JPH0243627Y2 - - Google Patents

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JPH0243627Y2
JPH0243627Y2 JP1984078087U JP7808784U JPH0243627Y2 JP H0243627 Y2 JPH0243627 Y2 JP H0243627Y2 JP 1984078087 U JP1984078087 U JP 1984078087U JP 7808784 U JP7808784 U JP 7808784U JP H0243627 Y2 JPH0243627 Y2 JP H0243627Y2
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JP
Japan
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spindle
socket
pitch circle
spindles
cam plate
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JP1984078087U
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JPS60190574U (ja
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  • Transmission Devices (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、円周線上に所定ピツチで配置する複
数のボルト、ナツトを締め付けるマルチナツトラ
ンナに関するものである。
〈従来技術〉 第1図Aで示すように、軸数5軸で等間隔に配
置したボルトB1〜B5と、第1図Bで示すように、
軸数6軸で等間隔に配置したボルトB1〜B6とを
1台のマルチナツトランナで対応させるために
は、第2図に示すように6軸のスピンドルS1〜S6
の大径ピツチサークルPS2と同心で5軸の小径ピ
ツチサークルPS1とする場合、スピンドルS1
S2,S3,S5,S6の5軸を移動して小径ピツチサー
クルPS1線上に配置する方法と、第3図に示すよ
うにスピンドルS1の1軸を5軸と6軸共用とし、
このスピンドルS1を基準にしてスピンドルS2
S3,S5,S6を移動して大径ピツチサークルPS2
対し偏心する小径ピツチサークルPS1線上に配置
する方法とがある。この何れの方法においてもカ
ム板によつて可動スピンドルをピツチサークル
PS1,PS2に拡縮作動するものであるが、ここで
問題となるのは、6軸専用のスピンドルS4が、小
径ピツチサークルPS1における5軸使用時に不要
の1軸となり、ソケツトの先端がワークに干渉す
る不具合がある。従来では、エアシリンダによつ
てソケツトを干渉しない位置まで後退させていた
が、そのために専用のエアシリンダを必要とし、
設置ススペース、流体圧の配管構成、コストにつ
いて問題があつた。
〈考案の目的〉 本考案の目的は、減軸使用時に不要となるスピ
ンドルのソケツトを特別専用の動力源を用いるこ
となく簡単な機構により可動スピンドルの移動と
連係して後退移動するようにし、前記従来の問題
点を解消したものである。
〈考案の構成〉 本考案の特徴とする構成は、円周線上に所定ピ
ツチで配置した複数本のスピンドルを備え、カム
板によつてスピンドルを移動し、そのピツチサー
クルを拡縮して異なる本数のボルト、ナツトを締
め付けするマルチナツトランナにおいて、ピツチ
サークルを縮少した減軸時に不使用となる少くと
も1軸のスピンドルの先端のソケツトを進退移動
可能とし、かつスプリングで常に前進方向に押圧
し、ピツチサークルを拡縮する可動スピンドルを
拡縮方向に移動させるカム板と前記ソケツトとの
間にピツチサークル縮少に基づいて前記ソケツト
を後退回避させるためのワイヤを連結したもので
ある。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を第4図乃至第6図によつ
て説明する。S1〜S6は大径ピツチサークルPS2
に等ピツチで配置したスピンドルであり、その先
端にはソケツトを備えている。10は第1基準
板、11は第2基準板、12は第3基準板であ
る。
前記スピンドルS1〜S6の中でスピンドルS1とS4
は第1基準板10、第2基準板11、第3基準板
12に固定されスピンドルS3,S6は第1基準板1
0にピツチサークルPS1,PS2の拡縮方向にスラ
イド自在に案内された摺動駒13を介して保持さ
れスピンドルS2,S5は第2基準板11、ピツチサ
ークルPS1,PS2の拡縮方向にスライド自在に案
内された摺動駒14を介して保持されている。そ
して、第1基準板10にはスピンドルS2,S5を貫
通して移動方向に案内する穴15が、また第2基
準板11にはスピンドルS3,S6を貫通して移動方
向に案内する穴15が開設されている。第3基準
板12にはスピンドルS2,S3,S5,S6の後端の細
径部を保持し、各スピンドルS2,S3,S5,S6の移
動方向に摺動する摺動駒16が設けられている。
17は前記スピンドルS2,S3,S5,S6のピツチ
サークルPS1,PS2を拡縮移動させるためのカム
板であり、スピンドルS2,S3,S5,S6に設けられ
たカムフオロア19を案内するカム溝18が設け
られている。このカム板17は第1基準板10の
前方と第3基準板12の後方とにガイド部材27
によつて第4図及び第5図において上下動可能に
設けられ、1個のシリンダ28により連結桿29
を介して上下作動されるようになつている。また
前記カム溝18はカム板17が上昇位置ではスピ
ンドルS2,S3,S5,S6を大径ピツチサークルPS2
に拡開し、カム板17の下降位置では小径ピツチ
サークルPS1に縮少する形状となつている。
そこで、本考案は、大径ピツチサークルPS2
