JPH0242571B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0242571B2
JPH0242571B2 JP57022424A JP2242482A JPH0242571B2 JP H0242571 B2 JPH0242571 B2 JP H0242571B2 JP 57022424 A JP57022424 A JP 57022424A JP 2242482 A JP2242482 A JP 2242482A JP H0242571 B2 JPH0242571 B2 JP H0242571B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
filament
extra length
striated
brake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57022424A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58138524A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2242482A priority Critical patent/JPS58138524A/ja
Publication of JPS58138524A publication Critical patent/JPS58138524A/ja
Publication of JPH0242571B2 publication Critical patent/JPH0242571B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wire Processing (AREA)
  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は管本体内に線条体が余長をもつて収容
された余長付線条体入り管の製造方法に関するも
のである。
張力から線条体を保護する等の目的で、第1図
に示すようにストレートの管本体1′内に線条体
2を余長をもたせて収容した余長付線条体入り管
3が提案されている。
しかしながら、管本体1′内に線条体2を余長
をもたせて収容することは実際上非常に難しい。
このため線条体入り管3を後工程で撚り合せ、巻
取り等を行う際、或は使用中に張力が作用した際
に、管本体1′内の線条体2が破断され易い欠点
があつた。
本発明の目的は、管本体内の線条体に容易に且
つ確実に余長を付与することができる余長付線条
体入り管の製造方法を提供するにある。
本発明に係る余長付付線条体入り管の製造方法
は、管本体内に線条体を収容した線条体入り管の
前記線条体にブレーキをかける線条体ブレーキ
を、前記管本体に波付け加工をする波付機の両側
に配置し、前記波付機の両側で前記線条体に前記
線条体ブレーキでブレーキをかけつつ前記管本体
に前記波付機で逐次波付け加工を施して、前記管
本体の長さを前記線条体に対して収縮させること
により相対的に前記線条体に余長を付与し、余長
付線条体入り管を得ることを特徴とするものであ
る。
以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に説
明する。第2図乃至第4図及び第6図は本発明の
第1実施例を示したものである。本実施例では、
金属又はプラスチツクよりなるストレートの管本
体1′内に線条体2を直線状に収容した線条体入
り管3′をサプライドラム4に巻取つておき、こ
のサプライドラム4から線条体入り管3′を波付
機5に送り込む。波付機5では、第4図に示すよ
うに管本体1′に対して波付け加工を施し、管本
体1′を波付管本体1として長さを収縮させ、こ
れにより相対的に線条体2に余長を付与する。か
くして得られた余長付線条体入り管3を巻取ドラ
ム6に巻取る。この場合、波付機5の入口側と出
口側とに線条体ブレーキを兼ねた前記ドラム4,
6を近接してそれぞれ配設しておき、線条体入り
管3′又は余長付線条体入り管3をこれらドラム
4,6に巻付け、これらドラム4,6の間で管本
体1′を波付機で波付け加工すると、管本体1′の
長さが縮み、内部の線条体2の長さが相対的に長
くなつて、該線条体2が両ドラム4,6側に伸長
するが、ドラム4,6の外周では第6図に示すよ
うに管本体1′及び波付管本体1が円状に湾曲し
ているので、伸長しようとする線条体2はこれら
湾曲した管本体1′及び波付管本体1の少なくと
も外側内壁に図示のように押し付けられ、摩擦抵
抗の作用によりずれ動かないようになり、ブレー
キがかかる。即ち、ドラム4,6の外周では、線
条体2が管本体1′及び波付管本体1に対して長
手方向にずれ動かないようにブレーキがかけられ
た状態になる。従つて、波付けによつて管本体
1′が収縮され、相対的に線条体2が伸びたよう
な状態となつたとき、両側のドラム4,5で線条
体が管本体1′及び波付管本体1に対して相対的
にずれ動かないようになつているので、その区間
の線条体2に確実に余長を付与することができ
