JPH0240379A - 新規キノロン誘導体 - Google Patents

新規キノロン誘導体

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Publication number
JPH0240379A
JPH0240379A JP63189370A JP18937088A JPH0240379A JP H0240379 A JPH0240379 A JP H0240379A JP 63189370 A JP63189370 A JP 63189370A JP 18937088 A JP18937088 A JP 18937088A JP H0240379 A JPH0240379 A JP H0240379A
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JP
Japan
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group
lower alkyl
optionally substituted
alkyl group
mono
Prior art date
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Pending
Application number
JP63189370A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Yanami
八並 高志
Akira Yazaki
明 矢崎
Satoshi Inoue
敏 井上
Hitoshi Yamamoto
山本 等
Masaharu Yokomoto
横本 正治
Atsushi Nomiyama
野見山 淳
Katsuki Taoka
田岡 勝喜
Tetsuo Komiyama
込山 哲郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wakunaga Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Wakunaga Pharmaceutical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Wakunaga Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Wakunaga Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP63189370A priority Critical patent/JPH0240379A/ja
Publication of JPH0240379A publication Critical patent/JPH0240379A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 産業上の利用分野 本発明は、合成抗菌剤として優れた新規キノロン誘導体
並びにその製造法に関する。
従来の技術 従来からの抗生物質に匹敵する合成抗菌剤として注目を
集めているニューキノロン剤は、ピリドンカルボン酸を
基本骨格とするもので、優れた抗菌力と幅広い抗菌スペ
クトルを有し、抗生物質耐性菌にも有効であるという特
徴を有している。
近年、ニューキノロン剤の構造活性相関に関する研究は
活発に進められ、特にキノリン骨格及びナフチリジン骨
格の1位、6位、7位、8位における置換基の変換によ
る誘導体は、数多く合成されている。例えば、ノルフロ
キサシン(特開昭、5 B −141286号公報)、
二ノキサシン(特開昭55−31042号公報)、オフ
ロキサシン(特開昭57−46986号公報)、シプロ
フロキサシン(特開昭58−76667号公報)等が挙
げられる。
しかしながら、臨床的有用性をさらに高めるためには、
抗菌力、腸管吸収性、副作用等、改善すべき点も数多く
残されている。
〔発明の概要〕
要旨 本発明者らは、これらの諸問題を解決し、臨床上有用な
薬剤を開発することを目的として、鋭意研究を重ねた結
果、キノリン骨格及びナフチリジン骨格の7位に、ピロ
リン環またはテトラヒドロピリジン環を導入することに
より、ダラム陰性菌はもとより、ダラム陽性菌に対して
も極めて強力な抗菌活性を有することを見出し、本発明
を完成するに至った。
従って、本発明は新規キノロン誘導体またははその塩に
関するものであり、この新規キノロン誘導体は下式(1
)で示されるものである。
〔I〕
[式中、各置換基は下記の通り定義されるものである。
R1ニジクロ低級アルキル基、低級アルキル基、低級ア
ルケニル基、ヒドロキシ低級アルキル基、ハロ低級アル
キル基、モノもしくはジ低級アルキルアミノ基、低級ア
ルコキシ基、置換されていてもよいフェニル基〔ここで
該フェニル基はそのオルト位において酸素原子、イオウ
原子、または基−NR’−(ここでR17は水素原子、
低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、置換されていて
もよい低級アルカノイル基、置換されていてもよいアロ
イル基、置換されていてもよいアリール基、置換されて
いてもよいアラルキル基、アミノ低級アルキル基、モノ
、ジもしくはトリ低級アルキルアミノ低級アルキル基、
ヒドロキシ低級アルキル基、低級アルコキシ低級アルキ
ル基、低級アルキルチオ低級アルキル基、シアノ低級ア
ルキル基等を表わす)を介してキノリン環の8位炭素原
子と共に6員の環状を形成していてもよい〕、または置
換されていてもよいアラルキル基、を意味する。
R2:水素原子、メルカプト基または低級アルキルチオ
基、を意味する。
R3:ヒドロキシ基、−0R12基(R12はカルボキ
シ保護基を表わす)、アミノ基、モノもしくはジ低級ア
ルキルアミノ基を意味する。ただしR3及びR2は両者
で環状を形成する 一NH−8−基、であってもよい。
R4:水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、低級ア
ルコキシ基、低級アルキル基、アミノ基、モノ、ジもし
くはトリ低級アルキルアミノ基または2−ヒドロキシエ
チルアミノ基を意味する。
R5:ハロゲン原子、ヒドロキシ基または低級アルコキ
シ基を意味する。
R6、R7、R8、R9R10及びR11:互いに同一
であっても異なってもよくて、それぞれ水素原子、ハロ
ゲン原子、低級アルキル基、シクロ低級アルキル基、置
換されていてもよいアリール基、アミノ低級アルキル基
、モノ、ジもしくはトリ低級アルキルアミノ低級アルキ
ル基、シアノ低級アルキル基、ヒドロキシ低級アルキル
基、低級アルコキシ低級アルキル基、置換されていても
よいアリールオキシ低級アルキル基、カルボキシ低級ア
ルキル基、低級アルコキシカルボニル低級アルキル基、
置換されていてもよいアリールオキシカルボニル低級ア
ルキル基、置換されていてもよいアラルキルオキシカル
ボニル低級アルキル基、低級アルカノイルオキシ低級ア
ルキル基、置換されていてもよいアロイルオキシ低級ア
ルキル基、低級アルキルチオ低級アルキル基、置換され
ていてもよい低級アラルキルチオ低級アルキル基、低級
アルカノイル低級アルキル基、ハロ低級アルキルチオ基
換されていてもよいアラルキル基、低級アルケニル基、
カルボキシ基、低級アルコキシカルボニル基、置換され
ていてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されて
いてもよいアラルキルオキシカルボニル基、カルバモイ
ル基、モノ、もしくはジ低級アルキルカルバモイル基、
置換されていてもよいアリールカルバモイル基、アルデ
ヒド基、ニトリル基、置換されていてもよい低級アルカ
ノイル基、置換されていてもよいアロイル基、ヒドロキ
ン基、低級アルコキシ基、置換されていてもよいアリー
ルオキシ基、ハロ低級アルコキン基、低級アルカノイル
オキシ基、置換されていてもよいアロイルオキシ基、ア
ミノ基、モノ、ジもしくはトリ低級アルキルアミノ基、
置換されていてもよいアリールアミノ基、置換されてい
てもよいアラルキルアミノ基、ハロ低級アルキルアミノ
基、置換されていてもよい低級アルカノイルアミノ基、
