JPH024082A - 交換システムの回線捕捉方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は交換システムの回線捕捉方式に関し、特に呼毎
に回線と接続する必要のあるリソースで。

リソース１個で集線できる回線数がシステムの保有する
全回線数に満たないリソースを複数個備えている交換シ
ステムにおいて、リソース接続の不当な待ち時間を除去
する方式に関するものである。

（従来の技術） 従来の回線捕捉方式には、予め回線に優先順位を持たせ
る順次選択方式や予め回線選択の順番を決めておくラウ
ンド・ロビン方式がある。順次選択方式とは、優先順位
の最も高い回線から必ず捕捉を始め、その回線が使用中
の場合には次に優先順位の高い回線を捕捉するという方
式である。ラウンド・ロビン方式とは予め決められた順
番を追って順々に回線を捕捉していくという方式である
。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、従来技術の方式では、既に発生している
呼によるリソースの使用状況を考慮せずに、予め決めら
れた方式に沿ってのみ回線を捕捉するために、リソース
に空きがあるにもかかわらず待ち状態につながることが
あるという問題点があった。

そこで、本発明は、前記従来技術の問題点を解決でき、
リソースを有効利用する交換システムの回線捕捉方式を
提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段） 本発明は前記問題点を解決するために、呼毎に回線と接
続するリソースで、リソース１個で集線できる回線数が
システムの保有する全回線数に満たないリソースを複数
個備えている交換システムにおいて、リソース毎にリソ
ースと接続状態にある回線及び接続待ち状態にある回線
を記憶し選択するカウンタを設け、前記接続待ち状態に
ある回線をリソースと接続する制御手段を設けることを
特徴とする。

（作用） 本発明によれば、以上のように交換システムの回線捕捉
方式を構成したので、カウンタの値により、リソースと
回線とが接続状態又は接続待ち状態にあるかが判断され
、呼に対して制御手段によリリソースを接続待ち状態に
ある回線に接続することができる。

したがって、本発明は前記問題点を除去でき、リソース
を有効利用する交換システムの回線捕捉方式を提供する
ことができる。

（実施例） 以上本発明の一実施例について図面を参照して詳細に説
明する。

第１図は、本発明の手順を示すフローチャートである。

先ず、本発明の一実施例の構成ブロック図の第２図を用
いて、本発明の一実施例の構成を説明する。第２図にお
いて、１，２．３は呼出毎に回線と接続する必要のある
リソース、４はリソース１，２．３と後述する網制御装
置間５の集線スイッチ、５は後述する回線６対応の網制
御装置、６は網制御装置と図示しない網とを接続する回
線、７は集線スイッチ４の制御回路（ＳＷＣＴ）、　８
は網制御装置の回線制御回路（ＬＮＣＴ）、９は交換処
理を履行する交換システムにおいて、スイッチ制御回路
７、回線制御回路８を介して、呼に対してリソース１，
２，３と回線６の接続を制御する中央制御装置（ＣＰ　
Ｕ）である。中央制御装置９は回線Ｂ／エテーブルを説
明する第３図における回線Ｂ／Ｉテーブル、リソースと
回線との対応表を示す第４図におけるリソースと回線と
の対応表、リソース別待チェーンテーブルを説明する第
５図におけるリソース別待チェーンテーブル、及びリソ
ース別カウンタを説明する第６図におけるリソース別カ
ウンタを備えている。

次に、第１図において、本交換システムに呼が着信する
場合には、回線制御回路８から着信検出したＮＣＵ番号
が中央制御装置９に知らされる（Ｐｌ）。中央制御装置
９は、第３図における回線Ｂ／Ｉテーブルの網制御装置
５の該当ＮＣＵ位置をビジー状態にすると共に第４図に
示すリソース１．２．３と回線６との対応表から接続可
能なリソース１，２．３のＲ８番号を判別する（Ｒ２）
。

