JPH0242107A - 可変バルブタイミング型エンジンにおけるフェールセーフ制御方法 - Google Patents
可変バルブタイミング型エンジンにおけるフェールセーフ制御方法Info
- Publication number
- JPH0242107A JPH0242107A JP19224388A JP19224388A JPH0242107A JP H0242107 A JPH0242107 A JP H0242107A JP 19224388 A JP19224388 A JP 19224388A JP 19224388 A JP19224388 A JP 19224388A JP H0242107 A JPH0242107 A JP H0242107A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- valve timing
- oil pressure
- oil
- switching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 8
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 18
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims abstract description 12
- 230000008859 change Effects 0.000 claims abstract description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 3
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 52
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 6
- 230000008569 process Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 2
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、油圧により作動する切換機構により吸気弁と
排気弁の少なくとも一方のバルブタイミングを切換える
可変バルブタイミング型エンジンにおけるフェールセー
フ制御方法に関する。
排気弁の少なくとも一方のバルブタイミングを切換える
可変バルブタイミング型エンジンにおけるフェールセー
フ制御方法に関する。
(従来の技術)
従来、特公昭49−33289号公報により、高速カム
と低速カムとを形成したカムシャフトをシリンダにより
軸線方向にシフト動作させて、バルブタイミングを低速
カムで吸排気弁を開閉する低速バルブタイミングと高速
カムで吸排気弁を開閉する高速バルブタイミングとに切
換自在とし、シリンダへの給排油を制御するバルブ手段
の開閉でバルブタイミングの切換えを行なうようにした
エンジンは知られている。
と低速カムとを形成したカムシャフトをシリンダにより
軸線方向にシフト動作させて、バルブタイミングを低速
カムで吸排気弁を開閉する低速バルブタイミングと高速
カムで吸排気弁を開閉する高速バルブタイミングとに切
換自在とし、シリンダへの給排油を制御するバルブ手段
の開閉でバルブタイミングの切換えを行なうようにした
エンジンは知られている。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、上記の如く油圧により作動する切換機構を用
いてバルブタイミングを切換えるようにすると、バルブ
手段の異物の噛込みによるスティックやオイル洩れ等に
より、バルブ手段に開閉指令を出しても開閉指令通りに
油圧が変化しなくなって、バルブタイミングが正常に切
換わらなくなることがあり、この場合は警報を出したり
、燃料を減量したり、バルブタイミングを切換えるため
の制御を無効とする等のフェールセーフ対策を講するこ
とが望まれる〇本発明は、かかる要望に適合したフェー
ルセーフ制御方法を提供することをその目的としている
。
いてバルブタイミングを切換えるようにすると、バルブ
手段の異物の噛込みによるスティックやオイル洩れ等に
より、バルブ手段に開閉指令を出しても開閉指令通りに
油圧が変化しなくなって、バルブタイミングが正常に切
換わらなくなることがあり、この場合は警報を出したり
、燃料を減量したり、バルブタイミングを切換えるため
の制御を無効とする等のフェールセーフ対策を講するこ
とが望まれる〇本発明は、かかる要望に適合したフェー
ルセーフ制御方法を提供することをその目的としている
。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成すべく、本発明では、油圧により作動す
