JPH024308Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH024308Y2 JPH024308Y2 JP1984158281U JP15828184U JPH024308Y2 JP H024308 Y2 JPH024308 Y2 JP H024308Y2 JP 1984158281 U JP1984158281 U JP 1984158281U JP 15828184 U JP15828184 U JP 15828184U JP H024308 Y2 JPH024308 Y2 JP H024308Y2
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- JP
- Japan
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- tube
- propulsion
- reinforced plastic
- pipe
- pipes
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- Expired
Links
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Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
- Joints With Sleeves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この考案は推進工法によつて地中に連通して埋
設される推進管のうち、強化プラスチツク複合管
に関するものである。
設される推進管のうち、強化プラスチツク複合管
に関するものである。
(ロ) 従来技術
推進管の埋設工事とは、立抗内に推進機を配設
し、管を横向きに地中へ押し込み、この管の後端
に次の管の先端を継いで押し込み、これを次々と
繰返して管路を形成するものである。従来はコン
クリート管(ヒユーム管)や鋳鉄管が使用されて
いるがこれらは重量が大きいことや内周面の流水
抵抗が大きい欠点があるためプラスチツク管が一
部使用されはじめ、特に強度が高くて推進負荷に
耐え、地中の耐圧力も大きく、比較的安価な強化
プラスチツク複合管が有利とされている。強化プ
ラスチツク複合管とはガラス繊維で強化した樹脂
(ポリエステルなど)で管内周面と管外周面とを
形成し、両面の間に砂などを主成分としてこれに
樹脂を混合して成形後加熱硬化する樹脂モルタル
層を挟在した複合管である。
し、管を横向きに地中へ押し込み、この管の後端
に次の管の先端を継いで押し込み、これを次々と
繰返して管路を形成するものである。従来はコン
クリート管(ヒユーム管)や鋳鉄管が使用されて
いるがこれらは重量が大きいことや内周面の流水
抵抗が大きい欠点があるためプラスチツク管が一
部使用されはじめ、特に強度が高くて推進負荷に
耐え、地中の耐圧力も大きく、比較的安価な強化
プラスチツク複合管が有利とされている。強化プ
ラスチツク複合管とはガラス繊維で強化した樹脂
(ポリエステルなど)で管内周面と管外周面とを
形成し、両面の間に砂などを主成分としてこれに
樹脂を混合して成形後加熱硬化する樹脂モルタル
層を挟在した複合管である。
この強化プラスチツク複合管(以下単に「複合
管」という)を推進工法で繋ぐとき管の間に管継
手を挟着するのが通常の方法であるが、この管継
手を嵌装するための複合管端部の段差を形成する
従来技術として第2図があり、さらに改良技術と
しては特開昭54−49614号公報がある。この発明
は第3図のように芯金上に成形材料を巻き付け、
割り型をこの材料に食い込むように装着して加熱
硬化して割り型を外し、この凹部(食い込み部)
の真中から切断して端部の段差を形成しようとす
るものである。
管」という)を推進工法で繋ぐとき管の間に管継
手を挟着するのが通常の方法であるが、この管継
手を嵌装するための複合管端部の段差を形成する
従来技術として第2図があり、さらに改良技術と
しては特開昭54−49614号公報がある。この発明
は第3図のように芯金上に成形材料を巻き付け、
割り型をこの材料に食い込むように装着して加熱
硬化して割り型を外し、この凹部(食い込み部)
の真中から切断して端部の段差を形成しようとす
るものである。
また実公昭52−20015号公報・第4図のように
プラスチツク複合管の管端部の外層の肉厚を端部
以外の肉厚よりも管軸側において厚くし、この面
を切削加工して段部を形成した提案も見出され
る。
プラスチツク複合管の管端部の外層の肉厚を端部
以外の肉厚よりも管軸側において厚くし、この面
を切削加工して段部を形成した提案も見出され
る。
推進工法として大口径、大推力を必要とする場
合もあり、このときは特公昭51−34963号公報・
第5図に示すような全く別の形式を採ることがあ
る。この形式は遠心力ダクタイル鋳鉄管に慣用さ
れている構成を強化プラスチツク管に援用したも
ので、特徴は管端に受口10と挿口11とを設け
受口へ挿口を挿入するが、推力は管端同士で直接
押圧するものではなく、管の外周に巻回した金属
