JPH0240347Y2 - - Google Patents
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- JPH0240347Y2 JPH0240347Y2 JP1986035053U JP3505386U JPH0240347Y2 JP H0240347 Y2 JPH0240347 Y2 JP H0240347Y2 JP 1986035053 U JP1986035053 U JP 1986035053U JP 3505386 U JP3505386 U JP 3505386U JP H0240347 Y2 JPH0240347 Y2 JP H0240347Y2
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Landscapes
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案はクルーズコントロール用アクチユエー
タの通気用ブリーザ構造に関する。
タの通気用ブリーザ構造に関する。
〈従来の技術〉
電動モータとギヤ装置とを用いたクルーズコン
トロール用アクチユエータは、温度変化によりケ
ーシング内部に結露を生ずる虞れがあり、また作
動中に自己発熱することから完全に密閉すること
が困難であり、呼吸作用を行なわせるべく、何ら
かの通気手段が不可欠である。
トロール用アクチユエータは、温度変化によりケ
ーシング内部に結露を生ずる虞れがあり、また作
動中に自己発熱することから完全に密閉すること
が困難であり、呼吸作用を行なわせるべく、何ら
かの通気手段が不可欠である。
しかるに、とくに電動モータなどは、湿気によ
りリークを生ずるなど極度に水分を嫌い、可及的
に浸水し難い構造をとることが望ましい。
りリークを生ずるなど極度に水分を嫌い、可及的
に浸水し難い構造をとることが望ましい。
従来、このような機械装置は、上記のような事
情を勘案し、通気口に長いチユーブを取付け、こ
のチユーブを浸水の虞れのない部位にまで引回す
構造が一般的に採用されていた。
情を勘案し、通気口に長いチユーブを取付け、こ
のチユーブを浸水の虞れのない部位にまで引回す
構造が一般的に採用されていた。
〈考案が解決しようとする問題点〉
しかしながら、上記した構造は、ブリーザチユ
ーブの取付作業及び固定手段を必要とし、アクチ
ユエータの位置によつてはブリーザチユーブの引
回しが困難な場合もあり、製造工程の煩雑化が避
けられなかつた。
ーブの取付作業及び固定手段を必要とし、アクチ
ユエータの位置によつてはブリーザチユーブの引
回しが困難な場合もあり、製造工程の煩雑化が避
けられなかつた。
このような従来技術の問題点に鑑み、本考案の
主な目的は、クルーズコントロール用アクチユエ
ータの内部に水が侵入し難いブリーザ構造を提供
することにある。
主な目的は、クルーズコントロール用アクチユエ
ータの内部に水が侵入し難いブリーザ構造を提供
することにある。
〈問題点を解決するための手段〉
このような目的は、本考案によれば、クルーズ
コントロール用アクチユエータのケーシングとカ
バーとにより郭成される空室のブリーザ構造であ
つて、前記ケーシングの周壁との対向面を有する
突部を前記ケーシングの内面に設けると共に前記
ケーシングまたは前記カバーにおける前記周壁と
前記突部との間の部分の近傍に前記空室の内外を
連通する通孔を設け、一方の面を開口させると共
に前記突部の前記対向面に沿う面を閉じて郭成さ
れたブリーザ室と、該ブリーザ室の周壁に形成さ
れた切欠部と、前記周壁から延出された係止片と
を有するバツフル体を弾性材にて一体成形し、前
記バツフル体を、前記開口を前記通孔に対向させ
ると共に前記切欠部を前記空室側に位置させたう
えで前記周壁と前記突部との間に弾発的に係止さ
せ、かつ前記ケーシングと前記カバーとで挟持す
ることを特徴とするクルーズコントロール用アク
チユエータのブリーザ構造を提供することにより
達成される。
コントロール用アクチユエータのケーシングとカ
バーとにより郭成される空室のブリーザ構造であ
つて、前記ケーシングの周壁との対向面を有する
突部を前記ケーシングの内面に設けると共に前記
ケーシングまたは前記カバーにおける前記周壁と
前記突部との間の部分の近傍に前記空室の内外を
連通する通孔を設け、一方の面を開口させると共
に前記突部の前記対向面に沿う面を閉じて郭成さ
れたブリーザ室と、該ブリーザ室の周壁に形成さ