る切換機構により吸気弁と排気弁の少なくとも一方のバ
ルブタイミングを切換える可変バルブタイミング型エン
ジンにおいて、切換機構に油を供給する給油路の油圧を
検出する油圧検出手段を設け、該給油路への給油を制御
するバルブ手段への開閉指令に対応して該給油路の油圧
が変化しているか否かを該油圧検出手段からの信号で判
別し、設定時間が経過しても開閉指令に対応する油圧に
変化しないとき、バルブタイミングの切換異常と判断し
て、切換異常に利するフェールセーフを行なうようにし
た。
る切換機構により吸気弁と排気弁の少なくとも一方のバ
ルブタイミングを切換える可変バルブタイミング型エン
ジンにおいて、切換機構に油を供給する給油路の油圧を
検出する油圧検出手段を設け、該給油路への給油を制御
するバルブ手段への開閉指令に対応して該給油路の油圧
が変化しているか否かを該油圧検出手段からの信号で判
別し、設定時間が経過しても開閉指令に対応する油圧に
変化しないとき、バルブタイミングの切換異常と判断し
て、切換異常に利するフェールセーフを行なうようにし
た。
尚、バルブタイミングの切換えとは、バルブの開弁期間
とバルブリフト量の両方又は一方を切換えることをいう
。
とバルブリフト量の両方又は一方を切換えることをいう
。
(作 用)
バルブ手段のスティックやオイル洩れ等により、バルブ
手段の開閉指令通りに油圧が変化しなくなると、油圧検
出手段からの信号により切換異常と判断されてフェール
セーフが行なわれる。
手段の開閉指令通りに油圧が変化しなくなると、油圧検
出手段からの信号により切換異常と判断されてフェール
セーフが行なわれる。
ところで、開閉指令が出されてから油圧が実際に変化ま
でには、バルブ手段の応答遅れや管路抵抗等により多少
の遅れを生じ、そこで本発明では、開閉指令が出されて
から設定時間経過後の油圧を見て、切換異常か否かを判
別し、バルブタイミングの切換えが正常に行なわれてい
る状態で誤ってフェールセーフを行なうことを防止して
いる。
でには、バルブ手段の応答遅れや管路抵抗等により多少
の遅れを生じ、そこで本発明では、開閉指令が出されて
から設定時間経過後の油圧を見て、切換異常か否かを判
別し、バルブタイミングの切換えが正常に行なわれてい
る状態で誤ってフェールセーフを行なうことを防止して
いる。
(実施例)
第1図を参照して、(1)はエンジン本体、(2)は吸
気通路、(3)は排気通路を示し、吸気通路(2)に上
流端から順にエアクリーナ(4)、スロットル弁(5)
、インジェクタ(6)を設け、該インジェクタ(6)か
らの燃料噴射量を電子制御回路(7)により可変制御す
る電子制御式燃料噴射型のエンジンをt、■成した。
気通路、(3)は排気通路を示し、吸気通路(2)に上
流端から順にエアクリーナ(4)、スロットル弁(5)
、インジェクタ(6)を設け、該インジェクタ(6)か
らの燃料噴射量を電子制御回路(7)により可変制御す
る電子制御式燃料噴射型のエンジンをt、■成した。
尚、本実施例では、各シリンダに吸気弁と排気弁とを各
1対に設けたD 011 C直列4気筒エンジンとし、
第2図に示す如(、吸気弁側の動弁機構(81)と排気
弁側の動弁機構(8e)とを設けて、これら吸排気弁を
開閉駆動するようにした。
1対に設けたD 011 C直列4気筒エンジンとし、
第2図に示す如(、吸気弁側の動弁機構(81)と排気
弁側の動弁機構(8e)とを設けて、これら吸排気弁を
開閉駆動するようにした。
両動弁機構(81)(8c)は基本的には同一の構成を
有するものであり、以下吸気弁側動弁機構(81)につ
いて説明し、排気弁側動弁機構(8c)については同一
の符号を付してその説明を省略する。
有するものであり、以下吸気弁側動弁機構(81)につ
いて説明し、排気弁側動弁機構(8c)については同一
の符号を付してその説明を省略する。
吸気弁側動弁機構(81)は、吸気弁用のロッカシャフ
ト(9)に、各シリンダの1対の吸気弁を駆動する各1
対の駆動ロッカアームlie (fDとその中間の自由
ロッカアーム(′I〕とを軸支し、両駆動ロッカアーム
(IO(:IT)を吸気弁用のカムシャフトに形成した
低速用カムと、自由ロッカアーム(′lbを該カムシャ
フトに形成した高速用カムとに連動させると共に、両駆
動ロッカアーム(IG Gl)を切換機IM (13を
介して自由ロッカアーム■に断接自在に連結して成るも
のに構成され、駆動ロッカアームl′IO1′Ivと自
由ロッカアーム(’+のとの非連結状態では低速用カム
により開弁期間とリフト量とを比較的小さくした低速バ
ルブタイミングで吸気弁が開閉動作され、連結状態では
開弁期間とリフト量とを比較的大きくした高速バルブタ
イミングで吸気弁が開閉動作されるようにした。
ト(9)に、各シリンダの1対の吸気弁を駆動する各1
対の駆動ロッカアームlie (fDとその中間の自由
ロッカアーム(′I〕とを軸支し、両駆動ロッカアーム
