JPH0245013A - 空気清浄機及びエアーカーテン付椅子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野１ 本発明は、応接間、列車内等器こ使用されるる椅子に関
するものであるが、特に空気清浄機及びエアーカーテン
を発生させる装置を内設した空気清浄機及びエアーカー
テン付椅子に関するものである。

〔従来の技術〕

従来の椅子は、単に人が腰を掛けて休む機能しかない、
最近では劇場など人の多く集まるホールの椅子の背もた
れ部分から空調された空気が出るようにしたものが開発
されている。これは大空間を空調するのに人の座る床面
部を集中的に空調して空調エネルギーの節約をはかるも
のである。したがって、椅子にエアーカーテン機能を持
たせて空間を遮断しようとするものではないので、吹き
出す風速も極端に小さく設計されていて使用対象が限定
されていた。このようにして、従来の椅子ではレストラ
ン、料理店−ｆｉ事務所、汽車、飛行機などの喫煙席で
は煙草の煙が喫煙席外に流出したり、喫煙席を簡単に設
置することができないばかりか、焼き肉などの煙や臭い
の発生する席でも内外に悪臭等が流入出されて他人に迷
惑がかかっていた。

そこで、これらの間居点を解決するために、本願出願人
がエアーカーテン付の椅子を開発した。このエアーカー
テン付の椅子（実願昭６３−９１５９号）は、上方部に
エア吹出口を有しかつ下方部にエア吸込口を形成した椅
子本体を設け、該椅子本体の内部に送風機を内設した構
成からなり、前記送風機を介して椅子本体のエア吸込口
からエアを吸引しかつエア吹出口から排出させて、椅子
本体の上方部にエアーカーテンを形成ならしめることを
特徴とするエアーカーテン付椅子とし、また前記椅子本
体のエア吹出部にエアーカーテンの吹出方向を調節する
エア調整ノズルを付設してなるエアーカーテン付椅子に
あるに の従来方法から成るエアーカーテン付椅子について、更
に第３図と第４図によって説明する。１）は椅子本体で
あり、上方部にエア吹出口１３を有し、下方部にはエア
吸込口１２が形成されている。エア吹出口１３は椅子本
体１）の上方部に所望するエアーカーテンＡが形成され
る形状、大きさの吹出し部分があればよ（、またエア吸
込口１２はエアを吸引できる吸い込み部分があればよい
、このエア吸込口１２は、本図に示すように片側に設け
るだけでもよいが、両側（図示せず）に設けることも出
来る。　１５はエアーカーテン発生用の送風機であり、
いかなる機種でもよいが貫流式送風機が最適である。　
１４はエア通路であり、送風Ｉ！ｉ１５を介して外気を
吸引して排出する通路であると共に、エア吹出口１３か
らエアーカーテンＡを形成して吹出すためのエア通路で
もある。なお、１６は床、１７は天井、１８はエア吸引
バイブである。このように構成されている椅子本体ｌ！
によれば、送風機１５を作動すれば、エア吸込口１２が
ら空気が吸引され、エア通路１４を通して、エア吹出口
１２を介して上方部にエアーカーテンＡが吹出されるこ
とになる。

この従来方法では、椅子の上方部から吹き上げるエアー
カーテンＡが内外の空気を巻き込むと共に、その風量が
増加するために、椅子間の内部から発生する煙草の煙な
どもエアーカーテンＡに混入されてしまうことになる。

これを外部に流出しないようにするためには、天井部分
などから外部巻込風量Ｑ、以上の風量を排気し、常に内
部を負圧の状態に保つことが必要であ机 〔発明が解決しようとする課題］ かかる従来方法の課題を解決するために、椅子内部で清
浄化された空気の一部をエアーカーテンとして上方部か
ら吹き上げ、一方他の一部を外部に排出すると共に、そ
の排出風量を外部巻込風ｆｆ１Ｑ、以上にすることによ
って、椅子で囲まれた内部を常時負圧状態で保持させ更
に清浄化させるところに、本発明が解決しようとする課
題がある。