れた切欠部と、前記周壁から延出された係止片と
を有するバツフル体を弾性材にて一体成形し、前
記バツフル体を、前記開口を前記通孔に対向させ
ると共に前記切欠部を前記空室側に位置させたう
えで前記周壁と前記突部との間に弾発的に係止さ
せ、かつ前記ケーシングと前記カバーとで挟持す
ることを特徴とするクルーズコントロール用アク
チユエータのブリーザ構造を提供することにより
達成される。
〈作用〉
このように、ケーシングとカバーとの間に別部
材からなるバツフル体を介設することにより、ケ
ーシングの構造を複雑化することなく、通孔と切
欠部とをもつて、容易にブリーザ通路を曲折した
迷路状とすることが可能となる。特に、バツフル
体を弾性に富む合成樹脂にて形成することによ
り、それ自体の弾発力をもつてケーシングにバツ
フル体を仮止めし得るため、何ら工程を煩雑化す
ることなく組付が行なえる。
材からなるバツフル体を介設することにより、ケ
ーシングの構造を複雑化することなく、通孔と切
欠部とをもつて、容易にブリーザ通路を曲折した
迷路状とすることが可能となる。特に、バツフル
体を弾性に富む合成樹脂にて形成することによ
り、それ自体の弾発力をもつてケーシングにバツ
フル体を仮止めし得るため、何ら工程を煩雑化す
ることなく組付が行なえる。
〈実施例〉
以下に添付の図面を参照して本考案の好適実施
例について詳細に説明する。
例について詳細に説明する。
第1図は本考案が適用されたクルーズコントロ
ール用電動アクチユエータ1を示しており、概ね
箱型をなすケーシング2の第1図に於ける左側の
開放端には、サイドケーシング3がOリング4を
介して図示されないビスを用いて固着されてい
る。
ール用電動アクチユエータ1を示しており、概ね
箱型をなすケーシング2の第1図に於ける左側の
開放端には、サイドケーシング3がOリング4を
介して図示されないビスを用いて固着されてい
る。
ケーシング2の側壁2aの中央部には、固定軸
5がケーシング2の内側に向けて突設されると共
に、該固定軸5と同心をなす環状溝2bが、側壁
2aの内面に凹設されている。そして環状溝2b
により形成された固定軸5の周囲のボス状部分2
cの外周面には、環状をなすステータとしての励
磁ユニツト6が、圧入により固着されている。
5がケーシング2の内側に向けて突設されると共
に、該固定軸5と同心をなす環状溝2bが、側壁
2aの内面に凹設されている。そして環状溝2b
により形成された固定軸5の周囲のボス状部分2
cの外周面には、環状をなすステータとしての励
磁ユニツト6が、圧入により固着されている。
ケーシング2の内側に突出した固定軸5の側壁
2a側の部分には、磁性体材料からなるウオーム
ホイール7が回転自在なように枢支されている。
このウオームホイール7は、側壁2aとの対向面
に矩形断面をなす環状溝7aが凹設されており、
この環状溝7aの内側に前記した励磁ユニツト6
を非接触に受容している。更に、ウオームホイー
ル7には、ケーシング2の第1図に於ける下側に
紙面の表裏方向に沿つて設けられたウオームギヤ
8が歯合しており、図示されないモータの駆動力
を伝達し得るようにされている。
2a側の部分には、磁性体材料からなるウオーム
ホイール7が回転自在なように枢支されている。
このウオームホイール7は、側壁2aとの対向面
に矩形断面をなす環状溝7aが凹設されており、
この環状溝7aの内側に前記した励磁ユニツト6
を非接触に受容している。更に、ウオームホイー
ル7には、ケーシング2の第1図に於ける下側に
紙面の表裏方向に沿つて設けられたウオームギヤ
8が歯合しており、図示されないモータの駆動力
を伝達し得るようにされている。
固定軸5のサイドケーシング3側の部分には、
ウオームホイール7の左側面と対向する側に、ク
ラツチホルダ9が固着されたピニオンギヤ10が
回転自在なように枢支されている。そして、クラ
ツチホルダ9とウオームホイール7との間には、
板ばね11を介してクラツチホルダ9に連結され
たアーマチユアプレート12が設けられている。
このアーマチユアプレート12は、板ばね11に
よりウオームホイール7と非接触なるようにクラ
ツチホルダ9に近接する向きに付勢されており、
その外周には、平歯車状の歯13が切設されてい
る。ウオームホイール7の左側面には、これらの
歯13のピツチに対応した位置に複数のピン14
が植設されており、ウオームホイール7とアーマ
チユアプレート12とが密接した際に、歯13と
ピン14とが係合するようにされている。これに
