JPH024380Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH024380Y2
JPH024380Y2 JP18115384U JP18115384U JPH024380Y2 JP H024380 Y2 JPH024380 Y2 JP H024380Y2 JP 18115384 U JP18115384 U JP 18115384U JP 18115384 U JP18115384 U JP 18115384U JP H024380 Y2 JPH024380 Y2 JP H024380Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ice
water
air
blow
small
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18115384U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6196272U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18115384U priority Critical patent/JPH024380Y2/ja
Publication of JPS6196272U publication Critical patent/JPS6196272U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH024380Y2 publication Critical patent/JPH024380Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、製氷容器に設けた吹出孔から水中に
空気を吹き込むことにより水を撹拌しながら凍結
させる冷蔵庫の製氷装置に関する。
[考案の技術的背景] この種の製氷装置としては、本出願人の出願に
かかる実願昭59−4903号において開示したものが
ある。これは、冷凍室内に収納される製氷容器内
の水中に吹出孔から空気を吹き込んで水を撹拌し
ながら冷却し、もつて水面の結氷を極力遅らせる
ことにより氷の内部に微細な気泡が封じ込められ
ないようして透明な氷を製造できるようにしたも
のである。
[背景技術の問題点] ところが、冷凍室内に収納した製氷容器は、冷
凍室内の冷気の流れや冷却器の温度むらによつ
て。全体が均一に冷却されるとは限らず、製氷容
器の各小室内の水の冷却速度は小室毎に異なると
いうのが実情である。このため、単に各小室に同
じ数の吹出孔を設ける構成では、水の撹拌度合い
が均一になるから、小室内の凍結時期に差が生ず
る。従つて、未凍結の小室内に吹き込まれた空気
により水が泡立つて水滴が既に凍結した小室内の
氷の上に飛び散ると、この氷の上に白く濁つた氷
が出来てしまい。結局氷の透明度を充分に向上さ
せ得ないという問題を生ずる。
[考案の目的] そこで、本考案の目的は、製氷容器全体として
透明度が高い氷を製造することができる冷蔵庫の
製氷装置を提供するにある。
[考案の概要] 本考案は、製氷容器の小室のうち内部の水がよ
り冷却される小室に設けられる吹出孔の数又は開
口径を他よりも大とすることにより、その小室内
の水をより強く撹拌して水の凍結時期を各小室毎
に揃えようとするところに特徴を有するものであ
る。
[考案の実施例] 以下本考案の一実施例につき図面を参照して説
明する。まず、全体構成を示す第2図及び第3図
において、1は断熱壁2により区画された冷凍室
で、これの内部には棚状の冷却器3が設けられて
いる。冷却器3の上部一側方寄りには断熱仕切壁
4が設けられて製氷部5が区画形成されている。
6は製氷部5に着脱可能に収納した製氷容器で、
これは第1図に示すように、多数の小室7aを有
する容器本体7及び容器本体7の上面に着脱可能
に取着した蓋8から成る。蓋8には容器本体7の
小室7aに対応する多数の仕切壁9が一体に形成
されており、その仕切壁9のうち前後方向に沿つ
た部分の内部には空気通路10と、この空気通路
10に連通して容器本体7の各小室7aに臨む多
数の吹出孔11とが形成されている。そして、こ
の吹出孔11は、仕切壁9のうち製氷容器6の前
後両端部に位置する計4つの小室7aを区画する
部分には各小室7a毎に2個づつ形成され、他の
小室7aを区画する部分には各小室7a毎に1個
づつ形成されている。12は蓋8の後面部に空気
通路10と連通して突設した連結管、13は蓋8
の上面部の略中央に形成した排気口である。一
方、14は冷凍室1の断熱壁2中に設けた空気ポ
ンプで、これの吐出側には送気管15が連結さ
れ、その送気管15の先端部が製氷部5の背面に
おいて開口していて、前記製氷容器6を製氷部5
に装着した状態ではその連結管12が送気管15
に接続されるようになつている。また、空気ポン
プ14の吸入側には製氷部5の天井部において開
口する吸気管16が連結されていて、製氷容器6
の蓋8に形成した排気口13を介して製氷容器6
内と連通するようになつている。17は製氷容器
6の仕切壁9上部に形成した遮水壁で、これは容
器本体7内の水面から所定距離上方に離れるよう
平板状に形成されており、左右両側方に蓋8の内
面との間に隙間を存している。18は蓋8の上面
に前後方向に伸びるように形成した突条部、19
は送気管15に巻回したヒーターである。
次に上記構成の作用につき説明する。容器本体
7内に水を貯留して蓋8を装着し、第2図に示す
如く製氷容器6を構成し、これを連結管12が後
向きとなる状態で製氷部5の冷却器3上に載置し
て後方に押圧する。これにて、連結管12と製氷
部5側の送気管15とが連結される。この後、図
示しない透明氷製氷スイツチをオン操作すること
により空気ポンプ14及びヒータ19に通電され
る。これにより、空気が所定温度に加熱されて送
気管15から製氷容器6の空気通路10に供給さ
れ、仕切壁9の各吹出孔11から容器本体7の小
室内の水中に吹出されるため、小室内の水は吹出
孔11から吹出された気泡により撹拌されながら
冷却され、水温が略一様に低下する。そして、凍
