JPH0242237Y2 - - Google Patents

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JPH0242237Y2
JPH0242237Y2 JP12325285U JP12325285U JPH0242237Y2 JP H0242237 Y2 JPH0242237 Y2 JP H0242237Y2 JP 12325285 U JP12325285 U JP 12325285U JP 12325285 U JP12325285 U JP 12325285U JP H0242237 Y2 JPH0242237 Y2 JP H0242237Y2
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JP
Japan
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toilet
toilet lid
toilet seat
opening
seat
Prior art date
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JP12325285U
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JPS6231492U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の利用分野) この考案は、洋式便器の便蓋、及び又は便座の
開閉補助具に関する。さらに詳しくは、洋式便器
における便蓋、及び又は便座の急激な落下を防止
することのできる開閉補助具に関する。
(従来技術) 第1図乃至第3図に示したように、便器本体1
上に取りつけた一対の取付部材2,2間に軸架さ
れたヒンジシヤフト3に、夫々の一側端部に設け
たヒンジブラケツト部4a,4a,5aを回動自
在に軸着させた従来の便蓋4、及び便座5は、誤
つて倒した場合に大きな音を立て不快である他、
特に子供は手を挟んだりして危険であるという問
題があつた。
また、この従来のものは、閉蓋に伴なう落下時
の衝撃で便蓋4や、便座5が割れてしまう場合を
しばしば生じ、このことは最近便座5に保温装置
や、局部洗浄装置が組込まれるようになつて来て
いるので、特に問題視されている。
(従来的課題) この考案の技術的課題は極めて簡単な構造で、
市販され、現に使用されている洋式便器の便蓋や
便座にも容易に取りつけることができて、該便蓋
や便座の急激な落下を可及的に防止することので
きる、開閉補助具を提供せんとするにある。
(技術的手段) 上述した技術的課題を達成するためにこの考案
は、便蓋4、及び又は便座のヒンジブラケツト部
へ嵌着可能な形状を有する取付部と、この取付部
の外側へ突設させたバネ部とから開閉補助具を構
成し、このバネ部で前記便蓋、及び又は便座を少
なくとも一箇所の中間開角度で停止させるように
したものである。
(実施例) 以下、この考案に係る開閉補助具の実施例を第
4図乃至第6図に基づいて説明する。
第4図はこの考案を便蓋に実施させたもので、
図面に依れば、取付部材2に固定させたヒンジシ
ヤフト3に軸着された便蓋4のヒンジブラケツト
部4aには、断面略U字形状を呈した、例えば合
成樹脂製の取付部6aと、この取付部6aの略中
央部より切り起したバネ部6bとから成る開閉補
助具6が、取付部6aにヒンジブラケツト部4a
を嵌込み、取付ビス7で固着させることによつて
取りつけられている。バネ部6bは先端側に湾曲
させてあり、便蓋4を約60゜開いた状態で便器本
体1の上面1aに当接し、該便蓋4をクリツク停
止させるようにその位置を定められている。
したがつて、全開状態(約100゜)から誤つて便
蓋4が閉じる場合を生じても、該便蓋4は約60゜
の位置で一時停止するので、急激に便蓋4が落下
するのを防止できるものであるから、この便蓋4
の不測による閉蓋(落下)は、該便器本体1を使
用するに際し、勢いよく便蓋4を開いた際に反動
により生じ易いが、多少勢いがついていても、バ
ネ部6bの弾力によつて60゜の開角度で停止し、
急激に落下することがない。
第5図はこの考案を便座5に実施した場合を示
し、図面によれば、便器本体1上に設けた取付部
材2に取りつけたヒンジシヤフト3には、便座5
の一側に設けたヒンジブラケツト部5aが軸着さ
れており、このヒンジブラケツト部5aには、断
面略C字形状を呈した例えば合成樹脂製の取付部
8aとこの取付部8aの略中央より切り起したバ
ネ部8bとから成る開閉補助具8が、取付部8a
へヒンジブラケツト部5aを嵌込み、取付ビス9
で固着させることによつて取りつけられている。
バヌ部8bは先端側を湾曲させてあり、便座5を
約60゜開いた状態で便座本体1の上面1aと当接
し、便座5をクリツク停止するようにその位置を
定められている。
