JPH0241822Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0241822Y2 JPH0241822Y2 JP1981074533U JP7453381U JPH0241822Y2 JP H0241822 Y2 JPH0241822 Y2 JP H0241822Y2 JP 1981074533 U JP1981074533 U JP 1981074533U JP 7453381 U JP7453381 U JP 7453381U JP H0241822 Y2 JPH0241822 Y2 JP H0241822Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crystal resonator
- diameter
- wire diameter
- molten glass
- lead wires
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims description 32
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 21
- 239000006060 molten glass Substances 0.000 claims description 16
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims description 15
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 2
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- 239000011521 glass Substances 0.000 description 6
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
- Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は水晶振動子を収容する気密容器のベー
スに関する。
スに関する。
気密容器のベースにガラスによつて封着した線
径の細い水晶振動子のリード線は落下等により力
が加わつたり、水晶振動子の振動による力が加わ
ると、線径の細い水晶振動子のリード線とガラス
の接着力が弱い場合には線径の細い水晶振動子の
リード線がずれたり抜けたりすることによつて容
器内部の素子に影響を与えたり気密不良を発生す
るおそれがある。
径の細い水晶振動子のリード線は落下等により力
が加わつたり、水晶振動子の振動による力が加わ
ると、線径の細い水晶振動子のリード線とガラス
の接着力が弱い場合には線径の細い水晶振動子の
リード線がずれたり抜けたりすることによつて容
器内部の素子に影響を与えたり気密不良を発生す
るおそれがある。
特開昭54−49580号公報は、圧縮機に用いられ
る端子であつて、ソリツドタイプ金属ベースとガ
ラスとを用いないでリード線と熱硬化性樹脂を用
いて構成されているために、気密性に乏しく、そ
のためにリード線側面沿面距離を長くする必要が
あり、リード線に凸形状をつけたものである。と
ころが特開昭54−49580号公報では環状リングは
ハウジング中に実質的に封入されておりハウジン
グは熱膨張係数が小さく、環状リングを持つ電導
性端子は、熱膨張係数が大であり、この熱膨張係
数の差の結果として生ずる力を利用している。
る端子であつて、ソリツドタイプ金属ベースとガ
ラスとを用いないでリード線と熱硬化性樹脂を用
いて構成されているために、気密性に乏しく、そ
のためにリード線側面沿面距離を長くする必要が
あり、リード線に凸形状をつけたものである。と
ころが特開昭54−49580号公報では環状リングは
ハウジング中に実質的に封入されておりハウジン
グは熱膨張係数が小さく、環状リングを持つ電導
性端子は、熱膨張係数が大であり、この熱膨張係
数の差の結果として生ずる力を利用している。
実開昭49−86395号公報には、端子の外周金属
の形態と絶縁樹脂と絶縁樹脂を貫通したリード線
とについて記載されているが、外周金属はソリツ
ドタイプ金属ベースのタイプではなく、屈曲成形
した薄金属板よりつくられており、絶縁樹脂を包
囲しているに止まり、気密端子としては機能しな
いものである。
の形態と絶縁樹脂と絶縁樹脂を貫通したリード線
とについて記載されているが、外周金属はソリツ
ドタイプ金属ベースのタイプではなく、屈曲成形
した薄金属板よりつくられており、絶縁樹脂を包
