JPH0241721B2 - - Google Patents

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JPH0241721B2
JPH0241721B2 JP56072740A JP7274081A JPH0241721B2 JP H0241721 B2 JPH0241721 B2 JP H0241721B2 JP 56072740 A JP56072740 A JP 56072740A JP 7274081 A JP7274081 A JP 7274081A JP H0241721 B2 JPH0241721 B2 JP H0241721B2
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    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
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    • G02B7/08Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification adapted to co-operate with a remote control mechanism
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • G02B7/09Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification adapted for automatic focusing or varying magnification

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はモータにより駆動される距離環を有
するオートフオーカス用ズームレンズに関する。
近年、自動焦点カメラが種々関発され、一眼レ
フレツクスカメラの分野においても、オートフオ
ーカス機能を有した交換レンズが提供されてい
る。このオートフオーカス機構における合焦検出
として、オートフオーカス用測光部が、被写体の
ピント位置を測定して、これのフイルム面からの
誤差を検出し、この誤差を無くすように距離環を
駆動するというTTL測光を利用したものが開発
されている。このようなTTL測光によるオート
フオーカス機構が実現できたために、合焦検出時
間が短縮され、ピント精度の向上した写真が得ら
れるようになつている。
一方、オートフオーカス機構を備えたズームレ
ンズも開発されている。この種のズームレンズに
おいては、合焦検出のために、レンズを通過しな
い被写体からの光が測光されており、いわゆる
TTL測光方式は採用できないでいた。この理由
として、ズーム環を動かしての焦点距離移動に基
づく問題を解決できていないことが挙げられる。
即ち、テレ側とワイド側とのそれぞれの焦点位置
が、フイルム面から同じ距離だけずれているとし
ても、焦点深度の関係から実際の被写体までの距
離に直すと、ワイド側の方がテレ側の方より遠く
離れているからである。
例えば、カメラのフイルム面から被写体までの
距離が∞(無限大)から1mまで変化した時の、
焦点位置の移動量は、焦点距離が70mmの場合には
約5.2mmであり、焦点距離が35mmの場合には約1.3
mmである。従つて∞に距離環が設定されている
時、ピント位置がフイルム面から1.3mmずれてい
ることが検出されたとしても、焦点距離が70mmの
場合には距離環を1mの設定距離に合うように回
動しなければならないし、焦点距離が35mmの場合
には、距離環を3.8mの設定距離に合うように回
動しなければならない。このように、ズーム環に
よつて設定した焦点距離に応じて、測定されたフ
イルム面からピント面までのずれを、距離環の設
定距離の必要な移動量にそれぞれ変換しなければ
ならず、前述したようなTTL測光方式を利用で
きないでいた。
この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、TTL測光方式を用い
て合焦検出できるオートフオーカス用ズームレン
ズを提供することにある。
以下にこの発明に係るオートフオーカス用ズー