置換されていてもよいアロイルアミノ基、ウレイド基、
アルコキシカルボニルアミノ基、ニトロ基、低級アルキ
ルスルホニル基、アリールスルホニル基、メルカプト基
、低級アルキルチオ基、置換されていてもよいアラルキ
ルチオ基、スルホンアミド基、低級アルキルスルホンア
ミド基、置換されていてもよいアリールスルホンアミド
基、チオアミド基、スルホニルオキシ基、置換されてい
てもよい複素環式基を意味する〔ここでR9はRlOと
ともに、各々それらが結合する炭素原子と一緒になって
5員環または6員環(この環は低級アルキル基または置
換されていてもよいアリール基により置換されていても
よい)を形成しCもよい〕。
そして、mは0または1の整数を示す。
X:窒素原子、または−CY−(ここでYは、水素原子
、ハロゲン原子、低級アルキル基もしくは低級アルコキ
シ基を意味し、またはY及びR1は両者で環状を形成す
る。
素原子、イオウ原子、低級アルキル基で置換されていて
もよいメチレン基、カルボニル基C−0、またはイミノ
基N  R17CR17は前記したものと同じ)を示し
、Bは水素原子、低級アルキル基、ハロ低級アルキル基
、置換されていてもよいアリール基、または置換されて
いてもよいアラルキル基を示し、R、R、RおよびRl
Bは互いに同一であっても異なっていてもよく水素原子
、低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、アミノ低級ア
ルキル基、モノ、ジもしくはトリ低級アルキルアミノ低
級アルキル基、ヒドロキシ低級アルキル基、低級アルコ
キシ低級アルキル基、低級アルキルチオ低級アルキル基
、シアノ低級アルキル基、置換されていてもよいアリー
ル基、置換されていてもよいアラルキル基、アミノ基、
モノ、ジもしくはトリ低級アルキルアミノ基、低級アル
カノイルアミノ基、ヒドロキシ基、低級アルコキシ基、
低級アルカノイルオキシ基、ハロゲン原子、ニトリル基
、カルボキシ基、低級アルコキシカルボニル基、または
置換されていてもよい複素環式基、を示し、nは0また
は1の整数を示す)を意味する。] また、本発明はこの新規化合物の製造法に関するもので
あって、本発明による前記−数式[1)で示される新規
キノロン誘導体またはこれらの塩の製造法は、下記の一
般式(II)で示される化合物と下記の一般式(II[
)で示される化合物、即ち3−ピロリンまたは1,2,
5.6−チトラヒドロビリジン誘導体とを縮合させ、必
要に応じて縮合生成物を加水分解すること、を特徴とす
る特[式中、各置換基は下記の通り定義されるものであ
る。
R1ニジクロ低級アルキル基、低級アルキル基、低級ア
ルケニル基、ヒドロキシ低級アルキル基、ハロ低級アル
キル基、モノもしくはジ低級アルキルアミノ基、低級ア
ルコキシ基、置換されていてもよいフェニル基〔ここで
該フェニル基はそのオルト位において酸素原子、イオウ
原子、または基−N R17−<ここでR17は水素原
子、低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、置換されて
いてもよい低級アルカノイル基、置換されていてもよい
アロイル基、置換されていてもよいアリール基、置換さ
れていてもよいアラルキル基、アミノ低級アルキル基、
モノ、ジもしくはトリ低級アルキルアミノ低級アルキル
基、ヒドロキシ低級アルキル基、低級アルコキシ低級ア
ルキル基、低級アル牛ルチオ低級アルキル基、シアノ低
級アルキル基等を表わす)を介してキノリン環の8位炭
素原子と共に6員の環状を形成していてもよい)、また
は置換されていてもよいアラルキル基、を意味する。
R2:水素原子、メルカプト基または低級アルキルチオ
基、を意味する。7 R3:ヒドロキシ基、 OR12基(R12はカルボキ
シ保護基を表わす)、アミノ基、モノもしくはジ低級ア
ルキルアミノ基を意味する。ただしR及びR2は両者で
環状を形成する 一NH−8−基、であってもよい。
R4:水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、低級ア
ルコキシ基、低級アルキル基、アミノ基、モノ、ジもし
くはトリ低級アルキルアミノ基または2−ヒドロキシエ
チルアミノ基を意味する。
R5:ハロゲン原子、ヒドロキシ基または低級アルコキ
シ基を意味する。
Z:反応性脱離基を意味する。
X:窒素原子または−CY−(ここでYは、水素原子、
ハロゲン原子、低級アルキル基もしくは低級アルコキシ
基を意味し、またはY及びR1は両者で環状を形成する
素原子、イオウ原子、低級アルキル基で置換されていて
もよいメチレン基、カルボニル基C−0、またはイミノ
基N  R17(ここでR17は、前記したものと同じ
)を示し、Bは水素原子、低級アルキル基、ハロ低級ア
ルキル基、置換されていてもよいアリール基または置換
されていてもよいアラルキル基を示し、R、R、Rおよ
びR16は互いに同一であっても異なっていてもよく、
水素原子、低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、アミ
ノ低級アルキル基、モノ、ジもしくはトリ低級アルキル
アミノ低級アルキル基、ヒドロキシ低級アルキル基、低
級アルコキシ低級アルキル基、低級アルキルチオ低級ア
ルキル基、シアノ低級アルキル基、置換されていてもよ
いアリール基、置換されていてもよいアラルキル基、ア
ミノ基、モノ、ジもしくはトリ低級アルキルアミノ基、
低級アルカノイルアミノ基、ヒドロキシ基、低級アルコ
キシ基、低級アルカノイルオキシ基、ハロゲン原子、ニ
トリル基、カルボキシ基、低級アルコキシカルボニル基
、または置換されていてもよい複素環式基、を示し、n
は0または1の整数を示す)を意[111) [式中、各置換基は下記の通り定義されるものである。
R6、R7、R8、R9R10及びR11:互いに同一
であっても異なってもよくて、それぞれ水素原子、ハロ
ゲン原子、低級アルキル基、シクロ低級アルキル基、置
換されていてもよいアリール基、アミノ低級アルキル基
、モノ、ジもしくはトリ低級アルキルアミノ低級アルキ
ル基、シアノ低級アルキル基、ヒドロキシ低級アルキル
基、低級アルコキシ低級アルキル基、置換されていても
よいアリールオキシ低級アルキル基、カルボキシ低級ア
ルキル基、低級アルコキシカルボニル低級アルキル基、
置換されていてもよいアリールオキシカルボニル低級ア
ルキル基、置換されていてもよいアラルキルオキシカル
ボニル低級アルキル基、低級アルカノイルオキシ低級ア
ルキル基、置換されていてもよいアロイルオキシ低級ア
ルキル基、低級アルキルチオ低級アルキル基、置換され
ていてもよい低級アラルキルチオ低級アルキル基、低級
アルカノイル低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、置
換されていてもよいアラルキル基、低級アルケニル基、
カルボキシ基、低級アルコキシカルボニル基、置換され
ていてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されて
いてもよいアラルキルオキシカルボニル基、カルバモイ
ル基、モノ、もしくはジ低級アルキルカルバモイル基、
置換されていてもよいアリールカルバモイル基、アルデ
ヒド基、ニトリル基、置換されていてもよい低級アルカ
ノイル基、置換されていてもよいアロイル基、ヒドロキ
シ基、低級アルコキシ基、置換されていてもよいアリー
ルオキシ基、ハロ低級アルコキシ基、低級アルカノイル
オキシ基、置換されていてもよいアロイルオキシ基、ア
ミノ基、モノ、ジもしくはトリ低級アルキルアミノ基、
置換されていてもよいアリールアミノ基、置換されてい
てもよいアラルキルアミノ基、ハロ低級アルキルアミノ
基、置換されていてもよい低級アルカノイルアミノ基、
置換されていてもよいアロイルアミノ基、ウレイド基、
アルコキシカルボニルアミノ基、ニトロ基、低級アルキ
ルスルホニル基、アリールスルホニル基、メルカプト基
、低級アルキルチオ基、置換されていてもよいアラルキ
ルチオ基、スルホンアミド基、低級アルキルスルホンア
ミド基、置換されていてもよいアリールスルホンアミド
基、チオアミド基、スルホニルオキシ基、置換されてい
てもよい複素環式基を意味する〔ここでR9はR10と
ともに、各々それらが結合する炭素原子と一緒になって
