JPH0243314Y2 - - Google Patents

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JPH0243314Y2
JPH0243314Y2 JP1986097260U JP9726086U JPH0243314Y2 JP H0243314 Y2 JPH0243314 Y2 JP H0243314Y2 JP 1986097260 U JP1986097260 U JP 1986097260U JP 9726086 U JP9726086 U JP 9726086U JP H0243314 Y2 JPH0243314 Y2 JP H0243314Y2
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pipe
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はポンプ装置によつて内部の液体を一連
の液体注出通路を通して外部へ注出し得るように
したポンプ注液式液体容器に関するものである。
(従来の技術) 第11図には従来の一般的なポンプ注液式液体
容器が示されているが、この従来のポンプ注液式
液体容器において、液体注出用の一連の液体注出
通路104は、栓体130に縦向きに液体汲上パ
イプ133と横向きの液体注出パイプ134をそ
れぞれ固定して構成されている。横向きの液体注
出パイプ134の先端吐出口134aは液体容器
本体の外側面101aよりかなり外方に突出して
おり、又該液体注出パイプ134は肩部材側の下
嘴部106a及び蓋ユニツト側の上嘴部102a
でカバーされている。
ところが、この従来例のポンプ注液式液体容器
では、液体注出パイプ134及び上、下嘴部10
2a,106aが時液体容器本体の外側面101
aよりかなり外方に突出しているので、製品梱包
時に該突出部分が邪魔になつて梱包ケースが大き
くなり、従つて保管又は輸送時の占有スペースが
大きくなるという問題があつた。
又、公知のポンプ注液式液体容器の中には、第
12図に示すように一連の液体注出通路204の
吐出パイプ234を蛇腹管235を介して屈曲自
在とするとともに、該吐出パイプ234の外側を
カバーするパイプカバー部材250も上下方向に
弧回動自在とし、製品梱包時には該吐出パイプ2
34及びパイプカバー部材250を鎖線図示する
如く液体容器本体の外側面201aに沿つて下方
に折り畳むことができるようにしたものが知られ
ている(実公昭55−25852号公報)。
ところが、この公知のポンプ注液式液体容器で
は、吐出パイプ234及びパイプカバー部材25
0を下方に折り畳んだ際には第11図の場合に比
して前方突出部分がかなり小さくなるが、吐出パ
イプ234は蛇腹管235を介して栓側に接続さ
れているだけなので(吐出パイプ234と液体容
器本体201とは直接連結されていない)、該吐
出パイプ234及びパイプカバー部材250の位
置決めが不確実で且つ不安定となるという問題も
あつた。
(考案の目的) 本考案は上記の如き従来のポンプ注液式液体容
器の問題点に鑑み、製品梱包時あるいは不使用時
などに吐出パイプなどの突出部分の突出幅を小さ
くして液体容器全体のコンパクト化を図るととも
に、吐出パイプなどの突出部分の突出幅を小さく
し得るようにしたものであつても該吐出パイプを
安定した状態で支持することができるようにした
ポンプ注液式液体容器を提供することも目的とし
てなされたものである。
(目的を達成するための手段) 本考案は、ポンプ装置によつて液体容器本体の
液体収容部材内に収容されている液体を該液体収
容部材の内外を連絡する一連の液体注出通路を通
して吐出側に設けられる吐出パイプから外部へ吐
出し得るようにしたポンプ注液式液体容器におい
て、前記吐出パイプの外側に該吐出パイプととも
に上下方向に弧回動自在なるパイプカバー部材を
備え、前記吐出パイプ又はパイプカバー部材に弧
回動軸を設けて、該弧回動軸を液体容器本体の肩
部材に形成した軸受部に軸支させたことを特徴と
している。
(作 用) 本考案のポンプ注液式液体容器は、吐出パイプ
及びその外側をカバーするパイプカバー部材を弧
回動自在なる如くしているので、製品梱包時ある
いは不使用時などに該吐出パイプ及びパイプカバ
ー部材を液体容器本体側に格納できる。又、吐出
パイプ及びパイプカバー部材の弧回動軸を肩部材
