JPH0245624A

JPH0245624A - エンジンのスロットルボデー

Info

Publication number: JPH0245624A
Application number: JP19337888A
Authority: JP
Inventors: Yoshiyuki Kawaguchi; 川口　佳之; Tomoo Shiozaki; 塩崎　智夫; Hitoshi Kurosaka; 斉黒坂
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1988-08-04
Filing date: 1988-08-04
Publication date: 1990-02-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】ＩＬ二立皿皿±１本発明は、エンジン吸気通路のスロットル弁部分を構成
するスロットルボデーに関し、特に該スロットルボデー
に設けられスロットル弁の開度を検知するスロットル開
度センサに関するものである。

乱うＬＪＬ■ 燃料噴射装置を備えたエンジンにＪ３いては、吸入空気
量に応じて燃料噴射を制御し、運転状態に適応した最適
な混合濃度を得ることが必要である。

このため吸気通路中に空気流盪計を設けこれによって吸
入空気量を検出することが従来から提案されており、ま
た特開昭５８−９８６３２号公報には、クランク室内圧
の変＃［によって吸入空気量を検出して燃料噴０１屋を
決めるようにしたエンジンが提案されている。

一方、吸気通路には通常スロットル弁が設けられており
、吸入空気量はこのスロットル弁を開閉することにより
ｔＩＩＩＩｌＩされるので、該スロットル弁の開度を検
出し、これによって燃料噴射看を制御するようにしても
よい。この場合にはスロットル弁駆動軸のスロットルボ
デーから外部に突出した端部に、例えばポテンショメー
タ等から成るスロットル開度センサを直接取付けるのが
普通である。

°しようとする１しかし、スロットル弁駆動軸には、該駆動軸に回転力を
伝達するための操作部材例えばブーり等も取付けられる
ので、このような駆動軸にさらにスロットル開度センサ
を取付けると、スロットルボデーの上記駆動軸方向の巾
が広くなり、特に車体中方向に多数のシリンダを配列し
た自動二輪車用多気筒エンジンにおいては、弁駆動軸に
沿って多数の弁体を配列したスロットルボデーを、左右
の車体フレーム部材等によりＩＩ］方向の長さを規制さ
れた場所に納めることが困難になる場合がある。

従って本発明は、弁駆動軸方向の巾を僧大させることな
くスロットル開度センサの取付けが可能なスロットルボ
デーを提供しようとするものである。

だめのこのため、本発明においては、吸気通路と該吸気通路内
に弁駆動軸を介して回動自在に設けられたスロットル弁
とを有するエンジンのスロットルボデーにおいて、前記
弁駆動軸とは別個にセンサ駆動軸を設け、該センサ駆動
軸と前記弁駆動軸とをリンク部材により駆動連結する。

本発明によれば、スロットル開度センサが弁駆動軸の延
長線上ではなく、該駆動軸からリンク部材を介して駆動
される別個のセンサ駆動軸上に設けられるので、スロッ
トルボデーの駆動軸方向の巾を増すことなくスロットル
開度センサを設けることができ、特に自動二輪車の多気
筒エンジン用のスロットルボデーとして好適である。

友−適−１第１図は本発明の一実施例に係るエンジンの側面図であ
るが、このエンジン１は自動二輪車用の２サイクルＶ形
２気筒エンジンである。２は自動二輪車のヘッドパイプ
、３は該ヘッドパイプに連接された主フレームで、エン
ジン１はこの主フレーム３に懸吊支持されている。４は
エンジン１のクランクケースで、その前部に２個のシリ
ンダ５が互いにＶ字状に、かつ車体巾方向に並列して突
出してる。６は排気管、７は点火プラグ、８は図示して
ないラジェータに接続された冷却水管である。なお、Ｏ
＋　、０２　、Ｏｓおよび０４はそれぞれクランク軸、
ミッション軸、ミッション出力軸および水ポンプ軸の軸
線位置を示す。クランクケース４の内部は中央の隔壁に
よって左右のシリンダ５．５にそれぞれ対応する２つの
クランク室に区画されており、各クランク室にそれぞれ
吸気口１０が設けられ、これらの吸気口１０にそれぞれ
吸気通路９が接続されて上方へ延出している。吸気通路
９の上端は左右の主フレーム３間に開口した空気取入口
となっており、吸気通路９の中間部はスロットル弁１２
を有するスロットルボデー１１によって構成されている
。スロットルボデー１１の前面および後面にはそれぞれ
左右一対の噴射弁取付座１３が一体に形成されており、
これらの噴射弁取付座１３にそれぞれ取付けられた燃料
噴射弁１４により吸気通路９内に燃料が噴射される。ス
ロットルボデー１１については後でさらに詳述する。

