JPH07500766A

JPH07500766A - 環境処理

Info

Publication number: JPH07500766A
Application number: JP5501475A
Authority: JP
Inventors: チュンチャン; アレン　ライン　シー．
Original assignee: エアー　イノヴァイテヴ　システムス，インコーポレイテッド
Priority date: 1991-06-26
Filing date: 1992-05-26
Publication date: 1995-01-26
Also published as: WO1993000149A1; EP0593527A4; CA2111576A1; EP0593527A1; US5129928A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】Ｕ■ 本発明は、減少したアレルギー抗原固体群の環境を提供するための方法及び装置に関する。

米国では、５千万人を超える人々がアレルギー性鼻炎又は喘息等のアレルギー性呼吸疾患を患っている。これらの患者の多くは、埃ダニ（ｄｕｓｔ　５ｉｔｅ）に反応するアレルギーである。埃ダニは、カーペット、ソファ等に見られ、急速に繁殖すること、ヒトの皮膚を食うこと、注意深く掃除してもカーペットや大部分の繊維から根絶することは雛しいこと、また１ないし１０マイクロメートル程度の寸法で、絨穂、室内装飾材料、マツトレス等に老廃物を生ずることが知られており、また駆除されたときには風塵となるが、比較的短い時間（約３０分）しか風塵となっていない０強いダニ・アレルギー抗原は、室内、特に空気が温か（（華氏７０度）、湿気のある状態（湿度３０％以上）で繁殖する。埃ダニは急速に繁殖し、かつ継続的に排泄物を生ずるので、ダニ駆除剤又は密閉された部屋での空気が継続的に交換されるクリーン・ルーム技術の使用によってこれに対処しようとする試みは成功するに至っていない、アレルギー抗原は、患者自身の動き及び／又は他者の存在によって患者の高い空気の通路及び低い空気通路の両方に到達する。患者の様々なアレルギー抗原に対する累積的な露出を減少することによって、やがては、アレルギー性鼻炎及び喘息の症状を減するアレルギーの限界値を改良することとなる。

本発明の一つの側面によれば、空気流から埃ダニ、排泄物その他の微粒子汚染物を排除するためのフィルター構造を通る循環路における局地的な低速層流のシステムが設けられており、かかる空気流は、患者の頭（特に口及び鼻）がこれを受けるよう調整されている下方向に向けられた外部部分を有する。特に、システムは、減少したアレルギー抗原固体群の環境を提供するために適合されており、かつ吸気口を有するベース・ユニットと、断面積約０．１５千万メートルの排気口を有するヘッド・ユニットと、ベース・ユニットおよびヘッド・ユニットを相互接続し、かつベース・ユニット上で下方向に向けた排気口とともにヘッド・ユニットを支持する断面積０．０１平方メートル未満のダクト構造と、排気口から約０．５メ一トル離間した断面積約０．　５平方メートルの処置区域を秒速０．２メートル未満の速度で通る排気口から、空気流層を生ずるベース・ユニット内の送風機構造と、処置区域において０．　５マイクロメートルを超える寸法の微粒子の密度を１立方フイート当たり２０．０００未満とするよう空気流から微粒子を取り除くことを目的とする排気口と吸気口の間のフィルター構造と、を含むものである。

特定の実施例において、フィルター構造は空気流から０．１２マイクロメートル以上の微粒子を取り除くよう調整された高性能＋９９．９％以上の性能）微粒子除去フィルターを含み、さらにシステムは、ベース・ユニットにおけるヒーター構造と、動力源を切りだときに微粒子汚染物がダクト構造を通つてヘッド・ユニットからベース・ユニットに流入することを防ぐためのバルブ構造と、ヘッド・ユニットにおけるダクト構造に隣接した拡散（ｄｉｒｆｕｓｅｒ）構造と、ヘッド・ユニットに・おける光源及びベース・ユニットにおける光源制御装置と、空気流層の速度を０．０５ないし０．１５メートルの範囲で変化させるためのベース・ユニットにおける送風機構造制御装置と、を選択的に含む。

本発明の他の側面によると、減少したアレルギー抗原固体群の環境を提供するための工程であって、下方向に向けられた部品とともに排気口から秒速的０．２メートル未満の速度で、排気口から最高で約０．　５メ一トル離れた位置にある処置区域を通じて流れる空気流層を生ずる手段と、処置区域における０、５マイクロメートルを超＾る寸法の微粒子の密度が１立方フイート当たり２０．０００未満にするよう排気口から放出される前に空気流から微粒子を取り除く手段と、を含む工程が設けられている。該工程は、断面積０．１５平方メートル未満の排気口を有するヘッド・ユニットを設ける手段と、排気口が下方向に対面するようヘッド・ユニットを支持する手段と、を含むことが望ましい。

