JPH0225130Y2 - - Google Patents

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JPH0225130Y2
JPH0225130Y2 JP10427583U JP10427583U JPH0225130Y2 JP H0225130 Y2 JPH0225130 Y2 JP H0225130Y2 JP 10427583 U JP10427583 U JP 10427583U JP 10427583 U JP10427583 U JP 10427583U JP H0225130 Y2 JPH0225130 Y2 JP H0225130Y2
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JP
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cover
case body
rib
arm
ribs
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JP10427583U
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JPS6013419U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の利用分野] 本考案は車両用計器のカバーをケース本体へ係
止させるカバー係止構造に関する。
[背景技術] 第1図に示すようなケースが合成樹脂製の車両
用計器10の透明カバー12をケース本体14へ
係止させるカバー係止構造は、従来、第2図に示
すようにケース本体外周部へ設けられた係合部1
6へカバー12の外縁部をねじ18で締着する構
造であつた。
ところが、このねじ締着作業に時間がとられる
ことから、これを改善すべく、合成樹脂の弾力性
を利用して第3図乃至第6図に示すように、カバ
ー12の立設片20先端部へ複数個の被係合部2
2を延長突設させて、これをケース本体14外周
部へ設けられた筒状の係合部24へ圧入係合する
構造のものが用いられるようになつた。この被係
合部22は、板状のアーム26先端部へ爪28が
形成され、また、ビーム状の補強用リブ30がア
ーム軸方向へ立設片20の内周面からアーム26
中間部にかけて形成された構造となつている。
従つて、この被係合部22を係合部24へ単に
圧入させることによつて、ケース本体14へカバ
ー12を係止可能となつている。
しかしながら、このようなカバー係止構造で
は、第1図に示すコンビネーシヨン形のような横
幅の比較的広い計器については、計器のねじりこ
わさの値が小さくなり、車両走行時、車両振動に
よつて計器のカバーとケース本体との接合部から
きしみ音が発生する原因となつている。
[考案の目的] 本考案は上記事実を考慮し、車両走行時、車両
振動によつて計器のカバーとケース本体との接合
部から生ずるきしみ音を低減させるカバー係止構
造を得ることが目的である。
[考案の構成] 本考案に係るカバー係止構造では、カバーに形
成された被係合部をケース本体に形成された係合
部へ押圧係合させることによつてカバーをケース
本体へ係止可能となつている。
この被係合部は、カバー外周部に突設されたア
ームと、該アーム先端部へ形成された爪とを有す
る。従つて、カバーをケース本体へ一旦係止させ
ると、この爪によつてケース本体からカバーが不
用易に取外されないようになつている。
また、カバーとケース本体の接合部にはそれぞ
れ相互に略直交するリブが形成されており、カバ
ーがケース本体へ押圧係合されたときに、この一
方のリブ頂部が他方のリブ頂部へ食込むようにな
つている。従つて、ケースのねじりこわさの値が
従来構造のものよりも大きくなり、車両走行時、
車両振動による計器のカバーとケース本体との接
合部から生ずるきしみ音と低減可能となつてい
る。
[考案の実施例] 第7図乃至第10図には、本考案に係るカバー
係止構造の実施例が示されており、第1図に示す
ような横幅の比較的広いコンビネーシヨン計器1
0のカバー係止構造となつている。この計器10
は図示されないインストルメントパネルへ取付け
られるようになつている。
この計器10のケースは合成樹脂製であり、ケ
ース本体14の前面部へ指針32(第1図参照)
保護用の透明カバー12が取付けられるようにな
つている。
透明カバー12の外周部には立設片20が形成
されており、指針32の作動空間形成用となつて
いる。この立設片20先端部には複数個の被係合
部22が延長突設されている。
この被係合部22は、平板状のアーム26、該
アーム先端部へ形成された爪28及び立設片20
内周面からアーム26中間部にかけてアーム軸方
向へ形成されたビーム状のリブ34とからなる。
爪28は縦断面三角形状で爪側面の一面がアーム
内側面と一致しており、他の一面33はアーム2
6の外側面と直交している。リブ34はアーム2
6の内側面中央部へ形成されている。リブ横断面
は三角形状となつている。リブ34の軸方向先端
面35とアーム内側面は純角をなしている。
ケース本体14の前部外周部には、前記被係合
部22と対応して複数個の係合部24が形成され
ている。この係合部24は横断面四角筒状であ
り、その筒内のケース本体外面側の面36には該
筒の軸方向(第7図左右方向)と直交する方向へ
ビーム状のリブ38が形成されている。リブ横断
面は三角形状となつている。
次に、本実施例の作用を説明する。
カバー12とケース本体14の軸心を一致さ
せ、被係合部22と係合部24をそれぞれ対応さ
せる。そして、爪28先端部を係合部24の筒内
へ挿入し、カバー12をケース本体14方向へ押
圧する。このとき、爪28は係合部24の筒内上
面40及びリブ38頂部と摺動して該筒内を進行