クランクケース４の側部を覆うサイドカバーに、クラン
ク軸に連動しこれによって機械的に駆動される燃料ポン
プ１５が設けられている。Ｏｌｌは該ポンプのポンプ軸
の軸線位置を示す。燃料ポンプ１５には主フレーム３の
上部に設（ブられた燃料タンク１６内の熱料がコック１
７．燃料吸入管１８を経て吸入され、燃料ポンプ１５か
らの吐出燃料は燃料吐出管１９を経て金属製の給油管２
０に送り込まれる。給油管２ｏから前記各燃料噴射弁１
４に対応する高圧用ラバーホース製の接続管２１が分岐
し、それぞれ燃料噴射弁１４に接続されている。給油管
２０にはまた調圧弁２２が設けられており、この調圧弁
２２に接続された戻し管２３を通じて余分の燃料を燃料
タンク１６に戻すことにより、給油管２０内の油圧を一
定に保持するようになっている。燃料噴射弁１４はｌｌ
！ソレノイド等から成る電磁開閉手段２４を内蔵し、接
続管２１を経て燃料噴射弁１４に送られる燃料は該電磁
開閉手段２４が作動して燃料噴射弁１４が開いた時のみ
燃料噴射弁１４から吸気通路９内に噴射される。

Ｔｉ磁開閉手段２４には電線２５を通じて電気信号が入
力され、この電気信号によって７１１！開閉手段２４が
作動するが、該電気信号はコンピュータ等の制御ｌｌ装
四から送られる。この制御装置はエンジン回転数、スロ
ットル間度、クランク角度等の各種要囚に基づいて燃料
の噴射Ｒ明、噴射量を算定し、適正・な時期に所要噴射
量に応じた持続時間の上記電気信号を発する。従ってこ
の電気信号により電磁開閉手段２４が作動することによ
り所定時期に所定量の燃料が燃料噴射弁１４から噴射さ
れ、エンジンは効率よく運転される。

このためエンジン１の各所に前記諸要因を検出するため
のセンサが設けられているが、このうちスロットル開度
を検出するスロットル開度センサ２６は前記スロットル
ボデー１１に設けられている。

第２図はスロットルボデー１１の平面図である。スロッ
トルボデー１１は左右の主フレーム３，３間に配設され
ており、左右の吸気通路９．９が車体巾方向に列んでス
ロットルボデー１１を上下方向に貫通している。そして
各吸気通路９内にそれぞれスロットル弁１２が設けられ
ている。これらのスロットル弁１２は、スロットルボデ
ー１１を車体１］方向に貫通し該スロットルボデー１１
に回転自在に軸支された共通の弁駆動軸２７に取付けら
れており、弁駆動＠２７が回動することによ　吸気通路
９がスロットル弁１２によってＨｒＩＪｌされ、該スロ
ットル弁１２の開度に応じて吸入空気量が調整される。

弁駆動軸２７のスロットルボデー１１から突出した一端
部にプーリ２８が固定されており、例えば自動二輪車の
ハンドルに設けられたスロットルレバーを操作してケー
ブルを介してプーリ２８を回動させることにより、弁駆
動軸２７が回動する。