に形成した軸受部で軸支させているので、該吐出
パイプ及びパイプカバー部材が直接肩部材に支持
されるようになる。
(実施例) 第1図ないし第10図を参照して本考案のいく
つかの実施例を説明すると、第1図いし第5図に
は本考案の第1実施例、第6図及び第7図には同
第2実施例、第8図には同第3実施例、第9図及
び第10図には同第4実施例のポンプ注液式液体
容器が示されている。
第1図ないし第5図に示す第1実施例のポンプ
注液式液体容器は、それぞれステンレス鋼板製の
内壁5aと外壁5bからなる真空断熱二重壁構造
を有する液体収容部材5の上部に環状の肩部材6
を載置固定してなる液体容器本体1と、蓋体21
内にベローズ式のポンプ装置9を収容してなる蓋
ユニツト2と、液体収容部材5の内外を連絡する
一連の液体注出通路4を形成した導液管ユニツト
3とを備えて構成されている。
蓋ユニツト2は、液体容器本体1の上部後側に
おいて蝶番装置8によつて枢着されている。この
蝶番装置8は蓋ユニツト2側に設けた蝶番ピン8
aが液体容器本体1側のピン受部8b(L形のピ
ン受溝が形成されている)に対して係脱自在に係
合し得るように構成されており、該蝶番ピン8a
をピン受部8bから離脱させることによつて第5
図に示すように蓋ユニツト2全体を取外すことが
できるようにしている。
液体収容部材5と肩部材6とは肩部材6の上方
からネジ込まれたビス11(円周方向5ケ所)に
よつて固定されている。尚、符号18はビス隠し
蓋である。
肩部材6の中央部には給液口となる開口12が
形成されている。
導液管ユニツト3は、内部に液通路32を形成
した栓30に縦向きの液体汲上パイプ33と横向
きの液体注出パイプ34をそれぞれ取付け、さら
に液体注出パイプ34の先端に吐出パイプ35を
連結して構成されている。尚、液体注出通路4
は、液体汲上パイプ33と栓内液通路32と液体
注出パイプ34と吐出パイプ35とで構成されて
いる。
栓30部分には、該栓30を開口12に設置し
た状態で導液管ユニツト3を液体容器本体1側に
固定するための固定部材13が取付けられてい
る。この固定部材13は、栓30の周りで回動自
在でしかも開口12の口縁上部に着脱自在にヘリ
コイド嵌合(符号19)されるようになつてお
り、該固定部材13を開口12の口縁上部にヘリ
コイド嵌合させた状態では栓30部分が開口12
の口縁上面に押し付けられて導液管ユニツト3を
固定されるようになる。尚、固定部材13を外す
と該固定部材13とともに導液管ユニツト3全体
を上方に抜き出すことができるようになつてい
る。符号14は固定部材13回動操作用のツマミ
である。
蓋ユニツト2の閉状態でポンプ装置9の押板1
0を押圧すると、該ポンプ装置9からの加圧空気
が栓30内の空気通路36を通つて液体収容部材
5内に吹き込まれるようになつている。
液体注出通路4における吐出パイプ35は、液
体注出パイプ34の先端に第4図に示す横向き突
出位置から第1図に示す下向き没入位置の範囲内
で上下方向に弧回動自在に連結されている。即
ち、吐出パイプ35の基端には横向き円筒形状の
継手部38が形成され、他方液体注出パイプ34
の先端には該吐出パイプ35側の継手部38の外
側を囲繞する大きさをもつ横向き円筒形状の継手
部37が形成されていて、該吐出パイプ側の継手
部38と液体注出パイプ側の継手部37とをパツ
キン49を介して嵌合させた状態で該各継手部3
7,38を中心として吐出パイプ35を液体注出
パイプ側継手部37に形成した切欠39の範囲内
(吐出パイプが略水平姿勢位置から略鉛直姿勢位
置までの弧回動し得る約角度90゜の範囲内)で弧
回動し得るようにしている。尚、吐出パイプ35
の弧回動中心位置(各継手部37,38の中心)
は液体収容部材5の外壁5bのほぼ直上方に位置
するようにしており、後述するように吐出パイプ
35を下向きに倒したときに該吐出パイプ35が
液体容器本体1の外側面から外方に突出する部分
をできるだけ少なくし得るようにしている。
吐出パイプ35の継手部38と液体注出パイプ
34の継手部37の間には、吐出パイプ35が横
向き突出位置にあるときに該吐出パイプ35内と
液体注出パイプ34内とを連通させ、又吐出パイ
プ35を下向き没入位置にあるときに該吐出パイ
プ35内と液体注出パイプ34内とを遮断する弁
装置40が設けられている。即ち、この弁装置4
0は、第1図に示すように吐出パイプ35が下向
き没入位置にあるときには該吐出パイプ35の継
