JPH0242749Y2 - - Google Patents

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JPH0242749Y2
JPH0242749Y2 JP13332284U JP13332284U JPH0242749Y2 JP H0242749 Y2 JPH0242749 Y2 JP H0242749Y2 JP 13332284 U JP13332284 U JP 13332284U JP 13332284 U JP13332284 U JP 13332284U JP H0242749 Y2 JPH0242749 Y2 JP H0242749Y2
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cap
key hole
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manhole cover
keyhole
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野: 本考案はマンホール蓋のカギ孔閉鎖ゴムキヤツ
プの改良に関するものである。
従来技術: 道路下に敷設された下水道や通信線敷設トンネ
ルなどへの出入口を覆うために設けられているマ
ンホール蓋は、周知のように鋳鉄などで形成され
ており、可成りの重量を所有して、路面を通行す
る車輛のタイヤと接して跳上げられたりすること
のないよう構成されているので、トンネル内に入
つて作業を行う際、このマンホール蓋を開閉しな
ければならず、そのために該蓋には開閉用のカギ
孔が貫通して設けてある。従つてこのカギ孔から
内部に異物などが侵入することになるので、通常
このカギ孔に合致するゴム製のキヤツプを嵌めて
ある。しかし乍ら、従来のカギ孔閉鎖用キヤツプ
1′は第5図及び第6図に示す如く、適宜厚みの
天板2′からマンホール蓋10のカギ孔11に合
致する外形で係止し得るように適宜肉厚の脚部
4′を一体に形成したゴム製のものであり、ただ
カギ孔11に嵌挿して座面12にフランジ部3′
を当接させて係止する構造になつており、カギ孔
11に装着した当初は安定しているが時間の経過
と共にカギ孔周面と脚部4′との接触摩擦力(係
止力)が低下して、浮き上り易くなり、自動車な
どの通行に伴なう振動や直接タイヤによる踏み付
けなどによつて外脱し、そのまま粉失してしまう
ことが殆んどで、非常に多くのマンホールについ
て、このカギ孔キヤツプを常時点検して補充する
ことは実質的に困難である。しかし乍ら、このよ
うな問題点を有するもそのまま使用されていて、
改善されることもなく、不都合なものである。
考案の目的: 本考案は斯かる問題点を解決して、カギ孔に装
着した後も長期にわたり係止力を維持し、外部か
らの振動などによつて浮き上ることなしに弾性を
保ち得る構成としたキヤツプを提案することにあ
る。
考案の構成: 斯る目的を達成するために、本考案にてはマン
ホール蓋のカギ孔に嵌込んで覆うゴム質材製のキ
ヤツプにおいて、天板下面から適宜長さ垂下する
カギ孔挿入脚部は、適宜肉厚で枠形になつてお
り、その中央膨み部内壁間に、該脚部の厚みより
もやや薄い肉厚の弾性保持リブを、相互に繋いで
一体に形成し、該中央膨み部とその隣接部の外面
が天板側から自由端側へ拡がるように傾斜する形
状に構成したものである。
実施例: 以下本考案を一実施例について図面により詳述
すれば、第1図乃至第4図において、キヤツプ1
は合成ゴム又は天板ゴムなどゴム質の材料で成形
されたものであり、天板2部分はマンホール蓋1
0に設けてあるカギ孔11上面の座面12に接し
てシールするためのフランジ部3を、適宜厚みで
上縁が曲面をなすように形成してあり、この天板
2から適宜長さ垂下させた脚部4はカギ孔11の
形にほぼ合致する外形で適宜厚みの枠形になつて
おり、該脚部4の中央膨み部5の内側壁間には中
心を通つて脚部4の肉厚よりやや薄い肉厚の弾性
保持リブ6を直線に繋いで一体形成し、脚部の中
央膨み部5とその隣接部分の外面5′が、天板2
取付き部から自由端側へやや拡がる傾斜を付した
構造にしてある。
なお弾性保持リブ6の配置について前記具体例
のように脚部4の長手方向に対し直交するよう設
けるほか、適度な角度をつけて交叉するように設
けてもよく、中央膨み部5からその隣接部分にか
けて外面5′が逆勾配となるようにし、孔に嵌挿
した後の弾発力が大きくなるような構造であれば
よい。
このように構成された本考案のキヤツプによれ
ば、これをマンホール蓋10のカギ孔11に嵌挿
して装着する際、脚部4の中央膨み部5を外側か
ら摘んで、内側に配されている弾性保持リブ6が
屈曲変位する状態で、カギ孔に挿入し、フランジ
部3下面が座面12に接するまで押込むことで、
挿入された脚部4がその外面5′殊に中央膨み部
5とその隣接部の逆勾配になつている範囲が、弾
性保持リブ6の復元力と脚部全体の復元力とによ
つて、嵌挿されたカギ孔11の壁面に強く全面的
に押付けられ、大きな摩擦力が生じることにな
り、殊に弾性保持リブ6の屈曲反力が持続するこ
とで、長期にわたり外部からの力で浮き出すよう
な現象が阻止され、その結果天板を頻繁に踏付け
られたり、振動が伝達されるようなことや温度変
化を受けても外脱することなしにキヤツプとして
の機能を持続して発発揮でき、紛失することなく
目的達成できるのである。
考案の効果: 叙述上の如く本考案キヤツプは弾性保持リブを
設けたことで材質による弾性に加えて形状から生
ずる弾発力が持続して発揮され、簡単な溝造でも
つて外部からの激しい外力など悪条件のもとであ
つても、浮き上つて外脱し、紛失するようなこと
なく、キヤツプとして働き長期にわたり、維持で
きるようになつたのであり、実用的効果大なるも
のであるといえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案キヤツプの底面からみた図、第
2図は中央縦断面図、第3図は側断面図、第4図
はカギ孔に装着状態での底面からみた図、第5図
は従来品の底面からみた図、第6図は使用状態を
示す図である。 1…キヤツプ、2…天板、3…フランジ部、4
…脚部、5…中央膨み部、6…弾性保持リブ、1
0…マンホール蓋、11…カギ孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マンホール蓋のカギ孔に嵌込んで覆うゴム質材
    製のキヤツプにおいて、天板下面から適宜長さ垂
    下するカギ孔挿入脚部は、適宜肉厚で枠形になつ
    ており、その中央膨み部内壁間に、脚部厚さより
    もやや薄い肉厚の弾性保持リブを、設けて一体に
    形成し、該中央膨み部とその隣接部の外面が天板
    側から自由端側へ拡がる傾斜を付してなるマンホ
    ール蓋のカギ孔キヤツプ。
JP13332284U 1984-08-31 1984-08-31 Expired JPH0242749Y2 (ja)

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JP13332284U JPH0242749Y2 (ja) 1984-08-31 1984-08-31

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JP13332284U JPH0242749Y2 (ja) 1984-08-31 1984-08-31

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Publication Number Publication Date
JPS6150142U JPS6150142U (ja) 1986-04-04
JPH0242749Y2 true JPH0242749Y2 (ja) 1990-11-14

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