JPH0240211Y2 - - Google Patents
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- JPH0240211Y2 JPH0240211Y2 JP1984016717U JP1671784U JPH0240211Y2 JP H0240211 Y2 JPH0240211 Y2 JP H0240211Y2 JP 1984016717 U JP1984016717 U JP 1984016717U JP 1671784 U JP1671784 U JP 1671784U JP H0240211 Y2 JPH0240211 Y2 JP H0240211Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed seat
- lock shaft
- movable body
- inner end
- bearing hole
- Prior art date
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- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B13/00—Devices preventing the key or the handle or both from being used
- E05B13/10—Devices preventing the key or the handle or both from being used formed by a lock arranged in the handle
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B63/00—Locks or fastenings with special structural characteristics
- E05B63/24—Arrangements in which the fastening members which engage one another are mounted respectively on the wing and the frame and are both movable, e.g. for release by moving either of them
- E05B63/244—Arrangements in which the fastening members which engage one another are mounted respectively on the wing and the frame and are both movable, e.g. for release by moving either of them the striker being movable for latching, the bolt for unlatching, or vice versa
- E05B63/246—Emergency release from inside by releasing the striker
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B15/00—Other details of locks; Parts for engagement by bolts of fastening devices
- E05B15/02—Striking-plates; Keepers; Bolt staples; Escutcheons
- E05B15/0205—Striking-plates, keepers, staples
- E05B15/024—Striking-plates, keepers, staples adjustable
- E05B15/0245—Movable elements held by friction, cooperating teeth, or the like
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B65/00—Locks or fastenings for special use
- E05B65/0042—For refrigerators or cold rooms
- E05B65/0053—For refrigerators or cold rooms with safety release from inside
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Refrigerator Housings (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ウオークイン型の大型冷蔵庫や冷凍
