JPH0239981A - 感熱転写体 - Google Patents

感熱転写体

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JPH0239981A
JPH0239981A JP18967088A JP18967088A JPH0239981A JP H0239981 A JPH0239981 A JP H0239981A JP 18967088 A JP18967088 A JP 18967088A JP 18967088 A JP18967088 A JP 18967088A JP H0239981 A JPH0239981 A JP H0239981A
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adhesive
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intermediate layer
ink
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JP18967088A
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English (en)
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Yoshihisa Takizawa
吉久 滝沢
Masanobu Asaoka
正信 朝岡
Hiroshi Sato
博 佐藤
Tsugihiro Fukuda
福田 次宏
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J31/00Ink ribbons; Renovating or testing ink ribbons

Landscapes

  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野j 本発明は、例えばサーマルヘッドプリンタのインクリボ
ン等として有用な感熱転写体に関する。
〔従来の技術1 近年、情報産業の急速な発展に伴ない、種々の情報処理
システムが開発され、また、それぞれの情報処理システ
ムに適した記録方法および装置も開発、採用されている
。このような記録方法の一つとして、感熱記録紙を用い
た感熱記録方法は、使用する装置が軽量かつコンパクト
で騒音がなく、操作性、保守性にも優れており、最近広
く使用されている。
しかし感熱記録方法に用いられる記録紙のうち、通常の
感熱記録紙は、発色剤と顕色剤とを含有する発色型の加
工紙であるため高価であり、また記録の改ざんが可能で
、記録紙が熱や有機溶剤により容易に発色したり、比較
的短時間に記録像が退色するなど記録の保存性が悪い欠
点を有する。
上記した感熱記録方法の長所を維持し、感熱記録紙の使
用に伴なう欠点を補うものとして、最近特に注目されて
いるのが感熱転写体を用いた感熱転写記録方法である。
この感熱転写記録方法は、一般に、シート状の支持体上
に、熱溶融性バインダー中に着色剤を分散させてなる熱
転写性インクを溶融塗布してなる感熱転写体を用い、こ
の感熱転写体をその熱転写性インク層が被転写体に接す
るように被転写体に重畳し、感熱転写体の支持体側から
熱ヘツドにより熱を供給して溶融したインク層を被転写
体に転写することにより、被転写体上に熱供給形状に応
じた転写インク像を形成するものである。この方法によ
れば、感熱記録方法の上記した利点を維持し且つ普通紙
を被転写体として使用可能なので、上記した感熱記録紙
の使用に伴なう欠点も除くことができる。
しかしながら、従来の感熱転写記録方法にも欠点がない
訳ではない。それは、従来の感熱転写記録方法は転写記
録性能、すなわち印字品質が被転写体の表面平滑度によ
り大きく影響され、平滑性の高い被記録体には良好な印
字が行なわれるが、平滑性の低い被記録体の場合には著
しく印字品質が低下することである。しかし、最も典型
的な被記録体である紙を使用する場合にも、平滑性の高
い紙はむしろ特殊であり、通常の紙は繊維の絡み合いに
より種々な程度の凹凸を有する。したがって表面凹凸の
大きい紙の場合には印字時に熱溶融したインクが紙の記