ムレンズの一実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。
第1図及び第2図はオートフオーカス用ズーム
レンズ10を示している。このズームレンズ10
は、図示しない一眼レフレツクスカメラ本体に着
脱自在に装着されるものであり、2群式のズーム
機構を備えている。即ち、第3図に示すように、
第1のレンズ群である前群レンズ12と第2のレ
ンズ群である後群レンズ14とを互いの光軸を一
致して備えている。前群レンズには、これを光軸
方向に沿つて移動することにより、焦点位置、即
ちピントを調節することができ、後群レンズ14
は、これを光軸方向に沿つて移動することによ
り、焦点距離を35mmから70mmの間で、即ちテレ撮
影とワイド撮影とをこれらの間を含めて、自由に
設定できる。
このズームレンズ10は、第3図に示すよう
に、カメラ本体に装着した際にカメラ本体に一体
的に固定される固定筒16と、この固定筒16の
外周面に緊密に嵌合され、管軸方向に沿つてのみ
移動可能になされた先筒18と、固定筒16の内
周面に緊密に嵌合され、管軸方向に沿つてのみ移
動可能になされた後筒20とを備えている。先筒
18には、これの略中央部から管軸方向に沿つて
後端縁まで延出する第1のカム溝22が厚さ方向
に貫通して形成されている。また、先筒18の前
方外周面には、ヘリコイド溝24が形成されてい
る。このヘリコイド溝24に径方向内方に突出す
る突出部26を介して係合する距離調節部材28
が、先筒18の外周面に緊密に嵌合され、管軸方
向及び円周方向に移動自在になされている。この
距離調節部材28は外部に露出し、突出部26を
先端に有する中筒32と、内周面で前群レンズ1
2を保持する内筒34とを、それぞれ同軸に、且
つレンズ12の光軸に一致して備えている。距離
調節部材28の中筒32の外周には距離環30が
固定されている。また、先筒18は、これの第1
のカム溝22が係合ピン36に係合することによ
り、管軸方向のみ移動可能に規制されている。
固定筒16の後方の外周面には、これと間隔を
おいて外方に、同軸に配設された補助筒40が固
定されている。この補助筒40の先端は、固定筒
16の先端付近まで延出している。この補助筒4
0の後方の外周面には、ズーム環42が緊密に嵌
合され、回転方向のみ移動自在になされている。
このズーム環42の外周面と距離調節部材28の
距離環30の外周面とは、その高さを一致して設
けられている。補助環40の後方の内周面には、
ズーム環42と一体的に移動するようになされた
焦点距離調節部材44が、緊密に嵌合されてい
る。この焦点距離調節部材44には、第4図及び
第5図に示すように、管軸方向と略45゜の角度を
有して傾斜する第2のカム溝46が、厚さ方向に
貫通して形成されている。この第2のカム溝46
には、前述した係合ピン36の先端部が挿入さ
れ、先端はわずかに外方に突出している。即ち、
ズーム環42を回動することにより、焦点距離調
節部材44も同様に回動し、第2のカム溝46と
係合ピン36との係合によつて、後筒20は管軸
方向に沿つて移動され、従つて後群レンズ14
も、光軸方向に沿つて移動される。
ここで、焦点距離調節部材44と先筒18とに
は、それぞれに図示しないカム溝とこれに係合す
る係合ピンとが設けられており、ズーム環42を
回動することにより先筒18を所定量管軸方向に
沿つて移動するようになされており、この構成に
より、例えば焦点距離35mmで距離調節部材28を
回動してピントを合わせた時、ズーム環42を回
動して焦点距離を連続的に変化させたとしても、
常にピントが合うようになされている。
前述した距離調節部材28の距離環30の、ズ
ーム環42に対面する後端の円周の一部には、第
6図に示すように、約80゜の角度を有して開いて
いる従動歯車としての歯車部48が設けられてい
る。この距離調節部材28には、これを歯車部4
8を介して自動的に駆動する駆動機構50が設け
られている。この駆動機構50は、ズームレンズ
10の底部に取り付けられたカバー部材52中に
配設されている。
この駆動機構50は電池54により駆動される
モータ56を有している。このモータ56の駆動
軸には、これと同軸に駆動歯車58が固定されて
いる。この駆動歯車58には、太陽歯車60が常