庫等の扉を庫体に対し錠止する仮錠装置、更に詳
細に述べれば、庫内側から解錠操作できる仮錠装
置に関するものである。
庫等の扉を庫体に対し錠止する仮錠装置、更に詳
細に述べれば、庫内側から解錠操作できる仮錠装
置に関するものである。
ウオークイン型の冷蔵庫等では、庫内作業中に
扉が他者の誤操作又は偶発的な作用によつて閉止
鎖錠されたとき、閉じ込められた者が自らの操作
によつて扉を解錠開放できることが、安全対策上
必要である。
扉が他者の誤操作又は偶発的な作用によつて閉止
鎖錠されたとき、閉じ込められた者が自らの操作
によつて扉を解錠開放できることが、安全対策上
必要である。
本考案者は実願昭57−40978号(実開昭58−
143948号)によつて、受金装置を扉体枠壁に固着
される固定座と、該固定座に枢着される受金本体
とに分割構成し、庫内側からの押棒の操作によつ
て前記受金本体を回転させ、扉に装着したハンド
ル装置の掛金部材と前記受金本体の受金部材との
係合を解除するようにした仮錠装置を既に提案し
た。
143948号)によつて、受金装置を扉体枠壁に固着
される固定座と、該固定座に枢着される受金本体
とに分割構成し、庫内側からの押棒の操作によつ
て前記受金本体を回転させ、扉に装着したハンド
ル装置の掛金部材と前記受金本体の受金部材との
係合を解除するようにした仮錠装置を既に提案し
た。
しかし、この仮錠装置では前記固定座と受金本
体との連結を、大きな応力が作用したとき歪曲変
形し易い帯板状の拘止体で行なつているため、構
造的な堅牢性の増強には一定の制約があつた。
体との連結を、大きな応力が作用したとき歪曲変
形し易い帯板状の拘止体で行なつているため、構
造的な堅牢性の増強には一定の制約があつた。
また、固定座と可動本体の再組立は、前記拘止
体及びこれに接続された連動機構を所定位置に保
持しながら行わなければならないため、操作上煩
雑であつた。
体及びこれに接続された連動機構を所定位置に保
持しながら行わなければならないため、操作上煩
雑であつた。
更に、実願昭58−28305号(実開昭59−134655
号)で提案した仮錠装置では、可動本体に設けた
ロツク軸の軸受孔は内外に貫通したものであるた
め、内端面側の開口からロツク軸を押すことによ
つて、ロツク軸を可動本体側の軸受孔から固定座
側の軸受孔へと簡単に摺動させることができ、可
動本体と固定座の連結を容易に解くことができ
た。
号)で提案した仮錠装置では、可動本体に設けた
ロツク軸の軸受孔は内外に貫通したものであるた
め、内端面側の開口からロツク軸を押すことによ
つて、ロツク軸を可動本体側の軸受孔から固定座
側の軸受孔へと簡単に摺動させることができ、可
動本体と固定座の連結を容易に解くことができ
た。
従つて、本考案の目的は、固定座と可動本体と
の再組立が単一操作によつて簡単に行なえると共
に、受金装置の固定座と可動本体との連結構造が
堅牢であり、外部から両者の連結を解除できな
い、冷蔵庫等の仮錠装置を提供することである。
の再組立が単一操作によつて簡単に行なえると共
に、受金装置の固定座と可動本体との連結構造が
堅牢であり、外部から両者の連結を解除できな
い、冷蔵庫等の仮錠装置を提供することである。
以下図面の参照符号を用いて説明すると、本考
案の庫内側解錠可能な仮錠装置は、扉1に装着さ
れるハンドル装置2と、扉体枠壁3に装着される
受金装置4とから成り、前記受金装置4は、前記
庫体枠壁3に固着され、中央部に庫内側押棒8の
案内孔9を設けた固定座10と、前記ハンドル装
置2の掛金部材5が係脱する受金部材6を先端部
に具備し、外方基端部を固定座10の外端部に枢
着された可動本体7とから成り、固定座7の外端
部に作動レバー11の外端部を枢着し、可動本体
7の内方基端部7aに外端面43にのみ開口した
盲孔状の軸受孔13を設け、固定座10の内端部
10aに設けた軸受孔12にロツク軸14を摺動
及び回転可能に嵌挿し、ロツク軸14をバネ41
によつて内方に摺動付勢し、前記ロツク軸14の
中間部に突設した受動ピン15の基端部を、前記
固定座内端部10aの外端面に形成した傾斜カム
面16に当接させ、前記庫内側押棒8を押して前
記作動レバー11を回転させ、該作動レバー11
の内端部で前記受動ピン15を押して前記ロツク
軸14を回転させながら外方に摺動させ、ロツク
軸14の内端部を可動本体7の軸受孔13より脱
出させ、これによつて可動本体7を固定座10に
対して回転可能にするものである。
案の庫内側解錠可能な仮錠装置は、扉1に装着さ
れるハンドル装置2と、扉体枠壁3に装着される
受金装置4とから成り、前記受金装置4は、前記
庫体枠壁3に固着され、中央部に庫内側押棒8の
案内孔9を設けた固定座10と、前記ハンドル装
置2の掛金部材5が係脱する受金部材6を先端部
