JPH0245030Y2 - - Google Patents

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JPH0245030Y2
JPH0245030Y2 JP12428284U JP12428284U JPH0245030Y2 JP H0245030 Y2 JPH0245030 Y2 JP H0245030Y2 JP 12428284 U JP12428284 U JP 12428284U JP 12428284 U JP12428284 U JP 12428284U JP H0245030 Y2 JPH0245030 Y2 JP H0245030Y2
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JP
Japan
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internal structure
tip
barrel
cylinder
pencil
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JP12428284U
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JPS6140285U (ja
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、軸筒の先端側から内部構造体を挿入
し、口金で該内部構造体を軸筒に押し付けて固定
する構造のシヤープペンシルに関する。
「従来の技術」 従来のシヤープペンシルとしては、例えば第7
図または第8図に示すようなものがある。
すなわち、第7図に示すシヤープペンシルは、
軸筒10の先端11側から内部構造体20が挿入
され、先端11に螺合する口金30の段部31が
軸筒10の先端面に当接し、その端面32が内部
構造体20の先端部材21を軸筒10に押し付け
て固定するものであり、押し付ける構造として、
軸筒10の内側にリング状突起12が形成され、
このリング状突起12と内部構造体20の先端部
材21との間にコイルばね22が介装され、口金
30の集積する製造取付誤差をコイルばね22の
撓みにより吸収している。
また、第8図に示すものは、口金30の端面3
2により軸筒10の先端11の内側の段部13に
先端部材21aを直接押し付けるもので、誤差は
口金30の螺合量により吸収するものである。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、このような従来のシヤープペン
シルでは、前者にあつては、口金30から突出し
た鉛筆芯にコイルばね22の弾撥力より大きい筆
圧が加わると鉛筆芯が引込んでしまい使いにくい
場合があるばかりでなく、シヤープペンシルを組
み立てるときコイルばね22を部品として扱う
際、コイルばね22同志がからみあいやすく、ほ
ぐさなければならないので余計な工数がかかると
いう問題点があつた。
また、後者では、口金30を細身にせざるをえ
ないことが多いので、筆記時に口金が振れやすい
ので筆記感が悪く、また、軸筒10の先端11と
口金30との間に段差があるので一体感がなく外
観品質がよくないという問題点があつた。
また、このような問題点を解消するため、コイ
ルばね22に換え円筒を介装することがあつた
が、公差を小さく管理しなければならないのでコ
ストが嵩み、さもないとガタついたりきつく締め
すぎることにより有効な解決案となり得なかつ
た。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、内部構造体を引込まないよう確
実に固定することができ、しかも、公差も大きく
してコストダウンすることができるようにしたシ
ヤープペンシルを提供することを目的としてい
る。
「問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、軸筒の先端側から内部構造体を挿入
し、口金で該内部構造体を軸筒に押し付けて固定
する構造のシヤープペンシルにおいて、軸筒と内
部構造体との間に押圧筒を介装し、該押圧筒の一
端に圧潰部を形成したことを特徴とするシヤープ
ペンシルに存する。
「作用」 しかして、内部構造体組付時に押圧筒の圧潰部
が潰れて誤差を吸収し、圧潰部が潰れた後の押圧
筒は剛性が高く、内部構造体を引込まないよう確
実に固定できるものである。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の各種実施例を説明
する。なお、従来例ならびに各実施例につき同様
の部位には同一符号を付し重複した説明を省略す
る。
第1図〜第4図は本考案の第1実施例を示して
いる。
軸筒10のリング状突起12と内部構造体20
の先端部材21との間には押圧筒40が介装され
ている。押圧筒40は強度剛性がある合成樹脂製
で、筒本体41の端部に圧潰部42が形成されて
いる。
圧潰部42は筒本体41の端部が断片的に切欠
