JPH0241973Y2 - - Google Patents

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JPH0241973Y2
JPH0241973Y2 JP8763985U JP8763985U JPH0241973Y2 JP H0241973 Y2 JPH0241973 Y2 JP H0241973Y2 JP 8763985 U JP8763985 U JP 8763985U JP 8763985 U JP8763985 U JP 8763985U JP H0241973 Y2 JPH0241973 Y2 JP H0241973Y2
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circuit
dial
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dial pulse
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JP8763985U
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電話機において、定電流回路を介して
ループ電流が供給されるダイヤルパルス発生回路
のキー入力に応じたダイヤルパルス出力を受けて
ループを断続するダイヤルパルス送出回路に関す
る。
〔従来の技術〕
従来この種のダイヤルパルス送出回路は、バイ
ポーラトランジスタをスイツチング素子として用
いた電流コントロール方式が主流であつた。一
方、汎用のダイヤルパルス発生回路ICは消費電
力が低く押えられているためにダイヤルパルス出
力端子のドライブ能力が低く、したがつて上述し
たようにバイポーラトランジスタによりループ電
流をコントロールするには数段のダーリントン構
造を用いて電流増幅を行ないスイツチングする必
要があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このように多段構造にすることは回路
部品点数を増やすのみならず、消費電流を増加さ
せ望ましくない。
〔問題点を解決するための手段〕
このような問題点を解決するために、本考案
は、ダイヤルパルス発生回路およびそれにループ
電流を供給する定電流回路の直列回路に並列に通
話回路とV−MOSトランジスタの直列回路を接
続するとともに、ダイヤルパルス発生回路に並列
に定電流回路用負荷抵抗とスイツチング素子の直
列回路を接続し、ダイヤルパルス発生回路のダイ
ヤルパルス出力によつて上記V−MOSトランジ
スタを直接オン・オフするようにしたものであ
る。
〔作用〕
ダイヤルパルス発生回路のダイヤルパルス出力
がV−MOSトランジスタをオン・オフすること
によつてループが直接断続される。一方、ダイヤ
ル送出時にはスイツチング素子をオフし、ダイヤ
ル非送出時にはスイツチング素子をオンすること
により、負荷抵抗は、ダイヤル送出時以外におい
て定電流回路の負荷が軽くなり過ぎ通話音声信号
に対して挿入損失を与えることを防ぐ。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示す回路図であ
る。同図において、ダイヤルパルス発生回路1は
集積回路ICからなる汎用のアウトパルスダイヤ
ラーである。2はダイオードブリツジで、線路端
子L1,L2に供給されるループ電流の極性を一
定にして出力する。当該ループ電流は抵抗素子R
1および定電流ダイオードD1を介してコンデン
サC1を充電し、その端子電圧が電源電圧VDD
してダイヤルパルス発生回路1に供給される。
ZD1はその電圧を安定化するためのツエナーダ
イオード、R2〜R4は抵抗素子、HSはフツク
スイツチである。
ダイヤルパルス発生回路1は、キーボード3の
キーが押下されると、その入力に応じたダイヤル
パルスを端子DPから送出する。端子DPの出力は
通常“H”レベルにあるが、当該レベルはV−
MOS電界効果トランジスタ(FET)4のピンチ
オフ電圧以上に設定してあるためにV−MOS
FET4はオン状にある。今、例えば“2”の数
字キーが押下されたものとして、第2図aに示す
ようにその入力があつた場合、ダイヤルパルス発
生回路1は同図bに示すように端子DPの出力を
2回“L”レベルとし、2個のブレークパルスを
V−MOS FET4のゲートに送出する。これに
よりV−MOS FET4は2回オフし、直流ルー
プを2回断させて“2”のダイヤルパルスを交換
機に送出する。
ここで、定電流ダイオードD1を用いたのは、
通話回路5で必要とする交流信号、すなわち通話
音声信号に対する挿入損失を少なくするためであ
り、ダイヤルパルス発生回路1の電源用に供給さ
れる電流が大きいときにはこの定電流ダイオード
D1の交流インピーダンスは十分に大きく、従来
はその挿入損失を考慮する必要はなかつた。とこ