5員環または6員環(この環は低級アルキル基または置
換されていてもよいアリール基により置換されていても
よい)を形成してもよい〕。
そして、mは0または1の整数を示す]。
〔発明の効果〕
化合物(11及びその塩はいずれも新規化合物であり、
グラム陰性菌及びグラム陰性菌に対して極めて優れた抗
菌活性を示す。特にグラム陰性菌に対しては比類無き高
活性を有している。従って、化合物〔I〕及びその塩は
抗菌剤として極めて価値あるものであり、人体および動
物用医薬は勿論のこと、魚病薬、農薬、食品の保存剤と
しても使用することが可能である。
また、本発明の製造方法によれば、このような優れた抗
菌活性を有する新規化合物(I)及びその塩を容易な手
段で確実に提供することができる。
〔発明の詳細な説明〕
本発明の化合物は、−数式〔I〕 で示されるものであり、式中のR1−R11X1および
mの定義は前記した通りである。
本発明でいう、ハロゲン原子とは、フッ素原子、塩素原
子、臭素原子またはヨウ素原子であり、好ましくはフッ
素原子、塩素原子、臭素原子である。
低級アルキル基とは、炭素数1から5の直鎖状あるいは
分枝上のアルキル基であり、例えばメチル基、エチル基
、n−ブチル基、イソブチル基、である。シクロ低級ア
ルキル基とは、炭素数3から7の環状アルキル基であり
、例えばシクロブロピル基、シクロブチル基、シクロペ
ンチル基、シクロヘキシル基であり、好ましくはシクロ
プロピル基である。
低級アルコキシ基とは、−0−(低級アルキル基)で示
され、例えばメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、
t−ブトキシ基である。
アミノ低級アルキル基とは、アミノ基で1または多置換
された低級アルキル基であり、例えばアミノメチル基、
である。
置換されていてもよいフェニル基とは、同一または異な
ってもよいハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコ
キシ基、ヒドロキシ基、アミノ基、アミノ低級アルキル
基等で1または多置換されていてもよいフェニル基であ
り、例えば、4−フルオロフェニル基、パラ−アミノフ
ェニル基、4−メチルフェニル基である。
置換されていてもよいアリール基とは、同一または異な
ってもよいハロゲン原子、低級アルコキシ基、ヒドロキ
シ基、アミノ基、アミノ低級アルキル基等で1または多
置換されていてもよいアリール基(アリール基とは、芳
香族炭化水素基を示し、好ましくはフェニル基である)
であり、例えば、上述した4−メチルフェニル基、4−
フルオロフェニル基、パラ−アミノフェニル基の他に、
7−ヒドロ−2−ナフチル基、7−アミノ−2−ナフチ
ル基、7−フルオロ−2−ナフチル基である。
置換されていてもよいアラルキル基とは、同一または異
なってもよい、置換されていてもよいアリール基(上記
したものを示す)で1または多置換された低級アルキル
基であり、例えばベンジル基、4−フルオロベンジル基
、フェネチル基である。
置換されていてもよいアリールオキシ基とは、−〇〜(
置換されていてもよいアリール基)で示され、例えばフ
ェノキシ基、4−メチルフェノキシ基、1−ナフチルオ
キシ基である。
置換されていてもよい低級アルカノイル基とは−CO−
(低級アルキル基)で表わされ、該低級アルキル基はハ
ロゲン原子、低級アルコキシ基、フェニル基等で1また
は多置換されいてもよいことを示し、例えばアセチル基
、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基である。
置換されていてもよいアロイル基とは、−CO−(置換
されていてもよいアリール基)を示し、例えばベンゾイ
ル基、4−メチルベンゾイル基、4−フルオロベンゾイ
ル基である。
低級アルカノイルオキシ基とは一〇CO−(低級アルキ
ル基)で示され、例えばアセトキシ基、プロピオニルオ
キシ基である。
置換されていてもよいアロイルオキシ基とは、−0CO
−(置換されていてもよいアリール基)を示し、例えば
ベンゾイルオキシ基、4−メチルベンゾイルオキシ基、
4−メトキシベンゾイルオキシ基、1−ナフトイルオキ
シ基である。
低級アルコキシカルボニル基とは、 −co−o−c低級アルキル基)を示し、例えばメトキ
シカルボニル基、エトキシカルボニル基である。
置換されていてもよいアリールオキシカルボニル基とは
、−GO−0−(置換されていてもよいアリール基)を
示し、例えばフェノキシカルボニル基、メチルフェノキ
シカルボニル基である。
置換されていてもよいアラルキルオキシカルボニル基と
は、−CO−0−(置換されていてもよ/いアラルキル
基)を示し、例えばベンジルオキシカルボニル基、4−
フルオロベンジルオキシカルボニル基である。
低級アルキルチオ基とは、−S−<低級アルキル基)で
示され、例えばメチルチオ基、エチルチオ基である。
置換されていてもよいアラルキルチオ基とは、−3−(
置換されていてもよいアラルキル基)で示され、例えば
ベンジルチオ基である。
モノ、ジもしくはトリ低級アルキルアミノ低級アルキル
基とは、同一または異なってもよいモノ、ジもしくはト
リ低級アルキルアミノ基(上記したものを示す)で1ま
たは多置換された低級アルキル基であり、例えばエチル
アミノメチル基、ジメチルアミノメチル基、トリメチル
アンモニオエチル基である。
シアノ低級アルキル基とは、シアノ基で1または多置換
された低級アルキル基であり、例えばシアノメチル基、
である。
ヒドロキシ低級アルキル基とは、ヒドロキシ基で1また
は多置換された低級アルキル基であり、例えばヒドロキ
シメチル基、ヒドロキシエチル基である。
低級アルコキシ低級アルキル基とは、同一または異なっ
てもよい低級アルコキシ基で1または多置換された低級
アルキル基であり、例えばメトキシメチル基、である。
置換されていてもよいアリールオキシ低級アルキル基と
は、同一または異なってもよい、置換されていてもよい
アリールオキシ基で1または多置換された低級アルキル
基であり、例えばフェノキジメチル基である。
カルボキシ低級アルキル基とは、カルボキシ基で1また
は多置換された低級アルキル基であり、例えばカルボキ
ンメチル基である。
低級アルコキシカルボニル低級アルキル基とは、同一ま
たは異なってもよい低級アルコキシカルボニル基で1ま
たは多置換された低級アルキル基であり、例えばエトキ
シカルボニルメチル基である。
置換されていてもよいアリールオキシカルボニル低級ア
ルキル基とは、同一または異なってもよい、置換されて
いてもよいアリールオキシカルボニル基で1または多置
換された低級アルキル基であり、例えばフェノキシカル
ボニルメチル基である。
置換されていてもよいアラルキルオキシカルボニル低級
アルキル基とは、同一または異なってもよい、置換され
ていてもよいアラルキルオキシカルボニル基で1または
多置換された低級アルキル基であり、例えばベンジルオ
キシカルボニルメチル基である。
低級アルカノイルオキシ低級アルキル基とは、同一また
は異なってもよい低級アルカノイルオキシ基で1または
多置換された低級アルキル基で、例えばアセトキシメチ
ル基である。
置換されていてもよいアロイルオキシ低級アルキル基と
は、同一または異なってもよい、置換されていてもよい
アロイルオキシ基で1または多置換された低級アルキル
基で、例えばベンゾイルオキシメチル基である。
低級アルキルチオ低級アルキル基とは、同一または異な
ってもよい、低級アルキルチオ基で1または多置換され
た低級アルキル基で、例えばエチルチオメチル基である
置換されていてもよい低級アラルキルチオ低級アルキル
基とは、同一または異なってもよい、置換されていても
よい低級アラルキル基で1または多置換された低級アル
キル基で、例えば、ベンジルチオメチル基である。
低級アルカノイル低級アルキル基とは、同一または異な
ってもよい低級アルカノイル基で1または多置換された
低級アルキル基で、例えばアセチルメチル基、プロピオ
ニルメチル基である。
ハロ低級アルキル基とは、同一または異なってもよいハ
ロゲン原子で1または多置換された低級アルキル基であ
り、例えばフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、ト
リフルオロメチル基、2−フルオロエチル基、2,2.