〔課題を解決するための手段Ｊ 本発明は１本願出願人が開発した前述のエアーカーテン
付椅子の改良発明であり、更に空気清浄機能を付加させ
たものであって、上方部及び後背部にエア吹出口を備え
ると共に下方部にエア吸込口を備え、かつ内部にフィル
ター、ダンパー及び送風機を内設した椅子本体から構成
して成り、前記椅子本体の送風機を介してエア吸込口か
らエアを吸引しかつ各エア吹出口から排出させて、椅子
本体の上方部にエアーカーテンを形成ならしめることを
特徴とするエアーカーテン付椅子の提供にあり、また椅
子本体のエア吸込口から吸引されたエアを前記フィルタ
ーを介して浄化し、該清浄エアの一部をエアーカーテン
として上方部から吹き上げ、かつ他の一部を椅子本体の
後背エア吹出口から外部に排出して成り、また前記椅子
本体からの外部排出風量がダンパーを介して風量調整さ
れ、かつ該風量がエアーカーテンの外部巻込７１）０１
以上とする空気清浄機及びエアーカーテン付椅子の提供
にある。

〔作　　用１ （１）上方部及び後背部にエア吹出口を備えると共に下
方部にエア吸込口を備え、かつ内部にフィルター、ダン
パー及び送風機を内設した椅子本体からなり、前記椅子
本体の送風機を介してエア吸込口からエアを吸引しかつ
各エア吹出口から排出させて、椅子本体の上方部にエア
ーカーテンを形成ならしめる構成からなっているので、
送風機を介してエア吸込口からエアを吸引して各エア吹
出口からエアを排出することができ、重に椅子の上方部
にエアーカーテンを形成させることができる。

（２）前記椅子本体のエア吸込口から吸引されたエアを
前記フィルターを介して清浄化し、該清浄エアの一部を
エアーカーテンとして上方部から吹き上げ、かつ他の一
部を椅子本体の後背エア吹出口から外部に排出して成る
構成になっているので、椅子に吸い込まれた清浄空気は
フィルターを介して清浄化され、更にその清浄空気の一
部は椅子の上方部からエアーカーテンとなって吹き上げ
られ、他の一部は椅子の後背部から外部に排出されるこ
とになる。その結果、空気清浄装置や排気ダクトなどを
別に設けなくても室内等のエアーを常時クリーンにさせ
ることができる。

（３）前記椅子本体からの外部排出風量がダンパーを介
して風量調整され、かつ該風量がエアーカーテンの外部
巻込Ｊ！Ｉ量Ｑ　、以上とする構成になっているので、
椅子で囲まれている内部を常時負圧状態に保ち煙草の煙
などが外部に流出しないようにすることができる。

〔実施例］ 以下、図面に従って本発明の実施例について説明する。

第１図は１本発明のエアーカーテン付椅子を示したもの
であり、１はその椅子本体である。

椅子本体ｌには、エア吸込口２とエア吹出口３４が形成
されている。エア吸込口２は、椅子本体１の下方部に設
けてあり、エアを吸込む部分である。エア吹出口３は、
椅子本体１の上方部に設けてあり、エア吸込口２から吸
込まれた吸込エアＢの一部を吹き上げ椅子の上部にエア
ーカーテン八を形成する部分である。エア吹出口４は、
椅子本体１の後背面に設けてあり、吸込エアＢの一部を
外部に排出する部分である。

このように形成された椅子本体ｌ内には、フィルター５
、送風Ｉ！６．ダンパー７がそれぞれ内設されている。

フィルター５は、送風機を介してエア吸込口２から吸込
まれた吸込エアＢを清浄化するためのものであり、従来
から一般的に使用されているフィルターである。なお、
送風機６はエアーカーテンＡを形成させることができる
ものであればよいが、貫流式送風機が最適である。ダン
パー７は、風量調整機であり、エア吹出口４から排出さ
れる吹出エアＣの排出風量を調整する装置である。この
ダンパー７を介して吹出エアＣの排出風量をエアーカー
テンの外部巻込風ｆｆ１Ｑ、以上にして、椅子内部を常
時負圧に保持させることができる。