被覆管12とその間隙に充填したレジンコンクリ
ート層13で受持ち、先管への推力の伝達はこの
金属被覆管の前後端に周設したリング状嵌合部1
4A,14Bを介して行われる。
合もあり、このときは特公昭51−34963号公報・
第5図に示すような全く別の形式を採ることがあ
る。この形式は遠心力ダクタイル鋳鉄管に慣用さ
れている構成を強化プラスチツク管に援用したも
ので、特徴は管端に受口10と挿口11とを設け
受口へ挿口を挿入するが、推力は管端同士で直接
押圧するものではなく、管の外周に巻回した金属
被覆管12とその間隙に充填したレジンコンクリ
ート層13で受持ち、先管への推力の伝達はこの
金属被覆管の前後端に周設したリング状嵌合部1
4A,14Bを介して行われる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
推進工法で管を地中へ押し込む場合は大きな推
進荷重がかかるが、第2図乃至第4図の場合管継
手5に接する端面には強化プラスチツクの層と樹
脂モルタル層とが露出しており、樹脂モルタルは
比較的耐圧力が小さい上、主材料が砂であるから
成形硬化後の弾性も少ない。
進荷重がかかるが、第2図乃至第4図の場合管継
手5に接する端面には強化プラスチツクの層と樹
脂モルタル層とが露出しており、樹脂モルタルは
比較的耐圧力が小さい上、主材料が砂であるから
成形硬化後の弾性も少ない。
また管端面は管を寸法ごとに切断する際に、長
手方向に対する直角度に若干の許容誤差があり、
推進工事中にも正確に長手方向に押し込むとは限
らないため斜め押しとなることもあり、端面に均
等な荷重が加わらず片当りして部分的に強圧がか
かることが多い。このように片当りすると樹脂モ
ルタル層は強度と弾性に欠けるから、樹脂モルタ
ル自身に亀裂が生じて崩壊したり、樹脂モルタル
と強化プラスチツクの層境界に亀裂が入つて剥離
がはじまつたりする。また第5図で引用した従来
技術は受口、挿口の管端面には直接推力が負荷し
ないから、前に述べたような特定の課題から免れ
るが、その代り鋳鉄管と同様に非常に大きな労務
と経費を強いられるものであるから直接の推進法
とは前提の条件を異とするものといえる。この考
案は上記の問題点を解決するため、推進時にも管
端面に欠陥を生じることのない推進管用強化プラ
スチツク複合管を提供することを目的とする。
手方向に対する直角度に若干の許容誤差があり、
推進工事中にも正確に長手方向に押し込むとは限
らないため斜め押しとなることもあり、端面に均
等な荷重が加わらず片当りして部分的に強圧がか
かることが多い。このように片当りすると樹脂モ
ルタル層は強度と弾性に欠けるから、樹脂モルタ
ル自身に亀裂が生じて崩壊したり、樹脂モルタル
と強化プラスチツクの層境界に亀裂が入つて剥離
がはじまつたりする。また第5図で引用した従来
技術は受口、挿口の管端面には直接推力が負荷し
ないから、前に述べたような特定の課題から免れ
るが、その代り鋳鉄管と同様に非常に大きな労務
と経費を強いられるものであるから直接の推進法
とは前提の条件を異とするものといえる。この考
案は上記の問題点を解決するため、推進時にも管
端面に欠陥を生じることのない推進管用強化プラ
スチツク複合管を提供することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段
この考案に係る推進管用強化プラスチツク複合
管は管端面で直接推力を伝えて地中を前進する推
進工法に使用するものであり、外周面の管端側に
管継手を嵌入する段差を設け、当該段差の内側を
すべて強化プラスチツクで形成したことによつて
前記の問題点を解決した。
管は管端面で直接推力を伝えて地中を前進する推
進工法に使用するものであり、外周面の管端側に
管継手を嵌入する段差を設け、当該段差の内側を
すべて強化プラスチツクで形成したことによつて
前記の問題点を解決した。
(ホ) 作用
第1実施例を示す第1図に基いてこの考案の作
用を説明すると、外周面1と内周面2と、その中
間に挟圧する樹脂モルタル層3とからなる複合管
であつてこの管末の端面4,4′は強化プラスチ
ツクで被包されているから矢印の方向に推進機で
土中を押し込まれた場合、推進荷重が直接かかる
端面4,4′は多少の片当りがあつても、それは
強化プラスチツク自身の弾性変形によつて吸収す
ることができる。また単一の材料で端面が構成さ
れているから、荷重に直面したとき部分によつて
耐力が異なるような作用が生じない。
用を説明すると、外周面1と内周面2と、その中
間に挟圧する樹脂モルタル層3とからなる複合管
であつてこの管末の端面4,4′は強化プラスチ
ツクで被包されているから矢印の方向に推進機で
土中を押し込まれた場合、推進荷重が直接かかる
端面4,4′は多少の片当りがあつても、それは
強化プラスチツク自身の弾性変形によつて吸収す
ることができる。また単一の材料で端面が構成さ
れているから、荷重に直面したとき部分によつて
耐力が異なるような作用が生じない。
(ヘ) 実施例
第1図は本願実施例を示し、5は断面「T」字
状の管継手であつて通常は強化プラスチツク材で
製作されており5A,5A′にて複合管の端面4,
