JPH0241227Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0241227Y2 JPH0241227Y2 JP7052084U JP7052084U JPH0241227Y2 JP H0241227 Y2 JPH0241227 Y2 JP H0241227Y2 JP 7052084 U JP7052084 U JP 7052084U JP 7052084 U JP7052084 U JP 7052084U JP H0241227 Y2 JPH0241227 Y2 JP H0241227Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rising piece
- roof
- ventilation gap
- piece
- ventilation
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 33
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 31
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 1
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［技術分野］
本考案は、部分平屋における小屋裏の換気構造
に関するものである。
に関するものである。
［背景技術］
屋根において小屋裏の換気はもつぱら棟でおこ
なわれているが、第５図に示すような二階建て家
屋Ｃの部分平屋Ａの屋根Ｂには棟が無いため、部
分平屋Ａの小屋裏の換気がおこなえず部分平屋Ａ
の小屋裏の結露防止や熱気冷却のうえで問題が大
きかつた。
なわれているが、第５図に示すような二階建て家
屋Ｃの部分平屋Ａの屋根Ｂには棟が無いため、部
分平屋Ａの小屋裏の換気がおこなえず部分平屋Ａ
の小屋裏の結露防止や熱気冷却のうえで問題が大
きかつた。
［考案の目的］
本考案は、上記の点に鑑みて為されたものであ
り、部分平屋の屋根の頂部の壁際における水切の
装置を利用して部分平屋の小屋裏の換気がおこな
えるようにした部分平屋の換気構造を提供するこ
とを目的とするものである。
り、部分平屋の屋根の頂部の壁際における水切の
装置を利用して部分平屋の小屋裏の換気がおこな
えるようにした部分平屋の換気構造を提供するこ
とを目的とするものである。
［考案の開示］
しかして本考案に係る部分平屋の換気構造は、
部分平屋Ａの屋根Ｂの外壁１とにかけて断面略Ｌ
字型の内側水切板２を取り付けて内側水切板２の
内側立上り片３と外壁１との間に内側通気間隙４
を形成させ、この内側水切板２の外側に屋根Ｂと
外壁１とにかけて断面略Ｌ字型の外側水切板５を
取り付けて外側水切板５の外側立上り片６と上記
内側立上り片３との間に外側通気間隙７を形成さ
せ、上記内側通気間隙４を屋根Ｂの小屋裏に連通
させると共に内側通気間隙４と外側通気間隙７と
を内側連通路８にて連通させ、外側通気間隙７を
外側立上り片６の外方に外側連通路９にて連通さ
せ、内側立上り片３と外側立上り片６とを上側か
ら覆う上側水切板１０を外壁１に取り付けて成る
ことを特徴とするものであり、水切の装置をかか
る構造にすることによつて上記目的を達成したも
のであつて、以下本考案を実施例により詳述す
る。
部分平屋Ａの屋根Ｂの外壁１とにかけて断面略Ｌ
字型の内側水切板２を取り付けて内側水切板２の
内側立上り片３と外壁１との間に内側通気間隙４
を形成させ、この内側水切板２の外側に屋根Ｂと
外壁１とにかけて断面略Ｌ字型の外側水切板５を
取り付けて外側水切板５の外側立上り片６と上記
内側立上り片３との間に外側通気間隙７を形成さ
せ、上記内側通気間隙４を屋根Ｂの小屋裏に連通
させると共に内側通気間隙４と外側通気間隙７と
を内側連通路８にて連通させ、外側通気間隙７を
外側立上り片６の外方に外側連通路９にて連通さ
せ、内側立上り片３と外側立上り片６とを上側か
ら覆う上側水切板１０を外壁１に取り付けて成る
