液管25の一方は、押圧棒4の
下端に開孔しており、注出孔26となっている。また、
導液管25のもう一方は、摺動部22に開孔している。
この摺動部22の開孔部27は、摺動部22に嵌合した
ピストン23が摺動部22の下端に当接した時ピストン
23によって閉鎖される位置に設けられている。
また、押圧棒4の下端外側壁には、粉体収容筒2のノズ
ル7の取り出し口8を閉鎖する下部閉鎖弁28が突出し
ている。そして、この下部閉鎖弁28の上方には、下部
閉鎖弁28と同径の上部閉鎖弁29が設けられている。
なお、下部閉鎖弁28及び上部閉鎖弁29は、下部閉鎖
弁28がノズル7の取り出し口8を閉鎖した時上部閉鎖
弁29が粉体収容筒2内に位置してノズル7を開放し、
上部閉鎖弁29がノズル7の取り出し口8を開放した時
上部閉鎖弁29がノズル7内に突入してノズル7上部を
閉鎖するよう構成されている。
本考案実施例は以上構成のため、使用しない状態では、
押圧棒4がスプリング18によって上方に弾発されてい
る。この状態で押圧棒4の下部閉鎖弁28は粉体収容室
6のノズル7の取り出し口8を閉鎖し、上部閉鎖弁29
は粉体収容室6内に位置し、ノズル7は粉体収容室6方
向に開放され、化粧料1がノズル7内に流入している。
また、ピストン23は液体収容室11内に位置し、シリ
ンダ12は液体収容室11方向に開放され、溶剤3がピ
ストン23内に流入している。そして、ピストン23は
摺動部22の下端に当接し、導液管25の開孔部27を
閉鎖している。従って、粉体収容室6内に収容された化
粧料1、及び液体収容室11内に収容された溶剤3は外
部に排出されない。
ここで、押圧棒4を下方に押圧すると、押圧棒4が降下
して、上部閉鎖弁29がノズル7を閉鎖した後、下部閉
鎖弁28が開き、ノズル7内に溜まっていた化粧料1を
外部に排出する。また、ピストン23はピストンリング
24がシリンダ12の縁部に当接してピストン23を摺
動部22の上端に当接するまで摺動させた後ピストンリ
ング24がシリンダ12内に突入する。ピストン23が
上方に摺動したため、導液管25の開孔部27が開き、
ピストン23の降下につれ、シリンダ12内に溜まって
いた溶剤3が導液管25を通って注出孔26より外部へ
排出される。
そして、押圧棒4の押圧をやめると、押圧棒4はスプリ
ング18の弾発力によって上昇する。その結果、下部閉
鎖弁28がノズル7を閉鎖した後、上部閉鎖弁29が開
き、化粧料1が重力によりノズル7内に落下する。ま
た、押圧棒4の上昇によってピストン23は摺動部22
を摺動して摺動部22の下端に当接した後ピストンリン
グ24が上昇する。この時ピストン23によって導液管
25の開孔部27が閉鎖されるため、ピストンリング2
4の上昇につれシリンダ12内が負圧の状態となる。従
って、ピストン23がシリンダ12内より脱出すると、
この負圧によりシリンダ12内に溶剤3が吸入される。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように、化粧料1と、この化粧料1を溶
かす溶剤3を共に一つの化粧料容器に収容したため、化
粧料1を塗布する際に、水、クリーム、化粧水等を用意
する必要がなく、また、化粧料1及び溶剤3が毎回ノズ
ル7及びシリンダ12の容積だけ適量排出されるため、
化粧料1及び溶剤3を計量する手間も省ける。
また、プッシュボタン16を押圧すると、化粧料1と溶
剤3はほぼ同時に排出されるのであるが、溶剤3はピス
トン23がシリンダ12内を完全に降下しきらないと適
量が排出されないため、化粧料1が完全に排出された後
溶剤3が完全に排出されるようになっており、溶剤3を
こぼしてしまうようなこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図は、本考案実施例の使用状態
の側断面図。 1〜化粧料、2〜粉体収容筒、3〜溶剤、4〜液体収容
筒、5〜押圧棒、6〜粉体収容室、7〜ノズル、8〜取
り出し口、9〜斜面、10,10′〜充填口、11〜液
体収容室、12〜シリンダ、13〜貫通孔、14〜天
蓋、15〜突出孔、16〜プッシュボタン、17〜鍔
部、18〜スプリング、19〜透孔、20〜上部パッキ
ン、21〜下部パッキン、22〜摺動部、23〜ピスト
ン、24〜ピストンリング、25〜導液管、26〜注出
孔、27〜開孔部、28〜下部閉鎖弁、29〜上部閉鎖

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉状の化粧料(1)を収容した粉体収容室(6)
    が下方に、該化粧料(1)を溶かす溶剤(3)を収容した液体
    収容室(11)が上方に、それぞれ配置され、更に粉体収容
    室(6)の下方に外部に開孔したノズル(7)を、液体収容室
    (11)の下方にシリンダ(12)をそれぞれ連設し、 該粉体収容室(6)及び液体収容室(11)を上下に貫通し、
    かつスプリング(18)により上方に弾発された押圧棒(4)
    を内装し、該押圧棒(4)の下端外側壁には下部閉鎖弁(2
    8)を、該下部閉鎖弁(28)の上方に上部閉鎖弁(29)をそれ
    ぞれ周設し、該下部閉鎖弁(28)及び上部閉鎖弁(29)は、
    押圧棒(4)が無負荷の時、下部閉鎖弁(28)が前記ノズル
    (7)を閉鎖し、押圧棒(4)を下方に押圧した時、上部閉鎖
    弁(29)がノズル(7)を閉鎖するよう構成し、 また押圧棒(4)の中程にはピストン(23)を嵌合し、該ピ
    ストン(23)は押圧棒(4)を下方に押圧した時、シリンダ
    (12)内に突入してシリンダ(12)内を圧縮するよう構成
    し、 該押圧棒(4)内には、シリンダ(12)内及び下端に開孔し
    た導液管(25)を穿設し、下端の開孔部は注出孔(26)とな
    り、シリンダ(12)内の開孔部(27)には、前記ピストン(2
    3)がシリンダ(12)内を圧縮した時に開く弁機構を設けた
    事を特徴とする化粧料容器。
JP5657187U 1987-04-14 1987-04-14 化粧料容器 Expired - Lifetime JPH062595Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5657187U JPH062595Y2 (ja) 1987-04-14 1987-04-14 化粧料容器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5657187U JPH062595Y2 (ja) 1987-04-14 1987-04-14 化粧料容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63163708U JPS63163708U (ja) 1988-10-25
JPH062595Y2 true JPH062595Y2 (ja) 1994-01-26

Family

ID=30885497

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5657187U Expired - Lifetime JPH062595Y2 (ja) 1987-04-14 1987-04-14 化粧料容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200465590Y1 (ko) 2010-02-12 2013-02-27 펌텍코리아 (주) 스포이트 타입의 화장품용기

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JPS63163708U (ja) 1988-10-25

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