ろが、ダイヤルパルス発生回路1のダイヤルパル
ス出力で直接ダイヤル接点としてのV−MOS
FET4をオン・オフする本方式では、ダイヤル
送出時以外においてダイヤルパルス発生回路1の
消費電力が非常に小さくなることから、定電流ダ
イオードD1の負荷が軽くなり過ぎ、そのインピ
ーダンスが降下するために通話音声信号に対して
挿入損失を与えることになる。
第3図は、定電流ダイオードの電流電圧特性と
負荷との関係を示すもので、図中イが負荷が軽い
場合、ロが重い場合の負荷直線を示す。負荷が軽
い場合、直線イと電流−電圧特性曲線ハとの交点
Aにおける曲線ハの微分係数dv/di=Z1が小信号
に対するインピーダンスになるが、定電流ダイオ
ードの非定電流領域であるためにそのインピーダ
ンスが降下し、通話音声信号に対して挿入損失を
与える。負荷が重くなると、ロの負荷直線とな
り、交点Bにおける交流インピーダンスdv/di=
Z2が高くなるために、通話音声信号に対する挿入
損失は無視できる。
このようなダイヤル送出時外における挿入損失
の増大を避けるため、本実施例ではダイヤルパル
ス発生回路1と並列に抵抗素子R2およびトラン
ジスタQ1の直列回路を挿入し、定電流ダイオー
ドD1の負荷をコントロールにして常時そのイン
ピーダンスを高く保つている。すなわちダイヤル
送出時外は、ダイヤルパルス発生回路1の端子
MUTEの出力は“H”であり、それによつてト
ランジスタQ1はオンして抵抗素子R2が定電流
ダイオードD1の負荷となり、交流インピーダン
スの低下を防いでいる。ダイヤル送出時は、端子
MUTEの出力を第2図cに示すように“L”レ
ベルとすることにより、トランジスタQ1はオフ
し、ダイヤルパルス発生回路1自体の消費電流が
定電流ダイオードD1の負荷となる。なおこの場
合ダイヤルパルス発生回路1の直流抵抗のみが問
題で、そのインピーダンスは重要ではない。
トランジスタQ1は、端子MUTEの出力の代
りに端子DPの出力、つまりダイヤルパルス出力
で制御してもよい。また、定電流ダイオードD1
は、他の定電流素子または回路で置き換えてもよ
い。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、電圧制
御素子であるV−MOSトランジスタを用い、こ
れをダイヤルパルス発生回路のダイヤルパルス出
力で直接オン・オフしてループを断続するように
したことにより、消費電流の増大を抑えるととも
に回路構成を単純化し、一方、ダイヤルパルス発
生回路に並列に定電流回路用負荷抵抗とスイツチ
ング素子の直列回路を接続し、ダイヤル送出時に
はスイツチング素子をオフし、ダイヤル非送出時
にはスイツチング素子をオンすることにより、交
流インピーダンスの影響を抑えることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2
図はダイヤルパルス送出時のタイミングを示すタ
イミングチヤート、第3図は定電流ダイオードの
電流−電圧特性を示す図である。 1……ダイヤルパルス発生回路、3……キーボ
ード、4……V−MOS電界効果トランジスタ、
5……通話回路、D1……定電流ダイオード、R
2……定電流ダイオード用負荷抵抗、L1,L2
……線路端子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 定電流回路と直列に接続されこの定電流回路を
    介してループ電流が供給されるダイヤルパルス発
    生回路のキー入力に応じたダイヤルパルス出力に
    よつてループを断続するダイヤルパルス送出回路
    において、 前記定電流回路とダイヤルパルス発生回路の直
    列回路に並列に、通話回路とV−MOSトランジ
    スタの直列回路を接続し、 前記ダイヤルパルス発生回路に並列に、定電流
    回路用負荷抵抗とスイツチング素子の直列回路を
    接続し、 前記ダイヤルパルス発生回路のダイヤルパルス
    出力によつて前記V−MOSトランジスタをオ
    ン・オフ制御し、ダイヤル送出時には前記スイツ
    チング素子をオフするとともにダイヤル非送出時
    にはスイツチング素子をオンするようにした ことを特徴とするダイヤルパルス送出回路。
JP8763985U 1985-06-12 1985-06-12 Expired JPH0241973Y2 (ja)

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JP8763985U JPH0241973Y2 (ja) 1985-06-12 1985-06-12

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JPS61206351U JPS61206351U (ja) 1986-12-26
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