6軸においてのみ使用され、小径ピツチサークル
PS1の5軸においては不要となるスピンドルS4
第6図の詳細図で示すようにソケツト20をスピ
ンドルS4の軸線方向に長い長穴21と、これと係
合するガイドピン22とにより軸線方向に進退自
在に設け、スプリング23によつて常に前進端に
押圧する。そして、カム板17が下降動する小径
ピツチサークルPS1時に、ソケツト20を積極的
に後退させるために、ワイヤ24の一端をソケツ
ト20に結合し、他端は滑車25を経由してカム
板17に固定した取付部材26に結合したもので
ある。
本考案は上記の通りの構造であるからカム板1
7の上昇位置ではスピンドルS1〜S6の6軸は大径
ピツチサークルPS2上に配置し、6軸のボルト、
ナツトの締め緩め作業が得られる。また、カム板
17を下降位置に作動すると、スピンドルS2
S3,S5,S6の4軸は、スピンドルS1を含めて小径
ピツチサークルPS1上(第3図参照)に配置した
5軸等ピツチの配置となる。このとき不要となる
スピンドルS4では、カム板17の下降動に基づい
てワイヤ24を第6図において右方に引張し、ソ
ケツト20をスプリング23の押圧力に抗して後
退移動させ、5軸のボルト、ナツトの締め緩め時
においてワークとの干渉を回避するのである。
尚上記実施例では、スピンドルS1を固定スピン
ドルとし、5軸、6軸共用としたものに本願考案
を適用したものであるが、このスピンドルS1も可
動スピンドルとし、第2図に示す同心配置とする
ピツチサークルの拡縮を行わせる場合でも本考案
は適用される。
〈考案の効果〉 以上のように本考案によると、ピツチサークル
を縮少減軸したときに不要となるスピンドルのソ
ケツトを、可動スピンドルを移動させるカム板の
運動を利用し、ワイヤによつて積極的に後退方向
に回避させるようにしたものであるから、従来の
ように特別専用の駆動源を不要とし、省資源、省
エネルギ、スペース、コストの問題を一挙に解消
し、簡単な機構により確実な動作が得られる利点
を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bはマルチナツトランナによりボル
ト締めすべきボルトの配置図、第2図及び第3図
は、1台のマルチナツトランナによつて5軸と6
軸とを共用にする場合のスピンドルのピツチサー
クル拡縮による可動スピンドルの移動説明図、第
4図は本考案を適用したマルチナツトランナの断
面図、第5図は第4図矢視図、第6図は本考案
の要部側面図である。 S4……スピンドル、17……カム板、20……
ソケツト、21……長穴、22……ガイドピン、
23……スプリング、24……ワイヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円周線上に所定ピツチで配置した複数本のスピ
    ンドルを備え、カム板によつてスピンドルを移動
    し、そのピツチサークルを拡縮して異なる本数の
    ボルト、ナツトを締め付けるマルチナツトランナ
    において、ピツチサークルを縮少した減軸時に不
    使用となる少くとも1軸のスピンドルの先端のソ
    ケツトを進退移動可能とし、かつスプリングで常
    に前進方向に押圧し、ピツチサークルを拡縮する
    可動スピンドルを拡縮方向に移動させるカム板と
    前記ソケツトとの間にピツチサークル縮少に基づ
    いて前記ソケツトを後退回避させるためのワイヤ
    を連結して成るマルチナツトランナ。
JP7808784U 1984-05-29 1984-05-29 マルチナツトランナ Granted JPS60190574U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7808784U JPS60190574U (ja) 1984-05-29 1984-05-29 マルチナツトランナ

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JP7808784U JPS60190574U (ja) 1984-05-29 1984-05-29 マルチナツトランナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60190574U JPS60190574U (ja) 1985-12-17
JPH0243627Y2 true JPH0243627Y2 (ja) 1990-11-20

Family

ID=30621747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7808784U Granted JPS60190574U (ja) 1984-05-29 1984-05-29 マルチナツトランナ

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JP (1) JPS60190574U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58132428A (ja) * 1982-02-03 1983-08-06 Toyota Motor Corp 軸数およびピツチ円半径変更可能なナツトランナ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58132428A (ja) * 1982-02-03 1983-08-06 Toyota Motor Corp 軸数およびピツチ円半径変更可能なナツトランナ

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Publication number Publication date
JPS60190574U (ja) 1985-12-17

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