JP2589723B2 - 冷蔵庫等の製氷装置 - Google Patents

冷蔵庫等の製氷装置

Info

Publication number
JP2589723B2
JP2589723B2 JP63005167A JP516788A JP2589723B2 JP 2589723 B2 JP2589723 B2 JP 2589723B2 JP 63005167 A JP63005167 A JP 63005167A JP 516788 A JP516788 A JP 516788A JP 2589723 B2 JP2589723 B2 JP 2589723B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ice
ice making
tray
making
cooling plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63005167A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01181056A (ja
Inventor
文男 山下
祥記 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP63005167A priority Critical patent/JP2589723B2/ja
Publication of JPH01181056A publication Critical patent/JPH01181056A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2589723B2 publication Critical patent/JP2589723B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C2400/00Auxiliary features or devices for producing, working or handling ice
    • F25C2400/06Multiple ice moulds or trays therefor

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷蔵庫の冷凍室等に配置され、特に透明な氷
を生成可能とする製氷装置に関するものである。
従来の技術 従来より家庭用の冷蔵庫等では冷凍室内の一画に製氷
皿を収納する製氷装置を配置し、この製氷装置内を流通
する冷気の冷却作用により製氷皿内の水を凍結させて氷
を生成することが一般的に行なわれている。
しかしながら、このような氷の生成方法であると、氷
が生成される際の製氷皿内の水の凍結が製氷皿と水の接
触面及び冷気と水との接触面から中央部に進行していく
ため、水中に溶解している気体成分や不純物が氷の中央
部に封じ込められて、結果的に中央部が白濁した不透明
な氷となり、例えばウイスキー等の飲料用としては官能
的に適したものではなかった。
そのため透明な氷を所望するニーズは過去より有り、
それを生成するための装置について例えば第4図から第
6図に示す様な方法が考えられている。以下図面に従い
その内容について説明する。
1は冷蔵庫本体で、区画壁2により上部に冷凍室3、
下部に冷蔵室4に区画されている。5は冷凍サイクルの
冷却器、6は強制通風用の送風機であり夫々前記冷凍室
3の背面に配置されている。7は前記冷凍室3の底部に
配置された製氷装置であり、箱体7aが枠組みされ上段に
透明な氷を生成するための第1の製氷室8と、下段に通
常の氷を生成するための第2の製氷室9を設けている。
そして前記第1の製氷室8は底面と前面を除く外壁を断
熱材10で囲われており、天面にはヒータ11を裏面に配設
したアルミ製の加熱板12が又、底面にはアルミ製の冷却
板13が夫々配置されている。14は前記冷却板13の上部に
形成した通風路であり、15,16は夫々前記第1の製氷室
8、第2の製氷室9内に収納する第1の製氷皿及び第2
の製氷皿である。又、17は前記製氷装置7に前記冷却器
5で冷却した冷気を前記送風機6で強制通風するための
吐出ダクトであり、下端部に形成した吐出口18により夫
々前記通風路14及び前記第2の製氷室9内に連通してい
る。19は前記冷凍室3内に吐出された冷気を前記冷却器
5に戻すための戻りダクトである。又、20は透明な氷の
製氷スイッチであり、スイッチを一度投入すれば前記ヒ
ータ11に所定時間通電する様構成されている。
かかる構成において、冷却器5で冷却された冷気は送
風機6の強制通風作用によって冷凍室3及び冷蔵室4に
供給されると同時に吐出ダクトの吐出口18を介して製氷
装置7内の第2の製氷室9及び通風路14に吐出される。
そして、第2の製氷室9内に導かれた冷気は第2の製氷
皿16を直接的に冷却し、内部の水を水面及び第2の製氷
皿16と接触する残りの面より順次凍結させ通常の氷を生
成する。但し前述した様に、この様にして生成した氷は
白濁しており透明な氷にはならない。一方、通風路14内
に導かれた冷気は冷却板13を冷却している。そこで使用
者が透明な氷をつくるために、水を満たした第1の製氷
皿15を第1の製氷室8に収納して製氷スイッチ20を投入
すると第1の製氷皿15の上面からはヒータ11による加熱
板12を介しての加熱作用が開始され、下面からは通風路
