JPS644803Y2 - - Google Patents

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JPS644803Y2
JPS644803Y2 JP11808983U JP11808983U JPS644803Y2 JP S644803 Y2 JPS644803 Y2 JP S644803Y2 JP 11808983 U JP11808983 U JP 11808983U JP 11808983 U JP11808983 U JP 11808983U JP S644803 Y2 JPS644803 Y2 JP S644803Y2
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JP
Japan
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infants
legs
back body
fabric
tip
Prior art date
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Expired
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JP11808983U
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English (en)
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JPS6025710U (ja
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  • Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)
  • Details Of Garments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、3ないし12箇月の乳幼児用衣服に係
り、特に乳幼児の自由な脚の運動を妨げることが
ない乳幼児用下衣に関する。
一般に前記月齢の乳幼児は、いわゆる積極的身
体統制期に入つており、寝返り、お座り、四つん
ばい、立ち上がり、高ばい、あるいはつたわり歩
き等積極的に身体を動かすようになる。
ところでこれらの動きで共通している特性は、
脚部の股関節、膝関節等の未化骨状態が乳幼児特
有の脚形態をとらせることであり、この特性は、
お座りの形態において特に顕著に現われる。
第1図は乳幼児がお座りした状態を示すもの
で、乳幼児は脚部の特に開脚運動が活発で、図中
矢印Aで示す開度は180度に近い場合が多く、し
かも開脚の方向(範囲)もすこぶる多様で、成人
の場合とはその形態を全く異にしている。
このため乳幼児用の下衣は、開脚角度が180度
に近い構造であること、および脚の多方向への運
動を充分に満たす機能を備えていること等乳幼児
の形態特性および運動特性を充分考慮して、成人
の場合とは全く違つた観点から製作する必要があ
る。
ところが従来の乳幼児用下衣は、成人用の衣服
を単に小型にしたに過ぎないものがほとんどであ
り、ために乳幼児がお座りした際に太股部分およ
び尻部等の布地が突張つて充分な開脚角度が得ら
れなかつたり、あるいは脚の多方向への運動を阻
害するおそれがあり、乳幼児の身体の健全な発達
上好ましくない。
本考案はかかる現況に鑑みなされたもので、乳
幼児がお座りした際に無理なく大きな開脚角度が
得られ、また脚の多方向への運動を阻害すること
が全くない乳幼児用下衣を提供することを目的と
する。
本考案は前記目的を達成する手段として、前身
頃および後身頃の尖鋭形状をなす股下対応部の布
地面積をそれぞれ増大させ、かつ後身頃の股下対
応部の尖端位置を下方にずらせるとともに、この
尖端から上方の端縁を外方に湾曲突出させ、これ
により股下の布地に余裕をもたせて股間の開脚度
が大きく緩やかなカーブとなるようにしたことを
特徴とする。
以下本考案の一実施例を第2図および第3図に
示すズボンを例に採つて説明する。
第2図において1,2は脇線3を介して相互に
縫合された前身頃、後身頃であり、両身頃1,2
の尖鋭形状をなす股下対応部1a,2aは、第2
図にハツチングを施して示す増大部B,Cの分だ
け図中実線で示す従来のものより大面積に形成さ
れている。
前身頃1の股下対応部1a増大部Bは、第2図
に示すように小面積で端縁形状が従来のものとほ
ぼ同一形状をなしており、かつ尖端TBの上下位
置が従来の尖端TB′と同一でその内角が概略90度
をなしている。
一方後身頃2の股下対応部2aの増大部cは、
第2図に示すように従来のものに比較して大幅に
大面積に形成されており、その尖端TCより上方
の端縁Dは、内側に湾曲する従来の端縁D′と異
なり外側に湾曲して突出形成され、しかも乳幼児
の脚の運動に適応する分だけ長く設定されてい
る。したがつて尖端TCは、第2図に符号TC′で示
す従来の尖端よりも下方にずれており、しかもそ
のの内角は、鋭角をなす従来の尖端TC′の内角よ
りも大きな概略90度をなしている。
しかして、このような前身頃1と後身頃2とを
用いてズボン4を縫製することにより、第3図に
示すように股部Eの開脚度が大きくしかも緩やか
なカーブとすることが可能となる。そしてこれに
より開脚角度が180度に近い場合にも太股部分あ
るいは尻部の布地に無理な力が加わことがなく、
脚を多方向に自由に運動させることが可能となら
る。
また、乳幼児がお座りした際に、股下部分、特
に尻部の布地に余裕がない場合には、腰部の布地
が下方に引張られて背抜け現象を引き起こすおそ
れがあるが、増大部B,Cにより股下部分の布地
に充分な余裕をもたせることができるので、背抜
け現象を有効に防止することもできる。
なお前記実施例では、お座りの際にその効果が
最も顕著に現われるズボンを例に採つて説明した
が、カバーオール等のような上下綴服の場合にも
適用することができる。そしてこの場合には、背
側の布地の突張りがなくなり、無理のない前屈運
動が保証される。
以上説明したように本考案は、前後両身頃の尖
鋭形状をなす股下対応部の布地面積をそれぞれ増
大させ、かつ後身頃の股下対応部の尖端位置を下
方にずらせるとともに、この尖端から上方の端縁
を外方に湾曲突出させるようにししているので、
従来のものよりも股部分の開脚度を大きくして緩
やかなカーブとすることができる。このため、乳
幼児特有の大きな開脚動作に対しても布地に無理
な力がかからず、脚の多方向への自由な運動を許
容することができ、乳幼児の身体の発達上極めて
好ましい下衣が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は乳幼児がお座りした状態を示す説明
図、第2図は本考案に係るズボンの前身頃と後身
頃とを従来のものと比較して示す展開図、第3図
は同縫製後の状態を示す説明図である。 1……前身頃、1a,2a……股下対応部、2
……後身頃、4……ズボン、B,C……増大部、
TB,T′B,TC,T′C……尖端、D,D′……端縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前身頃と後身頃とを縫合して構成される乳幼児
    用下衣において、前記両身頃の尖鋭形状をなす股
    下対応部の布地面積をそれぞれ増大させ、かつ後
    身頃の股下対応部の尖端位置を下方にずらせると
    ともに、この尖端から上方の端縁を外方に湾曲突
    出させたことを特徴とする乳幼児用下衣。
JP11808983U 1983-07-29 1983-07-29 乳幼児用下衣 Granted JPS6025710U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11808983U JPS6025710U (ja) 1983-07-29 1983-07-29 乳幼児用下衣

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11808983U JPS6025710U (ja) 1983-07-29 1983-07-29 乳幼児用下衣

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6025710U JPS6025710U (ja) 1985-02-21
JPS644803Y2 true JPS644803Y2 (ja) 1989-02-07

Family

ID=30271573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11808983U Granted JPS6025710U (ja) 1983-07-29 1983-07-29 乳幼児用下衣

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JP (1) JPS6025710U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6025710U (ja) 1985-02-21

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