(IO(:IT)を吸気弁用のカムシャフトに形成した
低速用カムと、自由ロッカアーム(′lbを該カムシャ
フトに形成した高速用カムとに連動させると共に、両駆
動ロッカアーム(IG Gl)を切換機IM (13を
介して自由ロッカアーム■に断接自在に連結して成るも
のに構成され、駆動ロッカアームl′IO1′Ivと自
由ロッカアーム(’+のとの非連結状態では低速用カム
により開弁期間とリフト量とを比較的小さくした低速バ
ルブタイミングで吸気弁が開閉動作され、連結状態では
開弁期間とリフト量とを比較的大きくした高速バルブタ
イミングで吸気弁が開閉動作されるようにした。
前記切換機構0は、一方の第1駆動ロツカアーム11G
に挿設した自由ロッカアームOに係脱自在な第1連結ビ
ン(13a)と、自由ロッカアーム(′1ツに挿設した
他方の第2の駆動ロッカアーム(11)に係脱自在な第
2連結ビン(13b)と、第2駆動ロツカアームCI′
Dに挿設したばね(13c)で自由ロッカアームaつ側
に付勢される規制ビン(13d)とを備えるもので、第
1駆動ロツカアームl′ioに第1連結ピン(13a)
を自由ロッカアーム(+21側に押圧する油圧室(13
e)を形成して、該油圧室(13e)をロッカシャフト
(9)に形成した給油路aΦに連通させ、該油圧室(1
3e)に給油路aΦを介して圧油が供給されたとき、第
1連結ピン(13a)が自由ロッカアーム0に係合する
と共に、該第1連結ピン(13a)に押されて第2連結
ビン(13b)が第2駆動ロツカアーム11vに係合し
、両駆動ロッカアーム(IG(’l″Dと自由ロッカア
ーム(1]とが連結されてバルブタイミングが高速バル
ブタイミングに切換えられ、又油圧室(13e)の油圧
が低下したとき、ばね(13c)の付勢力により規制ピ
ン(13d )を介して第2連結ピン(13b)と第1
連結ピン(13a)とが夫々自由ロッカアーム(′lD
内と第1駆動ロツカアームGO内とに押し戻されて、両
駆動ロッカアームa■qvと自由ロッカアーム(1ツと
の連結が解かれ、バルブタイミングが低速バルブタイミ
ングに切換えられるようにした。
に挿設した自由ロッカアームOに係脱自在な第1連結ビ
ン(13a)と、自由ロッカアーム(′1ツに挿設した
他方の第2の駆動ロッカアーム(11)に係脱自在な第
2連結ビン(13b)と、第2駆動ロツカアームCI′
Dに挿設したばね(13c)で自由ロッカアームaつ側
に付勢される規制ビン(13d)とを備えるもので、第
1駆動ロツカアームl′ioに第1連結ピン(13a)
を自由ロッカアーム(+21側に押圧する油圧室(13
e)を形成して、該油圧室(13e)をロッカシャフト
(9)に形成した給油路aΦに連通させ、該油圧室(1
3e)に給油路aΦを介して圧油が供給されたとき、第
1連結ピン(13a)が自由ロッカアーム0に係合する
と共に、該第1連結ピン(13a)に押されて第2連結
ビン(13b)が第2駆動ロツカアーム11vに係合し
、両駆動ロッカアーム(IG(’l″Dと自由ロッカア
ーム(1]とが連結されてバルブタイミングが高速バル
ブタイミングに切換えられ、又油圧室(13e)の油圧
が低下したとき、ばね(13c)の付勢力により規制ピ
ン(13d )を介して第2連結ピン(13b)と第1
連結ピン(13a)とが夫々自由ロッカアーム(′lD
内と第1駆動ロツカアームGO内とに押し戻されて、両
駆動ロッカアームa■qvと自由ロッカアーム(1ツと
の連結が解かれ、バルブタイミングが低速バルブタイミ
ングに切換えられるようにした。
そして、前記給油路aΦを図外のオイルポンプから曲を
供給する油路(ISにシリンダヘッドの端部に取付けた
切換弁(IGを介して接続し、該切換弁aOのスプール
弁体(16a)が上方の閉位置に存するときは、油路1
1Gにオイルフィルタ0を介して連なる流入ボート(I
Gb)と給油路(1@に連なる流出ボート(16c)と
がオリフィス孔(IGa)のみを介して連通ずると共に
、流出ボート(IGc)がシリンダヘッドの上部空間に
開口するドレンボート(1Ge)に連通して、給油路(
′I@の油圧は低くなるが、スプール弁体(16a)が
下方の開位置に切換えられたときは、流入ポーIGb)
と流出ポー)(IGc)とがスプール弁体(IGa)の
環状溝を介して連通ずると共に、流出ポーh(16c)
とドレンポート(16e)との連通が断たれて、給油路
(′l@の油圧が高くなるようにした。
供給する油路(ISにシリンダヘッドの端部に取付けた
切換弁(IGを介して接続し、該切換弁aOのスプール
弁体(16a)が上方の閉位置に存するときは、油路1
1Gにオイルフィルタ0を介して連なる流入ボート(I
Gb)と給油路(1@に連なる流出ボート(16c)と
がオリフィス孔(IGa)のみを介して連通ずると共に
、流出ボート(IGc)がシリンダヘッドの上部空間に
開口するドレンボート(1Ge)に連通して、給油路(