時噛合して設けられている。この太陽歯車60は
カバー部材52に回転自在に枢支されている。こ
の太陽歯車60には、2個の遊星歯車62,64
が常時噛合して設けられている。各遊星歯車6
2,64は、太陽歯車60の回転中心軸に、回動
自在に枢支された支持部材72の3方に延出する
腕部66,68,70の内の第1及び第2の腕部
66,68の各先端部に、回動自在に枢支されて
いる。一方、前述した歯車部48には、伝達歯車
74が常時噛合して設けられている。この伝達歯
車74は、カバー部材52に回転自在に枢支さ
れ、距離調節部材28が管軸方向に沿つて移動し
たとしても、常に歯車部48と伝達歯車74との
噛合関係が維持できるように、管軸方向に沿つて
長く延出して形成されている。この伝達歯車74
と各遊星歯車62,64とは、各遊星歯車62,
64がモータ56の駆動によつて、太陽歯車60
の周囲を自転しつつ公転した際に、互いに噛合す
るようになされている。
この太陽歯車60の周囲には、モータ56の駆
動が図示しない制動機構の制御によつて停止され
た時、直ちに、距離調節部材28の駆動を停止す
るために、停止機構76が配設されている。この
停止機構76は、中程でカバー部材52に回動自
在に枢支されたストツプレバー78を備えてい
る。このストツプレバー78の一端は太陽歯車6
0の各歯に係合するように形成され、他端は第1
のばね80によつて、一端が太陽歯車60に係合
する方向に付勢されている。この第1のばね80
の付勢力は小さく設定され、モータ56によつて
太陽歯車60の回転が阻止されないようになされ
ている。従つて、このストツプレバー78は、太
陽歯車60がモータ56によつて回転駆動された
時、これの一端が太陽歯車60の各歯に係合する
ことに応じて、揺動する。
このストツプレバー78の他端部付近には、ソ
レノイド82が配設されている。このソレノイド
82は励磁された時、第1のばね80の付勢力の
方向と同じ方向に、ストツプレバー78を付勢す
る。このソレノイド82の励磁による付勢力は、
モータ56の駆動が停止された後に慣性により回
転する太陽歯車60の回転を阻止するのに充分に
設定されている。前述した制御機構は、モータ5
6の駆動の停止を指示すると同時に、ソレノイド
82を所定時間励磁するように指示する。
前述した支持部材72の第3の腕部70とカバ
ー部材52との間には、第2のばね84が張設さ
れている。この第2のばね84は、各遊星歯車6
2,64を伝達歯車74から引き離す方向に、支
持部材72を付勢している。この第2のばね84
の付勢力は、モータ56の回転駆動力よりは小さ
いが、モータ56の回転が停止された時、各遊星
歯車62,64を伝達歯車74から引き離すのに
充分に設定されている。
カバー部材52は、第1図及び第2図に図示す
るように、ズームレンズ10の底部の狭い範囲を
覆い、前述した駆動機構50を収納する第2の部
分86と、この第2の部分86から連続して一体
的に形成され、前述した歯車部分48の回動範囲
を覆う第1の部分88とを備えている。この第1
の部分88は、ズームレンズ10の距離環28と
ズーム環42との間の歯車部分48と、距離環2
8及びズーム環42のごく一部をそれぞれ覆うよ
うに形成され、第1の部分88の周方向両端部
は、ズームレンズ10の略半周を覆つている。即
ち、歯車部分48は80゜の開き角度を有して形成
されているので、これの回動可能範囲角度は160゜
となる。従つて、半周、即ち180゜の角度で第1の
部分88により歯車部分48を覆つておけば、こ
の歯車部分48はたとえ回動したとしても外部に
露出しないことになる。
再び第3図に示すように、補助筒40の前部に
は、厚さ方向に貫通し、周方向に延出する開口部
90が形成されている。この開口部90には、指
示手段としてのパターン基板92が嵌入されてい
る。このパターン基板92の前端面及び後端面
は、開口部90の前端面及び後端面にそれぞれ規
制されており、管軸方向に沿う移動が禁止されて
いると共に、回動は、それぞれの面が摺接して、
許容されている。このパターン基板92の外周面
は、距離調節部材28の外筒30の内周面と管軸
方向に沿つて延びる溝を介して係合している。従
つて、距離環28の管軸方向に沿う移動はこのパ
ターン基板92には伝達されないが、距離環28
の回軸運動はパターン基板92に伝達され、パタ
