JPH0243841Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0243841Y2 JPH0243841Y2 JP1983118091U JP11809183U JPH0243841Y2 JP H0243841 Y2 JPH0243841 Y2 JP H0243841Y2 JP 1983118091 U JP1983118091 U JP 1983118091U JP 11809183 U JP11809183 U JP 11809183U JP H0243841 Y2 JPH0243841 Y2 JP H0243841Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armpit
- length
- front body
- infants
- infant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 2
- 210000004907 gland Anatomy 0.000 claims 3
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 6
- 210000002414 leg Anatomy 0.000 description 3
- 210000004394 hip joint Anatomy 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 description 1
- 210000000629 knee joint Anatomy 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、６ないし９箇月の乳幼児用衣服に係
り、特に乳幼児がお座りした際に背側が突張つた
り背抜け現象を引き起こすおそれがない乳幼児用
衣服に関する。
り、特に乳幼児がお座りした際に背側が突張つた
り背抜け現象を引き起こすおそれがない乳幼児用
衣服に関する。
一般に前記月齢の乳幼児は、いわゆる積極的身
体統制期に入つており、寝返り、お座り、四つん
ばい、立ち上がり、つたわり歩き、あるいはおも
ちやを持つて遊ぶ等積極的に身体を動かすように
なる。
体統制期に入つており、寝返り、お座り、四つん
ばい、立ち上がり、つたわり歩き、あるいはおも
ちやを持つて遊ぶ等積極的に身体を動かすように
なる。
ところで、これらの動きで共通している特性
は、脚部の股関節、膝関節等の未化骨状態が乳幼
児特有の脚形態をとらせることであり、この特性
は、お座りの形態において特に顕著に現われ、次
の四つんばいという移行形態を考慮すると、衣服
との関係を無視することができない。
は、脚部の股関節、膝関節等の未化骨状態が乳幼
児特有の脚形態をとらせることであり、この特性
は、お座りの形態において特に顕著に現われ、次
の四つんばいという移行形態を考慮すると、衣服
との関係を無視することができない。
第１図ａ，ｂは乳幼児がお座りした状態を示す
もので、この場合乳幼児は股関節を90度以上前屈
させしかも全体的に背中を湾曲させた状態とな
り、成人の場合とはかなり異なつている。このた
め、乳幼児用の衣服はこの乳幼児の特異性に合わ
せて製作する必要がある。
もので、この場合乳幼児は股関節を90度以上前屈
させしかも全体的に背中を湾曲させた状態とな
り、成人の場合とはかなり異なつている。このた
め、乳幼児用の衣服はこの乳幼児の特異性に合わ
せて製作する必要がある。
ところが従来の乳幼児用衣服は、成人用の衣服
を単に小型にしたに過ぎないものがほとんどであ
り、ために上衣の場合には、背中部分が適応しき
れずに引張られていわゆる背抜け状態となり、ま
たカバーオール等のような上下綴服の場合には、
背側が突張つて乳幼児の自由な動作を阻害する等
の難点がある。
を単に小型にしたに過ぎないものがほとんどであ
り、ために上衣の場合には、背中部分が適応しき
れずに引張られていわゆる背抜け状態となり、ま
たカバーオール等のような上下綴服の場合には、
背側が突張つて乳幼児の自由な動作を阻害する等
の難点がある。
本考案はかかる現況に鑑みなされたもので、乳
幼児がお座りした際に背側が突張つたり背抜け現
象を引き起こすおそれが全くない乳幼児用衣服を
提供することを目的とする。
幼児がお座りした際に背側が突張つたり背抜け現
象を引き起こすおそれが全くない乳幼児用衣服を
提供することを目的とする。
本考案は前記目的を達成する手段として、後身
頃の袖刳下方の長さ寸法を前身頃よりも長く設定
し、かつ後身頃の脇線を横腹付近にいせを施して
前身頃の脇線と縫合し、これにより、実質的に背
側に布地面積を多くあてがうようにしたことを特
徴とする。
頃の袖刳下方の長さ寸法を前身頃よりも長く設定
し、かつ後身頃の脇線を横腹付近にいせを施して
前身頃の脇線と縫合し、これにより、実質的に背
側に布地面積を多くあてがうようにしたことを特
徴とする。
以下本考案の一実施例を第２図および第３図に
示す肌着上衣を例に採つて説明する。
示す肌着上衣を例に採つて説明する。
第２図において１は袖刳２と襟刳３とを有する
前身頃、４は袖刳５と襟刳６とを有する後身頃で
あり、前記両身頃１，４は、各脇線１ａ，４ａを
相互に縫合することにより第３図に示す肌着上衣
７を構成するようになつている。
前身頃、４は袖刳５と襟刳６とを有する後身頃で
あり、前記両身頃１，４は、各脇線１ａ，４ａを
相互に縫合することにより第３図に示す肌着上衣
７を構成するようになつている。
前記前身頃１は、従来のこの種の上衣のものと
全く同一の形状をなしており、その袖刳２下方の
寸法、すなわち脇線１ａの長さ寸法は40ないし50
cm程度に設定されている。
全く同一の形状をなしており、その袖刳２下方の
寸法、すなわち脇線１ａの長さ寸法は40ないし50
cm程度に設定されている。
一方前記後身頃４は、第２図に破線で示すよう
に図中実線で示す従来のものより袖刳５下方の寸
法が通常３cm程度の長さを有する増大部Ａの分だ
け長丈に形成され、その脇線４ａも前身頃１の脇
線１ａよりも増大部Ａの分だけ長い寸法となつて
いる。そしてこの脇線４ａは、第２図に符号Ｂで
示す横腹付近にいせを施して見掛け上脇線１ａと
同一長さ寸法にした後、この脇線１ａと縫合され
るようになつている。
に図中実線で示す従来のものより袖刳５下方の寸
法が通常３cm程度の長さを有する増大部Ａの分だ
け長丈に形成され、その脇線４ａも前身頃１の脇
線１ａよりも増大部Ａの分だけ長い寸法となつて
いる。そしてこの脇線４ａは、第２図に符号Ｂで
示す横腹付近にいせを施して見掛け上脇線１ａと