′I@の油圧は低くなるが、スプール弁体(16a)が
下方の開位置に切換えられたときは、流入ポーIGb)
と流出ポー)(IGc)とがスプール弁体(IGa)の
環状溝を介して連通ずると共に、流出ポーh(16c)
とドレンポート(16e)との連通が断たれて、給油路
(′l@の油圧が高くなるようにした。
該スプール弁体(16a)は、流入ポート(16b)か
ら分岐したパイロット油路(18を介して入力されるパ
イロット圧によりばね(16f)に抗して開位置に切換
えられるものとし、このパイロット油路(IGに常閉型
の電磁弁a9を介設して、該電磁弁(′19のソレノイ
ド(19a)への通電を第1図に示す如く前記電子制御
回路(7)からの出力信号VTSにより制御し、ソレノ
イド(19a)への通電で該電磁弁q9を開弁したとき
、スプール′弁体(IGa)が開位置に切換えられて、
バルブタイミングが上記の如く高速バルブタイミングに
切換えられ、ソレノイド(19a>への通電を停止して
該電磁弁a!lllを閉弁したとき、スプール弁体(I
Ga)が閉位置に切換えられて、バルブタイミングが低
速バルブタイミングに切換えられるようにした。
ら分岐したパイロット油路(18を介して入力されるパ
イロット圧によりばね(16f)に抗して開位置に切換
えられるものとし、このパイロット油路(IGに常閉型
の電磁弁a9を介設して、該電磁弁(′19のソレノイ
ド(19a)への通電を第1図に示す如く前記電子制御
回路(7)からの出力信号VTSにより制御し、ソレノ
イド(19a)への通電で該電磁弁q9を開弁したとき
、スプール′弁体(IGa)が開位置に切換えられて、
バルブタイミングが上記の如く高速バルブタイミングに
切換えられ、ソレノイド(19a>への通電を停止して
該電磁弁a!lllを閉弁したとき、スプール弁体(I
Ga)が閉位置に切換えられて、バルブタイミングが低
速バルブタイミングに切換えられるようにした。
又、スプール弁体(IGa)の切換動作を確認すべく、
切換弁器のハウジング(IGg)に流出ボート(10C
)の油圧を検出して低圧のときオン、高圧のときオフす
る油圧スイッチ■を設けた。
切換弁器のハウジング(IGg)に流出ボート(10C
)の油圧を検出して低圧のときオン、高圧のときオフす
る油圧スイッチ■を設けた。
第2図でθは動弁系の潤滑油路、■は前記給油路(′1
4)の下流端に接続した高速用の動弁系潤滑油路、■は
カムホルダを示す。
4)の下流端に接続した高速用の動弁系潤滑油路、■は
カムホルダを示す。
上記したバルブタイミングの切換手段及び油路構成は、
本願出願人が昭和63年6月22日に特許出願したもの
と特に異ならず、これ以上の詳細な説明は省略する。
本願出願人が昭和63年6月22日に特許出願したもの
と特に異ならず、これ以上の詳細な説明は省略する。
前記電子制御回路(7)には、エンジン回転センサから
の回転数(Ne)信号、スロットルセンサ(21Dから
のスロットル開度(6、h)信号、スロットル弁(5)
の下流側の吸気通路(2)に接続した圧力センサ■と温
度センサ■からの吸気負圧(Pa )信号と吸気温度(
TA)信号、水温センサ■からの水温(TV)信号、車
速センサからの車速(V)信号、前記油圧スイッチ■か
らの信号、排気通路(3)に設けた酸素濃度センサ■か
らの02信号及びオートマチック車ではシフトレバ−の
ポジションスイッチからのパーキング<p>及びニュー
トル(N)信号が入力されており、これら信号により運
転状態を把握して燃料噴射量の算出とバルブタイミング
の切換えとを行なう。
の回転数(Ne)信号、スロットルセンサ(21Dから
のスロットル開度(6、h)信号、スロットル弁(5)
の下流側の吸気通路(2)に接続した圧力センサ■と温
度センサ■からの吸気負圧(Pa )信号と吸気温度(
TA)信号、水温センサ■からの水温(TV)信号、車
速センサからの車速(V)信号、前記油圧スイッチ■か
らの信号、排気通路(3)に設けた酸素濃度センサ■か
らの02信号及びオートマチック車ではシフトレバ−の
ポジションスイッチからのパーキング<p>及びニュー
トル(N)信号が入力されており、これら信号により運
転状態を把握して燃料噴射量の算出とバルブタイミング
の切換えとを行なう。
又、油圧ステッチ■からの信号によりバルブタイミング
が正常に切換えられているが否がを電子制御回路(7)
により判別し、切換異常を生じたときは、警報、燃料の
減量、バルブタイミングの切換制御の停止等のフェール
セーフ作動を行なうようにした。
が正常に切換えられているが否がを電子制御回路(7)
により判別し、切換異常を生じたときは、警報、燃料の
減量、バルブタイミングの切換制御の停止等のフェール
セーフ作動を行なうようにした。
その詳細は第3図に示す通りであり、先ず■のステップ
で電磁弁(I9に対する指令が開弁指令(高速バルブタ
イミング指令)であるか否かを判別し、開弁指令のとき
