JPH0244484A - バーコード・リーダー - Google Patents

バーコード・リーダー

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JPH0244484A
JPH0244484A JP63195380A JP19538088A JPH0244484A JP H0244484 A JPH0244484 A JP H0244484A JP 63195380 A JP63195380 A JP 63195380A JP 19538088 A JP19538088 A JP 19538088A JP H0244484 A JPH0244484 A JP H0244484A
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JP
Japan
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barcode
digital data
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scan
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Prior art date
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JP63195380A
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English (en)
Inventor
Masamichi Yumino
弓野 正道
Naoko Yoshida
尚子 吉田
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Eastman Kodak Japan Ltd
Original Assignee
Eastman Kodak Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ボイド、スポットなどのノイズがバーコー
ドに存在しても正確な読み取りを行うことが可能なバー
コード・リーダーに関する。
(従来の技術) 第4図は、従来のバーコード・リーダーの構成の一例を
示すブロック図である。この図により、従来のバーコー
ド・リーダーの動作を説明する。
商品名、値段、商品メーカー名などを表すために紙面P
上に設けられたバーコードBの黒バーと白バーとの組み
合わせがスキャナlによって読み数られる。スキャナ1
は1ライン分の読み取りを可能にする1列の読み取り素
子(例えばCCD)を備えている。スキャナ1の読み取
り素子によって読み取られたバーコードBを表すアナロ
グ信(号は増幅器2で増幅された後、A/D変換器3に
よってnビットのディジタル・データへ変換される。
このディジタル・データのそれぞれのビットは、2値化
回路5において、所定のレベルを表すスレッシシルト・
データと比較されて、バーコードBにおける自バー及び
黒バーの配列及び組み合わせに対応する2値データとし
て出力される。2値化回路5かもの2値データはデコー
ダ6に入力され、ここでアスキー・コード(ASCII
)などの所定の符号に変換されて、バーコード読み取り
のための符号信号が出力される。
(発明が解決しようとする課題) 以上の説明かられかるとおり、第4図に示された従来の
バーコード・リーダーにおいては、バーコードBにボイ
ド、スポットなどのノイズが存在しない正常な状態では
、スキャナ1がも出力されるアナログ信号はバーコード
BI:対応したものにな、るので、正しい読み取りが行
われる。しかしながら、バーコードBがボイドやスポッ
トなどのノイズを含んでいると、必ずしも正確な読み取
りが行われるとは限らない。これを、第5図の(a)〜
(d)を参照しながら説明する。
第5図(a)は、バーコードBに、ある程度の幅を持つ
スポットb、とボイドb2とが存在する場合を図式的に
表したものである。いま、スキャナ1がスキャン中ライ
ン■に沿ってバーコードBを読み取ったとすると、スキ
ャン・ライン■上にはボイドもスポットも存在しないの
で、スキャナ1は、第5図(b)に示されるような、バ
ーコードBに正しく対応した信号を出力する。しかしな