ーン基板92は距離環28と共に回転する。この
パターン基板92の内周面には、再び第4図及び
第5図に示すように、多数本のパターンが設けら
れている。一方、係合ピン36の先端には、接片
94の後端が固定されている。この接片94の前
端はパターン基板92の内周面に接触させられて
おり、距離調節部材28及びズーム環42の回動
に応じて、その接触位置が変化するようになされ
ている。
これらパターンは、第3図に示すように焦点距
離が70mmになるようにズーム環42が回動され、
この回動に従つて、後筒20が前方に繰り出され
た場合、距離調節部材28の全範囲の回転に応じ
て、パターン基板92が回転した時に第4図及び
第5図に示すように、接片94の接触部が横切る
ことのできるパターンの数が52本に設定され、ま
た焦点距離が50mmになるようにズーム環42が回
動され、この回動に従つて後筒20が後方に約半
行程分移動した場合、距離調節部材28の全範囲
の回転に応じて、パターン基板92が回転した時
に接片94の接触部が横切ることのできるパター
ンの数が26本に設定され、かつ、第7図に示すよ
うに、焦点距離が35mmになるようにズーム環42
が回動され、この回動に従つて、後筒20が後方
に引き込まれた場合、距離調節部材28の全範囲
の回転に応じてパターン基板92が回転した時
に、第8図及び第9図に示すように、接片94の
接触部が横切ることのできるパターンの数は13本
に設定されている。
即ち、フイルム面から被写体までの設定距離で
ある∞から1mに対応する焦点の移動距離が70mm
の焦点距離の場合には、5.2mmであるのでこれを
52等分、また50mmの焦点距離の場合には2.6mmで
あるのでこれを26等分、かつ35mmの焦点距離の場
合には1.3mmであるのでこれを13等分しているこ
とになる。従つて、ピント面がフイルム面から
0.1mm単位で「n」ずれている場合には、焦点距
離が70mmの場合には、この測定位置から距離調節
部材28を接片94の接触部がパターンをn本横
切るように回動させれば良いことになる。このよ
うに回動することにより、ピント面は〔0.1×n〕
mm移動して、フイルム面上に位置し、ピントは合
致することになる。
また、後群レンズ14の後方でフイルムの前方
には、合焦検出用の受光素子96が被写体からの
光の一部を受けることができるように配設されて
いる。この受光素子96は、受光した被写体から
の光に基づいて、ピント面がフイルム面からどれ
だけの距離ずれているかを検出し、この検出情報
を制御機構に伝送している。
尚、第1図及び第2図に示すように、カバー部
材52の第1の部分88には、オートフオーカス
機能のON−OFFスイツチ98が設けられてい
る。このスイツチ98がOFFされている時には
距離調節部材28は手動により動かされ、ONさ
れている時には、距離調節部材28は制御機構の
制御の下で受光素子96からの合焦検出情報に基
づいて、自動的に駆動される。
以上のように構成されるズームレンズ10につ
き、以下にその作動を説明する。
まず、スイツチ98がOFFされて、手動状態
の場合、第10図に示すように、モータ56と歯
車部分48とは噛合関係になく、手で距離調節部
材28を回わしたとしても、抵抗なくスムーズに
操作することができる。ここで、カバー部材52
は、第1図及び第2図に示すように、ズームレン
ズ10の底部全体を半周分覆つているのでなく、
駆動機構50を収納する第2の部分86はズーム
レンズ10の底部の狭い範囲を覆い、歯車部分4
8を隠す第1の部分88のみが底部を半周分覆つ
ている。従つて、手で距離調節部材28やズーム
環42を回動操作する場合でも、このカバー部材
52が操作の邪魔になることはない。また、第1
の部分88は歯車部分48の回動可能な全範囲を
覆つているので、この歯車部分48の歯先が指に
当つて、操作性を悪くしたり、指を傷付ける虞れ
はなく、良好なピント合せ操作が実現する。
次に、スイツチ98がONされて、自動操作の
場合、被写体からの光の一部は合焦検出用の受光
素子96に常に入射しているので、ONと同時に
合焦検出を開始する。ここで、第3図及び第4図
に示すように、焦点距離は、70mmに設定されるよ
うに、ズーム環42は回動されているとする。そ
して、この状態で受光素子96において、ピント
