JPH024301A - 靴底の成形法 - Google Patents
靴底の成形法Info
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- JPH024301A JPH024301A JP63156274A JP15627488A JPH024301A JP H024301 A JPH024301 A JP H024301A JP 63156274 A JP63156274 A JP 63156274A JP 15627488 A JP15627488 A JP 15627488A JP H024301 A JPH024301 A JP H024301A
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- rubber plate
- sole
- mold
- vulcanized rubber
- adhesive agent
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Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は靴底の成形法に関するものである。
(従来の技術)
従来、特公昭63−17443号によって、靴底の平面
形状よりやや大きく裁断された平板状の底抜を、その周
縁をボトムモールドとサイトモールドとの間に挟持させ
て、ボトムモールド上に張設した後、該底抜の上面に形
成されたモールドキャビティに靴底本体成形材を導入し
て靴底本体を底板に一体的に成形するとともに靴底本体
成形材導入時の射出圧または発泡圧によって底抜をボト
ムモールド表面の彎曲面に沿って変形させる靴底の成形
法が提案されている。このような靴底の成形法において
、底抜として加硫ゴム板を使用した場合、その周縁がボ
トムモールドとサイトモールド間に挟持されているため
、靴底本体成形時に射出圧または発泡圧によって強制的
に伸張され、ボトムモールドの彎曲面に沿わせられるた
め、靴底本体成形後加硫ゴム板がもとの形状にもどろう
として収縮し、靴底が反って変形したり、靴底本体と加
硫ゴム板(接地底)とが界面で剥離されたりする欠点が
あった。
形状よりやや大きく裁断された平板状の底抜を、その周
縁をボトムモールドとサイトモールドとの間に挟持させ
て、ボトムモールド上に張設した後、該底抜の上面に形
成されたモールドキャビティに靴底本体成形材を導入し
て靴底本体を底板に一体的に成形するとともに靴底本体
成形材導入時の射出圧または発泡圧によって底抜をボト
ムモールド表面の彎曲面に沿って変形させる靴底の成形
法が提案されている。このような靴底の成形法において
、底抜として加硫ゴム板を使用した場合、その周縁がボ
トムモールドとサイトモールド間に挟持されているため
、靴底本体成形時に射出圧または発泡圧によって強制的
に伸張され、ボトムモールドの彎曲面に沿わせられるた
め、靴底本体成形後加硫ゴム板がもとの形状にもどろう
として収縮し、靴底が反って変形したり、靴底本体と加
硫ゴム板(接地底)とが界面で剥離されたりする欠点が
あった。
(発明の解決しようとする問題点)
この発明はこれらの欠点を除去し、簡単な方法によって
靴底本体成形後、靴底の変形と靴底本体と接地底との界
面剥離を防止しようとするものである。
靴底本体成形後、靴底の変形と靴底本体と接地底との界
面剥離を防止しようとするものである。
(問題点を解決するための手段、実施例)以下この発明
の実施状態を示す図面によって説明すれば、この発明は
靴底の平面形状よりやや大きく裁断された平板状の加硫
ゴム板1の上面に有機溶剤型の接着剤層2を塗布形成し
、これを乾燥して接着剤層2に含まれた溶剤を蒸発させ
て接着剤層2を収縮させ、その収縮力によってゴム板1
を彎曲させて、該ゴム板の周縁11をボトムモールド4
とサイドモールド5との間に挟持させて、該ゴム板1を
ボトムモールド4表面の彎曲面41に沿ってセットさせ
た後、該ゴム板1の上面に形成されたモールドキャビテ
ィ6に靴底本体成形材を導入して靴底本体3を成形する
とともに靴底本体3とゴム板1とを接着剤層2を介して
接着させることを特徴とする靴底の成形法を発明の要旨
とするものである。
の実施状態を示す図面によって説明すれば、この発明は
靴底の平面形状よりやや大きく裁断された平板状の加硫
ゴム板1の上面に有機溶剤型の接着剤層2を塗布形成し
、これを乾燥して接着剤層2に含まれた溶剤を蒸発させ
て接着剤層2を収縮させ、その収縮力によってゴム板1
を彎曲させて、該ゴム板の周縁11をボトムモールド4
とサイドモールド5との間に挟持させて、該ゴム板1を
ボトムモールド4表面の彎曲面41に沿ってセットさせ
た後、該ゴム板1の上面に形成されたモールドキャビテ
ィ6に靴底本体成形材を導入して靴底本体3を成形する
とともに靴底本体3とゴム板1とを接着剤層2を介して
接着させることを特徴とする靴底の成形法を発明の要旨
とするものである。
この発明において、ゴム板1は天然または合成ゴムを主
成分とするものにより、常法によりプレス成形加硫また
はロール等により圧延加硫成形されたものを打抜型等に
より第1図に示すように裁断形成されるものであるが、
ゴム板加硫成形時にゴム板の下面、即ち接地面側に滑り
止め凹凸意匠13を形成しておくことが好ましい。
成分とするものにより、常法によりプレス成形加硫また
はロール等により圧延加硫成形されたものを打抜型等に
より第1図に示すように裁断形成されるものであるが、