がら、スキャナ1がスキャン・ラインHに沿ってバーコ
ードBを読み取ったとすると、ある大きさのスポットb
、がスキャン・ライン■上に存在するため、スキャナ1
からの出力は第5図(C)に示すものとなる。すなわち
、スポットb1は細い黒バーとして読み取られてしまう
ので、元のバーコードBとは異なるバーコードが認識さ
れてしまう。
また、スキャナ1がスキャン・ライン■に沿ってバーコ
ードBを読み取った場合、黒バーの上にその幅に相当す
るボイドb、が存在するので、スキャナ1からの出力は
第5図(d)のようになり、ボイドb2のある黒バーは
読み落とされてしまうことになる。
このように、従来のバーコード・リーダーには、バーコ
ードにボイドやスポットなどのノイズが含まれていると
、こうしたノイズを細バーや細スペースとして読み取っ
てしまったり、読み取るべきバーを読み取らなかったり
して完全なデコードができず、読み取りに誤りが生じる
という問題点があった。
この発明はこうした問題点を除去するために成されたも
ので、精度良くバーコードをデコードすることができる
バーフード・リーダーを提供することを目的とするもの
である。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明のバーコード・リー
ダーは、スキャナからの出力信号に基づいてバーコード
の特徴を抽出し、該特徴を表す信号を出力する特徴抽出
手段と、該特徴抽出手段からの出力信号に基づいて、バ
ーコードを読み取る読取手段とを具備する。
バーコードの読み取りをディジタル的に行うに際しては
、本発明のバーコード・リーダーは、スキャナからのア
ナログ出力信号をディジタル・データに変換する変換手
段と、該変換手段から出力されたディジタル・データに
基づいてバーコードの特徴を抽出し、該特徴を表すデー
タを出力する特徴抽出手段と、該特徴抽出手段から出力
されるデータに基づいて、前記バーコードを読み取る読
取手段とを具備する。一実施例においては、前記変換手
段は、前記アナログ信号をスキャン順にディジタル・デ
ータに変換するA/D変換器であり、前記特徴抽出手段
は、該A/D変換器からのディジタル・データを1スキ
ャンライン分ずつ順に記憶するとともに、既に記憶され
ていた前回のスキャンで得たディジタル・データを読み
出すRAMと、該RAMから読み出されたディジタル・
データと該RAMに現在格納されているディジタル・デ
ータとを個別に記憶するラッチ回路と、該ラッチ回路に
記憶されたディジタル・データどおしを平均化し、前記
バーコードの特徴を表すデータを出力する平均化回路と
、を備えている。また、別の実施例においては、前記変
換手段は、前記アナログ信号をスキャン順にディジタル
・データに変換するA/D変換器であり、前記特徴抽出
手段は、該A/D変換器から出力される1つのスキャン
ラインでのディジタル・データと他のスキャンラインで
のディジタル・データとの平均値を求めて前記バーコー
ドの特徴を表すデータを出力するようにプログラムされ
たマイクロコンピュータを有する。
バーコードの読み取りをアナログ的に行うに際しては、
本発明のバーコード・リーダーは、バーコードの異なる
位置を読み取るように配置された複数個のスキャナを設
け、該複数個のスキャナから出力されるアナログ信号ど
おしを平均化して、バーコードの特徴を表すアナログ信
号を出力する平均化手段と、該平均化手段からのアナロ
グ信号に基づいて前記バーコードを読み取る読取手段と
を具備する。
(作用) 上記のように構成されたバーコード・リーダーでは、バ
ーコードにボイドやスポットなどのノイズが含まれてい
ても、スキャナからの出力信号に基づいてバーコードの
特徴を抽出することにより、バーコード内のノイズが除
去される。
(実施例) 第1図は、この発明に係るバーコード・リーダーの一実
施例のブロック図である。なお、第4図に示した従来例
と同様の構成要素には、同一の参照符号及び数字が使用
されている。図かられかるとおり、この実施例が第4図
の従来例と相違するのは、A/D変換器3と2値化回路
5との間に特徴抽出回路4を設けたことである。
特徴抽出回路4は、同じバーコード上を異なるスキャン
・ラインに沿ってスキャンして得たデータに基づいて当
該バーフードの特徴を抽出することにより、バーコード
に含まれるボイドやスポットなどのノイズを実質的に除
去する働きをするものである。特徴を抽出する手法とし