空気流処理装置は、固定式又は移動式のいずれであってもよく、また長さ約１メートル、断面積約０．５平方メートルの空気流経路の外部環状部分をもって流動経路において清潔な空気の空気流を秒速０．１メートルの速度で提供することが望ましい。

本発明によるシステム及び工程は、穏やかな空気流を提供し、−貫して低い数値の微粒子量（断面積約０．１平方メートルの局地的な部位において１立方フイート当たり微粒子数２０．０００未満）を維持する。これに対して、従来技術のシステムでは、微粒子数に大幅な変動があり、処置区域においてはるかに多くの量の微粒子が存在し、かつ／又は空気流の速度が実質的にこれを上回るものである。

本発明のその他の特徴及び利点を、以下の図面に関連して、以下の特定の実施例とともに説明する。

第１図は２本発明によるシステムの斜視線図である。

第２図は、第１図に示すシステムのベース・ユニットを通じた断面線図である。

第３図は、第１図に示すシステムのヘッド・ユニットを通じた断面線図である。

第４図は、第３図に示すヘッド・ユニットの底面線図である。

第５図は、第１図に示すシステムによつて製造される層空気流構造を線で示したものである。

第６図は、従来技術によるシステムと本発明によるシステムの作用を比較したものである。

第７ａ、７ｂ及び７０図は、従来技術によるシステム２個と本発明によるシステムを比較したものである。

第８図は、本発明による別のシステムの線図である。

第９図は、第８図に示すシステムを通じた断面線図である。

１定０！胤透辺皿皿第１図を参照すると、システムは、帽約０．３メートル、深さ約０．　３メートル、高さ約０．６メートルであり、吸気ボート１２及び電源コード１３を有するベース・ユニット１０を含むものである。第２図に示すように、ベース・ユニットには、防音室内に設けられている変速可能なファン式送風撮１４と、洗浄可能なプレフィルタ−（ｐｒｅｆｉｌｔｅｒ）ｌ　８と、厚さ約１５センチ・メートル、輻及び長さ約２０センチ・メートルの寸法であり、０．１２マイクロメートル以上の寸法の微粒子を９９．９９９％除去するための高性能微粒子除去フィルター・ユニット２０　（Ｆｉｎａｌ　Ａｉｒ　Ｍｏｄｅｌ　９Ｆ）と、ヒーター２２と、が収納されている。ベース−ｊ−ニット１０は、照明の稼働、流体速度の制御等を目的とした制御スイッチ２８−１．２８−２．２８−３を含む制御装置を含むものである。ユニット１０は、吸気口３２において網目状の！１ｌｔｉｌ板３０を有する。ダクト部分３４−１　（直径約３センチメートル、長さ約１メートルの直線部分）及び３４−２（旋回半径約２５センチ・メートルで、同一の直径を有する湾曲部分）は、門型バルブ閉鎖構造３８と、３４−２部分に据え付けられたヘッド・ユニット３６と、を有する。

第３図及び第４図に示すように、ヘッド・ユニット３６内には、円錐形の拡散ユニット４０と、円形の照明ユニット４２と、直径約２０センチ・メーターであり、床から約１．８メートルの高さに設けられた排出ポート構造４４と、が設けられている。ヘッド・ユニット３６は、放散された低速度の流れを提供し、また閉鎖構造３８は、システムが作用していないときに、システム内部を汚染された外気から隔離する。ランプ４２に追加した補足的又は付属的装置をヘッド・ユニットに組み込み、ベース・ユニット１０から制御する。

空気流の図表を第５図に示した。空気流５０は、処置区域５４を通って１面積約０．　２平方メートルの流れに流入するために１秒速約０．１メートルの定格速度で、ヘッド・ユニット３６から現れる空気流層部分５２を含む、流れは、約１メートルの長さ以上で、処置区域５４から、流体部分５６に沿つて吸気区域１２まで拡散し続ける。第５図において、空気流の方向が図表で示されている。