ゴム板加硫成形時にゴム板の下面、即ち接地面側に滑り
止め凹凸意匠13を形成しておくことが好ましい。
ていることが好ましい、というのはその肉厚または硬度
がそれ以下となれば、加硫ゴム板1の接地底としての耐
久性に問題が生じる慣れがあり、また肉厚または硬度が
それ以上となれば、その上面に塗布形成された接着剤層
2の収縮力によってゴム板1を充分に彎曲させることが
できないきらいがあるからである。
がそれ以下となれば、加硫ゴム板1の接地底としての耐
久性に問題が生じる慣れがあり、また肉厚または硬度が
それ以上となれば、その上面に塗布形成された接着剤層
2の収縮力によってゴム板1を充分に彎曲させることが
できないきらいがあるからである。
このようにして成形された加硫ゴム板1の上面に天然ゴ
ム、合成ゴム系、ポリウレタン系の有機溶剤型の接着剤
を塗布して接着剤層2を形成するものである。
ム、合成ゴム系、ポリウレタン系の有機溶剤型の接着剤
を塗布して接着剤層2を形成するものである。
接着剤の塗布量は使用する接着剤によっても相違するが
50〜500 g / rd (溶剤込み)が好ましい
、塗布量がそれ以下となれば、接着剤層2乾燥時におけ
る接着剤層2の収縮が小さくなり、加硫ゴム板1を充分
に彎曲させることができず、しかも靴底本体3との接着
性も低下するきらいがあり、また塗布量がそれ以上とな
れば、加硫ゴム板1の彎曲は良くなるが靴底本体3との
接着性が低下するきらいがある。接着剤塗布時にまず接
着剤に含まれた溶剤の一部が加硫ゴム板1の上面層12
に浸透され、その上面層が膨潤し、最初加硫ゴム板1は
第2図に示すようにその下面側に彎曲されるが、加熱等
により接着剤層2を乾燥すれば接着剤層2に含まれた溶
剤並びに加硫ゴム板1の上面層に浸透された溶剤が蒸発
し接着剤層2が固化収縮し、その収縮力によってオロ硫
ゴム板1は第3図に示すようにその上面側に彎曲される
ことになる。
50〜500 g / rd (溶剤込み)が好ましい
、塗布量がそれ以下となれば、接着剤層2乾燥時におけ
る接着剤層2の収縮が小さくなり、加硫ゴム板1を充分
に彎曲させることができず、しかも靴底本体3との接着
性も低下するきらいがあり、また塗布量がそれ以上とな
れば、加硫ゴム板1の彎曲は良くなるが靴底本体3との
接着性が低下するきらいがある。接着剤塗布時にまず接
着剤に含まれた溶剤の一部が加硫ゴム板1の上面層12
に浸透され、その上面層が膨潤し、最初加硫ゴム板1は
第2図に示すようにその下面側に彎曲されるが、加熱等
により接着剤層2を乾燥すれば接着剤層2に含まれた溶
剤並びに加硫ゴム板1の上面層に浸透された溶剤が蒸発
し接着剤層2が固化収縮し、その収縮力によってオロ硫
ゴム板1は第3図に示すようにその上面側に彎曲される
ことになる。
この発明において、加硫ゴム板1の上面に接着剤層2を
塗布成形する前に、加硫ゴム板1の上面をパフ等粗面加
工または塩素等のハロゲン化物質で処理しておけば接着
剤層2を介して、加硫ゴム板1と靴底本体3との接着性
をより強固なものとすることができる。
塗布成形する前に、加硫ゴム板1の上面をパフ等粗面加
工または塩素等のハロゲン化物質で処理しておけば接着
剤層2を介して、加硫ゴム板1と靴底本体3との接着性
をより強固なものとすることができる。
以上ようにして準備された加硫ゴム板1を接着剤層2が
形成された彎曲面を上面として、その周縁11をボトム
モールド4とサイドモールド5との間に挟持させれば、
加硫ゴム板1の彎曲率とボトムモールド4の表面の彎曲
率とに多少の相違があったとしても、加硫ゴム板1の可
撓性とによって加硫ゴム板1がボトムモールド表面の彎
曲面41に沿ってセットされることになる。この場合、
加硫ゴム板1の彎曲率をボトムモールド4の表面の彎曲
率より多少大きくしておくことが好ましい。
形成された彎曲面を上面として、その周縁11をボトム
モールド4とサイドモールド5との間に挟持させれば、
加硫ゴム板1の彎曲率とボトムモールド4の表面の彎曲
率とに多少の相違があったとしても、加硫ゴム板1の可
撓性とによって加硫ゴム板1がボトムモールド表面の彎
曲面41に沿ってセットされることになる。この場合、
加硫ゴム板1の彎曲率をボトムモールド4の表面の彎曲
率より多少大きくしておくことが好ましい。
加硫ゴム板1の彎曲率は、その肉厚、硬度、塗布される
接着剤の種類または塗布量によって、モールド4表面の
彎曲率に対応して適宜設定することができる。
接着剤の種類または塗布量によって、モールド4表面の
彎曲率に対応して適宜設定することができる。
以上のようにして加硫ゴム板1をボトムモールド4の彎
曲面に沿ってセットした後、該ゴム板1の上面に形成さ
れたモールドキャビティ6にゴム、合成樹脂等の靴底本
体成形材を常法によって射出成形法、注型法等によって
導入して靴底本体3を成形するとともに、靴底本体3と
加硫ゴム板1を接着剤層2を介して接着させるものであ
る。
曲面に沿ってセットした後、該ゴム板1の上面に形成さ
れたモールドキャビティ6にゴム、合成樹脂等の靴底本
体成形材を常法によって射出成形法、注型法等によって
導入して靴底本体3を成形するとともに、靴底本体3と
加硫ゴム板1を接着剤層2を介して接着させるものであ
る。
この発明において、靴底本体3はユニットソールであっ
てもよく、靴胛被7に直接的に接着成形されるダイレク
トソールであってもよい。このようにして成形された靴
底を、モールドより脱型し、必要により加硫ゴム板1の
ボトムモールド4とサイドモールド5との間に挟持され