ては、例えば、複数回のスキャンによって得たデータの
平均値を求めることが挙げられる。第5図(a)に示さ
れるようにボイドやスポットがバーコードに含まれてい
る場合、こうしたボイドやスポットの上をスキャンした
ときのデータは、府述のとおり、誤りを含んでいること
がある。しかしながら、各回のスキャンで得たデータを
加え合わせてその平均値を求め、且つ、適切にスレッシ
ョルド・レベルを決定することにより、黒バーと自バー
とを正確に識別することができ、ノイズの影響を除去す
ることが可能となる。平均値を求める以外にも、バーコ
ードの特徴を抽出するためには、A/D変換器3からの
ディジタル・データを微分して各ディジタル・データの
エツジを強調する方法など、どのようなものも、この発
明の特徴抽出回路に使用することが可能である。
以下、本発明に係る特徴抽出回路の構成及び動作につい
て説明するが、理解を容易にするために、2回の異なる
位置でのスキャンから得たディジタル・データの平均値
を求める場合を例にあげて説明する。第2図は、そのた
めの特徴抽出回路の一例を示すブロック図である。
スキャナ1がm個のCCDを有するCCDスキャナであ
るとすると、CCDスキャナ1は一時にm個のディジタ
ル・データを出力し、A/D変換器3はこのディジタル
・データのそれぞれをnビットのデータに変換する。特
徴抽出回路4は、1回のスキャンによりA/D変換器3
から出力されるそれぞれがnビットのm個のディジタル
・データを少なくとも蓄積することのできる容量を持つ
ランダム・アクセス・メモリ(RAM)7を備える。
RAM7に対するディジタル・データの書き込み、読み
出しはカウンタ8.9によって制御される。
RAM7へ入力されるm個のディジタル・データのアド
レスの指定はカウンタ8により行われ、カウンタ9はス
キャン回数毎の記憶場所の指定を行う。更に、特徴抽出
回路4はそれぞれ一時に1個のディジタル・データを記
憶できる容量を持つ二つのラッチ回路10.11を備え
る。ラッチ回路10はIZ A M 7から読み出され
たディジタル・データを1個ずつ順に記憶し、ラッチ回
路11・はA/D変換器3からのディジタル・データを
1個ずつ順に記憶する。ラッチ回路10とラッチ回路1
1との出力は平均化回路12に加えられ、平均化回路1
2からの出力が特徴抽出回路4の出力となる。
次に、この特徴抽出回路4の動作を説明する。
スキャナ1の1回目のスキャンにより求められたm個の
ディジタル・データは、カウンタ8.9によって書き込
みを制御されてRAM7の所定の場所に蓄積される。そ
の後、スキャナ1をバーコードB上で移動させて、又は
、スキャナlに対してバーコードBを移動させて、前回
とは異なる位置で2回目のスキャンを行う。この2回目
のスキャンにより得られたm個のディジタル・データも
、前回と同様に、順にRAM7に蓄積される。ただし、
今回はm個のディジタル・データのそれぞれはラッチ回
路11へも供給される。この2回目のスキャンによるm
個のディジタル・データが順にRAM7に書き込まれて
いくのと同期して、既にRAM7に蓄積されている1回
目のスキャンによるmmのディジタル・データが順にm
個ずつ読み出されて、ラッチ回路10に供給される。こ
のとき、ラッチ回路lOとラッチ回路11とには、1回
目と2回目とのスキャンにおいて同じCCDから得られ
たディジタル・データがそれぞれ蓄えられるように、R
AM7とラッチ回路10,11七が同期して動作するよ
うに制御される。
同じCODから得たディジタル・データがラッチ回路1
0.11に蓄えられる度に、これらディジタル・データ
は平均化回路12へ送られ、平均化回路12において、
これらディジタル・データの和が求められ、次いでその
和を2で割って両ディジタル・データの平均値が求めら
れる。こうした動作がm個のディジタル・データすべて
について順に行われ、2回のスキャンで得られたディジ
タルデータの平均値を持つデータが新たなディジタル・
データとして順に2値化回路5に入力される。
これを再び第5図を用いて図式的に説明する。
ここでは、同図の(b)〜(f)は、A/Dξ変換器3
から出力されるディジタル・データを、説明を容易にす
るために、濃度を表す信号としてグラフの高低で表示し
たものであるとする。前述したと同様に、(b)、(c
)、(d)はそれぞれスキャンラインI、II、III