に具備し、外方基端部を固定座10の外端部に枢
着された可動本体7とから成り、固定座7の外端
部に作動レバー11の外端部を枢着し、可動本体
7の内方基端部7aに外端面43にのみ開口した
盲孔状の軸受孔13を設け、固定座10の内端部
10aに設けた軸受孔12にロツク軸14を摺動
及び回転可能に嵌挿し、ロツク軸14をバネ41
によつて内方に摺動付勢し、前記ロツク軸14の
中間部に突設した受動ピン15の基端部を、前記
固定座内端部10aの外端面に形成した傾斜カム
面16に当接させ、前記庫内側押棒8を押して前
記作動レバー11を回転させ、該作動レバー11
の内端部で前記受動ピン15を押して前記ロツク
軸14を回転させながら外方に摺動させ、ロツク
軸14の内端部を可動本体7の軸受孔13より脱
出させ、これによつて可動本体7を固定座10に
対して回転可能にするものである。
図示の実施例において、仮錠装置のハンドル装
置2はボルト等の適当な固着手段によつて扉1の
正面に固着され、仮錠装置の受金装置4の固定座
10はボルト等の適当な固着手段によつて庫体枠
壁3の正面に固着されている。受金装置4の可動
本体7には、2本のビス56によつて高さ調節板
55が固着され、この先端部にローラ型の受金部
材6が装備されている。ハンドル装置2の掛金部
材5はハンドル45を扉1正面と平行に倒伏させ
たとき、該受金部材6と係合し、扉1を固体枠壁
3に対し開放不能に錠止する。
置2はボルト等の適当な固着手段によつて扉1の
正面に固着され、仮錠装置の受金装置4の固定座
10はボルト等の適当な固着手段によつて庫体枠
壁3の正面に固着されている。受金装置4の可動
本体7には、2本のビス56によつて高さ調節板
55が固着され、この先端部にローラ型の受金部
材6が装備されている。ハンドル装置2の掛金部
材5はハンドル45を扉1正面と平行に倒伏させ
たとき、該受金部材6と係合し、扉1を固体枠壁
3に対し開放不能に錠止する。
押棒8用の案内孔9に関して扉1の反対側の固
定座端部、即ち固定座10の外端部には上下一対
の軸受ボス17,18が突設されている。可動本
体7の上下側壁19,20には、その外方基端部
に透孔21,22を設けてある。これら透孔2
1,22と前記軸受ボス17,18の透孔23,
24に嵌挿される枢軸棒25によつて、可動本体
7は固定座10に枢着されている。
定座端部、即ち固定座10の外端部には上下一対
の軸受ボス17,18が突設されている。可動本
体7の上下側壁19,20には、その外方基端部
に透孔21,22を設けてある。これら透孔2
1,22と前記軸受ボス17,18の透孔23,
24に嵌挿される枢軸棒25によつて、可動本体
7は固定座10に枢着されている。
固定座10には前記案内孔9を取巻いて正面側
と背面側に短円筒部52と53が突設されてい
る。断面U字状の支持板26は、その内端部側の
半円形状切欠47を前記短円筒部52に係合させ
て、固定座10正面に当接され、固定座10の透
孔50から支持板中央部の螺子筒部48に螺子込
まれる1本のビスによつて、固定座10に固着さ
れている。背面側の前記短円筒部53は、固定座
10を個体枠壁3に固着するに当つて、庫体枠壁
3の内外貫通孔44に嵌挿される。
と背面側に短円筒部52と53が突設されてい
る。断面U字状の支持板26は、その内端部側の
半円形状切欠47を前記短円筒部52に係合させ
て、固定座10正面に当接され、固定座10の透
孔50から支持板中央部の螺子筒部48に螺子込
まれる1本のビスによつて、固定座10に固着さ
れている。背面側の前記短円筒部53は、固定座
10を個体枠壁3に固着するに当つて、庫体枠壁
3の内外貫通孔44に嵌挿される。
該支持板26の一対の起立側壁27,28の外
端部には透孔29,30が設けられ、作動レバー
11の外端部突片には透孔31,32が設けられ
ている。作動レバー11は前記透孔29,30,
31及び32に嵌挿された枢軸ピン54によつて
支持板26、結局は固定座10外端部に枢着され
ている。
端部には透孔29,30が設けられ、作動レバー
11の外端部突片には透孔31,32が設けられ
ている。作動レバー11は前記透孔29,30,
31及び32に嵌挿された枢軸ピン54によつて
支持板26、結局は固定座10外端部に枢着され
ている。
第10図及び第13図に示したように、前記枢
軸ピン54に嵌合されたコイルバネ49の一端が
支持板26に当接する一方、該バネ49の他端が
作動レバー11に当接しているため、作動レバー
11は固定座10の正面方向に回転付勢され、前
記短円筒部52に当接している。このコイルバネ
49による回転付勢は、庫内側押棒8の押圧を止
めたときにおける作動レバー11の復帰動作を確
実にする。
軸ピン54に嵌合されたコイルバネ49の一端が
支持板26に当接する一方、該バネ49の他端が