録部全面に転写できず表面の凸部あるいはその近傍にの
み浸透付着するため、印字された像のエツジ部がシャー
プでなかったり、像の一部が欠けたりして、印字品質を
低下させることになる。
また、従来の感熱転写体の熱転写性インク層は、先にも
述べたように、熱溶融性バインダー中に着色剤を分散さ
せたものであるが、この熱溶融性バインダーは可逆的な
熱溶融性を有し、また比較的腕いために、熱転写後の印
字像も脆くなりがちであり、且つ高温下では、軟化ない
し再溶融することがある。そのため印字部表面が擦れた
場合には汚れや剥れが生じ易(、また重ね積みした場合
には裏移りなどの現象が生じる。
これら、熱転写記録方法の欠点の改良技術として、例え
ば支持体上に第1インク層(剥離層)、第2インク層(
接着層)の2層構成のインク層からなり第2インク層の
凝集力、溶融粘度が第1インクの凝集力、溶融粘度より
大きくする感熱転写体が提唱されている。すなわち第1
インク層は凝集力、及び溶融粘度を第2インク層より小
さくすることにより支持体から剥離しやすく作用し、第
2インク層は凝集力、溶融粘度が比較的大きいため被記
録体上に過度に浸透することなく皮膜状態を維持しつつ
付着しているため、表面平滑性の悪い被転写体に対して
も鮮明な印字像が得られる。
しかし得られた印字像は、被記録体上に過度に浸透せず
、皮膜性を有しているため、印字部分の修正及び改ざん
が可能であり、かつ耐擦過性が悪く、耐久性を有してい
なかった。
本発明の主な目的は、耐改ざん性、耐擦過性、耐久性に
優れ、且つ他の印字品質も十分である感熱転写体を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段1 本発明は、支持体と接し且つ転写時に該支持体と剥離す
るための剥離インク層と、該剥離インク層上に形成され
且つ転写時に被記録体と接着するための接着インク層と
を支持体上に有する感熱転写体において、該剥離インク
層と該接着インク層との間に凝集力が4 g / c 
m〜60g / c mの中間インク層を有することを
特徴とする感熱転写体である。
以下、上記3種のインク層を各々、剥離層、接着層、中
間層と略称する。
本発明における中間層の凝集力は以下に記載した方法に
より測定したものである。
測定方法: 6μmのポリエステルフィルム上に剥離層、中間層、接
着層等の各層を順次積層した本発明の感熱転写体の接着
層上に粘着テープを貼り合わせる。次いで粘着テープを
引きはがし、中間層で分断させ、このときの凝集力を次
の測定条件で測定する。なお、中間層で凝集破壊したこ
とは目視にて確認する。
測定条件: 使用機器  引張強度試験機、テンシロンRTM−l0
0、■オリエンチック製 試   料   7.5mm幅 測定角度  90゜ 測定速度  200mm/min 測定温度  室温(25℃) [作用] 以下、剥離層と接着層との間に凝集力が4g/cm〜6
0g/cmである中間層を有することによる本発明の作
用および効果について説明する。
第1図は、本発明の感熱転写体の一例を示す模式的部分
断面図であり、支持体ll上に、剥離層12、中間層1
3、接着層14が順次積層されたインク層20を有する
ものである。また、図中、剥離層の支持体への接着力を
F l 、剥離層、中間層、接着層の凝集力をそれぞれ
F2 、F4 、 F6 、剥離層と中間層、中間層と
接着層の接着力をそれぞれF3 、FS 、接着層の被
転写体への接着力をF7と示す。
このような本発明の感熱転写体により印字像等の転写像
を形成するには、支持体側から熱ヘツド等より所望の転
写像に応じた形状にて熱を供給して、インク層をその形
状に応じて溶融または軟化させて転写することにより行
なう。したがって、その転写の際には、加熱部のインク
層20は、剥離層12が凝集破壊等することにより支持
体11から離れ、被転写体上に転写される。一方、非加
熱部のインク層20は転写されない。もし、非加熱部の
インク層20が被転写体に転写すると、その部分はいわ
ゆる地汚れとなる。地汚れを発生させないためには、以
下の関係■をみたす必要がある。
Ft <Ft、Fz、F3.F4.Fs、Fa  ・・
・■第2図は、上記転写像形成後の被転写体15に転写
されたインク層を示す模式的部分断面図である。なお、
