JPH0244209B2 - Denkichorikinofutakaiheisochi - Google Patents

Denkichorikinofutakaiheisochi

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JPH0244209B2
JPH0244209B2 JP430785A JP430785A JPH0244209B2 JP H0244209 B2 JPH0244209 B2 JP H0244209B2 JP 430785 A JP430785 A JP 430785A JP 430785 A JP430785 A JP 430785A JP H0244209 B2 JPH0244209 B2 JP H0244209B2
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JP
Japan
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lid
lead wire
hinge
main body
shaft
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JP430785A
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JPS61162919A (ja
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Masatoshi Yagi
Toshio Tsurita
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電気調理器において、本体の一側に
蓋体を開閉可能に枢着した蓋開閉装置に関するも
のである。
従来の技術 従来のこの種の電気調理器の蓋開閉装置は、例
えば実開昭56−30824号公報に示されているよう
に、第4図〜第6図のような構造になつていた。
すなわち、本体上部のヒンジ部において、1は
調理器本体2の上面開口部を覆う外蓋、3は本体
2の上面開口部に固定され、かつ鍋(図示せず)
を載置する本体上枠である。4は外蓋1の開閉時
に支点となる軸、5は外蓋1内の発熱体へ通電す
るリード線で、軸4の近傍を通過する。
ヒンジ部についてさらに詳細に説明すると、上
枠3には、ヒンジ軸用の丸穴3aが設けられたヒ
ンジ部があり、外蓋1には、上枠ヒンジ部3bを
両側から挟むコの字状のヒンジ部があり、このヒ
ンジ部の片側には、円状の貫通穴6aが設けてあ
り、かつ他方には外側にナツト10が嵌まり込む
ように六角の段部6bが設けてあり、内側は円状
の貫通穴となつている。外蓋ヒンジ部は、カバー
11で被われており、ナツト10の納まる側には
穴はなく、外蓋組立時にナツト10を収納し、カ
バー11を接着固定し、ナツト10を外蓋1に組
込んでしまい、ナツト収納側と反対側には、ヒン
ジ軸相当部にヒンジ軸の頭部径よりも大きな貫通
穴8aがあいており、外蓋1を本体上枠3にセツ
トし、ヒンジ軸4を貫通穴8a,6a,3a側か
ら貫通穴3a,6aに貫通させ、段部6bに納ま
つているナツト10との螺合でヒンジ軸4を固定
する構造となつている。なお、ナツト10の納ま
る側を製品本体のスイツチ側とし、ヒンジ軸の頭
部側を後側にしてあつた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このような構造のものでは、前
述したように外蓋1を本体上枠3にセツトし、ヒ
ンジ軸4を挿入するため、カバー11に必ずヒン
ジ軸4用の穴を設ける必要があり、この穴がある
ため、ヒンジ軸部の形状に制約があつた。ヒンジ
軸裏側には貫通穴8aがあいており、金属ネジ部
がこの貫通穴より見え意匠上好ましくなく、ま
た、カバー11になめらかな曲率がかかつてお
り、そこに丸穴の貫通穴8aがあくと、いびつな
楕円形状となり意匠上の問題があつた。
また、外蓋1の内部の結露防止のために発熱体
が配設されるのが一般的であり、この発熱体への
通電用のリード線5がヒンジ軸4の近傍を通過し
ているが、ヒンジ軸4を組み立てる際にリード線
5の表面を傷つけないようにするため、作業時に
注意が必要であり、したがつて組立性にも若干問
題があつた。
さらに、ヒンジ部外観を意匠的に優れた形状と
し、少ない材料で構成するため、ヒンジ部の形状
は小さな形状とする必要があるが、前述のリード
線5を配置するときに種々の創意工夫がなされて
きている。この理由は、蓋開閉を毎日何回と行な
うジヤー炊飯器のような電気調理器の場合、リー
ド線5の耐屈曲回数は3万回以上が規定されてお
り、この規格を満足するためにリード線5をヒン
ジ部にて位置規制して屈曲疲労ではなくねじり疲
労として寿命を伸ばしていた。すなわち、リード
線5の内部には金属製の繊維状の芯線が複数本束
ねられているが、この1本の芯線の一部に集中し
て屈曲疲労をかけると容易に断線する。一方、長
い芯線に一様なねじり疲労をかければ、ストレス