手部38に設けられている開口41が液体注出パ
イプ34の継手部37によつて閉塞され、又第4
図に示すように吐出パイプ35が横向き突出位置
にあるときには該吐出パイプ35側の開口41が
液体注出パイプ34内と連通するように構成され
ている。尚、前記栓内液通路32内にも別の転倒
時止水装置23が設けられており、吐出パイプ3
5の横向き突出状態においては該栓内止水装置2
3によつて転倒時の止水作用を行い、吐出パイプ
35の下向き状態においては栓内止水装置23と
前記弁装置40とで二重に止水作用を行うように
している。
吐出パイプ35の外側には、該吐出パイプ35
の外側を囲うようにしてパイプカバー部材50が
設けられている。このパイプカバー部材50は、
吐出パイプ35とともに横向き突出位置から下向
き没入位置の範囲内で上下方向に弧回動自在とな
つている。即ち、液体注出パイプ34と吐出パイ
プ35の各継手部37,38にはその回転中心部
において左右に突出する一対の軸片44,44が
形成されており、他方パイプカバー部材50の両
側板52,52にはそれぞれ軸穴53,53が形
成されていて、該各軸穴53,53を各軸片4
4,44に嵌合させることによつてこのパイプカ
バー部材50を支持させている。そしてパイプカ
バー部材50を上下方向に弧回動させる吐出パイ
プ35がパイプカバー部材50の外板54又は内
板55によつて押圧されて該パイプカバー部材5
0とともに弧回動せしめられるようになつてい
る。
継手部に設けられた各軸片44,44は、パイ
プカバー部材50の両側板52,52の外面から
それぞれ外側に突出しており、この第1実施例で
は、各軸片44,44が後述するように肩部材6
側に軸支されて吐出パイプ35及びパイプカバー
部材50の弧回動軸となる。
パイプカバー部材50には、その外板54の先
端部に該パイプカバー部材50を弧回動操作する
ための弧回動操作部51が形成されている。この
弧回動操作部51は、外板54の先端部にさらに
先側に向けて一体に突出形成されていて、パイプ
カバー部材50の弧回動操作時(特に横向きに突
出させる際)に指が掛けられるようになつてい
る。
液体容器本体1の外側面(肩部材6の外側面)
には、パイプカバー部材50及び吐出パイプ35
を下向き没入位置に位置せしめたときに、該パイ
プカバー部材50及び吐出パイプ35の一部を収
容するための収容部61が形成されている。この
収容部61は、肩部材6の一部を凹入させて形成
されており、図示例ではパイプカバー部材50
(及び吐出パイプ)を下向きに降ろしたときに該
パイプカバー部材50の内外方向の約1/2程度の
部分が収容部61内に収容されるようになつてい
る。このようにパイプカバー部材50(及び吐出
パイプ35)を収容部61内に収容させると、該
パイプカバー部材50が液体容器本体1外側面よ
り外方に突出する幅D(第1図)を小さくするこ
とができ、梱包時などにおいて有利となる。
上記収容部61の両側壁62,62の各内面に
は、吐出パイプ35と液体注出パイプ34の各継
手部37,38に設けた軸片(弧回動軸)44,
44をそれぞれガイドする縦溝63,63が形成
されている。この各軸片44,44は、導液管ユ
ニツト3を液体容器本体1に装着する際に上方か
らそれぞれ各縦溝63,63内に落とし込むよう
にして嵌合させる。この各縦溝63,63の下端
部は、各軸片44,44の軸受部となり、このパ
イプカバー部材つき吐出パイプ35は、各軸片4
4,44がそれぞれ縦溝63,63の下端部に軸
支された状態で上下弧回動せしめ得るようになつ
ている。このように各軸片44,44を各縦溝6
3,63内に嵌合させると、パイプカバー部材5
0及び吐出パイプ35の弧回動操作時に該パイプ
カバー部材50及び吐出パイプ35が前後又は左
右にグラつかないようになる。又、上記縦溝6
3,63は、吐出パイプ着脱操作時(この第1実
施例では導液管ユニツト3全体が着脱操作され
る)における軸片44,44のガイドと該軸片4
4,44の軸受部とに兼用されており、単一の構
成で2つの作用が得られる。又、吐出パイプ35
(この第1実施例では導液ユニツト全体)は、弧
回動軸44,44を縦溝63,63に沿つて上方
に抜き出せば、液体容器本体から分離させること
ができ、必要に応じて吐出パイプ内(44,44
内)を洗浄することができる。
尚、第1図において符号22は蓋ユニツト2を
ロツクするための蓋ロツク部材である。