加熱転写後の各層の凝集力や接着力は通常変化し、図中
、剥離層、中間層、接着層の凝集力をそれぞれfz、f
4、f6、剥離層と中間層、中間層と接着層の接着力を
それぞれf5、fs、接着層の被転写体への接着力をf
7で示す。通常、f7はF、と比較すると、非常に大き
な値となる。一方、fz、fs、f4、fs、f6は転
写前のF2、F3.F4、F、、F6と比較してそれぞ
れ同等かそれ以上の値となる。ここで、転写されたイン
ク層の耐改ざん性、耐擦過性等の点のみを考慮するなら
ば、f2〜fyは以下の関係■または■をみたせばよい
f7.fs、fs>fz   ・・・■f6.fe、f
s>fa   ・・・■上記■または■の関係をみたし
、且つft〜f6が十分に高い値であれば、例えば粘着
テープで剥離しようとしたり、消ゴムで摺擦したりして
も、剥離層12または中間層13が凝集破壊されるのみ
であり、被転写体15上には接着層15が十分に濃いイ
ンク層として残存する。
なお、上記■および■の関係において、faについて示
していないが、これはfaと他のfz、f4等との大小
関係が耐改ざん性にあまり影響無いからである。
以上述べたように、上記■または■の関係と先に述べた
■の関係の双方をみたすと良好な感熱転写体となるので
ある。
第3図は転写前および転写後における中間層の凝集力F
4およびf4を示すグラフである。先に述べたように、
通常、中間層の凝集力は加熱転写により高くなるかまた
は同じままである。ここで■の関係をみたすには、F4
はF、よりも高い必要がある。更に、■または■の関係
をみたすには、fs、fsおよびf、のうちで最小の値
min (f s、 f a、 f 7)よりもfzま
たはf4が低い必要がある。
ここでF7すなわち転写時の非加熱部における接着層の
被転写体への接着力の具体的数値について述べる6表面
平滑性の低い被転写体でも鮮明な印字を得る目的で、接
着層は、凝集力および溶融粘度が大きく、加熱接着力の
大きな材料を使用するのが一般である。従って、該材料
を使用した場合には、常温時の粘着力をOにすることは
不可能である。本発明者らが検討した結果、該材料で常
温時の粘着力は被転写体の種類や圧接条件などにもよる
が、4 g/cmより小であることが判明した。
従って、中間層の凝集力F4は4 g/cm以上であれ
ば、前記■の関係をみたし、非加熱部の転写すなわち地
汚れは防止できることになる。
次いでm1n(f s、 f g、 f y)の具体的
数値について述べると、本発明者らは記録条件、被転写
体等を変えて、ft、fa、fsの大小関係、値を求め
た結果、f、がfa、fsと比較し小さいこと、f、が
60g/amより大なることをみいだした。従ってF2
またはF4の値が60g/cm以下であれば、前記■ま
たは■の関係をみたす。
ところで、このような関係をみたす感熱転写体において
、第1図に示したような転写以前の時点でインク層の裏
移りやインク層の脱落が発生したり、転写の時点で地汚
れが発生するという問題があった。
本発明者らは、特にこの点に着目し検討した結果、それ
ら問題は、F2の値が小さいので必然的に転写前の凝集
力F2がF2と同等か或いはそれ以下の値となり、支持
体との接着力F、がF2よりさらに小さくなることが原
因で生じるという知見に至った。
本発明者らは、更に検討を進め、転写後の中間層の凝集
力f4を小さな値にして、摺擦等の際には、中間N13
が凝集破壊するようにし、剥離層12の凝集力f2を適
当に大きくすること、すなわち下記関係■をみだすこと
が有効であることを見い出した。
f z  > f 4  ・・・■ したがって、前記■、■および■の関係を満たす中間層
の凝集力は、F4≧4 g/cm、 f 4≦60g/
cmであり、先に述べたようにF4≦f4であるから、
4≦F4≦60 (g/cm)、すなわち中間層の加熱
転写前の凝集力F4が4〜60 (g/cm)であると
き、耐改ざん性等が良好でかつ地汚れ等が発生しないと
いう優れた効果を奏するのである。
なお、中間層の凝集力が加熱転写により高くなる場合、
すなわち第3図の点線にて示すような中間層を用いる場
合は、F4が60g/cmを超えないようF4の値を十
分低く設定すればよいのであるが、本発明においては、