は小さくなり、寿命が伸びるのは自然の理であ
り、従来この技術が採用されてきている。
ところが、前述したように、ヒンジ部の形状は
種々の制約のため、コンパクトに構成する必必要
があり、リード線5の位置規制をしてねじり疲労
をかけるように創意工夫されているが、これを第
5図で説明するとリード線5はヒンジ部にリード
線より若干大きな溝5bを設け、この溝5bにリ
ード線を嵌入保持させて位置規制をしていた。即
ち小さな空間にリード線5を挿入して組み立てな
ければならず、この小さな空間にリード線を嵌入
後、ヒンジ軸を挿入すると、先端のネジ部や、ネ
ジ段部の切削エツヂ部でリード線を傷つける恐れ
があり、目視で慎重に組み立てる必要があり組立
性が悪かつた。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、意匠の向上
と省資源化のために外観上のヒンジ軸用の貫通穴
を無くし、組立時のリード線の傷付きを防止し、
さらには、小さな空間で位置規制をせずにリード
線にねじり疲労がかかるように配置して、組立性
を向上させることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、調理器
本体の上部一側で軸支され、かつ調理器本体の上
部他側で係脱する開閉自在な蓋体と、軸支持用の
L字溝を両側の壁に配設した本体ヒンジ部と、こ
の本体ヒンジ部の両側に位置し、かつ前記蓋体の
内部に配設される蓋体ヒンジ部と、前記調理器本
体の上部一側に軸支され、かつ前記L字溝に嵌合
する円筒状の軸と、前記蓋体内部の発熱体へ通電
するリード線と、前記軸を固定するヒンジカバー
とを有し、前記本体ヒンジ部は上面より見てコの
字形状をし、このコの字形状の両側の壁の間には
前記リード線が通過するに充分な空間を有し、ま
た前記コの字形状の両側の壁にはそれぞれ前記軸
を前記調理器本体外側より内側方向に挿入後、下
方に案内する前記L字溝を設け、前記蓋体ヒンジ
部の両側の壁にリード線より充分大きな貫通穴を
設け、この貫通穴の外部から内部方向へ前記リー
ド線を挿入後、このリード線を本体ヒンジ部の両
側の壁の間の溝に配置したものである。
作 用 この構成によれば、軸は蓋体の一側に先に組み
込まれており、かつこの軸は、本体ヒンジ部のL
字溝に挿入されてヒンジカバーにより抜け止めが
なされるため、蓋体の外に貫通穴を設ける必要は
なくなり、また軸は円筒状であり、その表面は曲
面となつているため、組立時にリード線に当設し
ても表面を傷つけることはない。またリード線に
ねじり疲労がかかり、かつリード線組込み時に位
置規制処理をなくすることについては、本体ヒン
ジ部の両側に蓋体ヒンジ部を配設し、この蓋体ヒ
ンジ部の両側の壁にはリード線貫通用の穴があ
り、一方、この穴を通過したリード線は、本体ヒ
ンジ部の両側の壁の間の充分リード線より大きな
空間を有する溝を通つて規定されるため、リード
線はヒンジ部で左右それぞれ,形に曲げら
れ、しかもリード線自身の弾性力により均一な力
による大きな曲率が得られるため、蓋開閉時には
ねじり応力がリード線全長にゆるやかにかかると
ともに、組立時に特に小さな空間にリード線を挿
入する必要はなく、単に本体ヒンジ部のリード線
に対し充分大きな空間の溝にリード線を配置し、
軸をL字溝に挿入すれば、自然に位置は規制され
るのである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづい
て説明する。
第3図において、15は発熱体19へ通電する
リード線、16は蓋体17の内部に配設される蓋
体ヒンジ部で、この蓋体ヒンジ部16の一側には
両側に分かれた壁16a,16aを形成し、かつ
この壁16a,16aには貫通穴16b,16b
を設けている。16cは軸18用の軸穴である。
19は結露防止用の発熱体で、前記リード線1
5,15と直列に接続している。15aはリード
線15,15の先端に固定される接続子である。
16d,16dは蓋体ヒンジ部16に設けられた
リード線固定用の突起である。
第1図において、20は調理器本体21の上部
に固定される上枠で、この上枠20の一側には、
前記蓋体を軸支する本体ヒンジ部を配し、この本
体ヒンジ部1は、上面より見てコの字形状をし、
このコの字形状の両側の壁20b,20bの間に
は前記リード線15,15が通過するに充分な空
間を有し、また前記コの字形状の両側の壁20
b,20bにはそれぞれ前記軸18を調理器本体
21の外側より内側方向に挿入後下方に案内する
L字溝20a,20aを配設した両側の壁20
b,20bを有している。20cは両側の壁20
b,20bの間に位置される溝であり、この溝2
0b,20bをリード線15,15が通過する。
以上のL字溝20a,20aと、両側の壁20
b,20bと、溝20cにより蓋体ヒンジ部20
bが構成される。22は軸18がL字溝20a,
20aに挿入された後に、軸18を固定する突出
部22aを形成したヒンジカバーで、このヒンジ
カバー22はねじ23により上枠20に固定され
る。24はヒンジカバー22に係脱する露受けで