る。ドラム4,6は回転体であつて連続的に送り
出しと巻取りが行えるので、連続的に余長の付与
を行うことができる。この場合、波付管本体1の
波の山と谷との間の寸法を変えることにより、余
長の設定を容易に行うことができる。波付管本体
1の谷部の直径dと山部の直径Dの一例を示せ
ば、d=4.0mmφ、D=4.2mmφである。
第5図は管が金属よりなる場合の余長付線条体
入り管の製造方法の一例を示したものである。図
示のようにテープサプライ7からは金属テープ
1″が成形機8に一定速度で供給され、線条体サ
プライ9からは線条体2がピンチロールの如き送
り込み手段10を介して金属テープ1″とほぼ同
じ速度で成形機8に供給される。成形機8では線
条体2を中に入れて金属テープ1″が管状をなす
ように造管成形され、その金属テープ1″の合せ
目が溶接機11で溶接され、金属テープ1″は金
属管本体1′となり、線条体入り金属管3′が得ら
れる。この線条体入り金属管3′は、線条体ブレ
ーキを兼ねた引取ドラム12の外周に数ターン巻
付けられた後、波付機5に供給される。波付機5
に入つた線条体入り金属管3′は金属管本体1′に
対して波付けが行われ、金属管本体1′が波付金
属管本体1となつて長さが収縮され、これにより
相対的に線条体2に余長が付与される。かくして
得られた余長付線条体入り金属管3は線条体ブレ
ーキを兼ねた巻取ドラム6に巻取られる。この場
合にも、波付機5の前後には線条体ブレーキ1
2,6が配設されているので、その区間の線条体
2に確実に余長を付与することができる。
なお、保護の対象としての線条体2としては絶
縁電線、光フアイバ心線等がある。
また、第5図の実施例のように線条体2をピン
チロールの如き送り込み手段10により一定速度
で送り込んでいて、線条体2が逆行できないよう
にしている場合には、ピンチロールの如き送り込
み手段10が線条体ブレーキを兼ねるので、波付
機5の入口側の引取ドラム12よりなる線条体ブ
レーキを省略することができる。
以上説明したように本発明に係る余長付線条体
入り管の製造方法においては、管本体内に線条体
を収容した線条体入り管の前記線条体にブレーキ
をかける線条体ブレーキを、前記管本体に波付け
加工する波付機の両側に配置し、前記波付機の両
側で前記線条体に前記線条体ブレーキでブレーキ
をかけつつ前記管本体に前記波付機で逐次波付け
加工を施して、前記管本体の長さを前記線条体に
対して収縮させることにより、相対的に前記線条
体に余長を付与するようにしたので、確実に且つ
容易に線条体に対する余長の付与を行うことがで
きる。また、本発明によれば波付の山と谷の寸法
を変えることにより容易に余長の調整或は設定を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の余長付線条体入り管の縦断面
図、第2図は本発明に係る製造方法を実施する装
置の一実施例を示す概略側面図、第3図は線条体
入り管の縦断面図、第4図は本発明の方法で製造
される余長付線条体入り管の一例を示す縦断面
図、第5図は本発明に係る製造方法を実施する装
置の他の実施例を示す概略側面図、第6図は第2
図に示す実施例におけるブレーキ作用の説明図で
ある。 1′…管本体、1…波付管本体、1″…金属テー
プ、2…線条体、3′…線条体ブーキを兼ねたサ
プライドラム、5…波付機、6…線条体ブレーキ
を兼ねた巻取ドラム、7…テープサプライ、8…
成形機、9…線条体サプライ、10…線条体ブレ
ーキを兼ねた送り込み手段、12…線条体ブレー
キを兼ねた引取りドラム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 管本体内に線条体を収容した線条体入り管の
    前記線条体にブレーキをかける線条体ブレーキ
    を、前記管本体に波付け加工をする波付機の両側
    に配置し、前記波付機の両側で前記線条体に前記
    線条体ブレーキでブレーキをかけつつ前記管本体
    に前記波付機で逐次波付け加工を施して、前記管
    本体の長さを前記線条体に対して収縮させること
    により、相対的に前記線条体に余長を付与し、余
    長付線条体入り管を得ることを特徴とする余長付
    線条体入り管の製造方法。
JP2242482A 1982-02-15 1982-02-15 余長付線条体入り管の製造方法 Granted JPS58138524A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2242482A JPS58138524A (ja) 1982-02-15 1982-02-15 余長付線条体入り管の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2242482A JPS58138524A (ja) 1982-02-15 1982-02-15 余長付線条体入り管の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58138524A JPS58138524A (ja) 1983-08-17
