JPH0243921A - 脱臭機 - Google Patents
脱臭機Info
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- JPH0243921A JPH0243921A JP63195889A JP19588988A JPH0243921A JP H0243921 A JPH0243921 A JP H0243921A JP 63195889 A JP63195889 A JP 63195889A JP 19588988 A JP19588988 A JP 19588988A JP H0243921 A JPH0243921 A JP H0243921A
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Landscapes
- Treating Waste Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はアンモニア等の窒素(N)系及び硫黄(S)系
の悪臭ガスを有効に脱臭することが可能な脱臭機に関す
る。
の悪臭ガスを有効に脱臭することが可能な脱臭機に関す
る。
(従来の技術)
消臭液を噴霧等によりフィルターに含浸させてこれに悪
臭ガスを通過させ脱臭を行わせる湿式形の脱臭機は特開
昭60−132623号公報等により公知である。
臭ガスを通過させ脱臭を行わせる湿式形の脱臭機は特開
昭60−132623号公報等により公知である。
(発明が解決しようとする課題)
上述の公知装置はどのような悪臭ガスでも均一に脱臭す
ることは到底不可能であり、使用する消臭液によって除
去できる悪臭ガス成分に優劣差があるのは当然である。
ることは到底不可能であり、使用する消臭液によって除
去できる悪臭ガス成分に優劣差があるのは当然である。
一般に多用されている酸性消臭液はN系悪臭ガス(NH
3等)の除去性能に特に優れたものであるとS化合物系
悪臭ガス(メチルメルカプタン、硫化水素、硫化メチル
、二流化メチル等)の除去には劣性であり、また、これ
とは逆にS化合物系の除去性能にすぐれているアルカリ
性消臭液はN系には劣性であるという傾向を持っている
。
3等)の除去性能に特に優れたものであるとS化合物系
悪臭ガス(メチルメルカプタン、硫化水素、硫化メチル
、二流化メチル等)の除去には劣性であり、また、これ
とは逆にS化合物系の除去性能にすぐれているアルカリ
性消臭液はN系には劣性であるという傾向を持っている
。
従って性質の異なる2系の悪臭ガスを有効に除去しよう
とすると消臭液の異なる脱臭機を併設するなどの対策を
講じる必要が生じ、装置コストの上昇をもたらす問題が
ある。
とすると消臭液の異なる脱臭機を併設するなどの対策を
講じる必要が生じ、装置コストの上昇をもたらす問題が
ある。
最近厨房等ではこの種の脱臭機の設置が増加しつつあり
、N系、S系の両種の悪臭ガスについて有効な装置の出
現が望まれているが、ところでオゾンの酸化、分解能力
を利用して脱臭殺菌を行う装置については特公昭63−
28622号公報によっても知られるところであり、特
にS化合物の分解に有効なものであるといわれているの
で、N系に著効を示す消臭とオゾンによる脱臭とを併用
すれば要望に叶うと考えられる。
、N系、S系の両種の悪臭ガスについて有効な装置の出
現が望まれているが、ところでオゾンの酸化、分解能力
を利用して脱臭殺菌を行う装置については特公昭63−
28622号公報によっても知られるところであり、特
にS化合物の分解に有効なものであるといわれているの
で、N系に著効を示す消臭とオゾンによる脱臭とを併用
すれば要望に叶うと考えられる。
しかしながらオゾンは大気中においては半減期が長く、
従って単にオゾンを発生させたとしても、オゾンの分解
により発生基の酸素(0)が生じなければ脱臭効果が発
揮されないことがら分解促進手段が解明されなげればな
らないのと、一方、オゾンはO,IPPMが規制の対象
濃度であってARM度のオゾンを機外に放出することは
避けなければならないのとが実施に際して考慮すべき点
である。
従って単にオゾンを発生させたとしても、オゾンの分解
により発生基の酸素(0)が生じなければ脱臭効果が発
揮されないことがら分解促進手段が解明されなげればな
らないのと、一方、オゾンはO,IPPMが規制の対象
濃度であってARM度のオゾンを機外に放出することは
避けなければならないのとが実施に際して考慮すべき点
