JPH0241693A - 主軸の同期運転制御装置 - Google Patents

主軸の同期運転制御装置

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Publication number
JPH0241693A
JPH0241693A JP63193145A JP19314588A JPH0241693A JP H0241693 A JPH0241693 A JP H0241693A JP 63193145 A JP63193145 A JP 63193145A JP 19314588 A JP19314588 A JP 19314588A JP H0241693 A JPH0241693 A JP H0241693A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle
synchronous operation
main shaft
speed
main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63193145A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuo Kobari
小針 克夫
Shinichi Kono
新一 河野
Masao Fukukura
福倉 正朗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
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Publication of JPH0241693A publication Critical patent/JPH0241693A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、2つの主軸を有する工作機械の主軸の同期運
転制御装置に係り、特に精度良く2つの主軸の回転数を
一致させるようにした工作機械の同期運転制御方法に関
する。
(従来の技術) 従来からマルチスピンドルヘッドユニットの工作m械は
、ワークの加工に際してより短いピースタイムを実現す
るものとして、広く使用されている。これは、例えばN
C旋盤に見られるように、刃物台毎に2本またはそれ以
上の主軸を設け、それぞれを独立の主軸モータで制御し
、ワークの取付け、取外し時間の短縮を図るものであっ
たり、あるいは、異なる性能の主軸モータによりワーク
加工の融通性を高めている。
こうした複数の主軸でのワークの掴み換えに際しては、
それぞれの主軸モータに同じ速度指令を与えて、速度が
一致した時点で回転した状態にあるワークを停止するこ
となく、次の加工に移るようにしている。
このような従来の2主軸を同軸上に対向して配置し、刃
物台はどちらの主軸にあるワークに対しても加工ができ
る工作機械では、つかみ換えるときの両生軸速度が確実
に一致している必要がある。そうしないと、ワークがチ
ャックによって傷つけられたり、あるいは変形するおそ
れがあるからである。しかし、主軸モータが異なれば、
完全に回転速度が一致させることは困難であり、また、
負荷によって、同じ速度指令であっても回転速度が変動
するという問題があった。
そこで、発明者らは2つの主軸を有する工作機械の第1
主軸と第2主軸の速度偏差信号を第2主軸の速度指令に
加算し、第2主軸の速度指令を修正するようにした発明
をなし、これは既に出願されている(特願昭63−55
765号)。
(発明が解決しようとする課題) この場合には、主軸に同じ速度指令を与え、方の主軸を
トルク制限することにより、同期運転している。しかし
、こうした方式のものでは、速度指令がアナログ信号で
あれば主軸間にオフセットが生じたり、また、速度フィ
ードバック信号の誤差等により、−旦同期したあとに回
転数がずれるおそれがある。このため、第1、第2の主
軸で同じワークを同時に掴んだ状態で切削加工を行なう
際には、更に同期の精度を高める必要が生じる。つまり
、同期ずれが生じた場合に、ワークに無理な力が加わっ
て、精度良い加工ができなくなるという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、
主軸間の回転数のずれを解消できるようにした主軸の同
期運転制御装置を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本発明によれば、切削加工されるワークを同時に掴んだ
際に第1、第2の主軸を同期運転制御する主軸の同期運
転制御装置において、第1の主軸の位置検出信号を第2
の主軸の制御回路に供給する信号入力手段と、第1の主
軸の位置検出信号を基準指令として第2の主軸の位置検
出信号との位置偏差により第2の主軸を位置制御する制
御手段とを具備してなることを特徴とする主軸の同期運
転制御装置を提供できる。
(作用) 本発明の主軸の同期運転制御装置では、第1主軸の位置
フィードバック信号を第2主軸の位置指令として供給し
、第2主軸の位置制御を行なっている。これにより、同
期運転制御モードでは、2つの主軸の位置が同じになる
ように制御され、同期ずれを解消できる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に従って詳細に説明する
第1図は、本発明装置を適用できる工作機械の一例を示
す機構説明図である。ここでは、同期運転制御される2
つのサーボモータ10.11がギヤ機構12.13を介
して第1主軸14、第2主軸15を回転させる例えば旋
盤である。
この第1主軸14に取付られたチャック16と、第2主
軸側のチャック17とは、同一のワーク18を掴み、そ
の状態で切削を行なう。一定の間、両生軸14.15が
同期運転して、ワークを2つの部分に完全に切り離した
あとでは、通常の速度制御により、それぞれの主軸モー
タ制御回路19.20に供給される速度指令により独立
に制御される。
このため、上記サーボモータ10.11には、速度検出
器21.22が設けられ、主軸モータ制御回路19.2
0に速度信号をフィードバックし、更に第2主軸15の
制御回路20には、両生軸14.15の位置検出器23
.24からの位置フィードバックが供給され、同期運転
モード指令によりその制御を切換えるようにしている。
こうした主軸同期運転モードにより、制御回路20への
指令速度を切って、第1主軸14の位置フィードバック
により位置制御して、同期運転の精度を高めることがで
き、ワーク18に対する負荷が軽減される。
第2図は、本発明の主軸の同期運転制御装置の一例を示
す制御ブロック図である。ここでは、主軸モータ制御回
路20側に同期運転モードを指令する場合について説明
する。
サーボモータ11は、ギヤ機構13を介して第2主軸1
5を回転せしめるためのもので、第2主軸15に設けた
位置検出器24の位置フィードバック信号は、減算器2
5に人力される。サーボモータ11の速度検出器22か
らは、速度フィードバック信号が減算器26に人力され
、更にサーボモータ11の動力線から検出される電流フ
ィードバック信号は、減算器27に入力されている。
上記減算器25には、第1主軸14からの位置フィード
バック信号がスイッチSW1を介してサーボモータ11
への位置指令として供給される。減算器25の出力は位
置偏差として位置制御回路28に供給され、この位置制
御回路28の出力は、スイッチsw2を介して速度指令
として上記減算器26に供給される。この減算器26に
は、速度指令2がスイッチSWEを介して供給される。
つまり減算器26で形成される速度偏差は、同期運転時
には位置制御回路28の出力を基準とし、2つの主軸1
4.15がそれぞれ独立して速度制御される場合には、
速度指令Vc2を基準とすることにより形成されている
。そしてこの速度偏差は速度制御回路29に人力され、
それが比例積分処理され、トルク指令として上記減算器
27に供給される。この減算器27からの電流フィード
バック信号との間の偏差信号に基づき、電流制御回路3
0、電力増幅回路31によりサーボモータ11が運転さ
れている。
上記3つのスイッチSW1 、SW2 、SW5は、同
期運転モード指令がオンの場合に、それぞれ接点1側に
切換えられ、通常の独立運転時には上記モード指令がオ
フとされ、その場合に各スイッチは接点2側に倒されて
いる。つまり、同期運転モード指令があると、スイッチ
S W 1とスイッチSW2とが閉じて、スイッチSW
5は開き、これにより主軸モータ制御回路20では位置
制御が行なわれるようになる。
このとき第1主軸14の主軸モータ制御回路19では、
サーボモータ10を単に速度制御するのみであるが、第
2主軸15が第1主軸14と対応する位置になるように
制御されるため、2つの主軸14.15の同期運転が可
能になる。しかも、主軸の位置に基づいて速度制御され
るから、2つのサーボモータ10.11の特性の差異や
、主軸との間のギヤ比が異なる場合であっても、主軸の
回転は確実に同期がとられることになる。
以上、図示した実施例に関連して本発明について説明し
たが、本発明は特許請求の範囲に示される主旨と精神の
下で多様な構成をとり得るものであって、特段の事情の
ない限り、本発明をその詳細に説明した枠内に限定する
意図はない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、主軸の位置検出
を行なうことにより、主軸間の回転数のずれが確実に解
消でき、しかも一方の主軸の制御回路のみを同期運転モ
ードにすれば良く、特に2つの主軸が異なるギヤ比で運
転する場合にも、容易に同期を取ることができる主軸の
同期運転制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明装置を適用できる工作機械の一例を示
す機構説明図、第2図は、本発明の主軸の同期運転制御
装置の一例を示す制御ブロック図である。 10.11・・・サーボモータ、19.20・・・主軸
モータ制御回路、23.24・・・位置検出器。 特許出願人 ファナック株式会社 代 理 人 弁理士 辻   實