をスキャンして得たディジタル・データを表している。
そこで、(b)で表されたディジタル・データと(C)
で表されたディジタル・データとを平均化すると(e)
で表されるディジタル・データを求めることができる。
(e)には、スポットに対応した出力が含まれているが
、平均化によりその大きさは1/2になっている。した
がって、スレッショルド・レベルを適切に設定すること
により、スポットからの出力を除去することができる。
同様に、(b)で表されるディジタル・データと(d)
で表されるディジタル・データとを平均化すると、(f
)で表されるディジタル・データが求まるので、適切な
スレッショルド・レベルの設定により、ボイドを含むバ
ーを読み落とすことがない。
こうして、バーコードにボイドやスポットなどのノイズ
が存在した場合でも、通常は、ボイドやスポットの位置
で得られたディジタル・データを、他の位置でのスキャ
ンにより得られたディジタル・データと共に平均化する
ことにより、白バーと黒バーとの間に位置する濃度デー
タとなるので、スレッショルド・レベルを適切に設定す
ることにより、誤った読み取りを回避することができる
以上の説明は2回のスキャンによるディジタル・データ
の平均をとるものであったが、2回に限られるわけでは
なく、3回以上のスキャンにより得られたディジタル・
データの平均値を求めても、それだけ特徴抽出が容易に
なり、同様の結果が得られる。
実際は、スキャナに対してバーコードを所定の速度で移
動させながら読み取りを行うので、ある程度の高速処理
が必要になる。そこで、特徴抽出回路4と2値化回路5
とを、前記と同様に平均値を求め2値化する動作が行わ
れるようにマイクロコンピュータをプログラムすること
により、メモリドマイクロコンピュータとで実現するこ
とモ可能である。以下、第3図(a)及び(b)を用い
て、一つのスキャンライン当たりm(Elのディジタル
・データを1本のスキャンライン分だけ用いて上記の処
理を行う場合を例にとって説明する。
第3図(a)において、平均化と2値化とを行う回路は
メモリ部MEとマイクロコンピュータ部MCとを備える
。メモリ部MEは、A/D変換器3から順次用、力され
る1本のスキャンラインでのディジタル・データを記憶
するだけの容量を持つスキャンデータ・メモリ13と、
それぞれ1本のスキャンラインでのディジタル・データ
を記憶できる容量を持つ第11第2、第3の演算用/(
ツファ・メモリ14.15.16と、デコーダ用データ
・メモリ17とを有し、マイクロコンピュータ部MCは
、2個のディジタル・データを加算し2で割る平均化手
段18と、2値化手段19と、メモリ部MEの書き込み
、読み出し動作や各回路の動作を制御する制御手段20
とを備えている。
次に、この回路の動作を第3図(b)を参照しながら説
明する。制御手段20により、スキャンデータ・メモリ
13、演算用バッファ・メモリ14〜16、平均化手段
18.2値化手段19が初期化されて(ステップ21)
から、各スキャンラインのディジタル・データがスキャ
ンデータ・メモリ13に順次供給され、そこに記憶され
ていく(ステップ22〜23)。制御手段20の制御の
下で、データ・メモリ13に1番目からn番目までのス
キャンラインからのディジタル・データが記憶されてい
くのと平行して、ディジタル・データが、次のように、
1番目のスキャンラインのものから順にスキャンデータ
・メモリ13から読み出される(ステップ24〜26)
まず、スキャンデータ・メモリ13から読み出されjこ
1番目のスキャンラインのディジタル・データは第1の
演算用バッファ・メモリ14に格納される。次に、第1
の演算用バッファ・メモリ14の内容は第2の演算用バ
ッファ・メモリ15ヘコピーされ、2番目のスキャンラ
インのディジタル・データがスキャンデータ・メモリ1
3から読み出されて第1の演算用バッファ・メモリ11
4に格納される。この後、第2の演算用バッファ・メモ
リ15の内容は第3の演算用バッファ・メモリ16へ、
第1の演算用バッファ・メモリ14の内容は第2の演算
用バッファ・メモリ15へそれぞれコピーされ、第1の
演算用バッファ・メモリ14に3番目のスキャンライン
のディジタル・データが格納される。この時点では、第
3の演算用バッファ・メモリ16には1番目のスキャン
ラインのディジタル・データが、第2の演算用バッファ