である。
ところがこの画点は互いに相反する条件であり、従って
オゾンを脱臭に利用することが良策であるのは分かって
いても室内へのオゾン多量放出が問題となっているため
に今なお実用に至らないのが実態である。
オゾンを脱臭に利用することが良策であるのは分かって
いても室内へのオゾン多量放出が問題となっているため
に今なお実用に至らないのが実態である。
かかる実状に鑑みて本発明はオゾンの発生直後において
効率良くオゾン分解を可能にすると同時に機外にオゾン
を放出させないシステムをここに開発するに至り、これ
を従来の湿式脱臭方式と組合わせることによって簡単な
構造の脱臭装置でN系、S化合物系何れの悪臭ガスにも
有効に脱臭機能を発揮し得る脱臭機を提供するものであ
り、がくしで脱臭機の普及による環境の整備に一翼を担
わせることを目的とする。
効率良くオゾン分解を可能にすると同時に機外にオゾン
を放出させないシステムをここに開発するに至り、これ
を従来の湿式脱臭方式と組合わせることによって簡単な
構造の脱臭装置でN系、S化合物系何れの悪臭ガスにも
有効に脱臭機能を発揮し得る脱臭機を提供するものであ
り、がくしで脱臭機の普及による環境の整備に一翼を担
わせることを目的とする。
(課題を解決するための手段)
しかして本発明は添付図面に示す実施例により明らかな
如く、請求項1は吸込口(2)及び吹出口(3)を有す
るケーシング(1)内の前記両口(21,(3]間に亘
らせた空気通路中に送風機(4)を設けるとともに、吸
込口(2)に近い上流側空気通路中にオゾンを放出させ
るオゾン発生装置(7)を付設して有する脱臭機におい
て、前記上流側空気通路よりも下流側の前記空気通路中
に、吸水性及び保水性を有するフィルタ(5)を介設せ
しめる一方、噴霧ノズル(6)を前記フィルタ(5)に
対し霧液の均散布可能に設けるとともに送水ラインに接
続せしめてなり、さらに、噴霧ノズル(6)から霧水を
間欠的に噴出させ、かつ、霧水噴出時にオゾン放出濃度
が増大する如くオゾン発生装置(7)を連動せしめる制
御手段を設けたことを特徴とする。
如く、請求項1は吸込口(2)及び吹出口(3)を有す
るケーシング(1)内の前記両口(21,(3]間に亘
らせた空気通路中に送風機(4)を設けるとともに、吸
込口(2)に近い上流側空気通路中にオゾンを放出させ
るオゾン発生装置(7)を付設して有する脱臭機におい
て、前記上流側空気通路よりも下流側の前記空気通路中
に、吸水性及び保水性を有するフィルタ(5)を介設せ
しめる一方、噴霧ノズル(6)を前記フィルタ(5)に
対し霧液の均散布可能に設けるとともに送水ラインに接
続せしめてなり、さらに、噴霧ノズル(6)から霧水を
間欠的に噴出させ、かつ、霧水噴出時にオゾン放出濃度
が増大する如くオゾン発生装置(7)を連動せしめる制
御手段を設けたことを特徴とする。
また、請求項2については、前述の請求項1における構
成中、噴霧ノズル(6)が、送水ラインとの接続に代え
て、窒素系悪臭ガスの除去性能に優れた消臭液の送液ラ
インに接続されてなることを特徴とする。
成中、噴霧ノズル(6)が、送水ラインとの接続に代え
て、窒素系悪臭ガスの除去性能に優れた消臭液の送液ラ
インに接続されてなることを特徴とする。
(作用)
湿潤状態に存するフィルター(5)に対し上流側の空気
中に放出されたオゾンは、吸込口(2)から流入した悪
臭ガス含有空気と混合して、自然分解の過程でS化合物
系悪臭ガスの大半を除去しフ、イルター(5)に至って
、水又は消臭液によってN系悪臭ガスの化学反応に基づ
く消臭が行われるのと同時にオゾンは湿分により分解が
促進されて残存するS化合物系悪臭ガスを除去しフィル
ター(5)に捕集する。
中に放出されたオゾンは、吸込口(2)から流入した悪
臭ガス含有空気と混合して、自然分解の過程でS化合物
系悪臭ガスの大半を除去しフ、イルター(5)に至って
、水又は消臭液によってN系悪臭ガスの化学反応に基づ
く消臭が行われるのと同時にオゾンは湿分により分解が
促進されて残存するS化合物系悪臭ガスを除去しフィル
ター(5)に捕集する。
その結果、オゾンが機外に殆ど放出されることがなく、
N系、S系ともに悪臭除去が成され、がつオゾンの気中
濃度も安全領域内に抑えられる。
N系、S系ともに悪臭除去が成され、がつオゾンの気中
濃度も安全領域内に抑えられる。
なお、請求項2については所定の消臭液を噴霧せしめる
ことによって、N系悪臭ガスの消臭能力が大幅に向上す
る。
ことによって、N系悪臭ガスの消臭能力が大幅に向上す