より、比較的小さな励磁電流で大きな伝達トルク
が得られる。
ウオームホイール7の左側面と対向する側に、ク
ラツチホルダ9が固着されたピニオンギヤ10が
回転自在なように枢支されている。そして、クラ
ツチホルダ9とウオームホイール7との間には、
板ばね11を介してクラツチホルダ9に連結され
たアーマチユアプレート12が設けられている。
このアーマチユアプレート12は、板ばね11に
よりウオームホイール7と非接触なるようにクラ
ツチホルダ9に近接する向きに付勢されており、
その外周には、平歯車状の歯13が切設されてい
る。ウオームホイール7の左側面には、これらの
歯13のピツチに対応した位置に複数のピン14
が植設されており、ウオームホイール7とアーマ
チユアプレート12とが密接した際に、歯13と
ピン14とが係合するようにされている。これに
より、比較的小さな励磁電流で大きな伝達トルク
が得られる。
更に、固定軸5の遊端は、サイドケーシング3
に凹設された軸受孔15に嵌入し、固定軸5が撓
むことがないようにされている。
に凹設された軸受孔15に嵌入し、固定軸5が撓
むことがないようにされている。
ピニオンギヤ10には、セクタギヤ16が歯合
している。このセクタギヤ16は、ケーシング2
の側壁2aとサイドケーシング3とのそれぞれに
設けられた軸受に回転自在なように軸支された回
転軸17に固着されており、回転軸17の両軸端
に螺着されたナツト17aにより軸線方向への抜
け止めがなされている。
している。このセクタギヤ16は、ケーシング2
の側壁2aとサイドケーシング3とのそれぞれに
設けられた軸受に回転自在なように軸支された回
転軸17に固着されており、回転軸17の両軸端
に螺着されたナツト17aにより軸線方向への抜
け止めがなされている。
サイドケーシング3から突出した回転軸17の
一方の端部には、Oリング18及びシールキヤツ
プ19により防水処理が施された上でレバー部材
20が固着されており、該レバー部材20は、図
示されないスロツトル弁に対して、ワイヤ及びリ
ンクを介して連結されている。
一方の端部には、Oリング18及びシールキヤツ
プ19により防水処理が施された上でレバー部材
20が固着されており、該レバー部材20は、図
示されないスロツトル弁に対して、ワイヤ及びリ
ンクを介して連結されている。
ケーシング2の側壁2aから突出した回転軸1
7の他端には、スイツチプレート21が固着され
ており、該スイツチプレート21のアーム21a
がリミツトスイツチ22に係合し、セクタギヤ1
6を介したレバー部材20の円弧運動の範囲を電
気的に規制している。そして、リミツトスイツチ
22は、ケーシング2の側壁2aの外面に対して
回路基板23を介して固着されており、この回路
基板23側のケーシング2の開放面は、板金をプ
レス加工してなるカバー24により、Oリング5
を介して閉塞されている。
7の他端には、スイツチプレート21が固着され
ており、該スイツチプレート21のアーム21a
がリミツトスイツチ22に係合し、セクタギヤ1
6を介したレバー部材20の円弧運動の範囲を電
気的に規制している。そして、リミツトスイツチ
22は、ケーシング2の側壁2aの外面に対して
回路基板23を介して固着されており、この回路
基板23側のケーシング2の開放面は、板金をプ
レス加工してなるカバー24により、Oリング5
を介して閉塞されている。
カバー24の第1図に於ける下端には、ブリー
ザ用の通孔26が穿設されており、この通孔26
の内側に装着された合成樹脂からなるバツフル体
27により、通気流が矢印Aで示すように曲折す
るようにされている。
ザ用の通孔26が穿設されており、この通孔26
の内側に装着された合成樹脂からなるバツフル体
27により、通気流が矢印Aで示すように曲折す
るようにされている。
側壁2aの第1図に於ける下側の周壁28の近
傍には、周壁28の内面に対向する側が内面凹の
円弧面を有し、カバー24との対向面の輪郭が概
ね扇形をなす突部29が突設されており、該突部
29の軸線方向端面に凹設された湾曲溝30に、
前記したバツフル体27が係合している。また、
側壁2aの上部には、通気孔31が穿設されてお
り、側壁2aとサイドケーシング3との間の空間
と、側壁2aとカバー24との間の空間とを互い
に連通している。また、側壁2aとカバー24と
の間の空間が通孔26を介して外部と連通してい
る。
傍には、周壁28の内面に対向する側が内面凹の
円弧面を有し、カバー24との対向面の輪郭が概
