JPH0240118Y2 - - Google Patents

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JPH0240118Y2
JPH0240118Y2 JP1983156565U JP15656583U JPH0240118Y2 JP H0240118 Y2 JPH0240118 Y2 JP H0240118Y2 JP 1983156565 U JP1983156565 U JP 1983156565U JP 15656583 U JP15656583 U JP 15656583U JP H0240118 Y2 JPH0240118 Y2 JP H0240118Y2
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JP
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water
water supply
wall
supply pipe
handwash
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JP1983156565U
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、壁面に一部埋め込んで取り付ける手
洗器装置に関する。
〔従来の技術〕
手洗器は通常便所内とか便所入口近くの廊下等
の狭い場所に設置される。そのため、手洗ボウル
は人の動作や通行に妨げとならないよう前方への
突出量を小さくし、手指を洗うことのできる程度
の小さなものとなつている。
この手洗いボウルの奥行寸法を大きくする手段
として、手洗器の奥側の一部を壁面内に投入させ
て取り付けるタイプのものがある。
第1図と第2図はその一例を示すもので、壁面
W内に背面部50が埋設され、ボウル51が前方
に小量だけ突出している。52はボウル51上位
に壁面W側から突出するように取付けられる吐水
具で、給水栓53からの給水配管は壁面W内かそ
の裏面に設ける必要がある。
従つて、この壁押込み型の手洗器では、給水配
管の施工条件が限定され、汎用性に劣るという問
題があつた。
また、給水配管は壁面W内若しくはその裏側に
設けられるので、漏水の発見が困難で壁面Wを汚
損するとともに、修理も壁面Wを解体しなければ
ならず、作業が煩雑となる欠点もある。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案の目的は、手洗器の奥側の一部を壁面内
に没入させて取り付けるタイプにおいて、給水配
管工事を簡単に行うことができ、しかも、その取
付け箇所の制限を少なくした手洗器装置を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の手洗器装置は、上部側に貫設した吐水
具取付孔を有し且つ後方に突出して壁内に埋めこ
まれる膨出部を形成した前面パネルと前記膨出部
の下部にボウルを形成して前記前面パネルの下端
よりも上レベルにおいて前方に突出するカウンタ
とからなる手洗器本体と、該カウンタを上下に貫
通して固定した給水栓と、該給水栓の下側から前
記前面パネルを貫通して前記吐水具取付孔まで前
記膨出部の背面あるいは側面に沿つて配管された
給水管と、該給水管を前記膨出部の裏面側から前
記吐水具取付孔に嵌め込んだ継手本体と、該継手
本体の前面に取付けた吐水具とを備えたことによ
つてその目的を達成した。
〔作用〕
手洗ボウル、カウンタ、前面パネル等からなる
手洗器本体と、給水栓と、それに給水栓から吐水
具に向かう給水管とを現場において一体化した状
態で建屋の壁に埋め込み据付けができ、施工が簡
単になる。
〔実施例〕
〔第1の実施例〕 第3図は本考案の手洗器装置の正面図、第4図
は手洗器本体の一部切欠平面図、第5図は本考案
の手洗器装置を壁面に固定したときの一部切欠側
面図を示す。
第7図は手洗器装置の壁面への固定要領を示す
縦断面図である。
第3図は本考案の手洗器装置100の正面図を
示す。この手洗器装置100は陶磁器製の手洗器
本体1を備えている。
第4図は手洗器本体の一部切欠平面図である。
同図に示すように、この手洗器本体1は排水口2
をその略中央に開設したボウル3を中央下部に凹
設してなり、さらに同ボウル3による凹設空間に
連続して壁面内に埋まり込む膨出部4が形成され
ている。ボウル3の上端左右にはカウンタ5が形
成され、同カウンタ5から膨出部4の全周面に亘
つて額縁状の前面パネル6がその裏面6aを壁面
への当接部として形成されている。また、7は右
側のカウンタ5に開設される給水栓取付孔を示
す。
8aは手洗器本体1の上下両部に設けられたビ
ス孔を示し、9は膨出部4の上部に開設される吐
水具取付孔を示す。
第5図は本考案の手洗器装置を壁面に固定した
ときの一部切欠側面図を示す。
同図と先の第3図に示すように、第4図に示す
給水栓取付孔7には給水栓10が固定されて、こ
の給水栓10に給水管11が連通され、手洗器本
体1の背面に沿つて配置され、その先端に継手本
体12が取付けられ、さらに前記の吐水具取付孔
9内に差し込まれている。
第6図は継手本体12に前面から取付けられる
吐水具Aを示し、同吐水具Aは泡沫具13を有し
たブツシユ14によつて継手本体12に接続され
手洗器本体1に一体化される。
同吐水具Aは、後述するように、壁に取付けら
れる前に継手本体に接続していても良いし、ま
た、壁に取付け後接続しても良い。
手洗器装置100の現場における組立て手順は
次のとおりである。
予め継手本体12を取付けた給水管11を手洗
器本体1の背面に沿つて配置し、継手本体12を
吐水具取付孔9内に挿入し、泡沫具13を取付け
たブツシユ14を継手本体12に連結して上端を
固定し、給水管11の下端側を前面パネル6の下
部に開設された通孔6b内に挿し込む。通孔6b
部分をナツト18で支持することにより、給水管
11の下端を固定する。
さらに、給水栓10を給水栓取付孔7に取付
け、給水管11を袋ナツト19及びパツキン(図
示せず)を介して同給水栓10の二次側吐出口1
0aに連結することにより、手洗器本体1にその
背部を巡る給水管11及び吐水具Aが一体化され
る。
第7図は給水管11及び吐水具A等を予め一体
化した手洗器装置100を第3図に示す壁Wに取
付ける状態を示す。