第２図は、本発明から成るエアーカーテン付椅子の使用
状態を示したものであり、２個の椅子を置いた状態を示
したものである。まず、床８の上にエア吸込口２．２を
対向させて並置する。その場合、エア吹出口４．４はエ
ア吸込口２．２とは反対側の位置になるようにセットさ
れる０次に、送風ａ６を作動させると、椅子本体ｌのエ
ア吸込口２から吸込まれた吸込エアＢは、清浄化されて
一部は吹出エアＣとなり外部に排出され、一部はエアー
カーテンＡとなって、椅子上部から天井９方向に吹き上
げられる。

つまり、クリーンにされた一部のエアは吹出エアＣとし
て外部に排出されるが、残りのクリーンエアは椅子本体
１．１間を矢印方向に回転することになる。その際、排
出される吹出エアＣの風１は、エアーカーテンの外部巻
込風量Ｑ１以上にすることがよい、これは、椅子本体１
．１間で囲まれている内部が、常時負圧状態にすること
によって内部から発生する煙草の煙などを外部に流出し
ないようにするためである。

〔発明の効果］ 本発明は以上のように構成されているので、次のような
効果を有する。

ア、従来のエアーカーテン付の椅子のように天井部分に
エア吸引部を設けなくても常時室内の空気をクリーンに
することができる。

イ、本発明の椅子を用いれば椅子で囲まれている内部は
、常時負圧状態で保持されているので、その場所で発生
する煙草の煙などが外部へ流出することがない。

つ、また、本の椅子には空気浄化用のフィルターが内蔵
されているので、前記作用によって常時室内空気はクリ
ーンにされる。

このような多くの効果を有する本発明の空気清浄機及び
エアーカーテン付椅子は、レストラン、料理店、一般の
事務所、工場などで多く使用されている間仕切り用椅子
の上方向に向かって吹き上げるエアーカーテン発生機構
及び空気清浄機構を内装した椅子にすることによって、
内部で発生する煙草の煙などを外へ流出しないようにし
たり、厨房の臭いを流出しないようにしたり、また工場
などで発生する有毒ガスや、粉塵を他へ流出しないよう
にしたり又それらを清浄化することができるので、広範
囲の分野において利用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の空気清浄機及びエアーカーテン付椅子
を示した概要図、第２図は本発明からなる空気清浄機及
びエアーカーテン付椅子の使用状態図、第３図及び第４
図は従来のエアーカーテン付椅子を示した概要図と使用
状態図である。 １．１）−・・・・・椅子本体 ２．１２・・・・−・エア吸込口 ３．１３・・・・・・エア吹出口 ４・・・・・・エア吹出口 ５・・・・・・フィルター ６、ｔ５・−・・・・送風機 ７・・・・・・ダンパー Ａ・・−・−・エアーカーテン Ｂ・・・・・・吸込エア Ｃ・・・−・・吹出エア

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）上方部及び後背部にエア吹出口を備えると共に下
   方部にエア吸込口を備え、かつ内部にフィルター、ダン
   パー及び送風機を内設した椅子本体から構成して成り、
   前記椅子本体の送風機を介してエア吸込口からエアを吸
   引しかつ各エア吹出口から排出させて、椅子本体の上方
   部にエアーカーテンを形成ならしめることを特徴とする
   空気清浄機及びエアーカーテン付椅子。
2. （２）前記椅子本体のエア吸込口から吸引されたエアを
   前記フィルターを介して浄化し、該清浄エアの一部をエ
   アーカーテンとして上方部から吹き上げ、かつ他の一部
   を椅子本体の側面エア吹出口から外部に排出して成る請
   求項（１）記載の空気清浄機及びエアーカーテン付椅子
   。
3. （３）前記椅子本体からの外部排出風量がダンパーを介
   して風量調整され、かつ該風量がエアーカーテンの外部
   巻込風量Ｑ＿１以上とする請求項（１）及び（２）記載
   の空気清浄機及びエアーカーテン付椅子。