作動レバー11に当接しているため、作動レバー
11は固定座10の正面方向に回転付勢され、前
記短円筒部52に当接している。このコイルバネ
49による回転付勢は、庫内側押棒8の押圧を止
めたときにおける作動レバー11の復帰動作を確
実にする。
ロツク軸14は上下2本使用され、固定座10
と可動本体7との連結強度が一段と増強されてい
る。各ロツク軸14の中間部には半径方向に螺子
孔51が設けられ、受動ピン15はこれに螺子込
まれている。固定座10の前記軸受ボス17,1
8間に形成した起立壁37の上下端部には、ロツ
ク軸14の小径外端部が回転及び摺動可能に嵌挿
される案内孔38,39を設けてある。第8図、
第11図及び第12図に示したように、前記起立
壁37とロツク軸14の中間段面40間には圧縮
コイル型のバネ41が圧入され、各ロツク軸14
は該バネ41によつて固定座内端部10aの方向
即ち扉1方向に摺動付勢されている。
と可動本体7との連結強度が一段と増強されてい
る。各ロツク軸14の中間部には半径方向に螺子
孔51が設けられ、受動ピン15はこれに螺子込
まれている。固定座10の前記軸受ボス17,1
8間に形成した起立壁37の上下端部には、ロツ
ク軸14の小径外端部が回転及び摺動可能に嵌挿
される案内孔38,39を設けてある。第8図、
第11図及び第12図に示したように、前記起立
壁37とロツク軸14の中間段面40間には圧縮
コイル型のバネ41が圧入され、各ロツク軸14
は該バネ41によつて固定座内端部10aの方向
即ち扉1方向に摺動付勢されている。
ロツク軸中間部の受動ピン15は、その基端部
周面にて固定座内端部10aの傾斜カム面16に
当接するのであるが、この傾斜カム面16が中心
角90度の螺旋状に形成されているため、上記バネ
41の摺動付勢によつて受動ピン15が傾斜カム
面16に沿つて摺動し、第11図及び第13図に
示した安定位置に到達したときには、ロツク軸1
4は第12図に示した後退位置より90度回転して
いることになる。
周面にて固定座内端部10aの傾斜カム面16に
当接するのであるが、この傾斜カム面16が中心
角90度の螺旋状に形成されているため、上記バネ
41の摺動付勢によつて受動ピン15が傾斜カム
面16に沿つて摺動し、第11図及び第13図に
示した安定位置に到達したときには、ロツク軸1
4は第12図に示した後退位置より90度回転して
いることになる。
前記作動レバー11の先端部分は断面逆U状に
形成され、翼片33,34を上下各側に張出して
いる。庫体枠壁3の内外貫通孔44と固定座中央
部の案内孔9を通して挿入した庫内側押棒8で作
動レバー11を押すと、作動レバー11は前記枢
軸ピン54を中心に回転し、前記翼片33,34
で前記受動ピン15を押す。かくして、ロツク軸
14は前記バネ41に抗して逆方向に90度回転し
ながら前記軸受孔12に沿つて外方に摺動する。
作動レバー11の回動の最終段階で、ロツク軸1
4の内端部が可動本体側の軸受孔13より脱出
し、これによつて固定座10に対する可動本体7
の拘束が解かれる。
形成され、翼片33,34を上下各側に張出して
いる。庫体枠壁3の内外貫通孔44と固定座中央
部の案内孔9を通して挿入した庫内側押棒8で作
動レバー11を押すと、作動レバー11は前記枢
軸ピン54を中心に回転し、前記翼片33,34
で前記受動ピン15を押す。かくして、ロツク軸
14は前記バネ41に抗して逆方向に90度回転し
ながら前記軸受孔12に沿つて外方に摺動する。
作動レバー11の回動の最終段階で、ロツク軸1
4の内端部が可動本体側の軸受孔13より脱出
し、これによつて固定座10に対する可動本体7
の拘束が解かれる。
ここで、押棒8を更に押すと、第3図及び第9
図に示したように可動本体7は前記枢軸棒25を
中心に外側に回転し、その受金部材6がハンドル
装置2の掛金部材5から離れる。かくして、庫体
枠壁3に対する扉1の錠止は、庫外側からハンド
ル装置2のハンドル45を引張りつて前記掛金部
材5を後退作動させなくても、庫内側から的確に
解除されるのである。
図に示したように可動本体7は前記枢軸棒25を
中心に外側に回転し、その受金部材6がハンドル
装置2の掛金部材5から離れる。かくして、庫体
枠壁3に対する扉1の錠止は、庫外側からハンド
ル装置2のハンドル45を引張りつて前記掛金部
材5を後退作動させなくても、庫内側から的確に
解除されるのである。
本実施例では、作動レバー11の内端部と前記
翼片33,34を正面視先細り状に形成してある
ため、作動レバー11による受動ピン15の駆動
が円滑かつ的確になされる。また、前記支持板2
6の起立棒27,28の内方先端部には、前記翼
片33,34が当接可能な突起35,36を設け
てあるため、作動レバー11は過剰回転を阻止さ
れ、翼片33,34が受動ピン15,15から離
脱することがない。