し、リブ34先端面35がリブ38側面と当接す
る。次いで、該面35がリブ38頂部と摺動する
ときは、爪28は筒内上面40によつてケース本
体軸心側へ力を受け、アーム26は該力の方向へ
弾性的に屈曲する。これによつて、アーム26は
筒内上面40と当接する。ここで、リブ38頂点
と筒内上面40との間の寸法は、リブ34頂点と
アーム26外側面との間の寸法よりも少し短くな
つている。しかし、リブ34,38は合成樹脂製
であり、且つ、リブ34の頂部はこの押圧方向と
一致しており他方リブ38の頂部はこの押圧方向
と直交している。このため、この押圧方向の力に
対してはリブ34の頂部の方がリブ38の頂部よ
りも強度的に強くなつており、リブ37頂部がリ
ブ38頂部へ食込んで被係合部22が係合部24
筒内を進行する。そして、爪28がこの筒内を貫
通することによつてカバー12をケース本体14
へ装着させる作業が完了する。
このとき、爪28の面33は係合部24の端面
と対応している。従つて、ケース本体14からカ
バー12が不用易に取外されることがない。
また、リブ34の頂部がリブ38の頂部へ食込
んでいるので、リブ34のリブ38長手方向への
移動が強固に阻止される。従つて、ケースのねじ
りこわさの値が従来構造のものよりも大きくなつ
ており、車両走行時、車両振動によるカバー12
とケース本体14との接合部から生ずるきしみ音
を低減することができる。
なお、上記実施例におけるリブ34の軸方向は
アーム26の軸方向と一致するように配置する必
要はなく、例えば、アーム26の軸方向と直交す
る方向へ配置してもよい。この場合、リブ38の
軸方向はカバー12係止時におけるリブ34の軸
方向と略直交するように配置すればよい。
また、リブ横断面は図面で示した形状に限ら
ず、一方のリブ頂部が他方のリブ頂部へ食込むこ
とができるようにこれら頂部が尖つておればよ
い。
更に、リブ38頂部にはリブ34案内用の切込
を予め形成した構成であつてもよい。
[考案の効果] 以上説明した如く本考案に係るカバー係止構造
では、カバーとケース本体の接合部にそれぞれリ
ブが形成されており、カバーがケース本体へ押圧
係合されたときに一方のリブ頂部が他方のリブ頂
部へ食込むようになつているので、カバーのねじ
りこわさの値が従来構造のものよりも大きくな
り、車両走行時、車両振動による計器のカバーと
ケース本体との接合部から生ずるきしも音を低減
可能となつている。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例及び本考案に係るカバー係止構
造の実施例が適用されるコンビネーシヨン計器の
斜視図、第2図及び第3図はカバー係止構造の従
来例を示す縦断面図、第4図は第3図における
−線断面図、第5図はカバーをケース本体へ装
着させた第3図に対応する縦断面図、第6図は第
5図の−線断面図、第7図は本考案に係るカ
バー係止構造の実施例を示すカバー及びケース本
体の縦断面図、第8図は第7図の−線断面
図、第9図はカバーをケース本体へ装着させた状
態の縦断面図、第10図は第9図の−線断面
図である。 10……コンビネーシヨン計器、12……カバ
ー、14……ケース本体、22……被係合部、2
4……係合部、26……アーム、28……爪、3
4,38……リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カバー外周部へ突設されたアームと該アーム先
    端部へ形成された爪とを有する被係合部をケース
    本体へ形成された係合部へ押圧係合させることに
    よりカバーをケース本体へ係止させるカバー係止
    構造において、該押圧係合時に一方の頂部が他方
    の頂部へ食込むようにカバー及びケース本体の接
    合部へ相互に略直交するリブを形成したことを特
    徴とするカバー係止構造。
JP10427583U 1983-07-05 1983-07-05 カバ−係止構造 Granted JPS6013419U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10427583U JPS6013419U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 カバ−係止構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10427583U JPS6013419U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 カバ−係止構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6013419U JPS6013419U (ja) 1985-01-29
JPH0225130Y2 true JPH0225130Y2 (ja) 1990-07-11

Family

ID=30244915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10427583U Granted JPS6013419U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 カバ−係止構造

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JP (1) JPS6013419U (ja)

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JPS6013419U (ja) 1985-01-29

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