JPH0239706Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0239706Y2
JPH0239706Y2 JP1983204351U JP20435183U JPH0239706Y2 JP H0239706 Y2 JPH0239706 Y2 JP H0239706Y2 JP 1983204351 U JP1983204351 U JP 1983204351U JP 20435183 U JP20435183 U JP 20435183U JP H0239706 Y2 JPH0239706 Y2 JP H0239706Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
guide surface
hole
workpiece
cap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983204351U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60113841U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP20435183U priority Critical patent/JPS60113841U/ja
Publication of JPS60113841U publication Critical patent/JPS60113841U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0239706Y2 publication Critical patent/JPH0239706Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Jigs For Machine Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、工作物の取付作業に用いられるスト
ツパに関するものである。
一般に取付作業は、例えば第4図に示す通り、
工作物1を適当な受台2上に敷くとともに、一方
にはストツパ3を他方には前記工作物に合わせて
締付具4を夫々固定し、締付ねじ5によつて横方
向から締付けるようにする。ところが、この時の
締付力Pが工作物1を浮かす傾向にあるため、同
工作物1を落ちつかせるため、ハンマ6等で上か
ら軽く叩きながら締付ける方法が従来からよく用
いられてきた。
しかしながら、このようにハンマ6等で叩きな
がら締付ける作業は面倒であるばかりか、むやみ
に叩いても工作物を落ちつかせることができず熱
練を要する作業でもあつた。
もつとも、工作物1の両サイドにそれぞれ締付
具を配置して締付けるようにすれば、前記浮き上
がりを防止することも可能ではあるが、締付具を
2つ使用することとなるため、クランプに要する
時間が2倍となり、作業効率が悪い。
そこで本考案は上記した点に鑑み、締付時にお
ける工作物の浮き上りを容易に防止することがで
き、作業能率の向上にも寄与できるストツパを提
供せんとするものであり、以下その一実施例を第
1図〜第3図に基づいて説明する。
図中符号11はストツパ本体を示し、そのベー
ス部12の両側には、ストツパをマシンテーブル
等へ取り付けることができるように、取付けボル
ト挿入用の長孔13が設けられている。……14
はベース部12の前端から立上るようにして一体
成形された口金取付部であつて、その前面上部に
は所要勾配が施された傾斜案内面15が突設され
ている。
16,17は案内面15の略中央部にて水平方
向に連通形成されたボルト穴及びねじ穴、18は
同案内面15の下端と連続して前方へ突出するよ
うに形成された水平段部であつて、その両側部に
は、直並列に組合わされた複数枚の皿ばね19を
嵌挿支持し、そのばね作用を案内するピン20が
植設されている。
一方21は、ストツパ本体11とは別体成形さ
れ、前記皿ばね19によつて常に上方向に付勢さ
れるようにして取付けられる口金であつて、その
裏面には、前記案内面15と嵌り合うようにして
対応する、所要の勾配を付与した傾斜滑り面22
が凹設されている。
23,24はローレツト部25から前記滑り面
22へと貫通させた連通状の大小の通し孔であ
る。26はこれら通し孔23,24に挿入した六
角穴付きボルトであつて、そのボルト頭と前記通
し孔24を明けた壁面との間には、弾性部材、例
えば、皿ばね28が押圧されるようにして配され
ている。もつとも、皿ばね28に代えてコイルば
ねなどを利用する場合には、前記通し孔24を被
う座金などを介して、ボルト頭との間に配するよ
うにする。そして、このボルト26の軸部は、前
記通し孔24の孔中心より下方に偏心位置するよ
うに挿通されて、口金21のスライド範囲Sを確
保しており、また、そのねじ部27は、案内面1
5に形成したねじ穴17へと螺着されている。
尚29は口金21の下動の際、ピン20の嵌入
を許す逃し穴、30は段部18及び皿ばね19を
被うスカート部である。
次に、このように構成された本考案の作用につ
いて説明すると、まず第4図に示す従来の取付作
業と同様に、一方には本考案に係るストツパを、
又、他方には工作物に合わせて締付具を夫々固定
し、その締付ねじによつて横方向から締付力Pを
加える。ところで、ストツパ側においては、その
ストツパ本体11には傾斜案内面15が形成され
ているため、加えられた前記締付力Pは、案内面
15に対して水平の方向に働く力と、同案内面1
5に沿つて口金21を滑り落とそうとする力に分
力されてしまう。しかも口金21は、ストツパ本
体11に対しては皿ばね28を介してボルト26
着されているため、固定されず下方に移動可能と
なつている。
かくして締付力Pが加わると、その大きさに応
じて口金21を滑り落とそうとする分力が働き、
同口金21は皿ばね19の弾性力に抗しつつもス
ライド範囲S内において下降し、結果として、工
作物の浮き上りを吸収しその表面部は水平に維持
されることとなる。
第5図及び第6図は本考案の他の実施例を示す
ものであつて、前記第1実施例に開示された構成
部と同一機能を有するものについては同一符号が
付されている。
本第2実施例と前記第1実施例との主たる相違
は、締付力Pが加わつた時における口金21のス
ライドを容易にするため、 本体11及び口金21の夫々に形成された案
内面15及び滑り面22の勾配が強くなつてい
る。
口金21は皿ばね19と比較して荷重反力の
弱いコイルばね31によつて弾性支持されてお
り、しかも、その支持方向は、前記案内面15
及び滑り面22の傾斜方向と同一方向であつ
て、口金21の反スライド方向となつている。
点である。
尚、本第2実施例にあつて、六角穴付きボルト
26は、座金32との間に介装されたコイルばね
33を押圧するようにして、案内面15に直角的
に螺入されており、又、前記コイルばね31を嵌
挿支持するピン20は、同案内面15に対して平