・メモリ15には2番目のスキャンラインのディジタル
・データが、第1の演算用バッファ・メモリ14には3
番目のスキャンラインのディジタル・データがそれぞれ
格納されたことになる。
このように、スキャンデータ・メモリ13から読み出さ
れたディジタル・データは制御手段20の制御の下で、
順に第1の演算用バッファ・メモリ14へ格納され、そ
れと平行して、各演算用バッファ・メモリの内容は隣の
演算用バッファ・メモリへコピーされていく(ステップ
23〜26)。
平均化処理はi番目と(i+2)番目(ただし、1=1
−n)とのスキャンラインのディジタル・データについ
て行われるとする(ステップ28〜29)。これを具体
的に説明すると、第3の演算用バッファ・メモリ16に
1番目のスキャンラインのm個のディジタル・データが
、第1の演算用バッファ・メモリ14に3番目のスキャ
ンラインのm個のディジタル・データが格納された時点
で、制御手段20はこれら演算用バッファ・メモリ16
.14に格納されたディジタル・データを1番目から順
にm番目まで読み出させる。読み出されたm個のディジ
タル・データは平均化手段18に供給されて、データ毎
に平均値が求められる。
その後、この平均値は2値化手段19へ送られてスレッ
ンヨルド・レベルと比較され、その結果がデコード用デ
ータ・メモリ17に記憶される(ステップ31〜34)
。このデコード用データ・メモリ17にm番目どおしの
平均値とスレッショルド・レベルとの比較の結果が記憶
されると、デコード用データ・メモリ17に記憶された
内容はデコーダ6へ与えられる(ステップ35)。こう
して、1ライン目と3ライン目とのディジタル・データ
どおしの平均化が完了する。
このような平均化・2値化処理が行われている間に、制
御手段20は、第3の演算用バッファ・メモリ16に2
番目のスキャンラインのディジタル・データを、第2の
演算用バッファ・メモリ15に3番目のスキャンライン
のディジタル・データを、第1の演算用バッファ・メモ
リ14に4番目のスキャンラインのディジタル・データ
をそれぞれ格納させ、上記と同様にして、2番目のスキ
ャンラインのディジタル・データと4番目のスキャンラ
インのディジタル・データとについて、平均化・2値化
処理を行わせる。
以下、同様の動作が反復されて、スキャンデータ・メモ
リ13に記憶されたすべてのディジタル・データに対し
て平均化・2値化処理が行われ、m個の2値化されたデ
ィジタル・データ毎にデコーダ6において所定の符号に
変換される。
以上の説明は、スキャナlのアナログ出力をディジタル
・データに変換してから特徴抽出するようにしたもので
あるが、必ずしもディジタル・データに変換しなければ
ならない訳ではない。例えば、2本のスキャナにより、
バーフードの異なる位置を同時にスキャンし、各スキャ
ナからのアナログ出力どおしを平均化するようにしても
、バーフードに含まれるノイズを除去することが可能で
ある。また、スキャナの出力をディジタル化するのであ
れば、得られたディジタル・データをメモリに記憶させ
ておくことができるので、CODスキャナの代わりにペ
ン型のスキャナを用いることもできる。
(発明の効果) 以上、この発明をその実施例に則して説明したところか
ら明らかなように、この発明は、バーコードに対応する
ディジタル・データに基づいてバーコードの特徴を抽出
し、該特徴を表す信号を出力する特徴抽出回路を設けた
ので、ボイドやスポットなどのノイズがバーコードに含
まれていても、ノイズを実質的に除去することができ、
バーコードを正確に読み取ることができる。特に、これ
までは正確なデコードが不可能だった幅の広いボイドや
スポットを含むバーコードのデコードが可能となるとい
う格別の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明にかかるバーコード・リーダーの一
実施例の構成を示すブロック図である。 第2図は、第1図における特徴抽出回路の具体例を示す
ブロック図である。 第3図(a)は、第1図における特徴抽出回路をマイク
ロコンピュータで実現したときの構成を示す図、第3図
(b)はこのマイクロコンピュータの動作手順を示す7
0−チャートである。 第4図は、従来のバーコード・リーダーの構成の一例を
示すブロック図である。 第5図(a)〜Cf’)は第1図と第4図とに示された