第3図の実線にて示すような凝集力の変化が少ない中間
層を用いた方が好ましい。
[実施態様〕 以下、本発明の感熱転写体の実施態様について説明する
。なお、以下の記載において量比を表わす1%」及び「
部」は特に断わらない限り重量基準とする。
前述した第1図に示す感熱転写体は、本発明の一態様で
あるが、本発明はこの態様に限定されるものではなく、
中間層の凝集力が4 g/cm〜60g/cmであれば
、インク層が4層以上(例えば中間層を2層とする場合
)の構成であっても本発明に属するものである。また、
中間層の凝集力は更に6 g/cm〜55g/cmが望
ましく、8 g/cm〜50g/cmが好ましい。
中間層に用いる構成材料としては、中間層の凝集力が4
 g/cm〜60g/cmになるように材料選定する必
要がある。例えば、低凝集力成分と凝集力の比較的大き
い成分を適宜混ぜあわせ凝集力を調整すればよい。
低凝集力成分としては、例えば脂肪酸、脂肪酸塩、脂肪
酸アミド等が用いられる。脂肪酸としては、飽和脂肪酸
、分子内に二重結合を1個以上を有する不飽和脂肪酸、
分子内に分枝鎖を有する枝別れ脂肪酸、分子内に三重結
合を有する脂肪酸、脂環式脂肪酸等が用いられ、特に分
子内の炭素原子数がlO〜50のものが好ましく用いら
れる。脂肪酸塩としては、前記脂肪酸を、アルカリを用
いて塩にしたもの、すなわちに、Na等のアルカリ金属
塩、Zn、Ca等の二価以上の多原子価金属塩、その他
アンモニウム塩、エタノールアミン等の有機塩基塩等も
用いることができる。また脂肪酸アミドとしては、前記
脂肪酸をアミン類で縮合した第1アミド、第2アミド、
第3アミドなどが使用される。これらの脂肪酸、脂肪酸
セッケン、脂肪酸アミドはより好ましくは70℃以上の
融点をもつものが好適に利用される。70℃以下のもの
では転写時の加熱により凝集力が極端に下がり、剥離層
の凝集力との差が小さくなり不安定な転写になる場合が
あるので好ましくないものである。
凝集力の比較的大きい成分としては、例えばカルナバワ
ックス、エステルワックス、パラフィンワックス、ポリ
エチレンワックス等のワックス類、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、メチルセルロース、エチル
セルロース、プロピルセルロース、ヒドロキシメチルセ
ルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルセルロース等のガラス転移温度が70℃以上の熱
溶融性樹脂類、シリカ、炭酸カルシウム等の無機物をカ
ップリング剤を用いてポリマーに結合させた変性樹脂組
成物等が用いられる。
接着層は、ロジン、ロジン誘導体、ポリエステル樹脂、
ポリテルペン樹脂、クマロン−インデン樹脂および石油
系炭化水素樹脂から成る群より選ばれた少なくとも1種
の材料を粘着付与剤として含有する態様が被転写体とイ
ンク層との接着力を増大することによりさらに定着性が
良好になり、これらの収束により本発明の効果がより顕
著となるので、好ましい態様である。その材料をより具
体的に例示するならば、例えば、ロジン、重合ロジン、
部分水添ロジン、グリセリンエステルロジン、ペンタエ
リスリトールエステルロジン等のロジン及びその誘導体
、α−ピネン、β−ピネン、ジペンテン等の重合体、テ
ルペン−フェノール、α−ピネン−フェノール共重合体
等のポリテルペン系樹脂、数平均分子量力月000〜2
0000のポリエステル樹脂、炭素数5〜10の石油系
炭化水素より誘導されるオレフィン及びジオレフィン重
合体及びその水添物、クマロン−インデン樹脂等の単独
或いは二種以上を適宜混合して用いられる。また該材料
の添加量としては、接着層を構成する材料全体に対し1
%〜40%添加することが好ましい。
1%未満では所望の効果が得られず、40%を超えると
層全体の凝集力及び溶融粘度が低下し、表面平滑度の低
い紙に対して印字品位が低下するので好ましくないもの
である。接着層の凝集力、溶融粘度、接着力を調節する
ために、該粘着付与剤の他にエチレン−酢酸ビニル樹脂
、酢酸ビニル−エチレン樹脂、アクリル樹脂、ウレタン
樹脂、ポリアミド樹脂、アイオノマー樹脂等適宜用いる
ことができる。また、接着層の示差走査熱量計(DSC
)による溶融温度は特に制限されないが、50℃以上2