結温度に至ると小室内の水は略同時に凍結する。
従つて、水面から下部に向つて徐々に凍結するた
めに内部に微細な気泡が封じ込められてしまう従
来のものとは異なり、本実施例では氷内部に微細
な気泡が封じ込められることはなく、これにて氷
の透明度を大幅に向上させることができる。しか
も、製氷容器6内の水は気泡により撹拌されなが
ら冷却されるから、冷却効率が良く、製氷時間を
短縮することができる。
ところで、このようにして冷凍室1内に収納さ
れた製氷容器6は、後部が暖気の流入し易い冷凍
室1の扉(図示せず)近傍から離れて位置してい
るから、後方に位置する小室7a内の水程強く冷
却される傾向にある。また、空気通路10を流れ
る空気は連結管12側から前方に流れるにつれ温
度が低下するため、製氷容器6の前端部に位置す
る小室7a内の水ほど吹き込まれる暖かい空気に
より暖められることが少なく、やはり冷却度合い
が強くなる。この点に鑑み、本実施例では、内部
の水がより冷却される小室7aに設けられる吹出
孔11の数を他の小室7aに設けられる吹出孔1
1の数よりも多くしたから、その小室7a内の水
はより強く撹拌されることになつて冷却速度が低
下する。このため、各小室7a内の水の冷却速度
は一様に揃うようになり、全体が略同時に凍結す
ることになる。従つて、従来の製氷装置とは異な
り、未凍結の小室内に吹き込まれた空気により水
が泡立つて既に凍結した小室内の氷の上に水滴が
飛び散ることによりその氷の上に白く濁つた氷が
できてしまうことを確実に防止することができる
ものである。
尚、上記実施例では、吹出孔11の数を異なら
せるようにしたが、本考案はこれに限らず、内部
の水がより強く冷却される小室内に設ける吹出孔
の開口径を他よりも大にするようにしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明したように、製氷容器内の水
中に吹出孔から空気を吹き込むようにしたものに
おいて、製氷容器の小室のうち内部の水がより冷
却される小室内に設けられる吹出孔の数又は開口
径を他よりも大としたから、水の冷却速度を一様
に揃えることができて製氷容器全体について氷の
透明度を向上させることができるという優れた実
用的な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は製氷
容器の縦断側面図、第2図は冷凍室の部分縦断側
面図、第3図は冷凍室の部分縦断正面図、第4図
は製氷容器の縦断正面図である。 図面中、1は冷凍室、3は冷却器、6は製氷容
器、7aは小室、10は空気通路、11は吹出孔
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷凍室内に収納される製氷容器に複数の小室を
    区画して設けると共に、各小室毎に吹出孔を設
    け、この吹出孔から小室内の水中に空気を吹き込
    んで水を撹拌しながら凍結させるようにしたもの
    において、前記小室のうち内部の水がより冷却さ
    れる小室に設けられる吹出孔の数又は開口径を他
    よりも大としたことを特徴とする冷蔵庫の製氷装
    置。
JP18115384U 1984-11-29 1984-11-29 Expired JPH024380Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18115384U JPH024380Y2 (ja) 1984-11-29 1984-11-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18115384U JPH024380Y2 (ja) 1984-11-29 1984-11-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6196272U JPS6196272U (ja) 1986-06-20
JPH024380Y2 true JPH024380Y2 (ja) 1990-02-01

Family

ID=30738708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18115384U Expired JPH024380Y2 (ja) 1984-11-29 1984-11-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH024380Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6196272U (ja) 1986-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0133019B1 (ko) 냉기유도로를 구비한 냉장고
CN205860628U (zh) 一种冷冻风道以及风冷冰箱
JPH024380Y2 (ja)
WO2023088216A1 (zh) 制冰组件及具有其的冰箱
CN218349004U (zh) 一种冰箱
WO2023123258A1 (zh) 制冷设备及其控制方法、装置
WO2023123260A1 (zh) 制冰组件和制冷设备
JPS6120461Y2 (ja)
WO2023123271A1 (zh) 制冰组件、制冷设备及其控制方法、装置
JPS5930380Y2 (ja) 冷蔵庫
KR100556793B1 (ko) 냉장고의 측부냉기덕트
KR20000000953U (ko) 냉장고의 제빙기
JPS6146377Y2 (ja)
JPH0141106Y2 (ja)
KR840000256Y1 (ko) 냉장고의 제빙실과 냉동실의 냉기절환장치
JPS645229B2 (ja)
JP2589723B2 (ja) 冷蔵庫等の製氷装置
JPS5912539Y2 (ja) 冷蔵庫
JP2546672Y2 (ja) 噴水式製氷機の製氷室組立体
JPH024379Y2 (ja)
JPH0725581Y2 (ja) 冷蔵庫
JPS6032557Y2 (ja) 冷蔵庫
JPH08233430A (ja) 冷凍冷蔵庫
JPH1194438A (ja) 冷蔵庫
JPH1114232A (ja) 冷蔵庫