4′と接し、5B,5B′にて複合管の端部に設け
た段差6,6′に嵌合し、複合管と管継手とは介
在するパツキング7によつて密封される。この実
施例では強度の高い強化プラスチツクで段差部を
形成しているから、肉薄にも拘らず他の部分に比
べて逆に強度が大きいという特別の特徴をもつて
いる。
状の管継手であつて通常は強化プラスチツク材で
製作されており5A,5A′にて複合管の端面4,
4′と接し、5B,5B′にて複合管の端部に設け
た段差6,6′に嵌合し、複合管と管継手とは介
在するパツキング7によつて密封される。この実
施例では強度の高い強化プラスチツクで段差部を
形成しているから、肉薄にも拘らず他の部分に比
べて逆に強度が大きいという特別の特徴をもつて
いる。
(ト) 考案の効果
この複合管は以上の作用を有するから、推進時
に片当りされても端面に亀裂が生じたり崩壊した
りすることがなく、剥離することもなく強化プラ
スチツク製の管継手5とよくなじんで良い接合関
係を保つことができる。また第1実施例の場合は
肉薄の段差部が肉厚部以上の強度をもち、強大な
推進荷重に最も適応できる特有の効果がある。
に片当りされても端面に亀裂が生じたり崩壊した
りすることがなく、剥離することもなく強化プラ
スチツク製の管継手5とよくなじんで良い接合関
係を保つことができる。また第1実施例の場合は
肉薄の段差部が肉厚部以上の強度をもち、強大な
推進荷重に最も適応できる特有の効果がある。
第1図はこの考案の実施例の一つを示す正面断
面の部分図、第2図から第5図まではそれぞれ異
なる従来の技術を示す正面断面の部分図。 1……外周面、2……内周面、3……樹脂モル
タル層、4,4′……端面。
面の部分図、第2図から第5図まではそれぞれ異
なる従来の技術を示す正面断面の部分図。 1……外周面、2……内周面、3……樹脂モル
タル層、4,4′……端面。
Claims (1)
- 外周面1および内周面2を強化プラスチツクで
形成し、両面の間に樹脂モルタル層3を挾在せし
め、管端面で直接推力を伝えて地中を前進する推
進管用プラスチツク複合管において、外周面1の
管端側に管継手を嵌入する段差6を設け、当該段
差の内側をすべて強化プラスチツクで形成したこ
とを特徴とする推進管用プラスチツク複合管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984158281U JPH024308Y2 (ja) | 1984-10-18 | 1984-10-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984158281U JPH024308Y2 (ja) | 1984-10-18 | 1984-10-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6173887U JPS6173887U (ja) | 1986-05-19 |
JPH024308Y2 true JPH024308Y2 (ja) | 1990-01-31 |
Family
ID=30716261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984158281U Expired JPH024308Y2 (ja) | 1984-10-18 | 1984-10-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH024308Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0514068Y2 (ja) * | 1988-10-18 | 1993-04-14 | ||
JP3880565B2 (ja) * | 2003-10-15 | 2007-02-14 | 株式会社クボタ | Frpm管の接合構造 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5134963A (ja) * | 1974-09-20 | 1976-03-25 | Asahi Chemical Ind | Hatsuhoseiseikeibutsu |
JPS5220015U (ja) * | 1975-07-31 | 1977-02-12 |
-
1984
- 1984-10-18 JP JP1984158281U patent/JPH024308Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5134963A (ja) * | 1974-09-20 | 1976-03-25 | Asahi Chemical Ind | Hatsuhoseiseikeibutsu |
JPS5220015U (ja) * | 1975-07-31 | 1977-02-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6173887U (ja) | 1986-05-19 |
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