00℃以下であることが望ましい。溶融温度に関しては
200℃を越えると、支持体に対する耐熱性問題から、
支持体の種類が著しく制限されたり、サーマルヘッドの
耐久性を悪化させたりするため好ましくなく、50℃よ
りも低いと、樹脂系の熱溶融性材料を用いても汚れ等不
都合が生じ易いため余り好ましくない。
また、中間層、接着層またはそれらの間の層に添加する
着色剤としては、印刷記録の分野で広く用いられている
各種の染料、顔料が使用される。
着色剤の含有量はそれらの層の全体に対し3〜60%の
範囲が適当である。着色剤を具体的に示すと、例えば、
カーボンブラック、ニグロシン染料、ランプ黒、スーダ
ンブラックSM、ファースト・エロー〇、ベンジン・二
ロー ピグメント・二ロー、インドファースト・オレン
ジ、イルガジン・レッド、バラニトロアニリン・レッド
、トルイジン・レッド、カーミンFB、パーマネント・
ボルドーFRR、ピグメント・沖レンジR、リソール・
レッド2G、レーキ・レッドC、ローダミンFB、ロー
ダミンBレーキ、メチル・バイオレッドBレーキ、フタ
ロシニンブルー ピグメントブルー、ブリリアント・グ
リーンB、フタロシアニングリーン、オイルイエローG
G、ザポン・ファースト二ローCGG、カヤセットY9
63、カヤセットYG、スミブラスト・二ロー〇G、ザ
ポン・ファーストオレンジRR、オイル・スカーレット
、スミブラストオレンジ01オラゾール・ブラウンG、
ザボンファーストスカーレットCG、アイゼンスビロン
・レッド・BEH,オイルピンクOP、ビクトリアブル
ーF4R,ファーストゲンブルー5007、スーダンブ
ルー、オイルピーコックブルーなどの公知の染・顔料の
1種又は2種以上を使用することができる。これら着色
剤は通常層全体量に対し5〜50%の割合で使用できる
剥離層は熱印加時にシャープメルトして半液体状となり
、凝集破壊を起こして支持体からインク屡を脱離させや
すいものがよい。例えば剥離層に用いる材料としては酸
化ポリエチレンが好ましい。酸化ポリエチレンの数平均
分子量は800〜6500、特に1000〜3000、
更には1300〜2500が好ましい。
酸化ポリエチレンの数平均分子量が800よりも小さい
と軟化点が低く、高温において保存した場合ブロッキン
グ等を起こしやすくなる。
数平均分子量が6500よりも大きいと結晶化度が増大
するため、支持体に対する良好な密着力が得られなかっ
たり、軟化温度が高くなりすぎる場合がある。軟化温度
が高くなりすぎると、通常のサーマルヘッドによる印加
エネルギーでは熱量不足となり中間層の溶融状態が不十
分となり転写性が低下する。
尚、本発明において酸化ポリエチレンの数平均分子量は
、V P O(Vapar Pressure Osm
ometryMethod)法により測定する。
また、剥離層には、着色剤は含有されていてもされてい
なくてもよい。
支持体としては従来より公知のフィルムや紙をそのまま
使用することができ、例えばポリエステル、ポリカーボ
ネート、トリアセチルセルロース、ポリアミド、ポリイ
ミド等の比較的耐熱性の良いプラスチックのフィルム、
セロハン、あるいは硫酸紙、コンデンサー紙などが好適
に使用できる。
また感熱転写体に熱を印加する手段として、熱ヘツドを
使用する場合に、熱ヘツドと接触する支持体の表面に、
シリコーン樹脂、ふっ素樹脂、ポリイミド樹脂、エポキ
シ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ニトロセルロ
ース等からなる耐熱性保護層を設けることにより支持体
の耐熱性を向上することができ、あるいは従来用いるこ
とのできなかった支持体材料を用いることも出来る。
支持体の厚みは、熱転写に際しての熱源として熱ヘツド
を考慮する場合には1〜15μ程度であることが望まし
いが、たとえばレーザー光等の転写層を選択的に加熱で
きる熱源を使用する場合には特に制限はない。
また、剥離層の厚みは、0.01〜5μmが好ましく、
更に好ましくは0.1〜2.5μmである。中間層の厚
みは、0.5〜20μmの範囲であるのが好ましく、更
に好ましくは1.5〜8μmである。中間層が2層以上
の構成の場合も全中間層の厚さは上記範囲が好ましい。
この場合、各層の厚さは0.1〜lOμm、更には0.