面が例えばフイルム面より0.9mm前方にずれてい
ることが検出されると、制御機構は距離調節部材
28をこの位置から接片94の接触部が、第5図
に示すように、パターンを9本横切るまで一方向
に回転するようにモータ56を駆動し、9本横切
つた時点で、モータ56の駆動を停止すると共
に、停止機構76を作動させて、距離環28の回
転を停止させる。この距離環28の回転により、
ピント面は後方に0.9mm移動し、ピント面とフイ
ルム面とは合致する。
一方、第7図及び第8図に示すように、焦点距
離が35mmに設定されるように、ズーム環42は回
動されるとする。そして、この状態で、受光素子
96において、ピント面が例えばフイルム面から
0.4mm後方にずれていることが検出されると、制
御機構は距離調節部材28を、この位置から接片
94の接触部が、第9図に示すように、パターン
を4本横切るまで他方向に回転するようにモータ
56を駆動し、4本横切つた時点だ、モータ56
の駆動を停止すると共に、停止機構76を作動さ
せて、距離調節部材28の回転を停止させる。こ
の距離調節部材28の回転により、ピント面は前
方に0.4mm移動し、ピント面とフイルム面とは合
致する。
ここで、第10図乃至第14図を参照して、駆
動機構50の作動を説明する。
第10図に示すスイツチ98がOFFの状態か
ら、ONされると、制御機構は合焦検出情報に基
づいてモータ56を例えば一方向(図中反時計方
向)に回転させる。この回転により、モータ56
の駆動歯車58に噛合する太陽歯車60は他方向
に回転する。従つて第1の遊星歯車62は一方向
に自転しつつ、太陽歯車60の周囲を他方向に沿
つて公転する。この公転によつて、第1遊星歯車
62は、第11図に示すように、伝達歯車74に
噛合し、公転を停止する。一方で、自転は続いて
いるので、伝達歯車は他方向に回転する。そして
結果として、歯車部分48は一方向に回転するこ
とになる、この回転は前述したパターンを所定数
横切るまで続けられる。所定数横切つたことが検
出されると、制御機構はモータ56の駆動を停止
すると同時に、第12図に示すように、停止機構
76を作動させる。この作動により、ソレノイド
82は励磁されてストツプレバー78をこれの先
端が太陽歯車60に押圧されるように、引き付け
て回動する。従つて、太陽歯車60は、慣性で回
転を続けることなく、モータ56の駆動停止と同
時に回転を停止して歯車部分48の回転を停止さ
せる。
このソレノイド82の励磁はシヤツタレリーズ
動作が終了するまで所定時間続けられ、その後ソ
レノイド82は消磁する。この消磁により、太陽
歯車60のロツクは解除され、第2のばね84の
付勢力によつて、支持部材72は第10図に示す
中立位置まで戻され、第1の遊星歯車62は伝達
歯車74から離脱する。
一方、制御機構が合焦検出情報に基づいて、第
10図に示す状態から、モータ56を他方向(図
中時計方向)に回転させると、モータ56の駆動
歯車58に噛合する太陽歯車60は一方向に回転
する。従つて第2の遊星歯車64は他方向に自転
しつつ、太陽歯車60の周囲を一方向に沿つて公
転する。この公転によつて、第2の遊星歯車64
は、第13図に示すように、伝達歯車74に噛合
し、公転を停止する。一方で、自転は続いている
ので、伝達歯車は一方向に回転する。そして結果
として、歯車部分48は他方向に回転することに
なる。以後、前述の場合と同様に第14図に示す
ように停止され、その後第10図に示す元の中立
位置に復帰する。
この発明は上述の一実施例に限定されることな
く、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形可能
である。例えばパターン基板92の各パターンは
第4図に示すような形状でなくても良く、例えば
第15図に変形例として示すように形成しても良
い。要は、焦点距離の違いに応じた本数が設定で
きていれば良い。また、焦点距離の変更範囲とし
て35mm乃至70mmとしたが、これらの数値は例示に
すぎず、いかなる値をもとり得る。また、パター
ンの本数も上述の一実施例に限定されることな
く、焦点深度の違いに応じた本数が設定できてい
れば良い。
これらパターンと接片の接触部との組合せは、
パターンの数が認識できるものであれば何でも良
く、例えば導電性の金属片と電気的接点、光反射