翼片33,34を正面視先細り状に形成してある
ため、作動レバー11による受動ピン15の駆動
が円滑かつ的確になされる。また、前記支持板2
6の起立棒27,28の内方先端部には、前記翼
片33,34が当接可能な突起35,36を設け
てあるため、作動レバー11は過剰回転を阻止さ
れ、翼片33,34が受動ピン15,15から離
脱することがない。
本実施例では、可動本体の内方基端部7aの外
端面43と固定座の内端部10aの内端面42
を、可動本体7の外端部の枢軸棒25を中心とす
る円弧の接線方向に傾斜した傾斜面に形成すると
共に、ロツク軸1の内端部を半球状に形成してあ
る。そのため、庫内側解錠後、前記枢軸棒25を
中心に可動本体7を逆回転させて、可動本体7と
固定座10を再組立するとき、可動本体の内方基
端部7aの外端面43によるロツク軸14の押込
み動作が無理なく円滑に行なわれる。
端面43と固定座の内端部10aの内端面42
を、可動本体7の外端部の枢軸棒25を中心とす
る円弧の接線方向に傾斜した傾斜面に形成すると
共に、ロツク軸1の内端部を半球状に形成してあ
る。そのため、庫内側解錠後、前記枢軸棒25を
中心に可動本体7を逆回転させて、可動本体7と
固定座10を再組立するとき、可動本体の内方基
端部7aの外端面43によるロツク軸14の押込
み動作が無理なく円滑に行なわれる。
可動本体の内方基端部7aの外端面43に押さ
れたロツク軸14は、前記バネ41の付勢に抗
し、また、前記傾斜カム面16と受動ピン15の
案内作用によつて回転しながら外方に摺動する。
可動本体の内方基端部7aの外端面43と固定座
の内端部10aの内端面42が当接したとき、前
記軸受孔12と13が互いに連通するため、ロツ
ク軸14は逆回転しながら内方に摺動し、内端部
が可動本体7側の軸受孔13に入り込む。これに
よつて可動本体7は固定座10に対して回転不能
に錠止され、再組立が完了する。前記傾斜カム面
16に当接する受動ピン15は、固定座内端部1
0aの内端面42からのロツク軸14の突出量を
規制するストツパーを兼ねている。
れたロツク軸14は、前記バネ41の付勢に抗
し、また、前記傾斜カム面16と受動ピン15の
案内作用によつて回転しながら外方に摺動する。
可動本体の内方基端部7aの外端面43と固定座
の内端部10aの内端面42が当接したとき、前
記軸受孔12と13が互いに連通するため、ロツ
ク軸14は逆回転しながら内方に摺動し、内端部
が可動本体7側の軸受孔13に入り込む。これに
よつて可動本体7は固定座10に対して回転不能
に錠止され、再組立が完了する。前記傾斜カム面
16に当接する受動ピン15は、固定座内端部1
0aの内端面42からのロツク軸14の突出量を
規制するストツパーを兼ねている。
以上のように本考案の仮錠装置では、受金装置
4の可動本体7を固定座10に回転不能に連結す
る手段としてロツク軸14を用い、固定座10の
内端部10aと可動本体7の内方基端部7aにそ
れぞれ設けた軸受孔12,13に該ロツク軸14
を嵌挿しているので、受金装置の固定座10と可
動本体7との連結構造が従来の帯板状体によるも
のと比べて一段と堅牢に構成され、耐久性が向上
する。
4の可動本体7を固定座10に回転不能に連結す
る手段としてロツク軸14を用い、固定座10の
内端部10aと可動本体7の内方基端部7aにそ
れぞれ設けた軸受孔12,13に該ロツク軸14
を嵌挿しているので、受金装置の固定座10と可
動本体7との連結構造が従来の帯板状体によるも
のと比べて一段と堅牢に構成され、耐久性が向上
する。
また、可動本体7を固定座10に向つて回動さ
せると、固定座内端部10aの内端面42より突
出したロツク軸14の内端部に可動本体の内方基
端部7aの外端面43が衝接して、ロツク軸14
を固定座側の軸受孔12に没入摺動させ、可動本
体7が正規位置まで回転した終局段階では、ロツ
ク軸14の内端部がバネ41の摺動付勢によつて
可動本体7側の軸受孔13に自動的に進入し、こ
れによつて可動本体7が固定座10に再度連結さ
れる。このように本考案の仮錠装置では、受金装
置4の固定座10と可動本体7の再組立が、可動
本体7の回動という単一操作のみによつて完全に
遂行されるのであり、操作の簡便性に優れてい
る。
せると、固定座内端部10aの内端面42より突
出したロツク軸14の内端部に可動本体の内方基
端部7aの外端面43が衝接して、ロツク軸14
を固定座側の軸受孔12に没入摺動させ、可動本
体7が正規位置まで回転した終局段階では、ロツ
ク軸14の内端部がバネ41の摺動付勢によつて
可動本体7側の軸受孔13に自動的に進入し、こ
れによつて可動本体7が固定座10に再度連結さ
れる。このように本考案の仮錠装置では、受金装
置4の固定座10と可動本体7の再組立が、可動
本体7の回動という単一操作のみによつて完全に
遂行されるのであり、操作の簡便性に優れてい