行的に位置するように植設されている。
本考案は以上の構成からなり、次のような効果
を奏する。
本考案に係るストツパは、本体のベース部に取
付けボルト挿入用の孔が設けられているため、そ
の孔に取付けボルトを挿入して締め付けるのみで
マシンテーブル等に取り付けることができる。そ
して、取り付けたストツパに工作物の一方の側面
を当て、他方の側面から締付力を加えれば、その
口金が付勢弾力に抗して下方にスライドし、工作
物を下方へと押し付けるように作用するため、自
と工作物の浮き上がりが防止される。従つて、ハ
ンマによる叩き作業あるいは特別の補助具も不要
であり、又、工作物の両サイドに締付具を配置す
る場合と比較すると、締付具が1つで済むためク
ランプに要する時間も半分となり、作業効率の向
上に大きく寄与することとなる。しかも、本体の
口金取付部に設ける傾斜案内面と、口金に設ける
傾斜滑り面とを凹凸の嵌め合わせで対応させるた
め、締付時における口金の横ずれを防止すること
ができ、工作物を安定して保持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案に係るストツパの一実
施例を示し、第1図はその正面図、第2図は一部
破断側面図、第3図は斜視図であり、第4図は従
来の取付作業を説明する図である。 第5図は他の実施例の一部破断側面図、第6図
は第5図におけるA−A線断面図である。 11……ストツパ本体、14……口金取付部、
15……傾斜案内面、17……ねじ穴、21……
口金、22……傾斜滑り面、23,24……通し
孔、26……取付ボルト、27……ねじ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 マシンテーブル等に取付けることができるよう
    に、取付けボルト挿入用の孔を設けたベース部1
    2を備えるストツパ本体11と、 同本体11とは別体成形であつて、弾性部材に
    よつて常に上方向に付勢されるようにして同本体
    11に取り付けられるスライド可能な口金21と
    からなり、 本体11に形成した口金取付部14の前面には
    所要の勾配を付与した傾斜案内面15を、又、口
    金21の裏面には、前記案内面15に凹凸の嵌め
    合わせで対応する、所要の勾配を付与した傾斜滑
    り面22をそれぞれ設け、かつ、 その口金21には、前記傾斜滑り面22へと連
    通状に貫通する大小の通し孔23,24を明ける
    とともに、これら通し孔23,24には、ボルト
    頭と通し孔24を明けた壁面との間に配した弾性
    部材を押圧するようにして、ボルト26を挿入
    し、 その軸部を、前記通し孔24の孔中心よりも下
    方に偏心位置するように挿通させ、また、そのね
    じ部27を、前記傾斜案内面15に形成したねじ
    穴17へと螺着してなるストツパ。
JP20435183U 1983-12-30 1983-12-30 ストツパ Granted JPS60113841U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20435183U JPS60113841U (ja) 1983-12-30 1983-12-30 ストツパ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20435183U JPS60113841U (ja) 1983-12-30 1983-12-30 ストツパ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60113841U JPS60113841U (ja) 1985-08-01
JPH0239706Y2 true JPH0239706Y2 (ja) 1990-10-24

Family

ID=30766748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20435183U Granted JPS60113841U (ja) 1983-12-30 1983-12-30 ストツパ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60113841U (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5384183U (ja) * 1976-12-13 1978-07-12
JPS5560907U (ja) * 1978-10-22 1980-04-25
JPS57126906U (ja) * 1981-01-28 1982-08-07
JPS5880137U (ja) * 1981-11-27 1983-05-31 相生精機株式会社 工作機械用ワ−ククランプ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60113841U (ja) 1985-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6055159A (en) Heat dissipating module for a heat generating electronic component
US4049253A (en) Toe clamp
PL326583A1 (en) Securing plate assembly in particular for metal fastening means
JPS58211801A (ja) 単式および複式たがね
JPH0239706Y2 (ja)
US4373373A (en) Automobile body repair
CN213562222U (zh) 一种长桁弹簧定位压紧装置
CN210137512U (zh) 一种过锡炉载具
JPH0630534Y2 (ja) 板状体開口閉成用蓋体構造
US5207163A (en) Leg attaching tool
JPH0248164Y2 (ja)
JPS6017926U (ja) ワ−ク等の微調節機構付き位置決め装置
JPH0334932Y2 (ja)
CN217617570U (zh) 一种便于更换铆接头的铆接装置
JPS5823521Y2 (ja) スロ−アウエイチップの締付装置
JP3056559B2 (ja) 磁気チャックの取付装置
CN214444729U (zh) 一种对栅网进行铣削孔时用的夹具
CN211332759U (zh) 油泵底座加工夹具
JP3608188B2 (ja) 机のパネル取付け装置
JPH0359138U (ja)
CN209936393U (zh) 一种连续加工顶紧座
JPH0112938Y2 (ja)
JP2541725Y2 (ja) 切削工具
JP2702682B2 (ja) プレスブレーキ用上型
US3083005A (en) Clamping strap and adjustable clamping block combination