１５フイート×２０フイートの密閉された部屋で稼働する商業的に入手可能なシステムは、約２０分間で、０．５マイクロメートルを越える大きさの微粒子を約８５．０００個（５８地点）から４５．０００個に減じ、第６図の区域６０で示すように約４５．０００個を維持した。約５分後（６２地点）、商業的なシステムの電源を切ると、微粒子の数は、６４に示すように急激に増加した。約２０分後、第１図ないし第４図に示した種類の処理システムを稼働した（６Ｃ地点）、空気流における微粒子の数は急激に（６８地点）１５．０００未満まで減少し、区域６９に示すようにこの水準に維持された１本発明の処理システムは、３分未満で、市販のシステムの微粒子密度の３分の１未満の微粒子密度の空気流を生じた。　また、本発明によるシステムと市販の２個のシステムとの０．　５マイクロメートル以上の微粒子密度（クリノット４１００−ル−ザー在空微粒子測定機によって測定され、またメット・ワン・レーザー在空微粒子特定機によって確認される１千草７ａ図を参照すると、測定された微粒子数は１本発明を稼働した時点（７０地点）で約ｓｏ、ｏｏｏであり、急速に（３分未満で）微粒子数的１５．０００　（７２地点）に減少し、また埃が発生たとき（７６地点）であっても、この水準（区域７４）を維持した。

第７ｂ図を参照すると、測定された微粒子数は、従来技術の市販のシステムを稼働したとき（７８地点）に約９０，０００であり、同一の埃テスト（８０地点）まで、適度に一定に保たれるが、前記埃テストによって微粒子数は、約１５分間に渡りで１４０．０００をわずかに下回る水準にまで増加しく８２地点）、その後微粒子数は徐々に約１００，０００（８４地点）の水準に戻る。従って、この市販のシステムは、長期間、実際に埃を集めて、空気流に閉じこめる水平空気流パターンを有する。第７Ｃ図を参照すると、測定された微粒子数は、第２の従来技術による市販のシステムを稼働した時点（８Ｃ地点）で約１１０．０００であり、微粒子数は、４０分間で約５０．０００に減少しく８８地点）、その後間− の埃テスト（地点９０）によって微粒子数が約７０．０００に増加したが、その後微粒子数は約５０，０００に戻った（９２地点）、このように、この第２の市販のシステムは１局地的な埃による妨害を取り除くのに有効でない、空気清浄のための空気循環パターンを有するものである。

区域５４において垂直下向き部分を有する低速度の清潔な空気の流れは、空気の乱れや埃による妨害を最少化し、処置区域５４におかれた患者の呼吸経路に正の圧力区域を創造し、またかき乱された夜空微粒子が正の圧力区域に進入することを防ぐ、夜空微粒子の約９０％がかき乱された区域から直接、乱された区域の下に放出されるので、この夜空微粒子のほぼ１００％が処置区域５４から除去される（又はベース・ユニット１０の吸気口に循環する）、比較的低速度の空気流をさらに長い時間（睡眠中８時間ないし１０時間）患者の顔に向けることができ、またこの速度は、制御装置２８−３によって患者自身の好みに応じて調節できる。

第８図及び第９図は、ベース・ユニット１０Ａ、ダクト３４Ａ及びヘッド・ユニット３６Ａを有するより小さい移動式システムの線図である。かかるシステムは、対象区域が小規模であるが、アレルギー源が存在する場所へ容易に移動する（ベット１００に隣接したテーブル９８．タクシ−内、ピクニック区域又は劇場等）、１１１９図を参照すると、システムは、暢約０．　２メートル、深さ約０．２メートル、高さ約０．　２メートルであり、吸気ボートを有する、ベース・ユニット１０Ａを含み、吸気ボートには、数マイクロメートルの寸法の微粒子を除去するために、互いに交換可能な洗浄可能な木炭性（ｃｈａｒｃｏａｌ）プレフィルタ−１０２が設けられている。第９図に示すように、ベース・ユニットＩＯＡには、再充電可能な電池１０４と、速度可変ファン式送風機１４Ａと、空気混合室１０６、フィルター１０２よりも小さい微粒子を取り除くための第２のプレフィルタ−１８Ａと、第２の空気混合室１０８と、が収納されている。また、ベース・ユニット１０は、ライト４２Ａの稼働、流動速度の制御等のための制御スイッチ２８Ａを含む制御装置２６Ａを含む、直径約５センチメートル、長さ約１メートルの可撓空気グクト３４Ａは、関節連結構造１１０によってヘッド・ユニット３６Ａと連結している。ヘッド・ユニット３６Ａには、空気流から０．１２マイクロメートル以上の寸法の微粒子を取り除くための、直径約０．　１メートル、長さ０．　１メートルの円筒形の高性能微粒子空気フィルターユニット１１２と１円形のライト・ユニット４２Ａと、アイリス閉鎖バルブ３８Ａで閉鎖するよう調整されている直径約０゜１５メートルの放出ボート構造４４Ａと、が設けられている。ヘッド・ユニット３６Ａは、拡散された低速度の流れを提供し、また閉鎖構造３８Ａは、システムが作用していないときに、汚染された外気からシステム内部を隔離する。