2〜4μmが好ましい。
接着層の厚みは、0.5〜20μmの範囲が好ましく、
更に好ましくは1.5〜8μmである。
本発明の感熱転写体の平面形状は特に制限されるもので
はないが、一般にタイプライタ−リボン状あるいはライ
ンプリンター等に用いられる幅広のテープ状などの形態
で使用される。またカラー記録のために何種類かの色調
の熱溶融性インクをストライプ状あるいはブロック状に
塗りわけた感熱転写体とすることもできる。
本発明の感熱転写体を用いる感熱転写記録方法は、通常
の感熱転写記録方法と特に異なるものではなく、熱転写
記録の熱源として熱ヘツド、レーザー光等の熱源を用い
ることが出来る。
〔実施例1 以下、実施例をあげて本発明を更に具体的に説明する。
なお、下記記載において、水分散体の「部」は水を除い
た固形分比を示すものである。
[実施例1] 剥離紙用付加型シリコーン樹脂を0.3g、/d背面塗
工し、 100℃加熱乾燥し耐熱保護層を形成した6μ
mのポリエチレンテレフタレートフィルム支持体(以下
PETと略す)を用いた。
く剥離層〉 酸化ポリエチレン水分散体     11)0部(数平
均分子量2000.酸価16) く中間層〉 エチレン−ビス−ステアリン酸   30部アミド水分
散体 カルナバワックス水分散体     30部ビリビニル
ピロリドン水溶液     20部カーボンブラック水
分散体     19部フッ素系界面活性剤     
    1部く接着層〉 エチレン−酢酸ビニル樹脂水分散体 45部(エチレン
含有率72%) 酢酸ビニル−エチレン樹脂水分散体 30部(酢酸ビニ
ル含有率80%) アクリル樹脂水分散液       24部フッ素系界
面活性剤         1部前記処方の各インク成
分を十分混合し、それぞれ剥離層、中間層、接着層塗工
液を調製した。前記剥離層塗工液を背面処理を施したP
ET上にアプリケーターを用いて塗工し、水を除去し、
厚さ1.0μmの剥離層を形成した。次いで、中間層塗
工液を用い、剥離層上にアプリケーターを用いて塗工し
、水を除去し、厚さ2.2μmの中間層を得た。次いで
、接着層塗工液を用い、中間層上にアプリケーターを用
いて塗工し、水を除去し、厚さ2.5μmの接着層を形
成し、本発明の感熱転写体(I)を得た。
[実施例2] 実施例1と同様の背面処理を施した6μPETフイルム
を用いた。
く剥離層〉 酸化ポリエチレン水分散体     100部(数平均
分子量2000、酸価16) く中間層〉 エチレン−ビス−ステアリン酸   40部アミド水分
散体 カルナバワックス水分散体      3部シリカ−ア
クリル変性樹脂水分散体 40部カーボンブラック水分
散体      16部フッ素系界面活性剤     
    1部〈接着層〉 エチレン−酢酸ビニル樹脂水分散体 55部(エチレン
含有率72%) 酢酸ビニル−エチレン樹脂水分散体 20部(酢酸ビニ
ル含有率80%) ポリウレタン水分散体       24部フッ素系界
面活性剤         1部前記処方の各インク成
分を用いた以外は実施例1と同様にして本発明の感熱転
写体(II)を得た。
[実施例3] 実施例1と同様の背面処理を施した6μPETフイルム
を用いた。
く剥離層〉 酸化ポリエチレン水分散体     100部(数平均
分子量2000、酸価16) く中間層〉 ステアリン酸亜鉛水分散体     lO部カルナバワ
ックス水分散体     70部カーボンブラック水分
散体     20部く接着層〉 エチレン−酢酸ビニル樹脂水分散体 55部(エチレン
含有率72%) 酢酸ビニル−エチレン樹脂水分散体 20部アクリルン
樹脂水分散体      24部フッ素系界面活性剤 
        1部前記処方の各インク成分を用いた
以外は実施例1と同様にして本発明の感熱転写体(II
I)を得た。
[実施例4コ 実施例1と同様の背面処理を施した6μPETフイルム
を用い、実施例1と同様の剥離層、中間層を形成した。
く接着層〉 エチレン−酢酸ビニル樹脂水分散体 50部(エチレン
含有率72%) 酢酸ビニル−エチレン樹脂水分散体 20部(酢酸ビニ
ル含有率80%) ポリエステル樹脂水溶液      10部(数平均分
子量3000) ポリウレタン水分散体       19部フッ素系界
面活性剤         1部上記処方の接着層塗工
液を前記中間層上に塗工し、水を除去し、厚さ2.5μ
mの接着層を形成し、本発明の感熱転写体(TV)を得
た。