また、第６図に示すリソース別カウンタのリソースの該
当Ｒ５番号位置に１を加算した後に（Ｒ３）、カウンタ
値が１の場合には該当リソースが空いている又はカウン
タ値が２の場合には該当リソースが使用しているかを判
別する（Ｒ４）。ここでリソースが空いている場合には
、中央制御装置９から接続するＮＣＵ番号とＲ５番号と
をスイッチ制御回路７に知らせ（Ｒ５）、該当のスイッ
チを閉じる（Ｒ６）。そしてリソースの解放要求がある
までこの状態が続＜（Ｒ７）。ステップＰ４において該
当リソースが使用中の場合は第５図に示すリソース別待
チェーンテーブルの該当Ｒ８番号位置に該当のＮＣＵ番
号をつなぐ（Ｒ８）。リソースの解放要求は該当回線の
リソースの使用が終了するか又はリソースの使用が不必
要になった時に発生し、このリソース解放要求があると
第３図に示す回線Ｂ／■テーブルの該ＭＮＣＵ番号位置
をアイドル状態に戻すと共に回線制御回路８に切断する
ＮＣＵ番号を知らせ回線を切断する（Ｒ９）。次いで、
第５図のリソース別待チェーンテーブル内に該当ＮＣＵ
番号の待チェーンがあるか否かを判断する（ＰＩＯ）。

ここで、リソース別待チェーンテーブル内に該当のＮＣ
Ｕ番号がある場合にはリソースをまた接続していない状
態のためリソース別待チェーンテーブルの該当Ｒ５番号
位置からチェーンをはずしくｐＨ）、第６図に示すリソ
ース別カウンタの該当Ｒ８番号位置から１を減算する（
ＰＩ３）。ステップＰＩＯにおいて、リソース別待チェ
ーンテーブル内に該当のＮＣＵ番号がない場合はリソー
スを接続中であり、そのＮＣＵ番号と第４図に示すリソ
ースと回線との対応表により解放するＲ８番号とをスイ
ッチ制御回路７に知らせ、該当のスイッチを開＜（ＰＩ
３）。引き続いて、第５図に示すリソース別待チェーン
テーブルの今解放したＲ８番号位置に他のＮＣＵ番号の
待チェーンがあるか否かを判別する（ＰＩ３）。ここで
、他のＮＣＵ番号の待チェーンがある場合は、該当Ｒ８
番号位置の待チェーンテーブルからはずした後に（ＰＩ
３）、新しく接続するＮＣＵ番号とＲ３番号とをスイッ
チ制御回路７に知らせ（Ｒ５）、該当のスイッチを閉じ
る（Ｒ６）。ステップＰ１４において他のＮＣＵ番号の
待チェーンがない場合は、第６図に示すリソース別カウ
ンタの該当Ｒ８番号位置から１を減算する（ＰＩ３）。

また、本交換システムから呼を発信する場合には、第６
図に示すリソース別カウンタの中で最も値の小さいＲ５
番号を判別しくＰＩ３）、次いで第４図に示すリソース
と回線との対応表からの接続可能なＮＣＵ番号の中でア
イドル状態のＮＣＵ番号を選択して呼を発信しくＰＩ３
）、以降（Ｒ３）からは前記の着信する場合と同じ手順
を追う。

（発明の効果） 以上詳細に説明したように、本発明によれば、着信、ま
たは発信によって既に発生している呼によるリソースの
使用状況を簡単なカウンタ値の比較だけで分かるように
し、空きリソースを選択して回線と接続するようにした
のでリソースに空きがあるにもかかわらず発信呼がリソ
ース接続まで待たされるという不当な待時間を除去し、
ひいてはシステム全体の処理能力を向上することが期待
できる。本発明の回線捕捉方式を実現する上で必要とな
るカウンタ、その他のテーブル、対応表は、いずれも簡
単な構成となっている為に、必要とするメモリ量も少な
く、リソースの数、集線数、回線数の増減にも速やかに
対応可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る手順を示すフローチャート、第２
図は本発明の一実施例の構成ブロック図、第３図は回線
Ｂ／Ｉテーブルを説明する図、第４図はリソースと回線
との対応表を示す図、第５図はリソース別待チェーンテ
ーブルを説明する図、第６図はリソース別カウンタを説
明する図である。 １．２．３・・・リソース、 ４・・・リソースと網制御装置間の集線スイッチ、５・
・・網制御装置、　　　　　６・・・回線、７・・・ス
イッチ制御回路、　　８・・・回線制御回路、９・・・
中央制御装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 呼毎に回線と接続するリソースで、リソース１個で集線
   できる回線数がシステムの保有する全回線数に満たない
   リソースを複数個備えている交換システムにおいて、 リソース毎にリソースと接続状態にある回線及び接続待
   ち状態にある回線を記憶し、選択するカウンタを設け、 前記接続待ち状態にある回線をリソースと接続する制御
   手段を設け、 前記カウンタの値により、リソースと回線とが接続状態
   又は接続待ち状態にあるかが判断され、呼に対して前記
   制御手段によりリソースを接続待ち状態にある回線に接
   続することを特徴とする交換システムの回線捕捉方式。