14を流通する冷気による冷却板13を介しての冷却即ち凍
結作用が開始される。ここで第1の製氷室8は外壁を断
熱材10で覆われているため冷凍室3からの冷却影響を受
けず、下面から上面へ向けての一方向の凍結作用が進行
する。そしてこの凍結作用は冷却板13を介しての間接的
冷却であることに加えて予め適当な容量に定めたヒータ
11による加熱作用が加わるためその凍結速度は十分に遅
くなる。そのため水中の気体成分が上方へ拡散する速度
より氷の凍結面の進行速度の方が遅くなって凍結面近傍
での気体成分の水中溶解濃度が薄まり気泡の発生機会が
少なくなる。また気泡が発生しても凍結速度が遅いため
発生した気泡が氷中に捕獲されることがない。この様に
凍結速度を概ね3mm/h以下程度に制御すれば水中の気体
成分は最後に凍結する水表面より外気中に脱気され、最
終的に生成された氷には気泡がほとんど含まれない透明
な氷が得られる。またヒータ11は製氷が完了する所要時
間に多少の裕度を持たせて予め定めてある時間を経過す
ると自動的に通電が停止する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、この様に通風路14を流通する冷気によ
って冷却板13を冷却して第1の製氷皿15の透明な製氷
を、又一方で第2の製氷皿16を直接冷却して通常の製氷
を同時に行なわせるものにおいては、第1の製氷皿15に
よる透明な氷の製氷中にその下部で第2の製氷皿16によ
る通常の製氷を行なった場合に、第2の製氷皿16内の水
の水温による熱影響が冷却板13に及び冷却板13の温度が
高くなって冷却能力が低下するため第1の製氷皿15内の
製氷速度が必要以上に遅くなり、製氷時間が長くなると
いう問題点があった。又一方、第2の製氷皿16内の水が
氷結するまでの間、その水表面からは水蒸気が発生し、
その水分が冷却板13の底面に付着して着霜或いは氷結を
生じて冷却板13を十分冷却し切れずに結果としてこれも
第1の製氷皿15の製氷時間が長くなってしまうという問
題点があった。
また、この様な第2の製氷皿16での製氷による冷却板
13に対する熱影響や着霜・氷結等の問題は、通風路14の
高さ方向が狭くなり冷却板13と第2の製氷皿16の距離が
近接するほど顕著になる。そのため、その傾向を少しで
もやわらげるために通風路14の高さ方向を広くとること
が考えられるが、この場合は冷却板13と第2の製氷皿16
との距離が大きくなって、両者を同時に十分に冷却する
事が困難になり、第1の製氷皿15による透明な氷の製氷
も、第2の製氷皿16による通常の製氷も相方共に製氷時
間が長くなってしまうという問題点もあった。
本発明は上記した問題点を解消するものであり、第2
の製氷皿の製氷を行なっても第1の製氷皿の透明な氷の
製氷時間が長びかず、また第2の製氷皿の通常の氷の製
氷時間も長びかせない製氷装置を提供することを目的と
している。
課題を解決するための手段 上述した課題を解決するために本発明の冷蔵庫等の製
氷装置は、冷却板の下方に所定の間隔をおいて仕切板を
設け、冷却板とこの仕切板との間に後方より前方に流通
する第1の通風路を、また仕切板と第2の製氷皿との間
に第1の通風路と連通して前方より後方に流通する第2
の通風路とを形成し、更に第2の製氷皿上面前部に連通
孔を設けるものである。
作用 本発明は上記した構成によって、第1の通風路内を後
方より前方に向けて流通する冷気は、まず冷却板を冷却
して第1の製氷皿による透明な氷の製氷を行なう。その
後、前方より第2の通風路内に折り返して後方へ流通す
るものと第2の製氷皿上面前部の連通孔を抜けて、製氷
皿裏面を前方から後方へ流通するものに分岐されて第2
の製氷皿を上面あるいは裏面より冷却して通常の氷の製
氷を行なう。その際、第2の製氷皿内の水による熱影響
は仕切板に遮断されて冷却板に及ばず、冷却板の冷却力
は低下しない。また、発生する水蒸気も仕切板に遮られ
て直接冷却板に作用せず、着霜や氷結によって冷却板の
冷却力が低下することがないものである。
実施例 以下、本発明の一実施例の冷蔵庫等の製氷装置につい
て第1図から第3図に従い説明する。尚、従来と同一構
成については同一符号を付し、その詳細な説明を省略す
る。
21は冷凍室3の下部に備えた製氷装置であり、箱体21
aで枠組みされ、上段に透明な氷を生成するための第1
の製氷室22が区画形成されている。23は冷却板13の下方
に所定の間隔をおいて設けた仕切板であり、その前端部
は上方へ略L字状に折曲されて前記冷却板13の底面に当
接している。24は前記仕切板23の下方に区画形成された
第2の製氷室であり、第2の製氷皿30が収納されてい
る。尚、第2の製氷皿30の上面前部には連通孔30aが設
けられている。25は前記冷却板13と仕切板23の間に形成
された第1の通風路であり、前記箱体21aの後方より前
方に向けて冷気が流通する様に構成されている。26は前
記仕切板23の下方で前記第2の製氷皿16の上方に形成さ
れた第2の通風路であり、前記箱体21aの前方で前記第
1の通風路25と連通して前方より後方へ冷気が流通する
様構成されている。27は前記第1の通風路25と前記第2
の通風路26を連通させるために前記仕切板23の前方に形
成した連通孔である。また、28は前記製氷装置21の背面
に導かれたダクト17が前記第1の通風路25に連結して開
口する給気口、29は前記第2の通風路26の後端部に開口
して冷却器5に通じさせる排気口である。