る。
更に本考案では、固定座内端部10aに形成し
た軸受孔12が内外に貫通したものであるのに対
して、可動本体7の内方基端部7aに設けた軸受
孔13は、内方基端部7aの外端面43のみに開
口した盲状のものである。即ち、軸受孔13は内
方基端部7aの内端面には全く開口していないの
で、ロツク軸14の内端部をこちら側から押圧操
作してロツク軸14を軸受孔13より押出すこと
ができない。そのため、ロツク軸14による固定
座10と可動本体7との連結状態の保持は堅固で
あり、係止鎖錠の信頼性においても優れたもので
ある。
た軸受孔12が内外に貫通したものであるのに対
して、可動本体7の内方基端部7aに設けた軸受
孔13は、内方基端部7aの外端面43のみに開
口した盲状のものである。即ち、軸受孔13は内
方基端部7aの内端面には全く開口していないの
で、ロツク軸14の内端部をこちら側から押圧操
作してロツク軸14を軸受孔13より押出すこと
ができない。そのため、ロツク軸14による固定
座10と可動本体7との連結状態の保持は堅固で
あり、係止鎖錠の信頼性においても優れたもので
ある。
第1図は本考案の一実施例に係る仮錠装置を装
着した冷蔵庫の要部正面図、第2図は該仮錠装置
を装着した冷蔵庫の要部底面図である。第3図は
前記仮錠装置における受金装置部分の斜視図、第
4図は該受金装置の分解斜視図である。第5図は
該受金装置の左側面図、第6図は該受金装置の正
面図、第7図は該受金装置の右側面図、第8図は
該受金装置の背面図、第9図は該受金装置の底面
図である。第10図は第6図の10−10線矢視
断面図、第11図は作動レバーと支持板の図示を
省略した第6図の11−11線矢視断面図、第1
2図はロツク軸が外方摺動したときの第11図に
対応した断面図である。第13図は該受金装置の
固定座部分の正面図、第14図は該固定座の右側
面図である。 1……扉、2……ハンドル装置、3……庫体枠
壁、4……受金装置、5……掛金部材、6……受
金部材、7……可動本体、7a……内方基端部、
8……庫内側押棒、9……案内孔、10……固定
座、10a……内端部、11……作動レバー、1
2,13……軸受孔、14……ロツク軸、15…
…受動ピン、16……傾斜カム面、25……枢軸
棒、26……支持板、33,34……翼片、3
5,36……制止用突起、41……バネ、45…
…ハンドル、54……枢軸ピン。
着した冷蔵庫の要部正面図、第2図は該仮錠装置
を装着した冷蔵庫の要部底面図である。第3図は
前記仮錠装置における受金装置部分の斜視図、第
4図は該受金装置の分解斜視図である。第5図は
該受金装置の左側面図、第6図は該受金装置の正
面図、第7図は該受金装置の右側面図、第8図は
該受金装置の背面図、第9図は該受金装置の底面
図である。第10図は第6図の10−10線矢視
断面図、第11図は作動レバーと支持板の図示を
省略した第6図の11−11線矢視断面図、第1
2図はロツク軸が外方摺動したときの第11図に
対応した断面図である。第13図は該受金装置の
固定座部分の正面図、第14図は該固定座の右側
面図である。 1……扉、2……ハンドル装置、3……庫体枠
壁、4……受金装置、5……掛金部材、6……受
金部材、7……可動本体、7a……内方基端部、
8……庫内側押棒、9……案内孔、10……固定
座、10a……内端部、11……作動レバー、1
2,13……軸受孔、14……ロツク軸、15…
…受動ピン、16……傾斜カム面、25……枢軸
棒、26……支持板、33,34……翼片、3
5,36……制止用突起、41……バネ、45…
…ハンドル、54……枢軸ピン。
Claims (1)
- 扉に装着されるハンドル装置と、庫体枠壁に装
着される受金装置とから成る仮錠装置であつて、
前記受金装置は、前記庫体枠壁に固着され、中央
部に庫内側押棒の案内孔を設けた固定座と、前記
ハンドル装置の掛金部材が係脱する受金部材を先
端部に具備し、外方基端部を固定座の外端部に枢
着された可動本体とから成り、固定座の外端部に
作動レバーの外端部を枢着し、可動本体の内方基
端部に外端面にのみ開口した盲孔状の軸受孔を設
け、固定座の内端部に設けた軸受孔にロツク軸を
摺動及び回転可能に嵌挿し、該ロツク軸の内端部
が可動本体の前記軸受孔に係合するようロツク軸
を固定座内端部に向つてバネで摺動付勢し、前記
固定座内端部の外端面に形成した傾斜カム面に、
ロツク軸の中間部に突設した受動ピンの基端部を
当接させ、前記庫内側押棒を押して前記作動レバ
ーを回転させ、該作動レバーの内端部で前記受動
ピンを押して前記ロツク軸を回転させながら外方
に摺動させ、ロツク軸内端部を可動本体の軸受孔
より脱出させる庫内側解錠可能な冷蔵庫等の仮錠
装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984016717U JPS60129460U (ja) | 1984-02-10 | 1984-02-10 | 庫内側解錠可能な冷蔵庫等の仮錠装置 |