2−1リフルオロエチル基である。
低級アルケニル基とは、炭素数2から5のアルケニル基
であり、例えばビニル基、アリル基、1−プロペニル基
、1−ブテニル基である。
モノもしくはジ低級アルキルカルバモイル基とは、同一
または異ってもよい低級アルキル基で1または2置換さ
れたカルバモイル基で、例えばメチルカルバモイル基で
ある。
置換されていてもよいアリールカルバモイル基とは、−
CONH−(置換されていてもよいアリール基)を示し
、例えばフェニルカルバモイル基である。
ハロ低級アルコキシ基とは、−〇−(710低級アルキ
ル基)で示され、例えばトリフルオロメトキシ基、2,
2.2−1−リフルオロエトキン基、である。
モノ、ジもしくはトリ低級アルキルアミノ基とは、同一
または異ってもよい低級アルキル基で1.2または3置
換されたアミノ基であり例えばエチルアミノ基、ジメチ
ルアミノ基、トリメチルアンモニオ基である。
置換されていてもよいアリールアミノ基とは、−NH−
(置換されていてもよいアリール基)で示され、例えば
フェニルアミノ基である。
置換されていてもよい低級アラルキルアミノ基とは、−
NH−(置換されていてもよいアラルキル基)で示され
、例えばベンジルアミノ基である。
へロ低級アルキルアミノ基とは、−NH−(へロ低級ア
ルキル基)で示され、例えば、2,2゜2−トリフルオ
ロエチル基である。
置換されていてもよい低級アルカノイルアミノ基とは、
−NH−(低級アルカノイル基)で示され、例えばアセ
チルアミノ基、プロピオニルアミノ基である。
置換されていてもよいアロイルアミノ基とは、−NH−
(置換されていてもよいアロイル基)を示し、例えばベ
ンゾイルアミノ基、4−メトキシベンゾイルアミノ基、
1−ナフトイルアミノ基である。
低級アルコキシカルボニルアミノ基とは、−NHCOO
−(低級アルキル基)を示し、例えば、メトキシカルボ
ニルアミノ基である。
低級アルキルスルホニル基とは、−802(低級アルキ
ル基)を示し、例えばメチルスルホニル基である。
置換されていてもよいアリールスルホニル基とは、−5
O2−<置換されていてもよいアリール基)を示し、例
えばフェニルスルホニル基である。
低級アルキルスルホンアミド基とは、 −3O2NH−(低級アルキル基)で示され、例えばメ
チルスルホンアミド基である。
置換されていてもよいアリールスルホンアミド基とは、
−9o  NH−(置換されていてもよいアリール基)
を示し、例えばフェニルスルホンアミド基、4−メチル
フェニルスルホンアミド基である。
置換されていてもよい複素環式基とは、同一または異な
ってもよい低級アルキル基、ハロゲン原子、アミノ基、
ヒドロキシ基、低級アルコキシ基等で1または多置換さ
れていてもよい複素環式基を意味し、例えばフリル基、
チエニル基、ピリジル基、チアゾリル基、イミダゾリル
基、1−メチルイミダゾリル基である。
また、カルボキシ保護基とは、カルボン酸エステルのエ
ステル残基を指し、比較的容易に開裂して、対応する遊
離カルボキシ基を生じる任意のもの〜を意味する。例え
ばメチル基、エチル基、ベンジル基、有機シリルエステ
ル等、接触還元や加水分解等の緩和な条件で処理するこ
とにより脱離するもの、あるいはアセトキシメチル基、
ピバロイルオキシメチル基、エトキシカルボニルオキシ
エチル基、ジメチルアミノエチル基、1−ピペリジニル
エチル基、コリンエステル等のアミノエチルエステル類
、5−インダニエルエステル、フタリジルエステル等、
生体内で容易に脱離するものなどが挙げられる。
また、本発明の化合物は酸付加塩または塩基付加塩の両
方を形成することができる。酸付加塩としては、たとえ
ば、(イ)塩酸、硫酸などの鉱酸との塩、(ロ)ギ酸、
クエン酸、トリクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸などの有
機カルボン酸との塩;(ハ)メタンスルホン酸、ベンゼ
ンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、メシチレンス
ルホン酸、ナフタレンスルホン酸などのスルホン酸類と
の塩を、また、塩基付加塩としては、たとえば、(イ)
ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属との塩、(ロ
)カルシウム、マグネシウムなどのアルカリ土類金属と
の塩、(ハ)アンモニウム塩、(ニ)トリメチルアミン
、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ピリジン、N
、N−ジメチルアニリン、N−メチルピペリジン、N−
メチルモルホリン、ジエチルアミン、ジシクロヘキシル
アミン、プロ力イン、ジベンジルアミン、N−ベンジル
−β−フェネチルアミン、1−エフエナミン、N、N’
−ジベンジルエチレンジアミンなどの含窒素有機塩基と
の塩を挙げることができる。
また、本発明の化合物は、未溶媒和型のみならず、水和
物としても存在することができる。従って、本発明の化
合物は、そのすべての結晶型及び水和物にも及ぶもので
ある。
本発明の化合物のうち好ましいものは、式(T)におい
てR−が水素原子で、R3がヒドロキシ基であるような
キノロン誘導体及びこれらの塩である。また、別の好ま
しいものは、式(T)においてXが>cy−にこでYは
、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基もしくは低
級アルコキシ基を意味し、またはY及びR1は両者て原
素原子、イオウ原子、低級アルキル基で置換されていで
もよいメチレン基、カルボニル基C−O。
またはイミノ基N−R17(R17は前記したものと同
じ)を示し、Bは水素原子、低級アルキル基、ハロ低級
アルキル基、置換されていてもよいアリール基、または
置換されていてもよいアラルキル基を示し、R、R、R
およびR16は互いに同一であっても異なっていてもよ
く水素原子、低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、ア
ミノ低級アルキル基、モノ、ジもしくはトリ低級アルキ
ルアミノ低級アルキル基、ヒドロキシ低級アルキル基、
低級アルコキシ低級アルキル基、低級アルキルチオ低級
アルキル基、シアノ低級アルキル基、置換されていても
よいアリール基、置換されていてもよいアラルキル基、
アミノ基、モノ、ジもしくはトリ低級アルキルアミノ基
、低級アルカノイルアミノ基、ヒドロキシ基、低級アル
コキシ基、低級アルカノイルオキシ基、ハロゲン原子、
ニトリル基、カルボキシ基、低級アルコキシカルボニル
基、または置換されていてもよい複素環式基、を示し、
nは0または1の整数を示す)を意味する。〕であるよ
うな式〔I〕で示されるキノロン誘導体またはこれらの
塩である。
さらに、本発明の化合物の具体例は、次表に示したキノ
リン誘導体(表1)と3〜ピロリンもしくは1. 2.