かかる構成において、冷却器5で冷却された冷気が送
風機6の強制通風作用によってダクト17を通じて給気口
28より第1の通風路25内に流入する。第1の通風路25内
を流通する冷気は冷却板13を冷却し、第1の製氷皿15は
下面より間接的に冷却される。また同時に第1の製氷皿
15の上面からはヒータ11による加熱板12を介しての加熱
が行なわれ、下面から徐々に凍結作用が成されて透明な
氷が生成される。そして、第1の通風路25の前端部は仕
切板23が略L字状に折曲されて封鎖されているための第
1の通風路25内を前方へ流れた冷気は仕切板23に設けた
連通孔27を通って下方へ流出し、第2の通風路26の前
方、即ち第2の製氷皿30の上面前方に流入する。そして
流入した冷気は更に第2の製氷皿30の上面を流れるもの
と、第2の製氷皿30に設けた連通孔30aを通って下方に
流出するものに分岐される。連通孔30aを通過した冷気
は第2の製氷皿30の裏面の空間を前方から後方へと流れ
る。この様に流れる冷気が第2の製氷皿30の水表面およ
び製氷皿30そのものを冷却して通常の氷を生成する。こ
の時、第1の通風路25内を流通する冷気の総てが引き続
いて第2の通風路26内を流れて第2の製氷皿30の製氷に
費やされるため、その冷却力が十分に発揮されて短時間
の製氷が可能となる。また、第2の通風路26内を流通し
た冷気は排気口29より排出されて冷却器5に戻される。
一方、第2の製氷皿30内の水が凍結過程において発生
する水蒸気は仕切板23に遮られてそのまま排気口29より
排出される。このため、冷却板13には水蒸気の熱影響が
及ばず冷却板13は温度が上昇しない。そして、冷却板13
の冷却力は低下せず透明な氷の製氷時間が長びくことは
ない。また、水蒸気の水分が直接冷却板13に付着する事
がないため冷却板13の底面に着霜や氷結が発達しない。
このため、第1の通風路25を流通する冷気は霜や氷の妨
げなしに直接冷却板13を冷却でき、冷却板13の冷却力が
低下せず、これもまた透明な氷の製氷時間を長びかせる
ことがない。
発明の効果 以上の様に、本発明の冷蔵庫等の製氷装置によると、
第1の製氷皿による透明な氷の製氷中に第2の製氷皿に
よる通常の製氷を行なっても、通常の氷の製氷過程にお
ける水の熱影響や発生する水蒸気による着霜や氷結の影
響が第1の製氷皿の冷却板に及ばないため、第1の製氷
皿による透明な氷の製氷時間が長びかないという効果が
得られる。又同時に、第1の製氷皿の冷却板を冷却した
冷気をそのまま引き続いて総て第2の製氷皿の冷却に活
用出来るため通常の氷の製氷も短時間で効率よく行なえ
る効果も併せ持つものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す冷蔵庫等の製氷装置の
正面図、第2図は同第1図の断面図、第3図は同第1図
の製氷装置を備えた冷蔵庫の断面図、第4図は従来の製
氷装置を備えた冷蔵庫の断面図、第5図は同第4図の冷
蔵庫に備えた製氷装置の正面図、第6図は同第5図の断
面図である。 10……断熱材、11……ヒータ(加熱手段)、12……加熱
板、13……冷却板、15……第1の製氷皿、30……第2の
製氷皿、21……製氷装置、21a……箱体、22……第1の
製氷室、23……仕切板、24……第2の製氷室、25……第
1の通風路、26……第2の通風路、30a……連通孔。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面と下面を開口した箱体と、前記箱体内
    を上下に仕切る仕切板と、前記仕切板の上方に所定の間
    隔をおいて設けた冷却板と、前記冷却板の上部に区画形
    成した第1の製氷室と、前記仕切板の下部に区画形成し
    た第2の製氷室と、前記第1の製氷室内に収納され前記
    冷却板上に載置した第1の製氷皿と、前記第1の製氷皿
    の上面に設けたヒータ等の加熱手段を備えた加熱板と、
    前記第1の製氷室を囲む前記箱体内に配設した断熱材
    と、前記第2の製氷室内に収納され上面前部に連通孔を
    備えた第2の製氷皿と、前記仕切板と前記冷却板の間に
    形成され前記箱体の後方より前方へ流面する第1の通風
    路と、前記第2の製氷室内で前記仕切板と前記第2の製
    氷皿の間に形成され、前記第1の通風路に連通して前記
    箱体の前方より後方へ流通する第2の通風路とより成る
    冷蔵庫等の製氷装置。
JP63005167A 1988-01-13 1988-01-13 冷蔵庫等の製氷装置 Expired - Lifetime JP2589723B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63005167A JP2589723B2 (ja) 1988-01-13 1988-01-13 冷蔵庫等の製氷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63005167A JP2589723B2 (ja) 1988-01-13 1988-01-13 冷蔵庫等の製氷装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01181056A JPH01181056A (ja) 1989-07-19
JP2589723B2 true JP2589723B2 (ja) 1997-03-12

