JPH056842Y2 - - Google Patents

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JPH056842Y2
JPH056842Y2 JP915988U JP915988U JPH056842Y2 JP H056842 Y2 JPH056842 Y2 JP H056842Y2 JP 915988 U JP915988 U JP 915988U JP 915988 U JP915988 U JP 915988U JP H056842 Y2 JPH056842 Y2 JP H056842Y2
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JP
Japan
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air
chair
chair body
air curtain
curtain
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JP915988U
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は応接間、列車内等に使用される椅子に
関するものであるが、特にエアーカーテンを発生
させる装置を内設したエアカーテン付の椅子に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来の椅子は、単に人が腰を掛けて休む機能し
かない。最近では劇場など人の多く集まるホール
の椅子の背もたれ部分から空調された空気が出る
ようにしたものが開発されている。これは大空間
を空調するのに人の座る床面部を集中的に空調し
て空調エネルギーの節約をはかるものである。し
たがつて、椅子にエアーカーテン機能を持たせて
空間を遮断しようとするものではないので、吹き
出す風速も極端に小さく設計されていて使用対象
が限定されていた。このようにして、従来の椅子
ではレストラン、料理店、一般事務所、汽車、飛
行機などの喫煙席では煙草の煙が喫煙席以外に流
出したり、喫煙席を簡単に設置することができな
いばかりか、焼き肉などの煙や臭いの発生する席
でも内外に悪臭等が流入出されて他人に迷惑がか
かつていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような問題点を解決するために、従来の
単なる椅子としての機能以外に、座席の内部又は
外部の空気を流入出させないようにするところに
本考案が解決しようとする問題点がある。すなわ
ち、従来の椅子の上方部から天井方向に向けてエ
アーカーテンを形成させることによつて、椅子の
上方の自由空間部に内部と外部との空気流通を遮
断させることができる。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる問題点を解決するために、本考案は開発
したものであつて、上方部にエア吹出口を有しか
つ下方部にエア吸込口を形成した椅子本体を設
け、該椅子本体の内部に送風機を内設した構成か
らなり、前記送風機を介して椅子本体のエア吸込
口からエアを吸引しかつエア吹出口から排出させ
て、椅子本体の上方部にエアーカーテンを形成な
らしめることを特徴とするエアーカーテン付椅子
とし、また前記椅子本体のエア吹出部にエアーカ
ーテンの吹出方向を調節するエア調整ノズルを付
設してなるエアーカーテン付椅子にある。すなわ
ち、本考案の問題点を解決するための手段は、
従来の椅子内に空洞部を設けると共にエアーカー
テン発生用の送風機を内設したエアーカーテン付
の椅子にしたこと、前記エアーカーテン付の椅
子の上方部にエア吹出口を設けると共に下方部に
エア吸込口を形成したこと、前記送風機を作動
してエア吸込口からエアを吸引してエア吹出口か
ら排出すること、このエア吹出口からのエア排
出によつて椅子上方部にエアーカーテンを形成さ
せること、にある。
〔作用〕
(1)上方部にエア吹出口を有しかつ下方部にエア
吸込口を形成した椅子本体を設け、該椅子本体の
内部に送風機を内設した構成からなり、前記送風
機を介して椅子本体のエア吸込口からエアを吸引
しかつエア吹出口から排出させて、椅子本体の上
方向にエアーカーテンを形成ならしめる構成から
なつているので、エアーカーテン発生用送風機を
介して椅子本体のエア吸込口から外気を吸引すれ
ば、吸込まれたエアは椅子本体の空洞部分を通つ
てエア吹出口から排出される。この排出によつ
て、椅子本体の上方部にエアーカーテンが形成さ
れることになる。(2)前記椅子本体のエア吹出部に
エアーカーテンの吹出方向を調節するエアー調整
ノズルを付設してなる構成からなつているので、
椅子本体の上方部に形成されるエアーカーテンを
自在の方向に形成させることができる。
〔実施例〕
以下、図面に従つて本考案の実施例ついて説明
する。
第1図は本考案のエアーカーテン付椅子を示し
たものであり、イは全体斜視図、ロはその縦断面
図である。ハは他の実施例を示した縦断面図であ
る。1はソフアー等の椅子本体であり、上方部に
エア吹出口2を有し、下方部にはエア吸込口3が
形成されている。エア吹出口2は椅子本体1の上
方部に所望するエアーカーテンが形成される形
状、大きさの吹出し部分があればよく、またエア
吸込口3は外気のエアを吸引できる吸い込み部分
があればよい。このエア吸込口3は、ロ図に示す
ように背もたれの下方の片側に設ける場合と、ハ
図に示すように足もと下側に設ける場合とがあ
る。勿論、より効果を高めるために両側に設ける
こともできる。5はエアーカーテン発生用の送風
機であり、いかなる機種でもよいが貫流式送風機
が最適である。4はエア通路であり、送風機5を
介して外気を吸引して排出する通路であると共
に、エア吹出口2からエアーカーテンAを形成し
て吹き出すためのエア通路でもある。
このように構成されている本考案の椅子本体1
によれば、送風機5を作動すれば、エア吸込口3
から外気が吸引され、更にエア通路6を通してエ
アーカーテンAが形成されると共にエア吹出口2
を介して上方部にエアーカーテンAが吹き出され