は■のステップに進んで油圧スイッチ■がオフか否かを
判別し、油圧が高く (高速バルブタイミングの状態)
油圧スイッチ■がオフしているときは■のステップに進
んで電子制御回路(7)に内蔵するデイレ−タイマの残
り時間tを設定時間(例えば0.1秒)にセットして1
回の処理を終り、又閉弁指令(低速バルブタイミング指
令)が出されているときは、■のステップから■のステ
ップに進んで油圧スイッチ■がオンか否かを判別し、油
圧が低く (低速バルブタイミングの状態)油圧スイッ
チ■がオンしているときは■のステップに進んで上記と
同様にtを設定時間にセットして1回の処理を終る。尚
、前記デイレ−タイマーはイグニッションスイッチのオ
ンで初期セットされる。
で電磁弁(I9に対する指令が開弁指令(高速バルブタ
イミング指令)であるか否かを判別し、開弁指令のとき
は■のステップに進んで油圧スイッチ■がオフか否かを
判別し、油圧が高く (高速バルブタイミングの状態)
油圧スイッチ■がオフしているときは■のステップに進
んで電子制御回路(7)に内蔵するデイレ−タイマの残
り時間tを設定時間(例えば0.1秒)にセットして1
回の処理を終り、又閉弁指令(低速バルブタイミング指
令)が出されているときは、■のステップから■のステ
ップに進んで油圧スイッチ■がオンか否かを判別し、油
圧が低く (低速バルブタイミングの状態)油圧スイッ
チ■がオンしているときは■のステップに進んで上記と
同様にtを設定時間にセットして1回の処理を終る。尚
、前記デイレ−タイマーはイグニッションスイッチのオ
ンで初期セットされる。
ここで、電磁弁(+91に対する指令を切換えた場合を
考えるに、切換当初は油圧変化の遅れから油圧スイッチ
■は切換前の状態に保持され、従って開弁指令への切換
時は■のステップから、又閉弁指令への切換時は■のス
テップから夫々■のステップに進み、前記デイレ−タイ
マの残り時間tが0になるまでは何もせずに1回の処理
を終るが、tが0になったとき、即ち指令切換時点から
設定時間が経過しても油圧スイッチ■が切換前の状態に
保持されているときは、■のステップから■のステップ
に進んでバルブタイミングの切換異常を表示器等で表示
し、更に■のステップに進んで燃料減量等のフェールセ
ーフのための制御を実行する。
考えるに、切換当初は油圧変化の遅れから油圧スイッチ
■は切換前の状態に保持され、従って開弁指令への切換
時は■のステップから、又閉弁指令への切換時は■のス
テップから夫々■のステップに進み、前記デイレ−タイ
マの残り時間tが0になるまでは何もせずに1回の処理
を終るが、tが0になったとき、即ち指令切換時点から
設定時間が経過しても油圧スイッチ■が切換前の状態に
保持されているときは、■のステップから■のステップ
に進んでバルブタイミングの切換異常を表示器等で表示
し、更に■のステップに進んで燃料減量等のフェールセ
ーフのための制御を実行する。
尚、切換異常を生じたときは可及的速やかにフェールセ
ーフを行なうこが望まれ、そこで本実施例では油圧スイ
ッチ■を切換弁(′IOに一体的に組込み、切換弁(I
Oの切換えにより油圧スイッチ■が速やかにオンオフさ
れるようにし、上記したデイレ−タイマの設定時間を可
及的短時間に設定し得るようにした。
ーフを行なうこが望まれ、そこで本実施例では油圧スイ
ッチ■を切換弁(′IOに一体的に組込み、切換弁(I
Oの切換えにより油圧スイッチ■が速やかにオンオフさ
れるようにし、上記したデイレ−タイマの設定時間を可
及的短時間に設定し得るようにした。
(発明の効果)
以上の如く本発明によれば、バルブ手段の故障やオイル
リーク等によるバルブタイミングの切換異常を生じたと
き、これれを正確に判別してフェールセーフ対策を講す
ることができ、而も油圧スイッチ等の比較的安価に入手
可能な油圧検出手段を用いて切換異常を判別するため、
コスト的にもを利である。
リーク等によるバルブタイミングの切換異常を生じたと
き、これれを正確に判別してフェールセーフ対策を講す
ることができ、而も油圧スイッチ等の比較的安価に入手
可能な油圧検出手段を用いて切換異常を判別するため、
コスト的にもを利である。
第1図は本発明方法を適用するエンジンのシステム図、
第2図はバルブタイミングの切換機構を示す図、第3図
はフェールセーフのための制御プログラムを示すフロー
チャートである。 (7)・・・電子制御回路 (′13・・・切換機構 aIO・・・給油路 ■・・・油圧スイッチ(油圧検出手段)外3名 手 続 補 正 書
第2図はバルブタイミングの切換機構を示す図、第3図
はフェールセーフのための制御プログラムを示すフロー
チャートである。 (7)・・・電子制御回路 (′13・・・切換機構 aIO・・・給油路 ■・・・油圧スイッチ(油圧検出手段)外3名 手 続 補 正 書
Claims (1)
- 油圧により作動する切換機構により吸気弁と排気弁の少