る。
(実施例)
以下、本発明の実施例を添付図面によって説明する。
第1図及び第2図は本発明の実施例の構造を示しており
、ケーシング(11の前面下部と前面上部とは、吸込口
(2)と吹出口(3)とを夫々開口せしめて、両口(2
1,f31間に亘らせてケーシングflj内に空気通路
を設けるとともに、該空気通路中に、吹出口(3)に近
い上方側、すなわち下流側から順に誘引方式になる送風
機(4)、フィルター(5)及び噴霧ノズル(6)を配
設せしめていて、さらにフィルター(5)よりも吸込口
(2)に近い上流側にオゾン発生装置(7)を付設せし
めており、そして吸込口(2)にはプレフィルタ−とし
て除塵フィルター(8)を介設せしめている。
、ケーシング(11の前面下部と前面上部とは、吸込口
(2)と吹出口(3)とを夫々開口せしめて、両口(2
1,f31間に亘らせてケーシングflj内に空気通路
を設けるとともに、該空気通路中に、吹出口(3)に近
い上方側、すなわち下流側から順に誘引方式になる送風
機(4)、フィルター(5)及び噴霧ノズル(6)を配
設せしめていて、さらにフィルター(5)よりも吸込口
(2)に近い上流側にオゾン発生装置(7)を付設せし
めており、そして吸込口(2)にはプレフィルタ−とし
て除塵フィルター(8)を介設せしめている。
フィルター(5)は上流側から1次脱臭エレメント(5
A)と2次脱臭エレメント(5,)との2基を前後の縦
列に備えてなり、一方、噴霧ノズル(6)は1次脱臭ニ
レメン)(5A)の上流側で空気通路の下端部近くに設
置して適当数の噴霧口を1次脱臭エレメント(5A)の
風通過上流側の面に対向させており、圧送されてきた水
又は消臭液を微粒子状で1次脱臭エレメント(5A)の
前記面に対し均一に散布した状態で噴液し得るよう設け
られる。
A)と2次脱臭エレメント(5,)との2基を前後の縦
列に備えてなり、一方、噴霧ノズル(6)は1次脱臭ニ
レメン)(5A)の上流側で空気通路の下端部近くに設
置して適当数の噴霧口を1次脱臭エレメント(5A)の
風通過上流側の面に対向させており、圧送されてきた水
又は消臭液を微粒子状で1次脱臭エレメント(5A)の
前記面に対し均一に散布した状態で噴液し得るよう設け
られる。
なお、フィルター(5)は吸水性、保水性に冨むハニカ
ムボード状に成形したもの、厚手のフェルト状に形成し
たもの等が利用され、1次脱臭エレメント(5A)に噴
霧した水又は消臭液が吹出口(3)から漏出しないよう
に2次脱臭エレメント(5,)がエリミネータとして機
能し得る構造となっている。
ムボード状に成形したもの、厚手のフェルト状に形成し
たもの等が利用され、1次脱臭エレメント(5A)に噴
霧した水又は消臭液が吹出口(3)から漏出しないよう
に2次脱臭エレメント(5,)がエリミネータとして機
能し得る構造となっている。
一方、ケーシング(11内において、前記空気通路の上
方部空間は該空気通路とは仕切られた室に形成されてい
て、この室内に送液ポンプ(9)及び液槽00)を収設
している。
方部空間は該空気通路とは仕切られた室に形成されてい
て、この室内に送液ポンプ(9)及び液槽00)を収設
している。
上記液槽0ωは水又は消臭液を適当量貯溜してなる容器
であって、図示しないが例えばカートリッジ形の補給タ
ンクをその自動補給枠が存する口部を下向きにした倒立
状で槽に付設せしめ、常に所定レベルを保持して貯液可
能としたもの等が好ましい構造である。
であって、図示しないが例えばカートリッジ形の補給タ
ンクをその自動補給枠が存する口部を下向きにした倒立
状で槽に付設せしめ、常に所定レベルを保持して貯液可
能としたもの等が好ましい構造である。
前記送液ポンプ(9)は電磁形等の小形ポンプで定容積
吐出形のものが使用されて液槽側の側部に取り付けられ
ており、その吸込部を配管により液槽Cl0Iの内底部
に連絡し、吐出部を同じく前記噴霧ノズル(6)に接続
せしめている。
吐出形のものが使用されて液槽側の側部に取り付けられ
ており、その吸込部を配管により液槽Cl0Iの内底部
に連絡し、吐出部を同じく前記噴霧ノズル(6)に接続
せしめている。
なお、液槽α0)内に消臭液を貯溜する場合は、この消
臭液を生成する消臭剤としては、例えば緑茶など植物か
ら抽出した植物精油の水溶液などN系の悪臭ガス除去性
能に優れたものが用いられる。
臭液を生成する消臭剤としては、例えば緑茶など植物か
ら抽出した植物精油の水溶液などN系の悪臭ガス除去性