 5. 6−チトラヒドロビリジン誘導体(表2および
表3)とを任意に選択することにより、得ることができ
る。
なお、RとX、およびR2とR3によってそれぞれ環状
を形成する場合の構造式の参考例として、表1における
No、15.83.99,106のキノリン誘導体の構
造式を表3の後に示す。
−数式〔■〕1 表 表1−2 表1−4 表1−3 ゜表1−5 表1−6 表1 表1−7 表1−9 表1−10 表1−12 表1−11 表2・ 表2−2 表2−4 表2−3 表2−5 表2−6 H2−8 表2−7 !2−12 表2 表2−13 !12−16 表2−17 表2−18 表3 表2−19 表3 表3−3 表3−5 表3−4 表3−6 表3−7 表3−9 表3−8 表3−10 表3−11 表3−13 表3−12 表3−14 表3−15 表3−17 表3−16 表3−18 表3−21 H3−20 表3−22 表3−23 表3−25 表3−26 表3−27 M3−29 表3−28 表3−30 注) 表 *−数式(If)  二 表3−31 No、99 (表1−10) 表3=32 キノロン誘導体およびその塩の製造法 本発明の一般式(I)の化合物は、化合物内の結合およ
び(または)置換基の形成ないし導入に関して合目的的
な任意の方法によって製造できるが、そのような製造法
の一例は、−数式(II)(If) 〔式中Zは反応性脱離基を示し、R1,R2R3、R4
,R5及びXは前記したものと同じ〕で表わされる化合
物と一般式(III)〔式中のR6,R7,R8,R−
9,Rlo、R11及びmは前記したものと同じ〕 で表わされる化合物とを縮合させ、必要ならば加水分解
すること、からなるものである。
式〔■〕のZで示した反応性脱離基としては、ハロゲン
原子(例えばフッ素原子、ヨウ素原子)、アリールスル
ホニル基(例えばフェニルスルホニル基)、アリールス
ルホニルオキシ基(例えばフェニルスルホニルオキシ基
)等が挙げられる。
本反応は、ベンゼン、トルエン、キシレンの如き芳香族
炭化水素類、メタノール、エタノールの如きアルコール
類、テトラヒドロフラン、アセトニトリル、ピリジン、
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N−メ
チルピロリドン等の不活性溶媒中、必要に応じて脱酸剤
例えば炭酸ナトリウム、炭酸カルシウム、炭酸水素ナト
リウム、トリエチルアミン、1,8−ジアザビシクロ〔
5゜4.0)−7−ウンデセン(D B U)の存在下
に20−160℃において原料化合物(II)と〔■〕
とを数分〜数十時間好ましくは10分・〜24時間反応
させることにより実施できる。
上記の反応で使用される原料化合物(m)の中に反応に
関与しないアミノ基が存在する場合、そのアミノ基を保
護した形で用い、反応完了後常法によってその保護基を
除去してもよい。保護基としては、反応によって形成さ
れる本発明の化合物の構造を破壊することなく除去しう
るものであれば如何なるものでもよく、ペプチド、アミ
ノ糖、核酸の化学の分野で通常用いられている基が使用
される。
原料化合物〔■〕は以下の文献に記載の方法、或いは、
これに準じた方法で製造しうる。
1)  J、Med、 Chem、 23.f35g(
1980)2)  J、Med、 CheIIl、 2
7.1103(1984)3)  J、Med、 Ch
ell、 28.1558(1985)4)  J、M
ed、 Chell、 30.504(1987)5)
  J、Med、 Chell、 29.2383(1
986)6) 薬学雑誌106.802(198G)7
) 薬学雑誌108.795(1988)J、Med、
 Chew、  30. 465(1987)J、Me
d、 Chelll、 29.1531(198B)C
hem、Pharm、Bul 1.Jpn、34.40
98(198,6)J、Med、 Chell、  2
7. 292(1984)J、Med、 Chell、
  31. 503(1988)特開昭55− 476
58号公報 特開昭59−157068号公報 特開昭59−212474号公報 特開昭60− 72885号公報 特開昭60−260577号公報 特開昭62−   469号公報 特開昭62−   490号公報 特開昭62− 26272号公報 特開昭62− 59263号公報 特開昭62− 53987号公報 特開昭62− 84085号公報 特開昭62−155282号公報 特開昭62−167768号公報 特開昭62−174054号公報 特開昭62−175482号公報 28)  特開昭62−175484号公報29)  
特開昭62−175485号公報30)  特開昭6−
2−187472号公報31)  特開昭62−187
459号公報32)  特開昭62−201869号公
報33)  特開昭62−205060号公報34) 
 特開昭62−215572号公報35)  特開昭6
2−226962号公報3G)  特開昭62−228
063号公報37)  特開昭63− 39880号公
報38)  特開昭63− 60990号公報原料化合
物CIII)のうちR6,、R7,=R8゜R9=R1
O=R11,Hである化合物は公知であり、シンセシス
(Synthesis) 347−348頁(1988
年)に記載された方法により製造される。
上記方法により得られる本発明の化合物がエステルであ
る場合、通常良く知られた方法、例えば。
酸またはアルカリによる加水分解あるいは水素添加によ
る還元等により、式(I)のR3がヒドロキシ基である
化合物に変換することができる。更には必要に応じ式(
I)のR3がヒドロキシ基である化合物を常法によりエ
ステル化し、エステルに導くこともできる。
このようにして得られた本発明の化合物は常法に従い単
離、精製される。単離、精製条件によって、塩の形、遊
離カルボン酸や遊離アミンの形で得られるが、これらは
所望により相互に変換され、目的とする形の本発明の化
合物が製造される。
実駒例 〔合 成〕 実施例1 7−(3−ビロリン−1−イル)−1−シクロプロピル
−6,8−ジフルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ
キノリン−3−カルボン酸1−シクロプロピル−6,7
,8−トリフルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキ
ノリン−3−カルボン酸170mg、3−ビロリン16
6mg。
及び無水DMF  1.5mlの混合物を110℃で1
.5時間加熱撹拌した。この反応液を減圧乾固し、得ら
れた残渣にクロロホルム30m1を加えて溶かし、5%
酢酸水溶液及び水で順次洗浄し、無水芒硝で乾燥後濃縮
した。得られた残渣に熱エタノールを加えて結晶化させ
、冷後この結晶を炉底し、タロロホルムーエタノール混
液より再結晶して目的物1l10ff1を得た。
融点 263−264.5℃。
IH−NMR(CDC13)δ:8.72(IH−s 
−C2−H) 、7.82 (I HSdlJ ”14
HzSC5−H) 、5.95 (2H,S。
m−’t 、1.05−1゜ 30  (4H,m。
実施例2 10−(3−ビロリン−1−イル)−9−フルオロ−2
,3−ジヒドロ−3−メチル−7−オキソ−7H−ピリ
ド(1,2,3−de)  [1,4]−ベンゾキサジ
ン−6−カルボン酸 9110−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−3−メチル
