JPH0243529Y2 - - Google Patents

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JPH0243529Y2
JPH0243529Y2 JP1985174528U JP17452885U JPH0243529Y2 JP H0243529 Y2 JPH0243529 Y2 JP H0243529Y2 JP 1985174528 U JP1985174528 U JP 1985174528U JP 17452885 U JP17452885 U JP 17452885U JP H0243529 Y2 JPH0243529 Y2 JP H0243529Y2
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JP
Japan
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block
hole
lower mold
screw
mold
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JP1985174528U
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JPS6282128U (ja
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  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
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  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は積層鉄心用金型装置の位置決め構造に
関するものであり、詳しくはテーパピンとテーパ
孔の組み合せから成るブランキングダイと上型と
の位置決め構造に関する。
〔従来の技術〕
第2図に示した金型装置Aは、パイロツトピン
Bとしてテーパピンを用いるとともに、ブランキ
ングダイCに上記パイロツトピンBのテーパ形状
と対応するテーパ孔Dを形成している。上記テー
パピンとテーパ孔とから構成された位置決め構造
は、ブランキングダイCと上型Eとの間に位置ず
れがあつた場合でも、テーパ孔Dにパイロツトピ
ンBが挿入される際に、上記孔DとピンBとのテ
ーパ面によつて互いに案内される格好となり、こ
ののち上型Eが所定位置に下降したときにはピン
Bのテーパ面がその全周に亘つてテーパ孔Dに当
接し、これによつてブランキングダイCと上型E
とが正確に位置決めされる。このため、上記位置
決めの構造は、たとえばパルスモータのステータ
を製造する順送り金型装置において、ステータ単
板を所定角度回転させて積層するためにブランキ
ングダイCが回転する構造の金型装置のように、
ブランキングダイと上型とが位置ずれを起こし易
いものに適用した場合に、特に、その位置決めの
効果が大きい。
ところで、ブランキングダイCにおける切り刃
Fのエツジを立てるために、ブランキングダイC
の表面を第3図に示す実線の位置から、2点鎖線
で示す位置まで研削した場合、ブランキングダイ
Cに対するバイロツトピンBの挿入深さがh1か
らh2へと浅くなつて、上記ピンBとテーパ孔D
との接触面積が減少し、このため上型Eに対する
ブランキングダイCの安定性が悪化する虞れがあ
る。またブランキングダイCの研削に伴い、d1
からd2へとテーパ孔Dの開口径、言い換えれば
開口面積も減少し、これにより、パイロツトピン
Bの先端をブランキングダイCの表面にぶつける
ことなくテーパ孔Dに案内することのできる、ブ
ランキングダイCと上型Eとの位置ずれの許容範
囲も減少してしまう不都合がある。
〔考案の目的〕
本考案は上記実状に鑑みて、下型表面を研削し
ても、テーパ孔の深さおよびその開口面積が減少
することのない積層鉄心用金型装置の位置決め構
造を提供することを目的とする。
〔考案の概要〕
そこで本考案では、下型表面に穿設された案内
孔に、その表面にテーパ孔を形成したブロツクを
挿入し、さらにこのブロツクと下型との間に、下
型の表面とブロツクの表面との間隔を調節すると
ともに上記ブロツクを下型に不動に保持させる保
持位置調整手段を設け、下型の研削時には、上記
ブロツクの表面を、下型の表面から研削量より深
く位置させておくことにより上記目的を達成して
いる。
〔実施例〕
以下本考案の具体的構成を、一実施例を示す図
面に基づいて詳細に説明する。
第1図は本考案に係わる積層鉄心用金型装置の
位置決め構造を示したものであり、下型1には、
その表面1aから下方へ延びる案内孔2が穿設さ
れている。案内孔2には該孔2の深さよりも短く
形成された円柱形状のブロツク3が挿入されてお
り、このブロツク3の表面3aにはテーパ孔4が
形成されている。また上記ブロツク3には、その
軸線方向に沿つてテーパ孔4の底部4aからブロ
ツク底面3bに亘るねじ孔3cが形成されてお
り、このねじ孔3cの下部には、高さ調節ねじ5
が、ブロツク底面3bから下方に突出するように
螺合している。一方、上記ねじ孔3cの上部に
は、上記高さ調節ねじ5の頂部5aと当接して、
ロツク用ねじ6が螺合しており、上記高さ調節ね
じ5とロツクねじ6および両者が螺着しているね
じ孔3cとによつて保持位置調整手段7が構成さ
れている。上記高さ調節ねじ5の底面5bは、案
内孔2の底面2aと当接しており、これにより、
上記ブロツク3は案内孔2内に不動に保持されて
いる。また、上記高さ調節ねじ5の底面5bが案
内孔2の底面2aと当接することによつて、ブロ
ツク3の表面3aは、下型の表面1aから0.5mm
程落ち込んだ位置に占位している。なお図中10
はストリツパプレート、11はパイロツトピンで
あり、このパイロツトピン11のテーパ面11a
の傾斜は、上記テーパ孔4のテーパ面4bの傾斜
と同一に形成されていることは勿論である。
いま、プレス機が動作してストリツパプレート
10が下降すると、パイロツトピン11がブロツ
ク3のテーパ孔4に入り込んでいき、上記ストリ
ツパプレート10が所定位置に達すると、パイロ
ツトピン11のテーパ面11aとテーパ孔4のテ
ーパ面4bとが密接し、下型1とストリツパプレ
ート10とが互いに位置決めされる。
所定稼働回数を経た下型の表面を再研削する場
合、通常その研削量は0.15mm〜0.2mm程度である
が、既述した如く、研削される前の下型表面1a
と、テーパ孔4が形成されたブロツク3の表面3
aとは、保持位置調整手段7によつて0.5mmの間
隔を有しているため、再研削によつてテーパ孔4
の上部が削られることはない。
再研削が終了した際、次回の下型1の再研削に