[実施例5] 実施例1と同様の背面処理を施した6μPETフイルム
を用い、実施例1と同様の剥離層、中間層を形成した。
く接着層〉 エチレン−酢酸ビニル樹脂水分散体 50部(エチレン
含有率72%) 酢酸ビニル−エチレン樹脂水分散体 20部(酢酸ビニ
ル含有率80%) 水添ロジングリセリンエステル   10部水分散体 ポリウレタン水分散体       19部フッ素系界
面活性剤         1部上記処方の接着層塗工
液を前記中間層上に塗工し、水を除去し、厚さ2.5μ
mの接着層を形成し、本発明の感熱転写体(V)を得た
[実施例6コ 実施例1と同様の背面処理を施した6μPETフイルム
を用い、実施例1と同様の剥離層、中間層を形成した。
く接着層〉 エチレン−酢酸ビニル樹脂水分散体 50部(エチレン
含有率72%) 酢酸ビニル−エチレン樹脂水分散体 20部(酢酸ビニ
ル含有率80%) テルペン−フェノール樹脂水分散体 IO部ポリウレタ
ン水分散体       19部フッ素系界面活性剤 
        1部上記処方の接着層塗工液を前記中
間層上に塗工し、水を除去し、厚さ2.5μmの接着層
を形成し、本発明の感熱転写体(VI)を得た。
[実施例7] 実施例1と同様の背面処理を施した6μPETフイルム
を用い、実施例1と同様の剥離層、中間層を形成した。
く接着層〉 エチレン−酢酸ビニル樹脂水分散体 50部(エチレン
含有率72%) 酢酸ビニル−エチレン樹脂水分散体 20部(酢酸ビニ
ル含有率80%) クマロン−インデン樹脂水分散体  lO部ポリウレタ
ン水分散体       19部フッ素系界面活性剤 
        1部上記処方の接着層塗工液を前記中
間層上に塗工し、水を除去し、厚さ2.5μmの接着層
を形成し、本発明の感熱転写体(■)を得た。
[実施例8] 実施例1と同様の背面処理を施した6μPETフイルム
を用い、実施例1と同様の剥離層、中間層を形成した。
く接着層〉 エチレン−酢酸ビニル樹脂水分散体 50部(エチレン
含有率72%) 酢酸ビニル−エチレン樹脂水分散体 20部(酢酸ビニ
ル含有率80%) 脂環族飽和炭化水素水分散体    lO部ポリウレタ
ン水分散体       19部フッ素系界面活性剤 
        1部上記処方の接着層塗工液を前記中
間層上に塗工し、水を除去し、厚さ2.5μmの接着層
を形成し、本発明の感熱転写体(■)を得た。
[比較例1] 背面処理を施した6μPETフイルム上に実施例1と同
様の剥離層を形成した。
く中間層〉 エチレン−ビス−ステアリン酸   75部アミド水分
散体 カーボンブラック水分散体     25部上記処方を
剥離層上に塗工し、水を除去し、中間層2μmを形成し
た。次いで実施例1の接着層塗工液を用い、中間層上に
塗工、乾燥し、厚み25μmの接着層を形成し、感熱転
写体(IX)を得た。
[比較例2] 背面処理を施した6μPETフイルム上に実施例1と同
様の剥離層を形成した。
く中間層〉 エチレン−酢酸ビニル水分散体   25部(エチレン
72%) カルナバワックス水分散体     50部カーボンブ
ラック水分散体     25部上記処方を剥離層上に
塗工、乾燥し、中間層2μmを形成した。次いで、実施
例1の接着層塗工液を用い、中間層上に塗工、乾燥し、
厚み2゜5μmの接着層を形成し感熱転写体(X)を得
た。
[比較例3コ くインク層〉 エチレン−酢酸ビニル樹脂     20部(エチレン
含有率72%) カルナバワックス         40部パラフィン
ワックス        20部カーボンブラック  
        20部前記処方の各成分を130℃に
加温しつつ、サンドミルで30分間混合することにより
インク層塗工用樹脂組成物を得た。次いで、背面処理を
施した6μmPET上に該インク層樹脂組成物をホット
メルト塗工して厚さ4μmのインク層を形成し、感熱転
写体(XI)を得た。
こうして得られた感熱転写材(I)〜(XI)を下記の
印字条件で感熱転写記録を行なった。
・熱ヘツド 薄膜型 24 dot/Inch・印字エ
ネルギー  0.36 w/dat・印字スピード  
 20 cps ・記録紙    ベック平滑度 2秒 ランロスターポ
ンド紙 又得られた印字を熱接着テープの接着面と対向させ(熱
接着テープは6μmPET上に厚み4μmの熱接着層を
形成したもの)、PET面側より熱ヘツドに印字パター
ン状に加熱し、その後、印字の剥離を行ない、印字の消
去を試み、印字の定着性を評価した。また印字の消しゴ