−7−オキソ−7H−ピリド[1,2゜3−de)[1
,4)−ベンゾキサジン−6一カルボン酸141mg、
3−ビロリン138’mg及び無水DMF  1.5a
+lを用い、実施例1とほぼ同様に操作して目的物70
a+gを得た。
融点 300℃以上(分解) ’H−NMR(DMSO−d6)δ:8.90(I H
Ss −C5−H) 、7−57 (I HSd−J 
= 14HzSC8H) 、5.98 (2H1s −
C2−H) 、4.60 (4H,、b r、  sl
C3−H) 、1.46 (3HSd SJ −7Hz
1CH3)。
実施例3 7−(3−ピロリン−1−イル)−1−シクロプロピル
−6、−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノ
リン−3−カルボン酸 1−シクロプロピル−6,7−ジフルオロ−1゜4−ジ
ヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸lB2l
l1g、3−ピロリン52ngSDB、U114a+g
及び無水DMF  1.5mlを用い、実施例1とほぼ
同様に操作して目的物81ngを得た。
融点 287−290℃(分解) ’H−NMR(DMSO−d6.60°)δ:8、60
 (I HSs SC2−H) 、7.85 (IHl
dSJ−14HzSC5−H) 、7. 08 (IH
Sd%J = 7Hz%C8H) 、6.08 (2H
”’0) 、1. 15−1.40 (4H,m。
実施例4 7−(3−ピロリン−1−イル)−1−エチル−6−フ
ルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−
カルボン酸 l−エチル−6,7−ジフルオロ−1,4−ジヒドロ−
4−オキソキノリン−3−カルボン酸127mg、3−
ピロリン69mg5DBU  152mg及び無水DM
F  1.5mlを用い、実施例1とほぼ同様に操作し
て目的物80ngを得た。
融点 282−288℃(分解) ’H−NMR(DMSO−d6.60°)δ:8゜82
 (IHls−C2−H) 、7.85 (LH−d−
J−14Hz−C5H) 、6.65 (IHSd 、
、J −8Hz%Cs −H) 、6.07 (2H1
−N−C旦2CH3) 、1.45 (3H,t、J−
17Hz−N  CR2C旦3)。
実施例5 7−(3−ピロリン−1−イル)−1−シクロプロピル
−5−アミノ−6,8−ジフルオロ−1゜4−ジヒドロ
−4−オキソキノリン−3−カルボン酸 1−シクロプロピル−5−アミノ−6,7,8−トリフ
ルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−
カルボン酸298mg、3−ピロリン76o+g、DB
U  300mg及び無水DMF  2mlを用い、実
施例1とほぼ同様に操作して目的物224mgを得た。
。 融点244−246℃(分解) ’H−NMR(CDC13−CF5Co2D、10:1
)、δ: 8−80 (I H−s 1C2H)、実施
例6 7−(3−ビロリン−1−イル)−1−シクロプロピル
−5,6,8−トリフルオロ−1,4−ジヒドロ−4−
オキソキノリン−3−カルボン酸1−シクロプロピル−
5,6,7,8−テトラフルオロ−1,4−ジヒドロ−
4−オキソキノリン−3−カルボン酸301+ng、3
−ピロリン76mg、DBU  300+ng及び無水
D M F  2 mlを用い、実施例1とほぼ同様に
操作して目的物1661111gを得た。
融点 299−301℃(分解) ’H−NMR(CDC] 3−CF5COOD、10:
1)δ:8.98 (LH,S、、C2−H)、4.3
0 (IH,m、−く> 、1.15−1・43(4H
・“・−くH2)・ 実施例7 7−(3−ビロリン−1−イル)−1−(4−フルオロ
フェニル)−6,8−ジフルオロ−1,4−ジヒドロ−
4−オキソキノリン−3−カルボン1−(4−フルオロ
フェニル) −6,7,8−トリフルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸170m
g、3−ピロリン125mg及び無水DMF  1.5
mlを用い、実施例1とほぼ同様に操作して目的物89
mgを得た。
融点 294−297℃(分解) IH−NMR(CDCl 3)δ:8.49(IHSs
SC2H) 、8.89 (IHSd−J−14HzS
C5H,) 、7. 15 7.45 (4H1ms1
位−芳香環H) 、5.83 (2H,s。
7−(3−ピロリン−1−イル)−1−(2,4−ジフ
ルオロフェニル)−6,8−ジフルオロ−1,4−ジヒ
ドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸 実施例1とほぼ同様に操作して目的物52o+gを得た
融点 245−248℃ lH−NMR(CDC13)δ:8.45(IHSsS
C2−H) 、7.89 (IH−dSJ−14H21
C5H) 、7.40 7.50 (I Hll−(2
,4−ジフルオロフェニル)−6,7゜8−トリフルオ
ロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カル
ボン酸178mg、3−ビロリン125mg及び無水D
MF  1.5mlを用い、実施例9 7− [1−(1,2,3,6−チトラヒドロビリジル
)]−1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,
4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸 (LH−s−C2−H) 、7.82 (IHSd。
J =1311zSC5H) 、5.78−5.954
、20 (IHSm、  」〈)、3.90 (2H1
1−シクロプロピル6.7.8−トリフルオロ−1,4
−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸14
2ng、 1.2.3.6−チトラヒドロビリジン16
6+ng及び無水DMF  1.5mlを用い、実施例
1とほぼ同様に操作して目的物85mgを得た。
融点 210−212℃(分解) ’H−NMR(DMSO−de)δ:8.70実施例1
0 10− (1−(1,2,3,6−チトラヒドロピリジ
ル)〕−〕9−フルオロー2.3−ジヒドロ3−メチル
−7−オキソ−7H−ピリド(1,2゜3−de)(1
,4]−ベンゾキサジン−6−カルボン酸 J =13Hz、 C3H) 、5.75 5.93p 4、68 (2HSmlC2−H) 、4.85−5、
06 (IHSm−CB−H) 、3.85 (29,
10−ジフルオロ−2,3−ジヒドロ−3−メチル−7
−オキソ−7H−ピリド(1,2゜3−de)(1,4
〕−ベンゾキサジン−6−カルボン酸142mg、 1
.2.3.6−チトラヒドロビリジン166mg、及び
無水DMF  1. 5mlを用い、実施例1とほぼ同
様に操作して目的物107mgを得た。
融点 230−235℃(分解) ’H−NMR(DMSO−d6)δ:8.98(IH−
s−Ccs  H) 、7.60 (IHld−= 7
 HzlCH3)。
〔抗菌作用〕
日本化学療法学会標準法〔ケモテラビー(CHEMOT
l(ERAPY)第29巻第1号第76〜79頁(19
81年)〕に準じ、最小発育阻止濃度(M I C: 