KR2019840005186U KR890004060Y1 (ko) | 1984-02-10 | 1984-05-31 | 고(庫)내측 해정(解錠)가능한 냉장고등의 가정(假錠)장치 |
DE8484106300T DE3473488D1 (en) | 1984-02-10 | 1984-06-01 | Lock for refrigerator or the like which can be unlocked from inside thereof |
EP84106300A EP0151672B1 (en) | 1984-02-10 | 1984-06-01 | Lock for refrigerator or the like which can be unlocked from inside thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984016717U JPS60129460U (ja) | 1984-02-10 | 1984-02-10 | 庫内側解錠可能な冷蔵庫等の仮錠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60129460U JPS60129460U (ja) | 1985-08-30 |
JPH0240211Y2 true JPH0240211Y2 (ja) | 1990-10-26 |
Family
ID=11924015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984016717U Granted JPS60129460U (ja) | 1984-02-10 | 1984-02-10 | 庫内側解錠可能な冷蔵庫等の仮錠装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0151672B1 (ja) |
JP (1) | JPS60129460U (ja) |
KR (1) | KR890004060Y1 (ja) |
DE (1) | DE3473488D1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101575921B (zh) * | 2008-05-07 | 2011-07-20 | 温州市通用锁具有限公司 | 报警锁 |
CN101949629A (zh) * | 2010-08-16 | 2011-01-19 | 海尔集团公司 | 冰箱及其锁紧装置 |
KR101422810B1 (ko) * | 2013-05-16 | 2014-07-24 | 주식회사 공진 | 냉장 및 냉동고용 캣쳐 해제장치 |
JP7211728B2 (ja) * | 2018-07-24 | 2023-01-24 | Ykk Ap株式会社 | ラッチ受け及び建具 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3936086A (en) * | 1974-06-07 | 1976-02-03 | Kason Hardware Corporation | Inside safety release latch device |
-
1984
- 1984-02-10 JP JP1984016717U patent/JPS60129460U/ja active Granted
- 1984-05-31 KR KR2019840005186U patent/KR890004060Y1/ko not_active IP Right Cessation
- 1984-06-01 EP EP84106300A patent/EP0151672B1/en not_active Expired
- 1984-06-01 DE DE8484106300T patent/DE3473488D1/de not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR890004060Y1 (ko) | 1989-06-17 |
KR850009596U (ko) | 1985-12-05 |
EP0151672A2 (en) | 1985-08-21 |
EP0151672A3 (en) | 1986-06-04 |
JPS60129460U (ja) | 1985-08-30 |
DE3473488D1 (en) | 1988-09-22 |
EP0151672B1 (en) | 1988-08-17 |
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