ことを特徴とするものであり、水切の装置をかか
る構造にすることによつて上記目的を達成したも
のであつて、以下本考案を実施例により詳述す
る。
部分平屋Ａの屋根Ｂは屋根パネル１２上に屋根
材１３を葺くことによつて形成されるものであ
り、第１図のように屋根パネル１２と壁１との間
には屋根Ｂの小屋裏に連通される隙間１４が形成
されるようにしてある。内側水切板２は第４図に
示すように横片１５と内側立上り片３とによつて
断面略Ｌ字型に形成されるもので、内側立上り片
３の一部には切欠して後方延出部１６と、後方延
出部１６の先端から延出される延出立上り部１７
が形成させてある。この後方延出部１６の切欠
端、延出立上り部１７の切欠端下部、内側立上り
片３の切欠端下部の間には止水用片１８が取り付
けてある。また外側水切板５は横片１９と外側立
上り片６とで断面略Ｌ字型に形成されるもので、
外側立上り片６の一部には切欠して後方延出部２
０と、後方延出部２０の先端から延出される延出
立上り部２１が形成してある。この後方延出部２
０の切欠端、延出立上り部２１の切欠端下部、外
側立上り片６の切欠端下部の間には止水用片２２
が取り付けてある。上記内側水切板２を屋根Ｂか
ら外壁１にかけて取り付けるにあたつては、横片
１５を屋根Ｂの端部上に取り付けた不地桟２３の
下側に挿着し、内側立上り片３を第１図ａのよう
に外壁１に設けた下地材２４の外面側に取り付け
ると共に延出立上り部１７の止水用片１８より上
側部分を下地材２４と外壁１との間に第１図ｂの
ように挿着しておこなうものである。このように
内側水切板２を取り付けると、内側立上り片３と
外壁１との間には下地材２４の厚み分の内側通気
間隙４が形成されることになる。そして下地材２
４の下面と止水用片１８の上端との間には第４図
に示されるような内側連通路８が隙間として形成
される。この内側連通路８としては止水用片１８
に孔を設けて形成されるようにしてもよい。また
外側水切板５を内側水切板２の外側にて屋根Ｂか
ら外壁１にかけて取り付けるにあたつては、外側
水切板５の横片１９を下地桟２３の上側に固定
し、内側水切板２の内側立上り片３外面に外側水
切板５の外側立上り片６を第１図ａに示すように
重ねて下地材２４を固定すると共に内側水切板２
の延出立上り部１７の外面に第１図ｃのように外
側水切板５の延出立上り部２１を重ねるようにし
ておこなうものである。このように外側水切板５
を取り付けると、第１図ｂに示すように内側水切
板２の延出立上り部１７と外側水切板５の外側立
上り片６との間には外側通気間隙７が形成される
ことになる。そして下地材２４の下面と止水用片
２２の上端との間には第４図に示されるような外
側連通路９が隙間として形成される。この外側連
通路９としては止水用片２２に孔を設けて形成さ
れるようにしてもよい。上側水切板１０は断面略
横Ｌ字型に形成され、内側水切板２の上部と外側
水切板５の上部とを上から覆うように外壁１に取
り付けてある。このとき上側水切板１０の下端と
外側水切板５の横片１９との間には通気用の隙間
２５が形成されるようにしてある。図中２６はコ
ーキング材である。
材１３を葺くことによつて形成されるものであ
り、第１図のように屋根パネル１２と壁１との間
には屋根Ｂの小屋裏に連通される隙間１４が形成
されるようにしてある。内側水切板２は第４図に
示すように横片１５と内側立上り片３とによつて
断面略Ｌ字型に形成されるもので、内側立上り片
３の一部には切欠して後方延出部１６と、後方延
出部１６の先端から延出される延出立上り部１７
が形成させてある。この後方延出部１６の切欠
端、延出立上り部１７の切欠端下部、内側立上り
片３の切欠端下部の間には止水用片１８が取り付
けてある。また外側水切板５は横片１９と外側立
上り片６とで断面略Ｌ字型に形成されるもので、
外側立上り片６の一部には切欠して後方延出部２
０と、後方延出部２０の先端から延出される延出
立上り部２１が形成してある。この後方延出部２
０の切欠端、延出立上り部２１の切欠端下部、外
側立上り片６の切欠端下部の間には止水用片２２
