JPH0241438Y2 - - Google Patents

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JPH0241438Y2
JPH0241438Y2 JP1982184148U JP18414882U JPH0241438Y2 JP H0241438 Y2 JPH0241438 Y2 JP H0241438Y2 JP 1982184148 U JP1982184148 U JP 1982184148U JP 18414882 U JP18414882 U JP 18414882U JP H0241438 Y2 JPH0241438 Y2 JP H0241438Y2
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crack
liquid
rubber band
wall
pipe
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JP1982184148U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はコンクリート製PC管等の内比較的大
径な液体移送管の亀裂を内側から封止する装置に
関するものである。
(従来の技術) 液体移送管を継手部で液封する技術は特開昭55
−119289号に見るように公知であるが、管本体の
亀裂の処理は厄介でしかも万全ではない。小径管
の場合は、実公昭44−24192号に見られるように
管外周から破損部を覆うことが可能であるが、大
径管を覆うとなると工事、材料共必要以上に大規
模となり、無駄も多い問題がある。
(技術的課題) 本考案は前記の点を解決するためになされたも
ので、その目的は、管本体の亀裂を内側から封止
でき、かつその際既設の管接続装置を利用して封
止装置を取付けることができる液体移送管の亀裂
封止装置を提供することにある。
(技術的手段) 前記目的は、液体移送管の亀裂を内側から封止
する装置であつて、管本体1の内壁2に接して亀
裂Cを封ずる液密ゴムバンド3とこれを内壁2に
圧接させる押え板5とを管本体と略等長でかつ管
本体の長手方向に細長い板状に形成するととも
に、内壁2に面する液密ゴムバンド3の接触面に
凹凸部4を形成し、前記押え板5の両端に、管本
体同士の接続装置への連結部材6を設けた構成に
よつて達成される。
(実施例) 図示に於いて、液密ゴムバンド3は管本体1の
長さより稍短い板状を有しその凹凸部4は長手方
向に形成した数状の凸条7とその間の凹条8とか
ら成り、両端の突条7には立上がり傾斜面9が設
けてある(第3図)。前記押え板5は管内壁2と
略等しい曲率の円弧状断面を有し、前記ゴムバン
ド3と略等幅等長の板体で、裏面に複数の支え部
材10が溶着されその端部を押え板5の両端より
突出させて前記連結部材6としているものであ
る。図中、11は連結部材6に長手方向に沿つて
設けた長孔、12a、12bは該長孔11に挿入
して連結部材6を接続装置に結合するボルトナツ
トで、管本体同士を接続する装置は管本体1の両
接続端にかかるゴム製の環状バンド体13と、該
バンド体13を管本体1に圧接する金属製の止帯
14とから成る。該止帯14には前記ボルト12
aの挿通孔を設けたステー15を取付けることが
できる。なお16はジヤツキで、押え板5を内側
から加圧するものであり、押え板5の取付完了後
取外される。
(考案の作用) 従つて、管本体1の亀裂に対し、内側より亀裂
Cが覆える個所に液密ゴムバンド3を当てがい、
さらに内側より押え板5をジヤツキ16等により
支えながらゴムバンド3を管本体1の内壁2に圧
接し、ステー15を介して押え板5をボルトナツ
ト12a,12bにより固定すると、亀裂は完全
に封止され、作業終了後管内にはゴムバンド3と
押え板5が残る(第2図)。それ故管本体1に生
じた亀裂Cを本案装置は内側から覆い隠すので、
水圧その他の圧力がかかつた場合は亀裂の代わり
にその圧力を負担する作用があり、また亀裂が水
流に常時さらされる部位にあれば外側からの封止
では亀裂を保護できないが、本案装置では亀裂を
塞いでそれが拡大するのを保護することとなる。
特にゴムバンド3と押え板5は管本体長手方向
に細長いので管本体1内を流れる流体に与える抵
抗が少なく、流れを乱さずに済み、また逆に流れ
から受ける影響も本案装置では最少にとどめられ
る。即ち、亀裂は管本体周方向の一部に発生する
が、これをリング状物で封止すると抵抗は管内全
周に及びまた同様に反作用を受けるが、本案装置
では亀裂を通る流線に部分的に作用するだけであ
り、抵抗を殆んど高めない。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば亀裂Cを内側から
液密ゴムバンド3を圧接することにより封じら
れ、さらに押え板5により押えられるので、管内
流体の漏洩を単に封止できるのみならず、亀裂を
塞いでそれが拡大するのを防ぎ、管本体1の機能
を保全できる効果があり、また特に管内流体の流
れを妨げる虞れや流体から受ける影響も最小限度
に抑えられる効果があり、既設の管接続装置を利
用して取付けられているため実施が容易であるな
ど顕著な効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る液体移送管の亀裂封止装置の
実施例を示すもので、第1図は側面説明図、第2
図は横断面図、第3図は分解斜視図、第4図は本
案装置を施した液体移送管の断面図である。 1……管本体、2……内壁、3……液密ゴムバ
ンド、4……凹凸部、5……押え板、6……連結
部材、C……亀裂。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体移送管の亀裂を内側から封止する装置であ
    つて、管本体1の内壁2に接して亀裂Cを封ずる
    液密ゴムバンド3とこれを内壁2に圧接させる押
    え板5とを管本体と略等長でかつ管本体の長手方
    向に細長い板状に形成するとともに、内壁2に面
    する液密ゴムバンド3の接触面に凹凸部4を形成
    し、前記押え板5の両端に、管本体同士の接続装
    置への連結部材6を設けたことを特徴とする液体
    移送管の亀裂封止装置。
JP18414882U 1982-12-03 1982-12-03 液体移送管の亀裂封止装置 Granted JPS5988594U (ja)

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JP18414882U JPS5988594U (ja) 1982-12-03 1982-12-03 液体移送管の亀裂封止装置

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JP18414882U JPS5988594U (ja) 1982-12-03 1982-12-03 液体移送管の亀裂封止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5988594U JPS5988594U (ja) 1984-06-15
JPH0241438Y2 true JPH0241438Y2 (ja) 1990-11-05

Family

ID=30398360

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18414882U Granted JPS5988594U (ja) 1982-12-03 1982-12-03 液体移送管の亀裂封止装置

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JP (1) JPS5988594U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55119289A (en) * 1979-03-06 1980-09-12 Tokyo Gas Co Ltd Leakage preventing device of pipe joint portion

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55119289A (en) * 1979-03-06 1980-09-12 Tokyo Gas Co Ltd Leakage preventing device of pipe joint portion

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Publication number Publication date
JPS5988594U (ja) 1984-06-15

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