能に優れたものが用いられる。
また、図中、0υは脱臭エレメント(5A)、(5m
)から滴下する液を受は容れるためのドレンパンである
。
)から滴下する液を受は容れるためのドレンパンである
。
次にオゾン発生装置(7)は対向させた陽極と接地極と
の間に直流高圧を印加してコロナ放電を発生させる静電
方式の発生装置等が使用されてこの発生したオゾンをフ
ィルター(5)よりも上流側の空気通路中に拡散し得る
如く、例えば除塵フィルター(8)の直後方位置等に配
設せしめて脱臭運転の間を通じて作動せしめるようにな
っている。
の間に直流高圧を印加してコロナ放電を発生させる静電
方式の発生装置等が使用されてこの発生したオゾンをフ
ィルター(5)よりも上流側の空気通路中に拡散し得る
如く、例えば除塵フィルター(8)の直後方位置等に配
設せしめて脱臭運転の間を通じて作動せしめるようにな
っている。
上述の構成になる脱臭機は送風機(4)及び送液ポンプ
(9)を駆動し、かつオゾン発生装置(7)を作動させ
て脱臭運転を行うのであるが、例えばフィルター(5)
に水又は消臭液を含浸させるための噴霧時間(例えば3
秒)、噴霧インターバル(例えば15〜30分)は繰り
返しタイマにより自動的に行わせて、噴霧ノズル(6)
を間欠的に噴霧作動せしめる一方、オゾン発生装置(7
)は、この噴霧作動に連動させて噴霧中にオゾン放出濃
度が増大するようオン−オフさせ、あるいは印加電圧の
高低制御を行わせる。
(9)を駆動し、かつオゾン発生装置(7)を作動させ
て脱臭運転を行うのであるが、例えばフィルター(5)
に水又は消臭液を含浸させるための噴霧時間(例えば3
秒)、噴霧インターバル(例えば15〜30分)は繰り
返しタイマにより自動的に行わせて、噴霧ノズル(6)
を間欠的に噴霧作動せしめる一方、オゾン発生装置(7
)は、この噴霧作動に連動させて噴霧中にオゾン放出濃
度が増大するようオン−オフさせ、あるいは印加電圧の
高低制御を行わせる。
なお、送風機(4)は脱臭運転中、連続運転させるよう
にする。
にする。
さらに、前記繰り返しタイマはリセットを行わせると、
運転信号の投入による計時開始に応じて噴霧時間のカウ
ントから始まるように設定されたものが好ましく、かく
することによって脱臭運転の開始直後に水又は消臭液の
噴霧が必ず行われることになり運転後すぐに脱臭効果が
発揮される。
運転信号の投入による計時開始に応じて噴霧時間のカウ
ントから始まるように設定されたものが好ましく、かく
することによって脱臭運転の開始直後に水又は消臭液の
噴霧が必ず行われることになり運転後すぐに脱臭効果が
発揮される。
このように脱臭運転の実行によって、除塵フィルター(
8)通過後の悪臭ガス成分に対しオゾン発生装置(7)
で発生させたオゾンを注入、混合させ、オゾンの自然分
解によりS系の悪臭ガスが除去される第1段の脱臭行程
があり、次いで、水又は消臭液が噴霧により含浸されて
なるフィルター(5)を流通する過程でオゾンに分解さ
れ難いN系悪臭ガス成分が除去されると同時に残りのS
系の悪臭ガスが除去される第2段の脱臭行程があり、か
くして悪臭ガス、がフィルター(5)により悉く除去さ
れてなる無臭の清浄空気が吹出口(3)から室内に送出
される。
8)通過後の悪臭ガス成分に対しオゾン発生装置(7)
で発生させたオゾンを注入、混合させ、オゾンの自然分
解によりS系の悪臭ガスが除去される第1段の脱臭行程
があり、次いで、水又は消臭液が噴霧により含浸されて
なるフィルター(5)を流通する過程でオゾンに分解さ
れ難いN系悪臭ガス成分が除去されると同時に残りのS
系の悪臭ガスが除去される第2段の脱臭行程があり、か
くして悪臭ガス、がフィルター(5)により悉く除去さ
れてなる無臭の清浄空気が吹出口(3)から室内に送出
される。
しかして、第1段脱臭行程で分解しなかったオゾンは湿
潤されているフィルター(5)を通過する過程で湿分と
接して急速に分解が促進される結果、フィルター(5)
の下流側にはオゾンが殆ど存在しない状態となり、高4
度のオゾンが脱臭機から放出される問題はなくなる。
潤されているフィルター(5)を通過する過程で湿分と
接して急速に分解が促進される結果、フィルター(5)
の下流側にはオゾンが殆ど存在しない状態となり、高4
度のオゾンが脱臭機から放出される問題はなくなる。
なお、オゾンが湿分との接触により急激に分解すること
は、本発明者により石英フラスコ内での分解実験を行っ
た結果に基づいて立証されたものであって、第3図の実