ね扇形をなす突部29が突設されており、該突部
29の軸線方向端面に凹設された湾曲溝30に、
前記したバツフル体27が係合している。また、
側壁2aの上部には、通気孔31が穿設されてお
り、側壁2aとサイドケーシング3との間の空間
と、側壁2aとカバー24との間の空間とを互い
に連通している。また、側壁2aとカバー24と
の間の空間が通孔26を介して外部と連通してい
る。
第2図に良く示されるように、バツフル体27
は、扇形をなす突部29の湾曲溝30にその軸線
方向端部を突入させる係止片41と、カバー24
の通孔26に対向する面が開放された箱形をなす
バツフル部分42とこれらを連結するように設け
られた連結板43とからなり、例えばポリエチレ
ン樹脂などにより一体的に成形されている。そし
てバツフル部分42に於けるケーシング2の側壁
2aに対向する面に切欠部44が設けられてい
る。
は、扇形をなす突部29の湾曲溝30にその軸線
方向端部を突入させる係止片41と、カバー24
の通孔26に対向する面が開放された箱形をなす
バツフル部分42とこれらを連結するように設け
られた連結板43とからなり、例えばポリエチレ
ン樹脂などにより一体的に成形されている。そし
てバツフル部分42に於けるケーシング2の側壁
2aに対向する面に切欠部44が設けられてい
る。
バツフル体27は、ケーシング2の周壁28及
びカバー24の内面に比較的隙間なく当接してお
り、バツフル部分42の内側にブリーザ室45を
郭成している。従つて、通気流は矢印Aで示すよ
うに、カバー24の通孔26に対しては縦方向の
流れにより外部とブリーザ室45とを連通し、バ
ツフル部分42の切欠部44に対しては、横方向
の流れとなつてケーシング2とカバー24との間
に郭成された空室と連通する。
びカバー24の内面に比較的隙間なく当接してお
り、バツフル部分42の内側にブリーザ室45を
郭成している。従つて、通気流は矢印Aで示すよ
うに、カバー24の通孔26に対しては縦方向の
流れにより外部とブリーザ室45とを連通し、バ
ツフル部分42の切欠部44に対しては、横方向
の流れとなつてケーシング2とカバー24との間
に郭成された空室と連通する。
本構造の場合には、周壁28の内面と湾曲溝3
0との間に係止片41とバツフル部分42とが弾
発的に係止し、これによりバツフル体27がケー
シング2に仮止めされる。
0との間に係止片41とバツフル部分42とが弾
発的に係止し、これによりバツフル体27がケー
シング2に仮止めされる。
第3図及び第4図は本考案の別の実施例を示し
ており、バツフル体27は、突部29の弧状をな
す内面に沿う湾曲板52と、突部29と周壁28
との間を塞ぐ側板51と、カバー24の内面に当
接する端板53と、これらにより郭成された内側
を左右二つのブリーザ室58,59に仕切る仕切
り板54とからなり、側板51と仕切り板54の
側端との間には、適度な間隙55が設けられてい
る。
ており、バツフル体27は、突部29の弧状をな
す内面に沿う湾曲板52と、突部29と周壁28
との間を塞ぐ側板51と、カバー24の内面に当
接する端板53と、これらにより郭成された内側
を左右二つのブリーザ室58,59に仕切る仕切
り板54とからなり、側板51と仕切り板54の
側端との間には、適度な間隙55が設けられてい
る。
ケーシング2の周壁28の内面に弾性的に当接
し得るように係止片56が、両側板51から外側
に向けて突設されている。更に、仕切り板54よ
りケーシング2の内側に位置する側板51の適所
には、切欠部57が設けられ、ケーシング2の周
壁28との間に間隙を形成するようにされてい
る。
し得るように係止片56が、両側板51から外側
に向けて突設されている。更に、仕切り板54よ
りケーシング2の内側に位置する側板51の適所
には、切欠部57が設けられ、ケーシング2の周
壁28との間に間隙を形成するようにされてい
る。
本実施例の場合、通気流は矢印Bで示すよう
に、通孔26に対しては縦方向の流れとなつて第
1のブリーザ室58に連通し、側板51と仕切り
板54との間の間隙55に対しては横方向の流れ
となつて第2のブリーザ室59に連通し、切欠部
57から周壁28の内面に沿つてケーシング2と
カバー24との間に郭成された空室に連通する。
本実施例の場合には、係止片56を撓ませつつ突
部29と周壁28との間にバツフル体27を挿入
すると、係止片56の反発力にてバツフル体27
がケーシング2に仮止めされる。尚、本実施例の
場合は、突部29の湾曲溝30を省略することが