u g/ml)を測定した。結果を表−4に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記の一般式〔 I 〕で示されるキノロン誘導体ま
    たはこれらの塩。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 [式中、各置換基は下記の通り定義されるものである。 R^1:シクロ低級アルキル基、低級アルキル基、低級
    アルケニル基、ヒドロキシ低級アルキル基、ハロ低級ア
    ルキル基、モノもしくはジ低級アルキルアミノ基、低級
    アルコキシ基、置換されていてもよいフェニル基〔ここ
    で該フェニル基はそのオルト位において酸素原子、イオ
    ウ原子、または基−NR^1^7−(ここでR^1^7
    は水素原子、低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、置
    換されていてもよい低級アルカノイル基、置換されてい
    てもよいアロイル基、置換されていてもよいアリール基
    、置換されていてもよいアラルキル基、アミノ低級アル
    キル基、モノ、ジもしくはトリ低級アルキルアミノ低級
    アルキル基、ヒドロキシ低級アルキル基、低級アルコキ
    シ低級アルキル基、低級アルキルチオ低級アルキル基、
    シアノ低級アルキル基等を表わす)を介してキノリン環
    の8位炭素原子と共に6員の環状を形成していてもよい
    〕、または置換されていてもよいアラルキル基、を意味
    する。 R^2:水素原子、メルカプト基または低級アルキルチ
    オ基、を意味する。 R^3:ヒドロキシ基、−OR^1^2基(R^1^2
    はカルボキシ保護基を表わす)、アミノ基、モノもしく
    はジ低級アルキルアミノ基を意味する。ただしR^3及
    びR^2は両者で環状を形成する −NH−S−基、であってもよい。 R^4:水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、低級
    アルコキシ基、低級アルキル基、アミノ基、モノ、ジも
    しくはトリ低級アルキルアミノ基または2−ヒドロキシ
    エチルアミノ基を意味する。 R^5:ハロゲン原子、ヒドロキシ基または低級アルコ
    キシ基を意味する。 R^6、R^7、R^8、R^9R^1^0及びR^1
    ^1:互いに同一であっても異なってもよくて、それぞ
    れ水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、シクロ低
    級アルキル基、置換されていてもよいアリール基、アミ
    ノ低級アルキル基、モノ、ジもしくはトリ低級アルキル
    アミノ低級アルキル基、シアノ低級アルキル基、ヒドロ
    キシ低級アルキル基、低級アルコキシ低級アルキル基、
    置換されていてもよいアリールオキシ低級アルキル基、
    カルボキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル
    低級アルキル基、置換されていてもよいアリールオキシ
    カルボニル低級アルキル基、置換されていてもよいアラ
    ルキルオキシカルボニル低級アルキル基、低級アルカノ
    イルオキシ低級アルキル基、置換されていてもよいアロ
    イルオキシ低級アルキル基、低級アルキルチオ低級アル
    キル基、置換されていてもよい低級アラルキルチオ低級
    アルキル基、低級アルカノイル低級アルキル基、ハロ低
    級アルキル基、置換されていてもよいアラルキル基、低
    級アルケニル基、カルボキシ基、低級アルコキシカルボ
    ニル基、置換されていてもよいアリールオキシカルボニ
    ル基、置換されていてもよいアラルキルオキシカルボニ
    ル基、カルバモイル基、モノ、もしくはジ低級アルキル
    カルバモイル基、置換されていてもよいアリールカルバ
    モイル基、アルデヒド基、ニトリル基、置換されていて
    もよい低級アルカノイル基、置換されていてもよいアロ
    イル基、ヒドロイキシ基、低級アルコキシ基、置換され
    ていてもよいアリールオキシ基、ハロ低級アルコキシ基
    、低級アルカノイルオキシ基、置換されていてもよいア
    ロイルオキシ基、アミノ基、モノ、ジもしくはトリ低級
    アルキルアミノ基、置換されていてもよいアリールアミ
    ノ基、置換されていてもよいアラルキルアミノ基、ハロ
    低級アルキルアミノ基、置換されていてもよい低級アル
    カノイルアミノ基、置換されていてもよいアロイルアミ
    ノ基、ウレイド基、アルコキシカルボニルアミノ基、ニ
    トロ基、低級アルキルスルホニル基、アリールスルホニ
    ル基、メルカプト基、低級アルキルチオ基、置換されて
    いてもよいアラルキルチオ基、スルホンアミド基、低級
    アルキルスルホンアミド基、置換されていてもよいアリ
    ールスルホンアミド基、チオアミド基、スルホニルオキ
    シ基、置換されていてもよい複素環式基を意味する〔こ
    こでR^9はR^1^0とともに、各々それらが結合す
    る炭素原子と一緒になって5員環または6員環(この環
    は低級アルキル基または置換されていてもよいアリール
    基により置換されていてもよい)を形成してもよい〕。 そして、mは0または1の整数を示す。 X:窒素原子、または=CY−(ここでYは、水素原子
    、ハロゲン原子、低級アルキル基もしくは低級アルコキ
    シ基を意味し、またはY及びR^1は両者で環状を形成
    する ▲数式、化学式、表等があります▼ もしくは▲数式、化学式、表等があります▼基を示し、
    Aは酸 素原子、イオウ原子、低級アルキル基で置換されていて
    もよいメチレン基、カルボニル基C=O、またはイミノ
    基N−R^1^7(R^1^7は前記したものと同じ)
    を示し、Bは水素原子、低級アルキル基、ハロ低級アル
    キル基、置換されていてもよいアリール基、または置換
    されていてもよいアラルキル基を示し、R^1^3、R
    ^1^4、R^1^5およびR^1^6は互いに同一で
    あっても異なっていてもよく水素原子、低級アルキル基
    、ハロ低級アルキル基、アミノ低級アルキル基、モノ、
    ジもしくはトリ低級アルキルアミノ低級アルキル基、ヒ
    ドロキシ低級アルキル基、低級アルコキシ低級アルキル
    基、低級アルキルチオ低級アルキル基、シアノ低級アル
    キル基、置換されていてもよいアリール基、置換されて
    いてもよいアラルキル基、アミノ基、モノ、ジもしくは
    トリ低級アルキルアミノ基、低級アルカノイルアミノ基
    、ヒドロキシ基、低級アルコキシ基、低級アルカノイル
    オキシ基、ハロゲン原子、ニトリル基、カルボキシ基、
    低級アルコキシカルボニル基、または置換されていても
    よい複素環式基、を示し、nは0または1の整数を示す
    )を意味する。] 2、R^2が水素原子であり、R^3がヒドロキシ基で
    ある、請求項1記載のキノロン誘導体またはこれらの塩
    。 3、Xが=CY−(Yは前記したものと同じ)である、
    請求項1及び2の何れか1項に記載のキノロン誘導体ま
    たはこれらの塩。 4、下記の一般式〔II〕で示される化合物と下記の一般