囲しているに止まり、気密端子としては機能しな
いものである。
実開昭48−96486号公報には、孔をあけた金属
板を用いて低融点ガラス等の絶縁物質で封止する
構造が記載されているが、板状端子では良いかも
しれないが0.5mmΦ以下のリード線には使用する
ことができない。本考案は断面形状が円形の細径
軸のまわりに大経のリング状の鍔を設けたもので
あつて、線径が細いリード線に使用して、気密保
持を行うようにしたものである。
板を用いて低融点ガラス等の絶縁物質で封止する
構造が記載されているが、板状端子では良いかも
しれないが0.5mmΦ以下のリード線には使用する
ことができない。本考案は断面形状が円形の細径
軸のまわりに大経のリング状の鍔を設けたもので
あつて、線径が細いリード線に使用して、気密保
持を行うようにしたものである。
本考案は線径の細いリード線とガラスの接着力
を強くして水晶振動子による力が加わつてもリー
ド線がずれたり抜けたりすることがない引張り強
度の大きな気密端子を提供することを目的とす
る。
を強くして水晶振動子による力が加わつてもリー
ド線がずれたり抜けたりすることがない引張り強
度の大きな気密端子を提供することを目的とす
る。
以下、本考案を図面に基づいて説明する。第1
図及び第2図において、1はコバール等の金属に
て形成され、孔2,2があけられているソリツド
タイプ金属ベース、3,3はその中間部に突出し
た大径のリング状の鍔を4,4を備えた細径の細
い0.5mmΦ以下の水晶振動子のリード線、5,5
は溶融ガラスであつて、例えばソリツドタイプ金
属ベース1の孔2,2にまず線径の細い水晶振動
子のリード線3,3を挿通してその大径のリング
状の鍔4,4が孔2,2の中間部に配置する如く
し、その後に溶融ガラス5,5をソリツドタイプ
金属ベース1の孔2,2に充填して線径の細い水
晶振動子のリード線3,3の大径のリング状の鍔
4,4を溶融ガラス5,5の内部に包蔵する状態
で溶融ガラス5,5と金属ベース1と線径の細い
水晶振動子のリード線3,3とを封着するもので
ある。
図及び第2図において、1はコバール等の金属に
て形成され、孔2,2があけられているソリツド
タイプ金属ベース、3,3はその中間部に突出し
た大径のリング状の鍔を4,4を備えた細径の細
い0.5mmΦ以下の水晶振動子のリード線、5,5
は溶融ガラスであつて、例えばソリツドタイプ金
属ベース1の孔2,2にまず線径の細い水晶振動
子のリード線3,3を挿通してその大径のリング
状の鍔4,4が孔2,2の中間部に配置する如く
し、その後に溶融ガラス5,5をソリツドタイプ
金属ベース1の孔2,2に充填して線径の細い水
晶振動子のリード線3,3の大径のリング状の鍔
4,4を溶融ガラス5,5の内部に包蔵する状態
で溶融ガラス5,5と金属ベース1と線径の細い
水晶振動子のリード線3,3とを封着するもので
ある。
次に第3図は本考案の他の実施例を示し、線径
の細い水晶振動子のリード線3,3の大径のリン
グ状の鍔4,4を複数にした場合である。すなわ
ち、線径の細い水晶振動子のリード線3,3にそ
れぞれ大径のリング状の鍔4,4と大径のリング
状の鍔4a,4aとを軸方向に2個並べて設け、
これらの大径のリング状の鍔をソリツドタイプ金
属ベース1の孔2,2に充填した溶融ガラス5,
5の内部に包蔵して溶融ガラス5,5とソリツド
タイプ金属ベース1と線径の細い水晶振動子のリ
ード線3,3とを封着するものである。
の細い水晶振動子のリード線3,3の大径のリン
グ状の鍔4,4を複数にした場合である。すなわ
ち、線径の細い水晶振動子のリード線3,3にそ
れぞれ大径のリング状の鍔4,4と大径のリング
状の鍔4a,4aとを軸方向に2個並べて設け、
これらの大径のリング状の鍔をソリツドタイプ金
属ベース1の孔2,2に充填した溶融ガラス5,
5の内部に包蔵して溶融ガラス5,5とソリツド
タイプ金属ベース1と線径の細い水晶振動子のリ
ード線3,3とを封着するものである。
以上のように、本考案の気密端子は、線径の細
い水晶振動子のリード線をソリツドタイプ金属ベ
ースの孔に挿通するとともに線径の細い水晶振動
子リード線の中間部に設けた大径のリング状の鍔
をソリツドタイプ金属ベースの孔に充填した溶融
ガラスの内部に包蔵して溶融ガラスとソリツドタ
イプ金属ベースと線径の細い水晶振動子のリード
線とを封着したことにより、線径の細い水晶振動
子のリード線と溶融ガラスの接触部が増大し、か
つ線径の細い水晶振動子のリード線の大径のリン
グ状の鍔が線径の細い水晶振動子のリード線の抜
け方向において溶融ガラスに対して引掛りとなつ