験データが示すように湿分が積極分解に有効であること
が明らかである。
は、本発明者により石英フラスコ内での分解実験を行っ
た結果に基づいて立証されたものであって、第3図の実
験データが示すように湿分が積極分解に有効であること
が明らかである。
第3図中、線(イ)はオゾン濃度1.4PPMの雰囲気
を密閉したフラスコ内につくり、90分間放置した例で
あって、徐々に自然分解により濃度低下し90分以降は
殆ど分解されないことを示している。
を密閉したフラスコ内につくり、90分間放置した例で
あって、徐々に自然分解により濃度低下し90分以降は
殆ど分解されないことを示している。
次に線(1+)はオゾン濃度1.6PPMの雰囲気を同
様につくり、60分後に注射器で水分を注入した例であ
って、60分以降も分解が行われていることが分かる。
様につくり、60分後に注射器で水分を注入した例であ
って、60分以降も分解が行われていることが分かる。
一方、¥IIA(ハ)はオゾン濃度3 PPMの雰囲気
を同じ様につくり、60分後噴霧器により水分を霧状に
してフラスコ内に投入した例であって、投入後、より急
速に分解が行われていることを示している。
を同じ様につくり、60分後噴霧器により水分を霧状に
してフラスコ内に投入した例であって、投入後、より急
速に分解が行われていることを示している。
このように、湿分の接触がオゾンの分解に有効であるこ
とが明らかであるので、オゾン発生装置(7)を湿式の
フィルター(5)に対し上流側に設けたことの意義は明
確にされるものである。
とが明らかであるので、オゾン発生装置(7)を湿式の
フィルター(5)に対し上流側に設けたことの意義は明
確にされるものである。
なお、オゾン発生装置(7)はケーシング(1)内に設
ける他、水又は消臭液が霧状に噴出されているケーシン
グ(1)内置囲気中に発生したオゾンの投入が可能な如
(ケーシング(1)の背面側に設けた開口にTlpませ
てケーシング(11に添設するようにしたものでも良い
。
ける他、水又は消臭液が霧状に噴出されているケーシン
グ(1)内置囲気中に発生したオゾンの投入が可能な如
(ケーシング(1)の背面側に設けた開口にTlpませ
てケーシング(11に添設するようにしたものでも良い
。
(発明の効果)
つづいて本発明の効果を挙げると以下述べる通りである
。
。
(イ)オゾン発生装置(7)を湿式のフィルター(5)
に付設したことによってオゾンでS系、フィルター(5
)でN系の各悪臭ガスの除去が可能であり、簡単な構造
で所期の目的を達し得る。
に付設したことによってオゾンでS系、フィルター(5
)でN系の各悪臭ガスの除去が可能であり、簡単な構造
で所期の目的を達し得る。
(rl)発生したオゾンを湿潤しているフィルター(5
)に流通させる構造であるので、分解されなかった余分
のオゾンはフィルター(5)で分解が促進される結果、
脱臭機外にオゾンが放出されるのを未然に防止し安全性
が頗る高い。
)に流通させる構造であるので、分解されなかった余分
のオゾンはフィルター(5)で分解が促進される結果、
脱臭機外にオゾンが放出されるのを未然に防止し安全性
が頗る高い。
(ハ)水又は消臭液の噴霧と高濃度オゾン発生との間に
連動関係を持たせているので、オゾンが分解されないま
ま機外に放出される問題は全くなくなると同時に、室内
の湿度を高めることもなく有効な脱臭作用が行われる。
連動関係を持たせているので、オゾンが分解されないま
ま機外に放出される問題は全くなくなると同時に、室内
の湿度を高めることもなく有効な脱臭作用が行われる。
第1図および第2図は本発明の実施例に係る断面示側面
図及び内部示斜視図、第3図はオゾン分解テストの経時
線図である。 +1)・・・ケーシング、 (2)・・・吸込口、 (3)・・・吹出口、 (5)・・・フィルター (6)・・・噴霧ノズル、 (7)・・・オゾン発生装置。
図及び内部示斜視図、第3図はオゾン分解テストの経時
線図である。 +1)・・・ケーシング、 (2)・・・吸込口、 (3)・・・吹出口、 (5)・・・フィルター (6)・・・噴霧ノズル、 (7)・・・オゾン発生装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、吸込口(2)及び吹出口(3)を有するケーシング
(1)内の前記両口(2)、(3)間に亘らせた空気通
路中に送風機(4)を設けるとともに、吸込口(2)に
近い上流側空気通路中にオゾンを放出させるオゾン発生