ムによる消去を試み、印字の擦過定着性を評価した。こ
れらとあわせ印字の転写性、印字の切れの評価をし、結
果を第1表に示した。
また感熱転写材(I)〜(X)の接着層上に粘着テープ
を貼り合わせ、凝集力測定用試料を作成した。次いで、
粘着テープを前記した測定条件で剥離したところ、粘着
テープ側にもPET側にも着色剤が残り中間層で凝集破
壊していることが確認でき、このときの凝集力を測定し
第1表に付記した。
該表の評化基準としては、地汚れの発生しなかったちの
O印、地汚れの発生したものX印とした。転写性は、転
写欠けがほとんど発生しないものを○印とし、転写欠け
が発生して実用に供せないものを×印とした。切れは、
印字のエツジがほぼ直線となるものをQ印とし、エツジ
が凹凸となり実用に供せないものをx印とした。また定
着性は熱接着テープによる剥離消去、消しゴム擦過消去
を行なっても文字が十分判読できる程残っていたものを
O印とし、文字が判読できない程消去してしまったもの
をX印とした。
本発明の感熱転写体を用いると、上記表の如く表面平滑
度が低い紙に対しても高品位の印字が得られ、かつ印字
部分の粘着テープ、熱接着テープによる剥離修正、消し
ゴム等による修正が不可能であり、耐改ざん性、耐擦過
性、耐久性にすぐれた印字が得られる。
これに対し、比較例1の感熱転写体は定着性は優れてい
るものの、中間層の凝集力が3 g/cmと小さいこと
に起因して地汚れが発生し、好ましい印字は得られなか
った。
また比較例2は印字には優れているが、中間層の凝集力
が80g/cmと大きいことに起因して、熱接着テープ
、消しゴムによる消去が可能であり、耐改ざん性、耐擦
過性、耐久性に劣る。
また比較例3は印字の耐改ざん性、耐擦過性、耐久性に
優れているものの、表面平滑性の低い記録紙に対して転
写欠けが生じたり、切れが悪く品位の良い印字は得られ
なかった。
〔発明の効果] 以上説明したように、本発明の感熱転写体は、凝集力が
4 g/am〜60g/cmの中間層を有するので、耐
改ざん性、耐擦過性等に優れた転写像を形成でき、且つ
地汚れ等の発生の無い良好な転写記録が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の感熱転写体の一態様を示す模式的部分
断面図、第2図は本発明の感熱転写体のインク層が被転
写体上に転写された状態を示す模式的部分断面図、第3
図は本発明における中間層の凝集力の転写前および転写
後の変化を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)支持体と接し且つ転写時に該支持体と剥離するため
    の剥離インク層と、該剥離インク層上に形成され且つ転
    写時に被記録体と接着するための接着インク層とを支持
    体上に有する感熱転写体において、該剥離インク層と該
    接着インク層との間に凝集力が4g/cm〜60g/c
    mの中間インク層を有することを特徴とする感熱転写体
    。 2)前記接着インク層が、ロジン、ロジン誘導体、ポリ
    エステル樹脂、ポリテルペン樹脂、クマロン−インデン
    樹脂および石油系炭化水素樹脂から成る群より選ばれた
    少なくとも1種の材料を含有する請求項1記載の感熱転
    写体。
JP18967088A 1988-07-30 1988-07-30 感熱転写体 Pending JPH0239981A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5347344A (en) * 1992-08-24 1994-09-13 Oki Electric Industry Co., Ltd. Method for recycling an ink sheet and thermal transfer printer using the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5347344A (en) * 1992-08-24 1994-09-13 Oki Electric Industry Co., Ltd. Method for recycling an ink sheet and thermal transfer printer using the same

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