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)切削加工されるワークを同時に掴んだ際に第1、
    第2の主軸を同期運転制御する主軸の同期運転制御装置
    において、第1の主軸の位置検出信号を第2の主軸の制
    御回路に供給する信号入力手段と、第1の主軸の位置検
    出信号を基準指令として第2の主軸の位置検出信号との
    位置偏差により第2の主軸を位置制御する制御手段とを
    具備してなることを特徴とする主軸の同期運転制御装置
  2. (2)独立に速度制御される第1、第2の主軸を備えた
    工作機械の同期運転制御方法において、前記第1、第2
    の主軸により切削加工されるワークを同時に掴んだ際に
    同期運転モード指令を供給するステップと、前記同期運
    転モード指令により設定されたモードで第2の主軸の制
    御回路への速度指令を第1の主軸の位置検出信号に切換
    えるステップと、前記第2の主軸の制御回路により第2
    の主軸位置を第1の主軸位置に同期して回転制御するス
    テップとから構成されることを特徴とする工作機械の同
    期運転制御方法。
JP63193145A 1988-08-02 1988-08-02 主軸の同期運転制御装置 Pending JPH0241693A (ja)

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JP63193145A JPH0241693A (ja) 1988-08-02 1988-08-02 主軸の同期運転制御装置

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JPH0241693A true JPH0241693A (ja) 1990-02-09

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ID=16303033

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JP63193145A Pending JPH0241693A (ja) 1988-08-02 1988-08-02 主軸の同期運転制御装置

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JP (1) JPH0241693A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6333615B1 (en) 1997-07-02 2001-12-25 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Synchronization control device for servo motors

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6333615B1 (en) 1997-07-02 2001-12-25 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Synchronization control device for servo motors

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