装置(7)を付設して有する脱臭機において、前記上流
側空気通路よりも下流側の前記空気通路中に、吸水性及
び保水性を有するフィルター(5)を介設せしめる一方
、噴霧ノズル(6)を前記フィルター(5)に対し霧液
の均散布可能に設けるとともに送水ラインに接続せしめ
てなり、さらに、噴霧ノズル(6)から霧水を間欠的に
噴出させ、かつ、霧水噴出時にオゾン放出濃度が増大す
る如くオゾン発生装置(7)を連動せしめる制御手段を
設けたことを特徴とする脱臭機。 2、吸込口(2)及び吹出口(3)を有するケーシング
(1)内の前記両口(2)、(3)間に亘らせた空気通
路中に送風機(4)を設けるとともに、吸込口(2)に
近い上流側空気通路中にオゾンを放出させるオゾン発生
装置(7)を付設して有する脱臭機において、前記上流
側空気通路よりも下流側の前記空気通路中に、吸水性及
び保水性を有するフィルター(5)を介設せしめる一方
、噴霧ノズル(6)を前記フィルター(5)に対し霧液
の均散布可能に設けるとともに窒素系悪臭ガスの除去性
能に優れた消臭液の送液ラインに接続せしめてなり、さ
らに、噴霧ノズル(6)から霧水を間欠的に噴出させ、
かつ、霧水噴出時にオゾン放出濃度が増大する如くオゾ
ン発生装置(7)を連動せしめる制御手段を設けたこと
を特徴とする脱臭機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63195889A JPH0243921A (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 脱臭機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63195889A JPH0243921A (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 脱臭機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0243921A true JPH0243921A (ja) | 1990-02-14 |
Family
ID=16348671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63195889A Pending JPH0243921A (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 脱臭機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0243921A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005007272A1 (ja) * | 2002-07-19 | 2005-01-27 | Tateo Uegaki | 消臭装置および消臭方法 |
WO2007091472A1 (ja) * | 2006-02-10 | 2007-08-16 | Sintokogio, Ltd. | オゾン脱臭装置 |
JP2008221042A (ja) * | 2007-03-08 | 2008-09-25 | Orion Shoko Kk | 脱臭装置 |
-
1988
- 1988-08-04 JP JP63195889A patent/JPH0243921A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005007272A1 (ja) * | 2002-07-19 | 2005-01-27 | Tateo Uegaki | 消臭装置および消臭方法 |
WO2007091472A1 (ja) * | 2006-02-10 | 2007-08-16 | Sintokogio, Ltd. | オゾン脱臭装置 |
JP2007209909A (ja) * | 2006-02-10 | 2007-08-23 | Sintokogio Ltd | オゾン脱臭装置 |
JP4697598B2 (ja) * | 2006-02-10 | 2011-06-08 | 新東工業株式会社 | オゾン脱臭装置 |
JP2008221042A (ja) * | 2007-03-08 | 2008-09-25 | Orion Shoko Kk | 脱臭装置 |
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