バーコード・リーダーの動作を説明するための図で、(
a)はノイズを含んだバーコードの一例とスキャンライ
ンとの関係を示し、(b)はノイズを含まないスキャン
ラインでのスキャンから得られたデータを示し、(C)
はスポットを含んだスキャンラインでのスキャンから得
られたデータを示し、(d)はボイドを含んだスキャン
ラインでのスキャンから得られたデータを示し、(e)
及びCf)はこの発明に係るバーコード・リーダーにお
ける特徴抽出回路がらの出力を示している。 1:スキャナ    2:増幅器 3 : A/D変換器  4:特徴抽出回路5:2値回
路    6:デコーダ 7:RAM      8・9:カウンタ10・11:
ラッチ回路 12二平均化回路 13ニスキヤンデータ・メモリ 14・15・16:演算用バッファ・メモリ17:デコ
ード用データ・メモリ 18:平均化手段  19:2値化手段20:制御手段 MC:マイクロコンピュータ部 ME:メモリ部 第3図(b) r子の2ン 第5 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、バーコードをスキャナによってスキャンして該バー
    コードにおけるバーの配列と組み合わせとを読み取るバ
    ーコード・リーダーにおいて、前記スキャナからの出力
    信号に基づいて前記バーコードの特徴を抽出し、該特徴
    を表す信号を出力する特徴抽出手段と、 該特徴抽出手段からの出力信号に基づいて、前記バーコ
    ードを読み取る読取手段と を具備することを特徴とするバーコード・リーダー。 2、バーコードをスキャナによってスキャンして該バー
    コードにおけるバーの配列と組み合わせとを読み取るバ
    ーコード・リーダーにおいて前記スキャナからのアナロ
    グ出力信号をディジタル・データに変換する変換手段と
    、 該変換手段から出力されたディジタル・データに基づい
    て前記バーコードの特徴を抽出し、該特徴を表すデータ
    を出力する特徴抽出手段と、該特徴抽出手段から出力さ
    れるデータに基づいて、前記バーコードを読み取る読取
    手段と、を具備することを特徴とするバーコード・リー
    ダー。 3、前記変換手段が、前記アナログ信号をスキャン順に
    ディジタル・データに変換するA/D変換器であり、 前記特徴抽出手段が、 該A/D変換器からのディジタル・データを1スキャン
    ライン分ずつ順に記憶するとともに、既に記憶されてい
    た前回のスキャンで得たディジタル・データを読み出す
    RAMと、該RAMから読み出されたディジタル・デー
    タと該RAMに現在格納されているディジタル・データ
    とを個別に記憶するラッチ回路と、 該ラッチ回路に記憶されたディジタル・データどおしを
    平均化し、前記バーコードの特徴を表すデータを出力す
    る平均化回路と、 を備えることを特徴とする請求項2記載のバーコード・
    リーダー。 4、前記変換手段が、前記アナログ信号をスキャン順に
    ディジタル・データに変換するA/D変換器であり、 前記特徴抽出手段が、該A/D変換器から出力される1
    つのスキャンラインでのディジタル・データと他のスキ
    ャンラインでのディジタル・データとの平均値を求めて
    前記バーコードの特徴を表すデータを出力するようにプ
    ログラムされたマイクロコンピュータを有する ことを特徴とする請求項2記載のバーコード・リーダー
    。 5、前記読取手段が、 前記特徴抽出手段から出力されるデータをスレッショル
    ド・レベルと比較して2値化する2値化回路と、 該2値化回路からの出力を所定の符号へ変換するデコー
    ダと、 を有することを特徴とする請求項2記載のバーコード・
    リーダー。 6、バーコードの異なる位置を読み取るように配置され
    た複数個のスキャナと、 前記複数個のスキャナから出力されるアナログ信号どお
    しを平均化して、前記バーコードの特徴を表すアナログ
    信号を出力する平均化手段と、 該平均化手段からのアナログ信号に基づいて前記バーコ
    ードを読み取る読取手段と、 を具備することを特徴とするバーコード・リーダー。
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