かれ、変形片43と変形空間44とが対をなし、
変形空間44の反対側の変形片43の根元は変形
空間44より浅く切欠かれている。変形空間44
は口金30が軸筒10の先端11に螺合され、変
形片43の回動により変形片43の頂部が引きず
られて倒れ込む位置に形成されている。
上記構成を有するシヤープペンシルを組立てる
には、押圧筒40は内部構造体20に外装するか
軸筒10に内装しておき、内部構造体20を先端
11から軸筒10内に挿入し、押圧筒40の基端
がリング状突起12に当接し、口金30を迎える
ような位置関係にする。
口金30を軸筒10の先端11に螺合させる
と、最初は軽く螺合するが端面32が内部構造体
20の先端部材21に当接すると少し堅くなる。
そこで強めに口金30を回動させると先端部材2
1が共回りし、変形片43をひきずつて変形空間
44に倒し込み圧潰させ、永久変形させる。
口金30の段部31が軸筒10の先端11の先
端面に当接すると口金30はそれ以上ねじ込むこ
とができなくなり、圧潰部42の圧潰もそこで止
まり、内部構造体20の先端部材21は押圧筒4
0を介して軸筒10のリング状突起12と口金3
0の端面32の間に挾持して固定される。
一旦圧潰した後は、口金30を緩めても変形片
43が元に戻ることはなく、必要により内部構造
体20を取外し、また再度固定することができ
る。圧潰部42は、永久変形した後も弾性を有し
ており、固定したときその弾性域内で変位して対
象に圧接し、ゆるみ止めをする。
第5図は第2実施例を示しており、三角形状の
変形片43aとしたものである。圧潰の初期にお
いて変形しやすいという利点がある。
第6図は第3実施例を示しており、巾の狭い変
形空間44aを形成し、変形片43が変形空間4
4aの端の肩部44bにもたれるようにしたもの
で、圧潰後の剛性が大きいという利点がある。
なお、圧潰部は押圧筒40の両端に設けてもよ
く、軸筒10のリング状突起12側に設けてもよ
いことはいうまでもない。
「考案の効果」 本考案に係るシヤープペンシルによれば、基本
的には剛性の高い押圧筒に圧潰部を設けて変形さ
せることにより口金をねじ込めば容易に内部構造
体を固定することができるようにし、しかも圧潰
部が圧潰した後は内部構造体が強く固定され、筆
圧により内部構造体が引込まず、使い易く、かつ
外観品質の良好なシヤープペンシルとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の第1実施例を示して
おり、第1図は一部を破断して示した押圧筒の正
面図、第2図は第1図視図、第3図は圧潰部の
展開図、第4図は略半分を破断して示したシヤー
プペンシルの正面図、第5図および第6図はそれ
ぞれ第2実施例、第3実施例に係る押圧筒の圧潰
部の展開図、第7図およ第8図はそれぞれ従来の
シヤープペンシルの縦断面図である。 10……軸筒、11……先端、20……内部構
造体、21……先端部材、30……口金、31…
…段部、32……端面、40……押圧筒、41…
…筒本体、42……圧潰部、43,43a……変
形片、44,44a……変形空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸筒の先端側から内部構造体を挿入し、口金で
    該内部構造体を軸筒に押し付けて固定する構造の
    シヤープペンシルにおいて、軸筒と内部構造体と
    の間に押圧筒を介装し、該押圧筒の一端に圧潰部
    を形成したことを特徴とするシヤープペンシル。
JP12428284U 1984-08-14 1984-08-14 シヤ−プペンシル Granted JPS6140285U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12428284U JPS6140285U (ja) 1984-08-14 1984-08-14 シヤ−プペンシル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12428284U JPS6140285U (ja) 1984-08-14 1984-08-14 シヤ−プペンシル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6140285U JPS6140285U (ja) 1986-03-14
JPH0245030Y2 true JPH0245030Y2 (ja) 1990-11-29

Family

ID=30683009

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JP12428284U Granted JPS6140285U (ja) 1984-08-14 1984-08-14 シヤ−プペンシル

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JPS6140285U (ja) 1986-03-14

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