スロットルボデー１１にはこれから後方へ突出するセン
サ取付部２９が一体に形成されており、該取付部にスロ
ットル開度センサ２６がねじ３０により取付けられてい
る。スロットル開度センサ２６はポテンショメータによ
り構成されており、その駆動軸（センサ駆動軸）３１が
センサ取付部２９を回転自在に車体巾方向に貫通し、前
記プーリ２８と同じ側に突出している。そしてこの突出
端部３１ａとプーリ２８とがリンク部材３２によって連
結され、プーリ２８従って弁駆動軸２７の回転に応じて
センサ駆動軸３１が回転するようになされている。セン
サ駆動軸３１の回転によりスロットル開度センサ２６に
弁駆動軸２７の回動角度すなわちスロットル開度に応じ
た電圧が生じ、＠電圧がスロットル開度信号として前記
制御装置に送られる。制御装置はこのスロットル開度信
号に基ずいて前記電磁［３手段２４への電気信号の持続
時間を決定し、燃料噴射弁１４からスロットル開度すな
わち吸入空気間に応じた母の燃料が噴射される。

本実施例においては、弁駆動軸２７の回動角度を検出す
るスロットル開瓜センサ２６がセンサ取付部２９を介し
てスロットルボデー１１の車体中方向の中央部に設けら
れ、スロットル開度センサ２６を設けたことによってス
ロットルボデー１１の最大中すなわちプーリ２８から弁
駆動軸２７の他端部までのＩＷが増大しない。従ってス
ロットル開度センサ２６を設けてもスロットルボデー１
１を左右の主フレーム３間の限られた市内に納める上で
支障が生じない。

１１立ユ１以上の通り、本発明においては、吸気通路と該吸気通路
内に弁駆動軸を介して回動自在に設けられたスロットル
弁とを有するエンジンのスロットルボデーにおいて、前
記弁駆動軸とは別個にセンサ駆動軸を設け、該センナ駆
動軸と前記弁駆動軸とをリンク部材により駆動連結し、
また前記スロットルボデーに前記弁駆動軸に同じて横方
向に突出するけンサ取付部を一体に形成し、該取付部に
前記センサ駆動軸とスロットル開度センサとを取付けた
ので、スロットルボデーに該ボデーの弁駆動軸方向の巾
を増すことなくスロットル開度センサを設けることがで
き、特に車体フレーム等によって限られた市内に設置し
なければならないことの多い、多気筒エンジンを有する
自動二輪巾用のスロットルボデーとして適している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るエンジンの側面図、第
２図は同実施例におけるスロットルボデーの上面図であ
る。１・・・エンジン、２・・・ヘッドバイブ、３・・・主
フレーム、４・・・クランクケース、５・・・シリンダ
、６・・・排気管、７・・・点火プラグ、８・・・冷却
水管、９・・・吸気通路、１０・・・吸気口、１１・・
・スロットルボデー、１２・・・スロットル弁、１３・
・・噴射弁取付座、１４・・・燃料噴射弁、１５・・・
燃料ポンプ、１６・・・燃料タンク、１７・・・コック
、１８・・・燃料吸入管、１９・・・燃料吐出管、２０
給油管、２１・・・接続管、２２・・・調圧弁、２３・
・・戻し管、２４・・・電磁開閉手段、２５・・・電線
、２６・・・スロットル開度センサ、２７・・・弁駆動
軸、２８・・・ブー１ハ２９−・・センサ取付部、３０
・・・ねじ、３１・・・センサ駆動軸、３２・・・リン
ク部材。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）吸気通路と該吸気通路内に弁駆動軸を介して回動
自在に設けられたスロットル弁とを有するエンジンのス
ロットルボデーにおいて、前記弁駆動軸とは別個にセン
サ駆動軸を設け、該センサ駆動軸と前記弁駆動軸とをリ
ンク部材により駆動連結したことを特徴とするスロット
ルボデー。
（２）前記スロットルボデーに前記弁駆動軸に関して横
方向に突出するセンサ取付部を一体に形成し、該取付部
に前記センサ駆動軸とスロットル開度センサとを取付け
たことを特徴とする請求項１記載のスロットルボデー。