ることになる。つまり、本考案からなる椅子本体
1は従来の椅子にエアーカーテン発生用の送風機
5を内設したところに特徴を有するものである。
第2図は、エアの風向を調節するエア調整ノズ
ルを示したものである。エア調整ノズル6は、前
記椅子本体1のエア吹出口2の上方縁部に付設さ
れおり、エア通路6を通して吹き出されるエアー
カーテンAの風向を自在に調節するためのノズル
である。このエア調整ノズル6は、吹き出し角度
を自在に調節できるものでればいかなるノズルで
もよい。このようなエア調整ノズル6を付設する
ことによつて、設置場所に風が吹いていても、そ
の風上側に角度をつけて風に対抗して安定したエ
アーカーテンAを形成することができ、しかも室
内に換気口がが設けてある場合には、その換気口
に向けてエアーカーテンA吹き出すことができ
る。
第3図および第4図は、本考案からなるエアー
カーテン付椅子の使用状態を示したものであり、
第3図は待合い所、会議室等に配設した場合、第
4図は列車等の座席に配設した場合をそれぞれ図
示したものである。
普通、駅や病院等の待合い所やオフイスの会議
室などに椅子をセツトする場合は、第3図に示し
たように配設される。つまり、椅子本体1をコ字
状又はロ字状になるようにセツトし、その内側に
灰皿Bがセツトさせる。この場合、本考案からな
るエアーカーテン付の椅子本体1を用いれば、ロ
図に示すようにタバコE又は灰皿Bから立ちこめ
る煙は、椅子本体1の背もたれの部分から吹き上
げられるエアーカーテンAによつて外部と遮断さ
れるので、壁面等がなくても外部の場所にタバコ
Eの煙が流れることがない。なお、7はタバコE
の煙等の排ガスを吸い込ませるために天井に取付
けた空気清浄機等の吸引口である。この吸引口7
によつて、エアーカーテンAの形成を良好にする
と共に、その風向と風速をより一層高めることが
できる。
次に、ステージ、ホール、列車等の座席は椅子
が前から順に配設されている。したがつて、座席
から立ちこめるタバコEの煙があたりに流れ込み
他人に迷惑となる。この場合第4図に示すように
本考案からなる椅子本体1を従来どおりに配設さ
れていても、座席ごとに喫煙席又は禁煙席として
使用することができるので、他人に迷惑をかける
ことがない。つまり、第4図に図示されているよ
うに、前席に本考案からなるエアーカーテン付の
椅子本体1をセツトすれば背もたれ上にエアーカ
ーテンAが形成されるので、後部座席の人がタバ
コEを吸つていても煙は前の方には流れ込むこと
はない。特に列車D等には本考案のエアーカーテ
ン付椅子は最適となる。
〔考案の効果〕 本考案は上記のように構成されているので、従
来の休息を目的とした椅子の機能に加えて椅子を
並べるだけという簡単な手段で遮断された空間を
提供することができるから、装飾性を損ねること
もなく、喫煙所や焼肉などの煙、臭いを外へ流出
させずに快適な空間部を提供することができるの
で、施工面、取扱面、経済面、実用面から見ても
有効なエアーカーテン付の椅子を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のエアーカーテン付椅子の全体
斜視図と縦断面図、第2図はエア調整ノズルの取
付け状態図、第3図と第4図は本考案からなるエ
アーカーテン付椅子の使用状態を示した概要図で
ある。 1……椅子本体、2……エア吹出口、3……エ
ア吸込口、4……エア通路、5……送風機、6…
…エア調整ノズル、7……吸引口、A……エアー
カーテン、B……灰皿、C……座席、D……列
車、E……タバコ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上方部にエア吹出口を有しかつ下方部にエア
    吸込口を形成した椅子本体を設け、該椅子本体
    の内部に送風機を内設した構成からなり、前記
    送風機を介して椅子本体のエア吸込口からエア
    を吸引しかつエア吹出口から排出させて、椅子
    本体の上方部にエアーカーテンを形成ならしめ
    ることを特徴とするエアーカーテン付椅子。 (2) 前記椅子本体のエア吹出部にエアーカーテン
    の吹出方向を調節するエア調整ノズルを付設し
    てなる請求項第(1)のエアーカーテン付椅子。
JP915988U 1988-01-27 1988-01-27 Expired - Lifetime JPH056842Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP915988U JPH056842Y2 (ja) 1988-01-27 1988-01-27

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JP915988U JPH056842Y2 (ja) 1988-01-27 1988-01-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01114860U JPH01114860U (ja) 1989-08-02
JPH056842Y2 true JPH056842Y2 (ja) 1993-02-22

Family

ID=31215667

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012013264A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Japan Tobacco Inc 喫煙空間の局所換気方法

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JP2650087B2 (ja) * 1994-11-16 1997-09-03 株式会社トーヨコ理研 空気清浄機付きパーティションを用いた空調ルーム
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JPH01114860U (ja) 1989-08-02

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