備えて、ブロツク3の表面3aと下型表面1aと
の間隔が0.5mmとなるよう、案内孔にの内部にブ
ロツク3を占位させるためには、先ずブロツク3
を保持位置調整手段7たる高さ調節ねじ5および
ロツクねじ6と共に下型1から取り出す。次い
で、上記ロツクねじ6をブロツク3から外したの
ち、高さ調節ねじ5を、下型表面1aの研削量と
同じ量だけブロツク3内へ螺進するように回転さ
せる。つまり、高さ調節ねじ5における、ブロツ
ク底面3bからの突出長さを研削量に相当する長
さだけ短くする。こののちねじ孔3cにその上部
からロツクねじ6を螺着し、該ロツクねじ6を上
記高さ調節ねじ5の頂部5aと当接させ、上記ロ
ツクねじ6を公知の止めねじの如く作用させるこ
とにより、高さ調節ねじ5をブロツク3に固定さ
せる。次いで上記ブロツク3を案内孔2に落とし
込み、上記高さ調節ねじ5の底面5bを上記孔2
の底面2aに当接させることにより、上記ブロツ
ク3はその表面3aが下型表面1aから0.5mm下
がつた位置にその高さ位置が調節され、かつ案内
孔2内に不動に保持される。このような操作を下
型の再研削の都度行なうことにより、テーパ孔4
の上部を削られることが防止される。また、ブロ
ツク3の高さ位置を調節する際、ブロツク3を案
内孔2に挿入したままで行なつてもよいことは勿
論である。
なお、本例ではブロツク3のねじ孔3cに螺着
させた2本のねじ5,6によつて保持位置調整手
段7を構成したが、この他の適宜な構造たとえば
ねじ孔3cに換えて孔をブロツク3に穿設すると
ともに、上記ブロツク3の周面から上記孔に亘つ
てねじ孔を形成し、上記孔に軸を摺動自在に嵌入
して、この軸をブロツク底面3bから所定量突出
させ、上記ねじ孔に螺着したねじによつて上記軸
をブロツク3に固定するように構成してもよい
し、あるいはブロツク底面3bと案内孔2の表面
2aとの間に、研削量相当の厚さを有するスペー
サを複数枚積層しておき、再研削の都度、上記ス
ペーサを取り外すよう構成することによつても、
本考案の目的を達成することが可能である。
〔考案の効果〕
以上説明した如く、本考案に係わる積層鉄心用
金型装置の位置決め構造によれば、表面にテーパ
孔を形成したブロツクを、下型の表面に穿設され
た案内孔に挿入し、さらに保持位置調整手段を介
して下型表面とブロツク表面との間隔を任意に設
定できるようにしたので、下型表面の研削に際
し、上記下型表面とブロツク表面との間隔を上記
研削量よりも大きく設定しておくことにより、テ
ーパ孔の上部が下型表面と共に削られてしまうこ
とを防ぐことができ、かくしてテーパ孔の深さお
よびその開口面積が減少することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる積層鉄心用金型装置の
位置決め構造の一実施例を示す要部拡大側面図で
あり、第2図は従来の位置決め構造を用いたプレ
ス機の概念図、第3図は従来の位置決め構造の要
部拡大側面断面図である。 1……下型、1a……下型表面、2……案内
孔、3……ブロツク、3a……ブロツク表面、3
b……ブロツク底面、3c……ねじ孔、4……テ
ーパ孔、5……高さ調節ねじ、6……ロツクね
じ、7……保持位置調整手段、10……ストリツ
パプレート、11……パイロツトピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 下型の表面に形成されたテーパ孔と、上型の
    表面に上記テーパ孔と対応した設けられたテー
    パピンとを備え、該テーパピンを上記テーパ孔
    に挿入し、互いのテーパ面を当接させることに
    より、上型に対するブランキングダイの位置決
    めを行なうようにした、積層鉄心用金型装置の
    位置決め構造において、 下型の表面に案内孔を穿設するとともに、表
    面にテーパ孔を形成したブロツクを上記案内孔
    に挿入し、さらに該ブロツクと上記下型との間
    に、上記下型の表面と上記ブロツクの表面との
    間隔を調節するとともに上記ブロツクを上記下
    型に不動に保持させる保持位置調整手段を設け
    たことを特徴とする積層鉄心用金型装置の位置
    決め構造。 (2) 保持位置調整手段は、ブロツクに該ブロツク
    の移動方向に沿つて貫通形成されたねじ孔と、
    ブロツクの底面側から上記ねじ孔に螺着した高
    さ調節ねじと、ブロツクの表面側から上記ねじ
    孔に螺着し、かつ上記ねじ孔内で上記高さ調節
    ねじと当接することにより該高さ調節ねじをブ
    ロツクに固定させるロツクねじとから構成され
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    (1)項記載の積層鉄心用金型装置の位置決め構
    造。
JP1985174528U 1985-11-13 1985-11-13 Expired JPH0243529Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985174528U JPH0243529Y2 (ja) 1985-11-13 1985-11-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985174528U JPH0243529Y2 (ja) 1985-11-13 1985-11-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6282128U JPS6282128U (ja) 1987-05-26
JPH0243529Y2 true JPH0243529Y2 (ja) 1990-11-20

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ID=31112994

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0741599Y2 (ja) * 1990-11-29 1995-09-27 川崎油工株式会社 金型の位置決め装置
JP4741861B2 (ja) * 2005-03-15 2011-08-10 株式会社クリアテック 鍛造装置におけるパンチの倒れ防止装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5014091U (ja) * 1973-05-31 1975-02-14

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JPS6282128U (ja) 1987-05-26

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