性の金属片とフオトカプラーであつても良い。
また、歯車部分48の開き角度は任意に設定で
き、カバー部材52の第1の部分88は、この開
き角度の2倍以上の範囲を覆えるものであれば良
い。
また、距離調節部材28の中筒32の外周には
距離環30が固定されているが、これに限らず距
離環30は中筒32の外周に固定されていなくと
も良く、光軸方向に沿つて移動可能であつても同
様の効果が得られる。
このように、この一実施例によれば、ズーム環
の回動による焦点距離の変化に対応して、距離環
の回動量を規定している。従つて、合焦検出用の
受光素子からピント面がどの位フイルム面からず
れているかという情報を得て、このずれ量に応じ
て、それぞれの焦点距離に応じた回動量だけ、距
離環を回転することができるようになる。
即ち、外測式でなく、TTL測光方式を利用し
た合焦検出がズームレンズのオートフオーカス機
構に適用できるようになる。また、前記実施例に
あつては、距離環及びズーム環が別々に設けられ
た二環式ズームについて説明を行つたが、距離調
節及び焦点距離調節を一つの操作環で調節の行な
える一環式のズームレンズについても、距離調節
部材にパターンを設け、パターンの本数を計数す
れば、本発明と同じ効果が得られることは言うま
でもない。
以上詳述したように、この発明に係るオートフ
オーカス用ズームレンズは、撮影レンズを透過し
た被写体光を受光し、フイルム面におけるピント
位置のずれ量を検出する焦点ずれ量検出手段と、
上記撮影レンズのピント位置を調節する距離調節
部材と、上記撮影レンズの焦点距離を調節する焦
点距離調節部材と、上記焦点距離の変化に応じた
焦点距離調節部材の駆動量の補正が施されている
パターンと、上記焦点距離調節部材の設定焦点距
離に対応し、上記焦点距離調節部材の移動に応じ
て上記パターンの変化を検出する検出手段と、上
記ずれ量と上記検出手段の出力とに基づいて上記
距離調節部材を駆動する駆動手段と、を具備した
ことを特徴としている。従つて、この発明によれ
ば、TTL測光方式を用いて合焦検出できるオー
トフオーカス用ズームレンズを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るオートフオーカス用ズ
ームレンズの一実施例を示す斜視図、第2図は第
1図に示すオートフオーカス用ズームレンズの側
面図、第3図は第1図に示すオートフオーカス用
ズームレンズの内部機構を概略的に示す部分断面
図、第4図はパターン基板と接片との関係を示す
上面図、第5図は、第4図に示す動作状態と異な
つた動作状態で示す上面図、第6図は距離環の駆
動機構を概略的に示す断面図、第7図は第3図に
示す動作状態と異なつた動作状態で示す部分断面
図、第8図及び第9図は第4図及び第5図と異な
つた動作状態で示す上面図、第10図乃至第14
図は、それぞれ駆動機構の動作を示すため、互い
に異なつた動作状態で示す正面図、そして第15
図はパターン基板の変形例を示す上面図である。 28……距離調節部材、42……ズーム環、5
6……モータ、92……パターン基板、94……
接片。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 撮影レンズを透過した被写体光を受光し、フ
    イルム面におけるピント位置のずれ量を検出する
    焦点ずれ量検出手段と、 上記撮影レンズのピント位置を調節する距離調
    節部材と、 上記撮影レンズの焦点距離を調節する焦点距離
    調節部材と、 上記焦点距離の変化に応じた焦点距離調節部材
    の駆動量の補正が施されているパターンと、 上記焦点距離調節部材の設定焦点距離に対応
    し、上記焦点距離調節部材の移動に応じて上記パ
    ターンの変化を検出する検出手段と、 上記ずれ量と上記検出手段の出力とに基づいて
    上記距離調節部材を駆動する駆動手段と、 を具備したことを特徴とするオートフオーカス用
    ズームレンズ。
JP56072740A 1981-05-14 1981-05-14 Automatic focusing zoom lens Granted JPS57188004A (en)

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