Family

ID=11603677

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63005167A Expired - Lifetime JP2589723B2 (ja) 1988-01-13 1988-01-13 冷蔵庫等の製氷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2589723B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01181056A (ja) 1989-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5817674B2 (ja) 製氷及び製水を行なう冷蔵装置
JP2589723B2 (ja) 冷蔵庫等の製氷装置
JP2578869B2 (ja) 冷蔵庫等の製氷装置
JPH0670543B2 (ja) 透明氷の製氷方法
JP2589731B2 (ja) 冷蔵庫等の製氷装置
JPH0670545B2 (ja) 冷蔵庫等の製氷装置
JP2633278B2 (ja) 冷蔵庫等の製氷装置
JPH0746004B2 (ja) 冷蔵庫等の製氷装置
JPH02133768A (ja) 冷蔵庫の製氷装置
JPH01193570A (ja) 冷蔵庫等の製氷装置
JPH01181059A (ja) 冷蔵庫等の製氷装置
JPH0718625B2 (ja) 冷蔵庫等の製氷装置
JPH01181051A (ja) 冷蔵庫等の製氷装置
JPH01150769A (ja) 冷蔵庫等の製氷装置
JPH01150770A (ja) 冷蔵庫等の製氷装置
JPH0989446A (ja) 冷蔵庫
JPH0672730B2 (ja) 冷蔵庫等の製氷装置
JPH01150772A (ja) 冷蔵庫等の製氷装置
JP2599447B2 (ja) 冷蔵庫等の製氷装置
JPH01139976A (ja) 冷蔵庫等の製氷装置
JPH01181050A (ja) 冷蔵庫等の製氷装置
JPS646386B2 (ja)
JPH01131867A (ja) 冷蔵庫等の製氷装置
JPH0718626B2 (ja) 冷蔵庫等の製氷装置
JPH0746000B2 (ja) 冷蔵庫等の製氷装置