したがつて、全開状態(約100゜)の便座5が誤
つて閉じる場合が生じても、該便座5は約60゜の
開位置で一時停止するので、急激に便座5が落下
するのを防止できるものである。この便座5の不
測による落下は、男子による小便の際し便座5を
勢いよく開いた際に反動によつてしばしば生ずる
が多少勢いがついていてもバネ部8bの弾力によ
つて60゜の開角度で停止し、急激落下することが
ない。
第6図は他の実施例を示し、図面に依れば便蓋
4のヒンジブラケツト部4aに取りつけた開閉補
助具10のバネ部10aには、補強板バネ11が
重合して取りつけられている。これは、例えば便
蓋4に重量があり、バネ部10aの弾力がこれを
保持するに充分でない場合を考慮したもので、こ
れにより本来のバネ部の弾力を補強し、便蓋4を
一定の中間開角度で安定的に停止保持することが
できるものである。尚、この実施例は便座に取り
つける開閉補助具にもそのまま応用できることは
いうまもない。
以上、いずれの実施例の場合もバネ部を設ける
位置は任意に選択できるものであり、クリツク停
止位置は、バネ部の位置や形状を変えたり、これ
が便器本体の上面の当接する部分に突起を設けた
りすることにより複数個所とすることができるも
のである。
また、開閉補助具の材料は、合成樹脂の他に金
属製であつても良いことは勿論である。
さらに、この考案に係る開閉補助具は、既存の
洋式便器の便蓋や便座にそのまま取りつけること
ができ、何らの改良を必要としないばかりでな
く、既に一般に使用されている洋式便器の便蓋や
便座にこの考案に係る開閉補助具を購入して簡単
に取りつけることができるものである。その際、
取付ビスは、ドリルやキリ等を用いて便蓋や便座
に穴をあけることによつて取りつけることができ
よう。
さらに、この考案に係る開閉補助具は便蓋と便
座の一方或いは相方に選択的に取りつけることが
できるものである。
(効果) 以上詳細に説明したようにこの考案によれば、
極めて簡単な構成で、既存の便蓋や便座に容易に
取りつけて該便蓋や便座の不測の急激な閉蓋(落
下)を防止できるので、落下時に大きな音を立て
たり、手を挟んで痛い思いや怪我をすることを防
止することができる他、便蓋や便座が壊れたり、
便座に付設した保温装置や洗浄装置を故障させた
りすることを可及的に防止することができるとい
う作用効果を奏しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の開閉装置を説明するための側面
図、第2図は同平面図、第3図は同拡大断面図で
あり、第4図はこの考案にの一実施例を示す側断
面図、第5図は他の実施例を示す側断面図、第6
図はさらに他に実施例を示す側断面図である。 1……便器本体、2,2……取付部材、3……
ヒンジシヤフト、4……便蓋、4a……ヒンジブ
ラケツト部、5……便座、6,8……開閉補助
具、6a,8a……取付部、6b,8b…バネ
部、7,9……取付ビス、10……開閉補助具、
10a……バネ部、11……補強バネ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 便蓋、及び又は便座のヒンジブラケツト部へ
    嵌着可能な形状を有する取付部と、この取付部
    の外側へ突設したバネ部とからなり、このバネ
    部は前記便蓋、及び又は便座を少なくとも一箇
    所の中間開角度で停止させる機能を営むように
    構成されていることを特徴とする、洋式便器の
    便蓋、及び又は便座の開閉補助具。 2 バネ部にはこれを補強する補強バネが重合し
    て取りつけられていることを特徴とする、実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の洋式便器の便
    蓋、及び又は便座の開閉補助具。
JP12325285U 1985-08-09 1985-08-09 Expired JPH0242237Y2 (ja)

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JP12325285U JPH0242237Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

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JP12325285U JPH0242237Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

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Publication Number Publication Date
JPS6231492U JPS6231492U (ja) 1987-02-25
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