本発明の特定の実施例は、上記の通りであるが、様々な修正が当業者にとって明かであり、従って本発明を開示された実施例又はその詳細のみに限定することを意図するものではなく、また本発明の精神及び範囲内でかかる実施例からの逸脱は可能である。

へＦＩＧ、５時　間（分）時　間０分）補正書の翻訳文の提出書（特許法第１８４条の８）平成５年１２月２７日

Claims

【特許請求の範囲】１　吸気口を有するベース・ユニットと、断面積が０．１５平方メートル未満である排気口を有する、ヘッド・ユニットと、断面積が０．０１平方メートル未満であって、前記ベース・ユニットとヘッド・ユニットとを相互に接続し、また前記排気口が下方向に向けられるように、前記ヘッド・ユニットを前記ベース・ユニット上に支持するダクト構造と、０．５メートル離間している断面積０．５平方メートルで前記排気口の処置区域を前記排気口から秒速１メートル未満の速度で通過する層流を生ずるための前記ベース・ユニット内の送風機構造と、前記吸気口と前記排気口との間にあり、前記処置区域における０．５マイクロメートルを超える寸法の微粒子の密度が１立方フィート当たり２０，０００未満となるよう、前記空気流から微粒子を除去するためのフィルター構造と、を備えた、減少されたアレルギー源固体群の環境を提供するためのシステム。２　前記フィルター構造が前記空気流から０．１２マイクロメートル以上の微粒子を取り除くよう調整されている請求項１記載のシステム。３　前記フィルター構造が前記ベース・ユニット内に設けられている請求項１記載のシステム。４　前記フィルター構造が前記ヘッド・ユニット内に設けられている請求項１記載のシステム。５　前記ベース・ユニット内にヒーター構造をさらに含む請求項１記載のシステム。６　システムが稼働していないときに、汚染された微粒子が前記ヘッド・ユニットから前記ダクト構造を通って前記ベース・ユニットに流入することを防ぐためのバルブ構造を含む請求項１記載のシステム。７　前記バルブ構造が門型である請求項６記載のシステム。８　前記バルブ構造がアイリス型である請求項６記載のシステム。９　前記バルブ構造が前記吸気口に隣接する請求項６記載のシステム。１０　前記タクト構造に隣接した前記ヘッド・ユニット内に設けられる拡散構造をさらに含む請求項１記載のシステム。１１　前記ヘッド・ユニット内の光源と、前記ベース・ユニット内の光源制御装置と、をさらに含む請求項１０記載のシステム。１２　前記ベース・ユニット内に、前記層流の速度を秒速０．０５から０．１５メートルの範囲で変化させるための送風機構造制御装置をさらに含む請求項１記載のシステム。１３　前記吸気口内の主フィルター構造と、前記排気口と前記ベース・ユニットの間に設けられ、システムが稼働していないときに、汚染された微粒子が前記ヘッド・ユニットから前記ダクト構造を通って前記ベース・ユニットに流入することを防ぐためのバルブ構造と、をさらに含む請求項１２記載のシステム。１４　前記フィルター構造が前記空気流から０．１２マイクロメートル以上の微粒子を取り除くよう調整されている請求項１３記載のシステム。１５　前記ヘッド・ユニット内の光源と、また前記ベース・ユニット内の光源制御装置と、を含さらにむ請求項１４記載のシステム。１６　前記送風機構造へ電力供給するための前記ベース・ユニット内の再充電可能な電池をさらに含む請求項１５記載のシステム。１７　前記排気口から０．５メートル離間した前記排気口の下に設けられた処置区域を排気口から秒速０．１２メートル以上の速度で遜る垂直的に下向きの部分を有する空気流層を生成する手段と、前記処置区域の０．５マイクロメートルより大きい微粒子の密度が１立方フィートにつき２０，０００未満になるようにするための、前記排気口から放出する前に前記空気流から微粒子を取り除く手段と、を備えた、アレルギー源固体群が液少された環境を提供するための工程。１８　０．１５平方メートル未満の断面積を有する排気口を有するヘッド・ユニットを設ける手段と、前記排気口が下方向に向くよう前記ヘッド・ユニットを支持する手段とねをさらに備えた、請求項１７記載の工程。