た周縁11をグラインダー等によって除去して、靴底と
して仕上げられる。
てもよく、靴胛被7に直接的に接着成形されるダイレク
トソールであってもよい。このようにして成形された靴
底を、モールドより脱型し、必要により加硫ゴム板1の
ボトムモールド4とサイドモールド5との間に挟持され
た周縁11をグラインダー等によって除去して、靴底と
して仕上げられる。
(発明の効果)
この発明は以上のように加硫ゴム板1の上面に塗布形成
された接着剤層2の収縮力によって予めゴム板1を彎曲
させ、これをボトムモールド4表面の彎曲面41に沿っ
てセットした後、靴底本体3を加硫ゴム板1の上面に成
形するので従来のように靴底本体成形時に加硫ゴム板1
が強制的に伸張されることがなく。
された接着剤層2の収縮力によって予めゴム板1を彎曲
させ、これをボトムモールド4表面の彎曲面41に沿っ
てセットした後、靴底本体3を加硫ゴム板1の上面に成
形するので従来のように靴底本体成形時に加硫ゴム板1
が強制的に伸張されることがなく。
靴底本体成形後、加硫ゴム板1が収縮することがなく、
従って靴底が反ったり変形したりすることがない。しか
も接着剤層2を介して加硫ゴム板1と靴底本体3が接着
されているので靴底本体3と加硫ゴム板(接地底)1と
の接着性が良好である。また加硫ゴム板1はその上面に
塗布形成された接着剤層2を乾燥するだけで彎曲させる
ことができるので極めて簡単である。
従って靴底が反ったり変形したりすることがない。しか
も接着剤層2を介して加硫ゴム板1と靴底本体3が接着
されているので靴底本体3と加硫ゴム板(接地底)1と
の接着性が良好である。また加硫ゴム板1はその上面に
塗布形成された接着剤層2を乾燥するだけで彎曲させる
ことができるので極めて簡単である。
図面はこの発明の実施状態を示す要部断面図である。
符号の説明
11・・・周縁
13・・・凹凸意匠
3、靴底本体
41、彎曲面
1、加硫ゴム板
12・・・上面層
2、接着剤層
4、ボトムモールド
5、サイドモールド
6、モールドキャビティ
7、靴胛被
Claims (1)
- 靴底の平面形状よりやや大きく裁断された平板状の加硫
ゴム板1の上面に有機溶剤型の接着剤層2を塗布形成し
、これを乾燥して接着剤層2に含まれた溶剤を蒸発させ
て接着剤層2を収縮させ、その収縮力によってゴム板1
を彎曲させて、該ゴム板の周縁11をボトムモールド4
とサイドモールド5との間に挟持させて、該ゴム板1を
ボトムモールド4の彎曲面41に沿ってセットさせた後
、該ゴム板1の上面に形成されたモールドキャビティ6
に靴底本体成形材を導入して靴底本体3を成形するとと
もに靴底本体3とゴム板1とを接着剤層2を介して接着
させることを特徴とする靴底の成形法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63156274A JPH024301A (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | 靴底の成形法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63156274A JPH024301A (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | 靴底の成形法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH024301A true JPH024301A (ja) | 1990-01-09 |
JPH0474004B2 JPH0474004B2 (ja) | 1992-11-25 |
Family
ID=15624229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63156274A Granted JPH024301A (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | 靴底の成形法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH024301A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61175366A (ja) * | 1985-01-30 | 1986-08-07 | Kayaba Ind Co Ltd | 多段可変容量油圧駆動装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101856532B1 (ko) * | 2018-01-31 | 2018-05-10 | 이광재 | 열활성접착층이 구비된 인서트 사출 조립체의 제조방법 |
-
1988
- 1988-06-23 JP JP63156274A patent/JPH024301A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61175366A (ja) * | 1985-01-30 | 1986-08-07 | Kayaba Ind Co Ltd | 多段可変容量油圧駆動装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0474004B2 (ja) | 1992-11-25 |
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