図示のポンプ注液式液体容器は、製品梱包時あ
るいは不使用時などには第1図に示すようにパイ
プカバー部材50及び吐出パイプ35を下向き没
入位置に倒しておけば突出部分が小さくなつてコ
ンパクトになる。又、パイプカバー部材50及び
吐出パイプ35の格納状態では、弁装置40が閉
じられていて、もし誤つて液体容器を転倒させた
ときでも液体収容部材5内の液体が一連の液体注
出通路4を通つて外部へ漏出することがなくな
る。液体収容部材5内の液体を注出するときに
は、パイプカバー部材50の弧回動操作部51に
指を掛けて該パイプカバー部材50を外側に弧回
動させて吐出パイプ35を第4図に示す突出位置
に位置させると弁装置40が開かれ、その状態で
ポンプ押板を押圧すると、ポンプ装置9からの加
圧空気が液体収容部材5内に吹き込れて該液体収
容部材5内の液体を液体注出通路4を通して外部
へ注出できる。
第6図及び第7図に示す第2実施例は、第1実
施例の吐出パイプ35とパイプカバー部材50部
分の変形例を示しており、該吐出パイプ35とパ
イプカバー部材50とは相互に固定されている。
即ち、吐出パイプ35の左右各側面にはそれぞれ
外方に突出する突出片71,71が形成され、他
方パイプカバー部材50の各側板52,52の内
面には該各突出片71,71を嵌入するための嵌
合溝72,72が形成されていて、パイプカバー
部材50を吐出パイプ35の外側にかぶせたとき
に第7図に示すように各突出片71,71がそれ
ぞれ嵌合溝72,72内に嵌入するようになつて
いる。従つて吐出パイプ35はパイプカバー部材
50内でグラつくことがなくしかもパイプカバー
部材50を弧回動操作作すればそれと同時に吐出
パイプ35も連動するようになる(両者間に遊び
部分がなくなる)。又、この第2実施例では、パ
イプカバー部材50の両側板52,52外面にそ
れぞれ軸片73,73が突出形成されていて、該
軸片73,73をそれぞれ収容部側壁62,62
の各縦溝63,63内に嵌入させるようにしてい
る。尚、パイプカバー部材50を吐出パイプ35
の外側に取付けたときに、各軸片73,73が両
パイプ継手部の回動中心と同心状になるようにし
ており、この第2実施例では、該各軸片73,7
3が実用新案登録請求の範囲中の弧回動軸とな
り、又第1実施例と同様に縦溝63,63の下端
部が軸受部となる。
第8図に示す第3実施例では、パイプカバー部
材50は吐出パイプ35に対して着脱自在に取付
けられ、しかも該パイプカバー部材50は収容部
61の各側壁62,62に対して着脱自在となつ
ている。即ち、このパイプカバー部材50を装着
するときには、導液管ユニツト3を液体容器本体
1に装着し且つ吐出パイプ35を鎖線35′で示
すように横向きに突出させた状態でパイプカバー
部材50を横向き姿勢で収容部61の外側から内
方に向けて差し込み、吐出パイプ35に形成した
各突出片71,71にパイプカバー部材50の両
側板52,52内面に形成した嵌合溝72,72
を嵌合させるとともにパイプカバー部材側板5
2,52の外面に形成した軸片73,73を該側
板52,52の弾性を利用して収容部側壁62,
62内面に形成した軸受用の凹部(実用新案登録
請求の範囲中の軸受部となる)74,74に嵌合
させることによつて装着され、又パイプカバー部
材50を取外すときにはパイプカバー部材50の
両側板52,52の外側をつまんで弾性変形させ
た状態(軸73,73が凹部74,74から抜け
る)で該パイプカバー部材)50を横方向外方に
引き出すことによつて取外すことがきるようにな
つている。尚、この第3実施例では、収容部61
の両側壁62,62の上部は連結片75で連結さ
れており、導液管ユニツト3を装着又は離脱させ
るときには、吐出パイプ35は実線図示の如く下
方に屈曲させた状態で行い、しかも該導液管ユニ
ツト3の着脱操作時には予めパイプカバー部材5
0は取外される。
第9図及び第10図に示す第4実施例では、吐
出パイプ35は液体注出パイプ34に対して分離
されており、該吐出パイプ35はパイプカバー部
材50とともに収容部61の両側壁62,62間
において弧回動自在に支持されている。即ち、吐
出パイプ35の基端部に設けた軸(弧回動軸とな
る)76,76をパイプカバー部材側板52,5
2に設けた軸穴53,53にそれぞれ内側から挿
通させた状態で該軸76,76を収容部各側壁6
2,62内面に設けた各縦溝(軸受部)63,6
3内に上方から落とし込んで支持させている。又