    式〔III〕で示される化合物とを縮合させ、必要に応じ
    て縮合生成物を加水分解することを特徴とする、請求項
    1記載の〔 I 〕で示されるキノロン誘導体またはこれ
    らの塩の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 [式中、各置換基は下記の通り定義されるものである。 R^1:シクロ低級アルキル基、低級アルキル基、低級
    アルケニル基、ヒドロキシ低級アルキル基、ハロ低級ア
    ルキル基、モノもしくはジ低級アルキルアミノ基、低級
    アルコキシ基、置換されていてもよいフェニル基〔ここ
    で該フェニル基はそのオルト位において酸素原子、イオ
    ウ原子、または基−NR^1^7−(ここでR^1^7
    は水素原子、低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、置
    換されていてもよい低級アルカノイル基、置換されてい
    てもよいアロイル基、置換されていてもよいアリール基
    、置換されていてもよいアラルキル基、アミノ低級アル
    キル基、モノ、ジもしくはトリ低級アルキルアミノ低級
    アルキル基、ヒドロキシ低級アルキル基、低級アルコキ
    シ低級アルキル基、低級アルキルチオ低級アルキル基、
    シアノ低級アルキル基等を表わす)を介してキノリン環
    の8位炭素原子と共に6員の環状を形成していてもよい
    )、または置換されていてもよいアラルキル基、を意味
    する。 R^2:水素原子、メルカプト基または低級アルキルチ
    オ基、を意味する。 R^3:ヒドロキシ基、−OR^1^2基(R^1^2
    はカルボキシ保護基を表わす)、アミノ基、モノもしく
    はジ低級アルキルアミノ基を意味する。ただしR^3及
    びR^2は両者で環状を形成する −NH−S−基、であってもよい。 R^4:水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、低級
    アルコキシ基、低級アルキル基、アミノ基、モノ、ジも
    しくはトリ低級アルキルアミノ基または2−ヒドロキシ
    エチルアミノ基を意味する。 R^5:ハロゲン原子、ヒドロキシ基または低級アルコ
    キシ基を意味する。 Z:反応性脱離基を意味する。 X:窒素原子または=CY−(ここでYは、水素原子、
    ハロゲン原子、低級アルキル基もしくは低級アルコキシ
    基を意味し、またはY及びR^1は両者で環状を形成す
    る ▲数式、化学式、表等があります▼ もしくは▲数式、化学式、表等があります▼基を示し、
    Aは酸 素原子、イオウ原子、低級アルキル基で置換されていて
    もよいメチレン基、カルボニル基C=O、またはイミノ
    基N−R^1^7(ここでR^1^7は、前記したもの
    と同じ)を示し、Bは水素原子、低級アルキル基、ハロ
    低級アルキル基、置換されていてもよいアリール基また
    は置換されていてもよいアラルキル基を示し、R^1^
    3、R^1^4、R^1^5およびR^1^6は互いに
    同一であっても異なっていてもよく、水素原子、低級ア
    ルキル基、ハロ低級アルキル基、アミノ低級アルキル基
    、モノ、ジもしくはトリ低級アルキルアミノ低級アルキ
    ル基、ヒドロキシ低級アルキル基、低級アルコキシ低級
    アルキル基、低級アルキルチオ低級アルキル基、シアノ
    低級アルキル基、置換されていてもよいアリール基、置
    換されていてもよいアラルキル基、アミノ基、モノ、ジ
    もしくはトリ低級アルキルアミノ基、低級アルカノイル
    アミノ基、ヒドロキシ基、低級アルコキシ基、低級アル
    カノイルオキシ基、ハロゲン原子、ニトリル基、カルボ
    キシ基、低級アルコキシカルボニル基、または置換され
    ていてもよい複素環式基、を示し、nは0または1の整
    数を示す)を意味する。] ▲数式、化学式、表等があります▼〔III〕 [式中、各置換基は下記の通り定義されるものである。 R^6、R^7、R^8、R^9R^1^0及びR^1
    ^1:互いに同一であっても異なってもよくて、それぞ
    れ水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、シクロ低
    級アルキル基、置換されていてもよいアリール基、アミ
    ノ低級アルキル基、モノ、ジもしくはトリ低級アルキル
    アミノ低級アルキル基、シアノ低級アルキル基、ヒドロ
    キシ低級アルキル基、低級アルコキシ低級アルキル基、
    置換されていてもよいアリールオキシ低級アルキル基、
    カルボキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル
    低級アルキル基、置換されていてもよいアリールオキシ
    カルボニル低級アルキル基、置換されていてもよいアラ
    ルキルオキシカルボニル低級アルキル基、低級アルカノ
    イルオキシ低級アルキル基、置換されていてもよいアロ
    イルオキシ低級アルキル基、低級アルキルチオ低級アル
    キル基、置換されていてもよい低級アラルキルチオ低級
    アルキル基、低級アルカノイル低級アルキル基、ハロ低
    級アルキル基、置換されていてもよいアラルキル基、低
    級アルケニル基、カルボキシ基、低級アルコキシカルボ
    ニル基、置換されていてもよいアリールオキシカルボニ
    ル基、置換されていてもよいアラルキルオキシカルボニ
    ル基、カルバモイル基、モノ、もしくはジ低級アルキル
    カルバモイル基、置換されていてもよいアリールカルバ
    モイル基、アルデヒド基、ニトリル基、置換されていて
    もよい低級アルカノイル基、置換されていてもよいアロ
    イル基、ヒドロキシ基、低級アルコキシ基、置換されて
    いてもよいアリールオキシ基、ハロ低級アルコキシ基、
    低級アルカノイルオキシ基、置換されていてもよいアロ
    イルオキシ基、アミノ基、モノ、ジもしくはトリ低級ア
    ルキルアミノ基、置換されていてもよいアリールアミノ
    基、置換されていてもよいアラルキルアミノ基、ハロ低
    級アルキルアミノ基、置換されていてもよい低級アルカ
    ノイルアミノ基、置換されていてもよいアロイルアミノ
    基、ウレイド基、アルコキシカルボニルアミノ基、ニト
    ロ基、低級アルキルスルホニル基、アリールスルホニル
    基、メルカプト基、低級アルキルチオ基、置換されてい
    てもよいアラルキルチオ基、スルホンアミド基、低級ア
    ルキルスルホンアミド基、置換されていてもよいアリー
    ルスルホンアミド基、チオアミド基、スルホニルオキシ
    基、置換されていてもよい複素環式基を意味する〔ここ
    でR^9はR^1^0とともに、各々それらが結合する
    炭素原子と一緒になって5員環または6員環(この環は
    低級アルキル基または置換されていてもよいアリール基
    により置換されていてもよい)を形成してもよい〕。 そして、mは0または1の整数を示す]。
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