同図に示すように、手洗器本体1にその背部を
巡る給水管11及び吐水具Aを一体化した手洗器
装置100は、ビス8を手洗器本体1に開けたビ
ス孔8aに通し、このビス8を壁面に組み込んだ
木枠Fにねじ込むことによつて固定する。そし
て、この固定後に、第3図の破線で示すように給
水栓10に供給管15を連結するとともに排水口
2に排水管17を接続することによつて、据付け
が完了する。
以上のように、壁面W内部側から吐水する構成
であるが、給水及び排水のための配管接続は壁面
Wの前面側で行なうことができる。しかも、給水
系の接続部分は壁面W内に位置せず、壁面W内で
漏水して汚損することがない。
なお、本実施例では手洗器本体1が壁面W内に
突出する部分は、給水系も含めて約60mmであり、
一般建造物の壁面内に納めることができ、鉄骨構
造の場合の筋交い等があつても支障なく据付ける
ことができる。また、ボウル3部分の突出寸法は
170mm程度とすることができ、ボウル3の有効奥
行寸法が約200mmとなつて手を洗うには十分な容
量のものとできる。
〔第2の実施例〕 第8図は第1の実施例のボウル3の有効奥行寸
法をさらに大きくした第2実施例を示す。
この例の場合、これは、給水管11が膨出部4
の側部に沿つて通る配管構造としたもので、壁厚
に限界があるような場合でも容易に据付けること
ができる。
なお、第1及び第2の実施例とも吐水具Aを膨
出部4の正面の上部に設けた例を示しているが、
その取付け箇所は、これに特定されるものではな
く、膨出部4の垂直壁上部や側方上部に設けるこ
とも可能である。
〔考案の効果〕
本考案に係る手洗器はその構成により下記の効
果を奏する。
給水系に付帯する手洗器本体への給水と排水
の配管接続を壁面前方側で行なえるので据付作
業が簡単であり、手洗器本体を取外す場合も壁
面を解体することなく容易に行なうことができ
る。
壁面内部には給水系の接続部が位置しないの
で壁面中に漏水して損することがなく、漏水し
たとしてもその目視確認が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の手洗器装置の一例を
示す正面図及び側面図を示す。第3図〜第7図は
本考案の第1の実施例を説明するための図であ
る。第3図は本考案に係る手洗器装置の正面図、
第4図は手洗器本体の一部切欠正面図、第5図は
本考案の手洗器装置を壁面に固定したときの一部
切欠側面図、第6図は吐水具を分解して示す側面
図、第7図は手洗器装置を壁面に固定する要領を
示す縦断面図である。第8図は第2実施例の手洗
器装置を壁面に固定したときの一部切欠側面図で
ある。 1……手洗器本体、3……ボウル、4……膨出
部、5……カウンタ、6……前面パネル、6a…
…前面パネルの裏面、10……給水栓、11……
給水管、100……手洗器装置、A……吐水具、
W……壁面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上部側に貫設した吐水具取付孔9を有し且つ後
    方に突出して壁内に埋めこまれる膨出部4を形成
    した前面パネル6と、前記膨出部4の下部にボウ
    ル3を形成して前記前面パネル6の下端よりも上
    レベルにおいて前方に突出するカウンタ5とから
    なる手洗器本体1と、 該カウンタ5を上下に貫通して固定した給水栓
    10と、 該給水栓10の下側から前記前面パネル6を貫
    通して前記吐水具取付孔9まで前記膨出部4の背
    面あるいは側面に沿つて配管された給水管11
    と、 該給水管11を前記膨出部4の裏面側から前記
    吐水具取付孔9に嵌め込んだ継手本体12と、 該継手本体12の前面に取付けた吐水具Aとを
    有する手洗器装置。
JP15656583U 1983-10-07 1983-10-07 手洗器 Granted JPS6066758U (ja)

Priority Applications (1)

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JP15656583U JPS6066758U (ja) 1983-10-07 1983-10-07 手洗器

Applications Claiming Priority (1)

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JP15656583U JPS6066758U (ja) 1983-10-07 1983-10-07 手洗器

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Publication Number Publication Date
JPS6066758U JPS6066758U (ja) 1985-05-11
JPH0240118Y2 true JPH0240118Y2 (ja) 1990-10-26

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ID=30345430

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JP15656583U Granted JPS6066758U (ja) 1983-10-07 1983-10-07 手洗器

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4317406Y1 (ja) * 1965-05-14 1968-07-19
JPS4319006Y1 (ja) * 1965-04-27 1968-08-07

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4319006Y1 (ja) * 1965-04-27 1968-08-07
JPS4317406Y1 (ja) * 1965-05-14 1968-07-19

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Publication number Publication date
JPS6066758U (ja) 1985-05-11

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