て線径の細い水晶振動子のリード線の引張り強度
が増大し、線径の細い水晶振動子のリード線に水
晶振動子による力が加わつても線径の細い水晶振
動子のリード線がずれたり抜けたりすることによ
る不良の発生を防ぎ、品質の安定に多大の貢献を
する。また線径の細い水晶振動子のリード線の大
径のリング状の鍔が溶融ガラスの内部に隠される
ので外観上の見栄えがよい。
い水晶振動子のリード線をソリツドタイプ金属ベ
ースの孔に挿通するとともに線径の細い水晶振動
子リード線の中間部に設けた大径のリング状の鍔
をソリツドタイプ金属ベースの孔に充填した溶融
ガラスの内部に包蔵して溶融ガラスとソリツドタ
イプ金属ベースと線径の細い水晶振動子のリード
線とを封着したことにより、線径の細い水晶振動
子のリード線と溶融ガラスの接触部が増大し、か
つ線径の細い水晶振動子のリード線の大径のリン
グ状の鍔が線径の細い水晶振動子のリード線の抜
け方向において溶融ガラスに対して引掛りとなつ
て線径の細い水晶振動子のリード線の引張り強度
が増大し、線径の細い水晶振動子のリード線に水
晶振動子による力が加わつても線径の細い水晶振
動子のリード線がずれたり抜けたりすることによ
る不良の発生を防ぎ、品質の安定に多大の貢献を
する。また線径の細い水晶振動子のリード線の大
径のリング状の鍔が溶融ガラスの内部に隠される
ので外観上の見栄えがよい。
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
同じく平面図、第3図は本考案の他例の断面図で
ある。 1〜ソリツドタイプ金属ベース、2,2〜孔、
3,3〜線径の細い水晶振動子のリード線、4,
4〜線径の細い水晶振動子のリード線の大径のリ
ング状の鍔、5,5〜溶融ガラス。
同じく平面図、第3図は本考案の他例の断面図で
ある。 1〜ソリツドタイプ金属ベース、2,2〜孔、
3,3〜線径の細い水晶振動子のリード線、4,
4〜線径の細い水晶振動子のリード線の大径のリ
ング状の鍔、5,5〜溶融ガラス。
Claims (1)
- 溶融ガラス5,5を介して線径の細い水晶振動
子のリード線3,3を挿通すべき孔2,2をあけ
たソリツドタイプ金属ベース1と、ソリツドタイ
プ金属ベース1の孔2,2に充填した溶融ガラス
5,5と、中間部に突出した大径のリング状の鍔
4,4をそれぞれ備えた線径の細い水晶振動子の
リード線3,3とよりなり、線径の細い水晶振動
子のリード線3,3をそれぞれソリツドタイプ金
属ベース1の孔2,2に挿通するとともに線径の
細い水晶振動子のリード線3,3の大径のリング
状の鍔4,4を孔2,2に充填した溶融ガラス
5,5の内部に包蔵し線径の細い水晶振動子のリ
ード線3,3の上下端を溶融ガラス5,5の上下
方向に貫通して溶融ガラス5,5とソリツドタイ
プ金属ベース1と線径の細い水晶振動子のリード
線3,3とを封着してなる気密端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981074533U JPH0241822Y2 (ja) | 1981-05-25 | 1981-05-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981074533U JPH0241822Y2 (ja) | 1981-05-25 | 1981-05-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57186983U JPS57186983U (ja) | 1982-11-27 |
JPH0241822Y2 true JPH0241822Y2 (ja) | 1990-11-07 |
Family
ID=29870302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981074533U Expired JPH0241822Y2 (ja) | 1981-05-25 | 1981-05-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0241822Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-25 JP JP1981074533U patent/JPH0241822Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57186983U (ja) | 1982-11-27 |
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