JPH0242571B2 true JPH0242571B2 (ja) 1990-09-25

Family

ID=12082296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2242482A Granted JPS58138524A (ja) 1982-02-15 1982-02-15 余長付線条体入り管の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58138524A (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5115770B2 (ja) * 1999-06-22 2013-01-09 住友電気工業株式会社 超電導ケーブル
JP4623401B2 (ja) * 1999-06-22 2011-02-02 住友電気工業株式会社 超電導ケーブルの製造方法
JP4681139B2 (ja) * 2001-03-29 2011-05-11 臼井国際産業株式会社 伝熱管及びその製造方法並びにこの伝熱管を使用した多管式熱交換器及びラジエーター組込式オイルクーラー
JP4771146B2 (ja) * 2006-03-27 2011-09-14 住友電気工業株式会社 超電導ケーブルの製造方法
JP5041133B2 (ja) * 2006-11-17 2012-10-03 住友電気工業株式会社 多心一括型超電導ケーブルの製造方法
WO2013151100A1 (ja) * 2012-04-03 2013-10-10 学校法人中部大学 超伝導ケーブルと設置方法
JP6503021B2 (ja) * 2017-07-14 2019-04-17 カルソニックカンセイ株式会社 フィン内蔵管及びその製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS518468A (en) * 1974-07-11 1976-01-23 Tokyo Buhin Kogyo Co Ltd Hoiirushirindano ekidamesochi

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS518468A (en) * 1974-07-11 1976-01-23 Tokyo Buhin Kogyo Co Ltd Hoiirushirindano ekidamesochi

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58138524A (ja) 1983-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0046080B1 (en) Method of and apparatus for making reinforced hoses and pipes
US4033387A (en) Method of making a reinforcing strip
HU193720B (en) Apparatus for producing spiral-wound tubes
JPS591177B2 (ja) 複合管の製造方法
JPH0242571B2 (ja)
US3259533A (en) Method and apparatus for wrapping insulating material around an advancing pipe
US4878976A (en) Method for continuously manufacturing synthetic resin tube
US4308228A (en) Method for making flexible corrugated rubber tubing
JP2003502692A (ja) 光導波路が余剰長さをもつ光ケーブルを製造する方法
JPH0339766B2 (ja)
JPH0346301B2 (ja)
US8128544B2 (en) Low inertia roll
US2674296A (en) Device for making flexible hose
JPS61249638A (ja) アルミ被綱線用複合線材の製造方法
JPS607138Y2 (ja) 断熱管
JPS6129253B2 (ja)
US3302379A (en) Apparatus and method for applying helical wire wrapping
JPS5849383B2 (ja) 螺旋突条を有したコルゲ−ト管の製造法及びその装置
JPH0138567B2 (ja)
JPH0121565B2 (ja)
JP2986952B2 (ja) 絶縁被覆ケーブルの製造方法
JP2567671B2 (ja) 芯入り螺旋中空突条を有する合成樹脂管の製造方法
JPS5928800B2 (ja) 断熱管の製造方法
JPH11183765A (ja) パイプ集合ケーブル及びその製造方法
JP2597771B2 (ja) 既設管ライニング用樹脂管巻回物の製造方法