できる。
に、通孔26に対しては縦方向の流れとなつて第
1のブリーザ室58に連通し、側板51と仕切り
板54との間の間隙55に対しては横方向の流れ
となつて第2のブリーザ室59に連通し、切欠部
57から周壁28の内面に沿つてケーシング2と
カバー24との間に郭成された空室に連通する。
本実施例の場合には、係止片56を撓ませつつ突
部29と周壁28との間にバツフル体27を挿入
すると、係止片56の反発力にてバツフル体27
がケーシング2に仮止めされる。尚、本実施例の
場合は、突部29の湾曲溝30を省略することが
できる。
次に上記したアクチユエータの動作について説
明する。クルーズコントロールが解除されている
際には、励磁ユニツト6には通電されていないた
め、アーマチユアプレート12は、板ばね11の
付勢力により左方に引寄せられており、ウオーム
ホイール7とは非接触であると同時に、歯13と
ピン14との係合も断たれている。そのため、セ
クタギヤ16は自由に旋回することができ、アク
セルペダルの操作に何等支障となることがない。
明する。クルーズコントロールが解除されている
際には、励磁ユニツト6には通電されていないた
め、アーマチユアプレート12は、板ばね11の
付勢力により左方に引寄せられており、ウオーム
ホイール7とは非接触であると同時に、歯13と
ピン14との係合も断たれている。そのため、セ
クタギヤ16は自由に旋回することができ、アク
セルペダルの操作に何等支障となることがない。
クルーズコントロールをONにすると、励磁ユ
ニツト6に通電され、アーマチユアプレート12
がウオームホイール7に向けて吸引される。その
ため、アーマチユアプレート12がウオームホイ
ール7に密着すると同時に、歯13とピン14と
が係合し、図示されないモータから与えられたウ
オームギヤ8の駆動力が、ウオームホイール7、
アーマチユアプレート12、クラツチホルダ9、
ピニオンギヤ10、及びセクタギヤ16へと順次
伝達され、レバー部材20を揺動運動させる。こ
のようにして所定の信号に応じてモータを正逆運
転させることにより、スロツトル弁を電気的に遠
隔操作し得ることとなる。
ニツト6に通電され、アーマチユアプレート12
がウオームホイール7に向けて吸引される。その
ため、アーマチユアプレート12がウオームホイ
ール7に密着すると同時に、歯13とピン14と
が係合し、図示されないモータから与えられたウ
オームギヤ8の駆動力が、ウオームホイール7、
アーマチユアプレート12、クラツチホルダ9、
ピニオンギヤ10、及びセクタギヤ16へと順次
伝達され、レバー部材20を揺動運動させる。こ
のようにして所定の信号に応じてモータを正逆運
転させることにより、スロツトル弁を電気的に遠
隔操作し得ることとなる。
〈考案の効果〉
このように、本考案によれば、容易にブリーザ
通路を曲折した迷路状通路とすることが可能とな
り、ブリーザチユーブなどによらず水を侵入し難
くすることができることから、製造工程の簡略化
に多大な効果を奏することができる。
通路を曲折した迷路状通路とすることが可能とな
り、ブリーザチユーブなどによらず水を侵入し難
くすることができることから、製造工程の簡略化
に多大な効果を奏することができる。
第1図はクルーズコントロール用アクチユエー
タの縦断面図である。第2図はバツフル体を詳細
に示す第1図の矢印方向からの部分的な斜視図
である。第3図は別の実施例を示す要部拡大断面
図である。第4図は第3図の矢印方向からのバ
ツフル体を示す斜視図である。 1……アクチユエータ、2……ケーシング、2
a……側壁、2b……環状溝、2c……ボス状部
分、3……サイドケーシング、4……Oリング、
5……固定軸、6……励磁ユニツト、7……ウオ
ームホイール、7a……環状溝、8……ウオーム
ギヤ、9……クラツチホルダ、10……ピニオン
ギヤ、11……板ばね、12……アーマチユアプ
レート、13……歯、14……ピン、15……軸
受孔、16……セクタギヤ、17……回転軸、1
7a……ナツト、18……Oリング、19……シ
ールキヤツプ、20……レバー部材、21……ス
イツチプレート、21a……アーム、22…リミ
ツトスイツチ、23……回路基板、24……カバ
ー、25……Oリング、26……通孔、27……
バツフル体、28……周壁、29……突部、30
……湾曲溝、31……通気孔、41……係止片、
42……バツフル部分、43……連結板、44…
…切欠部、51……側板、52……湾曲板、53