同一長さ寸法にした後、この脇線１ａと縫合され
るようになつている。
しかして、このような前身頃１と後身頃４とを
用いて肌着上衣７を構成することにより、第３図
に破線で示すように図中実線で示す従来のものと
異なり裾部が前方に湾曲する肌着上衣７が縫製さ
れる。そしてこのように増大部Ａの分だけ背側の
布地面積を余分にあてがうことにより、乳幼児が
お座りした際にも背側の布地が上方にずり上がる
ことがなく、背抜け現象を有効に防止することが
できる。
用いて肌着上衣７を構成することにより、第３図
に破線で示すように図中実線で示す従来のものと
異なり裾部が前方に湾曲する肌着上衣７が縫製さ
れる。そしてこのように増大部Ａの分だけ背側の
布地面積を余分にあてがうことにより、乳幼児が
お座りした際にも背側の布地が上方にずり上がる
ことがなく、背抜け現象を有効に防止することが
できる。
なお前記実施例では、お座りした際にその効果
が最も顕著に現われる肌着上衣を例に採つて説明
したが、必ずしも肌着である必要はなく、またカ
バーオール等のような上下綴服の場合にも適用す
ることができる。そしてこの場合には、乳幼児が
お座りした際の背側の布地の突張りを有効に防止
し、乳幼児の自由な運動を保証することができ
る。
が最も顕著に現われる肌着上衣を例に採つて説明
したが、必ずしも肌着である必要はなく、またカ
バーオール等のような上下綴服の場合にも適用す
ることができる。そしてこの場合には、乳幼児が
お座りした際の背側の布地の突張りを有効に防止
し、乳幼児の自由な運動を保証することができ
る。
以上説明したように本考案は、後身頃の袖刳下
方の長さ寸法を前身頃よりも長く設定し、かつ後
身頃の脇線を横腹付近にいせを施して前身頃の脇
線と縫合するようにしているので、後身頃の寸法
の長い分だけ背側に布地面積を多くあてがうこと
ができ、これにより乳幼児がお座りした際に背抜
け現象あるいは背側の布地の突張りを有効に防止
することができる。このため、乳幼児の身体の健
全な発達上極めて好ましい衣服が得られる。
方の長さ寸法を前身頃よりも長く設定し、かつ後
身頃の脇線を横腹付近にいせを施して前身頃の脇
線と縫合するようにしているので、後身頃の寸法
の長い分だけ背側に布地面積を多くあてがうこと
ができ、これにより乳幼児がお座りした際に背抜
け現象あるいは背側の布地の突張りを有効に防止
することができる。このため、乳幼児の身体の健
全な発達上極めて好ましい衣服が得られる。
第１図ａは乳幼児がお座りした状態を示す正面
図、同図ｂは同側面図、第２図は本考案に係る肌
着上衣の前身頃と後身頃とを従来のものと比較し
て示す展開図、第３図は同縫製後の状態を示す説
明図である。 １……前身頃、１ａ，４ａ……脇線、２，５…
…袖刳、４……後身頃、７……肌着上衣。
図、同図ｂは同側面図、第２図は本考案に係る肌
着上衣の前身頃と後身頃とを従来のものと比較し
て示す展開図、第３図は同縫製後の状態を示す説
明図である。 １……前身頃、１ａ，４ａ……脇線、２，５…
…袖刳、４……後身頃、７……肌着上衣。
Claims (1)
- 前身頃の脇線と後身頃の脇線とを相互に縫合し
て構成される乳幼児用衣服において、前記後身頃
の袖刳下方の長さ寸法を前身頃よりも長く設定
し、後身項の脇腺の着用者の横腹近くに位置する
部位に後身項の脇腺長さを前身項の脇腺長さに対
応するようにいせ処理を施こし、後身項の脇腺を
前身項の脇線と縫合し、前方に湾曲した裾部を形
成するようにしたことを特徴とする乳幼児用衣
服。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11809183U JPS6029122U (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 乳幼児用衣服 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11809183U JPS6029122U (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 乳幼児用衣服 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6029122U JPS6029122U (ja) | 1985-02-27 |
| JPH0243841Y2 true JPH0243841Y2 (ja) | 1990-11-21 |
Family
ID=30271577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11809183U Granted JPS6029122U (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 乳幼児用衣服 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6029122U (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0539522Y2 (ja) * | 1986-09-29 | 1993-10-07 | ||
| JPH0414804Y2 (ja) * | 1987-01-31 | 1992-04-03 | ||
| JPH01121203U (ja) * | 1988-02-09 | 1989-08-17 | ||
| JP6027697B1 (ja) * | 2016-02-09 | 2016-11-16 | 株式会社シャルレ | ベビー肌着 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5313412B2 (ja) * | 1974-11-12 | 1978-05-10 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5313412U (ja) * | 1976-07-15 | 1978-02-03 |
-
1983
- 1983-07-29 JP JP11809183U patent/JPS6029122U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5313412B2 (ja) * | 1974-11-12 | 1978-05-10 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6029122U (ja) | 1985-02-27 |
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