ある。25は有底筒状の保護枠で、この保護枠2
5は上部で上枠20に固定される。26は保護枠
25の内部に設けた調理用発熱体(図示せず)に
載置する鍋で、被加熱調理物を収納する。第1図
において、ヒンジカバー22は部品の嵌合が良く
分かるようにするために上下方向逆に書いてあ
り、上枠20に挿入する場合は矢印で示すよう
に、ヒンジカバー22を上下逆にして上枠20に
固定される。すなわち、前記突出部22aをL字
溝20a,20aに嵌入することにより、軸18
が固定される。
次に上記構成における作用を説明をする。ま
ず、第3図に示すように発熱体19を蓋体ヒンジ
部16の中央部上面に接着などにより固定し、そ
してリード線15,15を突起16d,16dに
より挟着し、壁16a,16aに設けられた貫通
穴16b,16bを通し、この後、接続子15a
に挿入固定する。また、軸18を蓋体ヒンジ部1
6の軸穴16cに通した後、蓋体17を嵌合させ
ることにより蓋体部の組立を完了する。次に、第
1図において、本体ヒンジ部20dのL字溝20
a,20aに軸18を挿入すると、リード線1
5,15は溝20aに自然に配置される。この
時、調理器本体21側の接続子21aとリード線
15の接続子15aを接続すれば、調理器本体2
1との結合は完了する。
この後、突出部22aをL字溝20a,20a
に嵌入し、軸18を抜けなくすれば蓋体17は組
立を完了する。
以上説明したように本発明の一実施例によれ
ば、簡易な構成により、リード線15,15は溝
20aを上昇し、貫通穴16b,16bを通過す
ることにより左右にそれぞれ,形に自然に曲
げられて蓋開閉時にねじり応力を受けることにな
る。また突起16dにより固定されたリード線1
5はリード線15自体の弾性力によりなめらかな
均一荷重を受けることになり、かつ前記ねじり応
力をリード線15の長い部分で受けるため、ねじ
り疲労による断線を防止することができる。
また、本実施例ではヒンジカバー22の突出部
22aで軸18を固定したが、突出部22aがな
くても、軸18が抜けないように固定されれば良
い。
発明の効果 以上のように本発明によれば、蓋体ヒンジ部を
本体ヒンジ部の両側に壁として設け、この壁に貫
通穴を設け、かつリード線を蓋体内部でこの貫通
穴の外部から本体ヒンジ部側の内部側に通過さ
せ、さらに本体ヒンジ部の溝にリード線を字形
に自然な曲率で配置するとともに、軸を先に蓋体
側に固定するようにしているため、蓋体外部に軸
用の貫通穴を設ける必要はなくなり、その結果、
蓋体ヒンジ部側の意匠を向上させることができる
とともに、従来のナツト、軸の頭部形状、ねじ切
り等を廃止することができるため省資源化を図る
ことができる。
さらに軸とリード線は曲面同志で接触するた
め、従来のようなヒンジ軸挿入時の危険エツヂに
よる傷付きを防止することができ、またヒンジ部
という小さな空間内でリード線にねじり応力を受
けるように位置規制をしなくとも配置することが
できるため、組立性の向上も図ることができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電気調理器の
蓋開閉装置の要部分解斜視図、第2図は同電気調
理器の蓋開閉装置の要部を断面で示した正面図、
第3図は同電気調理器の蓋開閉装置の要部分解斜
視図、第4図は従来の電気調理器の蓋開閉装置の
部分正面図、第5図は同電気調理器の蓋開閉装置
の要部断面図、第6図は同電気調理器の蓋開閉装
置の要部分解斜視図である。 15……リード線、16a……蓋体ヒンジ部、
16b……貫通穴、17……蓋体、18……軸、
19……発熱体、20a……L字溝、20b……
壁、20c……溝、20d……本体ヒンジ部、2
1……調理器本体、22……ヒンジカバー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 調理器本体の上部一側で軸支され、かつ調理
    器本体の上部他側で係脱する開閉自在な蓋体と、
    軸支持用のL字溝を両側の壁に配設した本体ヒン
    ジ部と、この本体ヒンジ部の両側に位置し、かつ
    前記蓋体の内部に配設される蓋体ヒンジ部と、前
    記調理器本体の本体ヒンジ部内が導出され、前記
    蓋体内部の発熱体へ通電するリード線と、前記軸
    を固定するヒンジカバーとを有し、前記本体ヒン
    ジ部は上面より見てコの字形状をし、このコの字
    形状の両側の壁の間には前記リード線が通過する
    に充分な溝を有し、また前記コの字形状の両側の
    壁のL字溝は蓋体ヒンジ部に取付けた軸を前記調
    理器本体外側より内側方向に挿入後下方に案内す
    る構成とし、前記蓋体ヒンジ部の両側の壁にリー
    ド線より充分大きな貫通穴を設け、この貫通穴の
    外部から内部方向へ、前記リード線を挿入後、こ
    のリード線を本体ヒンジ部の両側の前記壁の間の
    前記溝に配置してなる電気調理器の蓋開閉装置。
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