……端板、54……仕切り板、55……間隙、5
6……係止片、57……切欠部、58……第1の
ブリーザ室、59……第2のブリーザ室。
タの縦断面図である。第2図はバツフル体を詳細
に示す第1図の矢印方向からの部分的な斜視図
である。第3図は別の実施例を示す要部拡大断面
図である。第4図は第3図の矢印方向からのバ
ツフル体を示す斜視図である。 1……アクチユエータ、2……ケーシング、2
a……側壁、2b……環状溝、2c……ボス状部
分、3……サイドケーシング、4……Oリング、
5……固定軸、6……励磁ユニツト、7……ウオ
ームホイール、7a……環状溝、8……ウオーム
ギヤ、9……クラツチホルダ、10……ピニオン
ギヤ、11……板ばね、12……アーマチユアプ
レート、13……歯、14……ピン、15……軸
受孔、16……セクタギヤ、17……回転軸、1
7a……ナツト、18……Oリング、19……シ
ールキヤツプ、20……レバー部材、21……ス
イツチプレート、21a……アーム、22…リミ
ツトスイツチ、23……回路基板、24……カバ
ー、25……Oリング、26……通孔、27……
バツフル体、28……周壁、29……突部、30
……湾曲溝、31……通気孔、41……係止片、
42……バツフル部分、43……連結板、44…
…切欠部、51……側板、52……湾曲板、53
……端板、54……仕切り板、55……間隙、5
6……係止片、57……切欠部、58……第1の
ブリーザ室、59……第2のブリーザ室。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 クルーズコントロール用アクチユエータのケー
シングとカバーとにより郭成される空室のブリー
ザ構造であつて、 前記ケーシングの周壁との対向面を有する突部
を前記ケーシングの内面に設けると共に前記ケー
シングまたは前記カバーにおける前記周壁と前記
突部との間の部分の近傍に前記空室の内外を連通
する通孔を設け、 一方の面を開口させると共に前記突部の前記対
向面に沿う面を閉じて郭成されたブリーザ室と、
該ブリーザ室の周壁に形成された切欠部と、前記
周壁から延出された係止片とを有するバツフル体
を弾性材にて一体成形し、 前記バツフル体を、前記開口を前記通孔に対向
させると共に前記切欠部を前記空室側に位置させ
たうえで前記周壁と前記突部との間に弾発的に係
止させ、かつ前記ケーシングと前記カバーとで挟
持することを特徴とするクルーズコントロール用
アクチユエータのブリーザ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986035053U JPH0240347Y2 (ja) | 1986-03-11 | 1986-03-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986035053U JPH0240347Y2 (ja) | 1986-03-11 | 1986-03-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62147761U JPS62147761U (ja) | 1987-09-18 |
JPH0240347Y2 true JPH0240347Y2 (ja) | 1990-10-29 |
Family
ID=30844188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986035053U Expired JPH0240347Y2 (ja) | 1986-03-11 | 1986-03-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0240347Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5751940Y2 (ja) * | 1977-12-06 | 1982-11-12 | ||
JPS56104651U (ja) * | 1980-01-11 | 1981-08-15 |
-
1986
- 1986-03-11 JP JP1986035053U patent/JPH0240347Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62147761U (ja) | 1987-09-18 |
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