が取り付けてある。上記内側水切板２を屋根Ｂか
ら外壁１にかけて取り付けるにあたつては、横片
１５を屋根Ｂの端部上に取り付けた不地桟２３の
下側に挿着し、内側立上り片３を第１図ａのよう
に外壁１に設けた下地材２４の外面側に取り付け
ると共に延出立上り部１７の止水用片１８より上
側部分を下地材２４と外壁１との間に第１図ｂの
ように挿着しておこなうものである。このように
内側水切板２を取り付けると、内側立上り片３と
外壁１との間には下地材２４の厚み分の内側通気
間隙４が形成されることになる。そして下地材２
４の下面と止水用片１８の上端との間には第４図
に示されるような内側連通路８が隙間として形成
される。この内側連通路８としては止水用片１８
に孔を設けて形成されるようにしてもよい。また
外側水切板５を内側水切板２の外側にて屋根Ｂか
ら外壁１にかけて取り付けるにあたつては、外側
水切板５の横片１９を下地桟２３の上側に固定
し、内側水切板２の内側立上り片３外面に外側水
切板５の外側立上り片６を第１図ａに示すように
重ねて下地材２４を固定すると共に内側水切板２
の延出立上り部１７の外面に第１図ｃのように外
側水切板５の延出立上り部２１を重ねるようにし
ておこなうものである。このように外側水切板５
を取り付けると、第１図ｂに示すように内側水切
板２の延出立上り部１７と外側水切板５の外側立
上り片６との間には外側通気間隙７が形成される
ことになる。そして下地材２４の下面と止水用片
２２の上端との間には第４図に示されるような外
側連通路９が隙間として形成される。この外側連
通路９としては止水用片２２に孔を設けて形成さ
れるようにしてもよい。上側水切板１０は断面略
横Ｌ字型に形成され、内側水切板２の上部と外側
水切板５の上部とを上から覆うように外壁１に取
り付けてある。このとき上側水切板１０の下端と
外側水切板５の横片１９との間には通気用の隙間
２５が形成されるようにしてある。図中２６はコ
ーキング材である。
しかして上記の内側水切板２、外側水切板５及
び上側水切板１０によつて屋根Ｂと外壁１とのコ
ーナー部分の水切装置が第２図や第３図のように
形成されるものであるが、この水切装置によつて
屋根Ｂの小屋裏の換気は次のようにしてなされ
る。すなわち、屋根Ｂの小屋裏の空気はまず第１
図ａのように屋根パネル１２と外壁１との間の間
隙１４から内側水切板２の内側立上り片３と外壁
１との間の内側通気間隙４に流入し、さらに止水
用片１８の内側通気路８を通つて内側水切板２の
延出立上り部１７と外側水切板５の外側立上り片
６との間の外側通気間隙７に流入する。この空気
はさらに止水用片２２の外側連通路９を通つて延
出立上り部２１部分にて外側水切板５の外側へ流
出され、外側水切板５の横片１９と上側水切板１
０の下端との間の隙間２５から第１図ｃのように
屋外に排出される。
び上側水切板１０によつて屋根Ｂと外壁１とのコ
ーナー部分の水切装置が第２図や第３図のように
形成されるものであるが、この水切装置によつて
屋根Ｂの小屋裏の換気は次のようにしてなされ
る。すなわち、屋根Ｂの小屋裏の空気はまず第１
図ａのように屋根パネル１２と外壁１との間の間
隙１４から内側水切板２の内側立上り片３と外壁
１との間の内側通気間隙４に流入し、さらに止水
用片１８の内側通気路８を通つて内側水切板２の
延出立上り部１７と外側水切板５の外側立上り片
６との間の外側通気間隙７に流入する。この空気
はさらに止水用片２２の外側連通路９を通つて延
出立上り部２１部分にて外側水切板５の外側へ流
出され、外側水切板５の横片１９と上側水切板１
０の下端との間の隙間２５から第１図ｃのように
屋外に排出される。
［考案の効果］
上述のように本考案にあつては、内側水切板と
外壁との間の内側通気間隙、内側水切板と外側水
切板との間の外側通気間隙、内側通気間隙と外側
通気間隙とを連通させる内側連通路、外側通気間
隙を外側水切板の外方に連通させる外側連通路と
を内側水切板や外側水切板によつて形成させるよ
うにしたので、屋根の小屋裏の空気は内側通気間
隙と外側通気間隙とを通つて排出されることにな
り、屋根と外壁との間の水切装置を利用して、部