なくとも一方のバルブタイミングを切換える可変バルブ
タイミング型エンジンにおいて、切換機構に油を供給す
る給油路の油圧を検出する油圧検出手段を設け、該給油
路への給油を制御するバルブ手段への開閉指令に対応し
て該給油路の油圧が変化しているか否かを該油圧検出手
段からの信号で判別し、設定時間が経過しても開閉指令
に対応する油圧に変化しないとき、バルブタイミングの
切換異常と判断して、切換異常に対するフェールセーフ
を行なうようにしたことを特徴とする可変バルブタイミ
ング型エンジンにおけるフェールセーフ制御方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63192243A JP2688934B2 (ja) | 1988-08-01 | 1988-08-01 | 可変バルブタイミング型エンジンにおけるフェールセーフ制御方法 |
DE68918777T DE68918777T2 (de) | 1988-08-01 | 1989-06-29 | Versagensfeststellungsverfahren für die Brennkraftmaschinen mit variabler Ventilsteuerung. |
EP89306637A EP0353862B1 (en) | 1988-08-01 | 1989-06-29 | Irregularity-detecting method for variable valve-timing type engine |
CA000604599A CA1327152C (en) | 1988-08-01 | 1989-06-30 | Irregularity-detecting method for variable valve-timing type engine |
US07/388,235 US4996954A (en) | 1988-08-01 | 1989-08-01 | Method for detecting an irregularity in valve-timing changeover in an engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63192243A JP2688934B2 (ja) | 1988-08-01 | 1988-08-01 | 可変バルブタイミング型エンジンにおけるフェールセーフ制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0242107A true JPH0242107A (ja) | 1990-02-13 |
JP2688934B2 JP2688934B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=16288042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63192243A Expired - Lifetime JP2688934B2 (ja) | 1988-08-01 | 1988-08-01 | 可変バルブタイミング型エンジンにおけるフェールセーフ制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2688934B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7178490B2 (en) | 2003-05-26 | 2007-02-20 | Siemens Aktiengesellschaft | Device for hydraulic valve lift switching |
JP2008503686A (ja) * | 2004-06-23 | 2008-02-07 | ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | 可変弁制御を有する内燃機関における少なくとも1つの弁リフト位置の検出方法 |
JP2009203959A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-10 | Toyota Motor Corp | 油圧制御装置 |
JP2011214499A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Honda Motor Co Ltd | 可変動弁機構を備える内燃機関 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS631727A (ja) * | 1986-06-19 | 1988-01-06 | Nissan Motor Co Ltd | 内燃機関の吸排気弁リフト制御装置 |