吐出パイプ35とパイプカバー部材50とは、吐
出パイプ35側の突出片71,71をパイプカバ
ー部材50の両側板52,52内面に設けた受溝
77,77内に嵌入させることによつて相互に固
定されている。吐出パイプ35の基端側にはパイ
プ横向き姿勢状態において上向きに開口する液体
入口78が形成されている。そしてこ第3実施例
のものでは、吐出パイプ35を横向きに突出させ
たときに該吐出パイプ35の液体入口78が液体
注出パイプ34の先端開口34aの直下位置に開
口するようになつている。尚、パイプカバー部材
50と収容部側壁62,62の間にはパイプカバ
ー部材50を横向き突出状態においてそのまま姿
勢保持するための姿勢保持手段が設けられてい
る。図示例では収容部側壁62,62の内面に突
条79,79を形成し、他方パイプカバー部材側
板52,52の外面に該突条79,79を上下に
乗り越えて係合可能なる小突部80,80を形成
しており、該小突部80,80を各突条79,7
9の上側に乗り越えた位置で該突条79に係合さ
せることにより、パイプカバー部材50及び吐出
パイプ35が不用意に下動しないようにしてい
る。
(考案の効果) 本考案のポンプ注液式液体容器は、吐出パイプ
35及び該吐出パイプ35の外側に備えられたパ
イプカバー部材50を上下方向に弧回動自在とし
ているので、吐出パイプ35及びパイプカバー部
材50を下向きに倒した状態ではパイプカバー部
材50(及び吐出パイプ35)の外方突出幅が小
さくなつて一層コンパクト化され、製品梱包時な
どにおいて有利となるという効果がある。
又、吐出パイプ35及びパイプカバー部材50
は、その弧回動軸44,73,76を肩部材6に
設けた軸受部63,63,74,74で軸支させ
ているので、該吐出パイプ35及びパイプカバー
部材50の弧回動操作時にそれらの部材35,5
0がグラつくことなく安定した状態で操作できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例にかかるポンプ注
液式液体容器の縦断面図、第2図は第1図の液体
容器における蓋ユニツトを取り除いた状態の平面
図、第3図は第1図の−断面図、第4図は第
1図のポンプ注液式液体容器の状態変化図、第5
図は第1図のポンプ注液式液体容器の分解斜視
図、第6図は本考案の第2実施例にかかるポンプ
注液式液体容器の分解斜視図、第7図は第6図の
−断面相当図、第8図及び第9図はそれぞれ
本考案の第3及び第4実施例にかかるポンプ注液
式液体容器の分解斜視図、第10図は第9図の
−断面相当図、第11図及び第12図はそれぞ
れ従来のポンプ注液式液体容器の縦断面図であ
る。 1……液体容器本体、2……蓋ユニツト、3…
…導液管ユニツト、4……液体注出通路、5……
液体収容部材、6……肩部材、9……ポンプ装
置、34……液体注出パイプ、35……吐出パイ
プ、40……弁装置、44……弧回動軸、50…
…パイプカバー部材、51……弧回動操作部、6
1……収容部、63,74……軸受部、73,7
6……弧回動軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポンプ装置9によつて液体容器本体1の液体収
    容部材5内に収容されている液体を該液体収容部
    材5の内外を連絡する一連の液体注出通路4を通
    して吐出側に設けられる吐出パイプ35から外部
    へ吐出し得るようにしたポンプ注液式液体容器で
    あつて、前記吐出パイプ35の外側には該吐出パ
    イプ35とともに上下方向に弧回動自在なるパイ
    プカバー部材50が備えられ、前記吐出パイプ3
    5又はパイプカバー部材50に弧回動軸44,4
    4,73,73,76,76を設けて、該弧回動
    軸44,44,73,73,76,76を液体容
    器本体1の肩部材6に形成した軸受部63,74
    に軸支させたことを特徴とするポンプ注液式液体
    容器。
JP1986097260U 1986-06-24 1986-06-24 Expired JPH0243314Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5548498B2 (ja) * 1976-09-24 1980-12-06

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