分平屋の屋根の小屋裏の換気をおこなうことがで
きるものである。
外壁との間の内側通気間隙、内側水切板と外側水
切板との間の外側通気間隙、内側通気間隙と外側
通気間隙とを連通させる内側連通路、外側通気間
隙を外側水切板の外方に連通させる外側連通路と
を内側水切板や外側水切板によつて形成させるよ
うにしたので、屋根の小屋裏の空気は内側通気間
隙と外側通気間隙とを通つて排出されることにな
り、屋根と外壁との間の水切装置を利用して、部
分平屋の屋根の小屋裏の換気をおこなうことがで
きるものである。
第１図は本考案の一実施例を示すもので同図ａ
は第３図のイ線断面図、同図ｂは第３図のロ線断
面図、同図ｃは第３図のハ線断面図、第２図は第
５図のニ部分の拡大斜視図、第３図は第２図のホ
部分の矢視図、第４図は内側水切板と外側水切板
の一部の拡大分解斜視図、第５図は部分平屋を有
する家屋の概略斜視図である。 １は外壁、２は内側水切板、３は内側立上り
片、４は内側通気間隙、５は外側水切板、６は外
側立上り片、７は外側通気間隙、８は内側連通
路、９は外側連通路、１０は上側水切板である。
は第３図のイ線断面図、同図ｂは第３図のロ線断
面図、同図ｃは第３図のハ線断面図、第２図は第
５図のニ部分の拡大斜視図、第３図は第２図のホ
部分の矢視図、第４図は内側水切板と外側水切板
の一部の拡大分解斜視図、第５図は部分平屋を有
する家屋の概略斜視図である。 １は外壁、２は内側水切板、３は内側立上り
片、４は内側通気間隙、５は外側水切板、６は外
側立上り片、７は外側通気間隙、８は内側連通
路、９は外側連通路、１０は上側水切板である。
Claims (1)
- 部分平屋の屋根と外壁とにかけて断面略Ｌ字型
の内側水切板を取り付けて内側水切板の内側立上
り片と外壁との間に内側通気間隙を形成させ、こ
の内側水切板の外側に屋根と外壁とにかけて断面
略Ｌ字型の外側水切板を取り付けて外側水切板の
外側立上り片と上記内側立上り片との間に外側通
気間隙を形成させ、上記内側通気間隙を屋根の小
屋裏に連通させると共に内側通気間隙と外側通気
間隙とを内側連通路にて連通させ、外側通気間隙
を外側立上り片の外方に外側連通路にて連通さ
せ、内側立上り片と外側立上り片とを上側から覆
う上側水切板を外壁に取り付けて成る部分平屋の
換気構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7052084U JPS60182422U (ja) | 1984-05-14 | 1984-05-14 | 部分平屋の換気構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7052084U JPS60182422U (ja) | 1984-05-14 | 1984-05-14 | 部分平屋の換気構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60182422U JPS60182422U (ja) | 1985-12-04 |
| JPH0241227Y2 true JPH0241227Y2 (ja) | 1990-11-02 |
Family
ID=30607166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7052084U Granted JPS60182422U (ja) | 1984-05-14 | 1984-05-14 | 部分平屋の換気構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60182422U (ja) |
-
1984
- 1984-05-14 JP JP7052084U patent/JPS60182422U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60182422U (ja) | 1985-12-04 |
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