JPS63147909A (ja) * | 1986-10-23 | 1988-06-20 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関の弁作動特性可変制御装置 |
-
1988
- 1988-08-01 JP JP63192243A patent/JP2688934B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS631727A (ja) * | 1986-06-19 | 1988-01-06 | Nissan Motor Co Ltd | 内燃機関の吸排気弁リフト制御装置 |
JPS63147909A (ja) * | 1986-10-23 | 1988-06-20 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関の弁作動特性可変制御装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7178490B2 (en) | 2003-05-26 | 2007-02-20 | Siemens Aktiengesellschaft | Device for hydraulic valve lift switching |
JP2008503686A (ja) * | 2004-06-23 | 2008-02-07 | ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | 可変弁制御を有する内燃機関における少なくとも1つの弁リフト位置の検出方法 |
JP2009203959A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-10 | Toyota Motor Corp | 油圧制御装置 |
JP2011214499A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Honda Motor Co Ltd | 可変動弁機構を備える内燃機関 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2688934B2 (ja) | 1997-12-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8210978B2 (en) | Vehicle drive unit | |
US5280770A (en) | Variable valve actuation control system | |
US4996954A (en) | Method for detecting an irregularity in valve-timing changeover in an engine | |
JPH06146937A (ja) | 休筒機構付きエンジンの燃料制御装置 | |
JP2619696B2 (ja) | エンジンにおけるバルブタイミングの切換制御方法 | |
JP2652879B2 (ja) | エンジンにおけるバルブタイミングの切換制御方法 | |
JPH0368217B2 (ja) | ||
US4938188A (en) | Engine control apparatus | |
KR20030031840A (ko) | 엔진의 연료 절환 방법 및 그 장치 | |
JP3598847B2 (ja) | クラッチ断接装置 | |
JPH02161147A (ja) | エンジンの燃料制御装置 | |
JPH0242107A (ja) | 可変バルブタイミング型エンジンにおけるフェールセーフ制御方法 | |
US11225928B2 (en) | Fuel injection system | |
JP2637643B2 (ja) | 弁作動特性可変制御装置 | |
JP2630632B2 (ja) | 電子制御式燃料噴射型エンジンにおける燃料噴射制御方法 | |
JPH0242145A (ja) | エンジンのバルブタイミング制御方法 | |
JPH10110742A (ja) | 舶用クラッチの油圧制御装置 | |
JP2539668Y2 (ja) | 燃料噴射装置 | |
JPH0988724A (ja) | 圧縮天然ガス自動車の燃料供給装置 | |
JP2920808B2 (ja) | 内燃機関の燃料制御装置 | |
JPH0716927Y2 (ja) | 車輌用自動変速機の制御装置 | |
JPH0448340Y2 (ja) | ||
JP2569557B2 (ja) | 内燃エンジンの点火時期制御方法 | |
JPH051637A (ja) | 蓄圧式燃料噴射装置 | |
JPH0318009B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |