JPH0239589Y2 - - Google Patents

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JPH0239589Y2
JPH0239589Y2 JP3229786U JP3229786U JPH0239589Y2 JP H0239589 Y2 JPH0239589 Y2 JP H0239589Y2 JP 3229786 U JP3229786 U JP 3229786U JP 3229786 U JP3229786 U JP 3229786U JP H0239589 Y2 JPH0239589 Y2 JP H0239589Y2
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JP
Japan
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shaft
piece
lever
stopper piece
drive
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JP3229786U
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JPS62144569U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、レバーを引くことによりシヤフトが
前動するようにしたシヤフト駆動装置に関するも
のであり、例えばシヤフトの前動によりシリンダ
内の液剤を押し出すようにしたコーキングガンな
どに用いられるものである。
(従来の技術) 従来、実公昭46−31013号公報や実公昭54−
27056号公報に記載されているように、前後動自
在のシヤフトの外周に、このシヤフトの外径より
も若干大きな内径を有するシヤフト挿通孔を備え
た駆動片とストツパ片とを嵌着し、駆動片及びス
トツパ片をスプリングにて後方に付勢し、ストツ
パ片にてシヤフトの後退を阻止すると共に、レバ
ーの引き動作に連動して駆動片を前動せしめるこ
とによりシヤフトを徐々に前動せしめるようにし
たシヤフト駆動機構を有するコーキングガンが提
案されている。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のシヤフト駆動機構にあつては、シヤフト
が最前部まで移動した後に、シヤフトを元の位置
に復帰させる際には、ストツパ片をスプリングの
付勢力に抗して前動させ、ストツパ片による係合
を解除した状態で、シヤフトを後動せしめる必要
がある。このため、ストツパ片は外部から操作可
能となるように配置しておく必要があり、ストツ
パ片が不用意に操作されるおそれがあつた。ま
た、ストツパ片を外部から操作しやすいように、
ストツパ片の形状を工夫する必要があつた。
本考案はこのような点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、駆動片を前動さ
せるためのレバーを利用して、ストツパ片を操作
できるようにしたシヤフト駆動装置を提供するに
ある。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係るシヤフト駆動装置にあつては、上
述のような問題点を解決するために、第1図に示
すように、細長のシヤフト1と、シヤフト1を前
後動自在に支持するボデイ2と、ボデイ2にガン
形状を呈するように装着されたグリツプ3と、グ
リツプ3の前部に配されたレバー4と、レバー4
をボデイ2に回動自在に枢支する第1の枢支軸5
と、シヤフト1の外径よりも若干大きい内径を有
するシヤフト挿通孔を備え、シヤフト1の外周に
嵌着された駆動片6と、駆動片6をシヤフト1に
沿つて後方に付勢する第1のスプリング7と、レ
バー4の操作部とは反対側の端部に設けられ、駆
動片6の後面に当接する作動部8と、レバー4の
操作部とは反対側の端部近傍部分に一端部の前面
を当接され、他端部にシヤフト1の外径よりも若
干大きい内径を有するシヤフト挿通孔を備え、シ
ヤフト1に沿つて前記駆動片6よりも後方にて、
シヤフト1の外周に嵌着されたストツパ片9と、
ストツパ片9の前記他端部をシヤフト1に沿つて
後方に付勢する第2のスプリング10と、ストツ
パ片9の略中央部をボデイ2に枢支する第2の枢
支軸11とを備えるものである。
(作用) 本考案に係るシヤフト駆動装置を使用するに際
しては、グリツプ3を手の平で把持して指先でレ
バー4を矢印Aに示す方向に引くものである。こ
れによつて、作動部8は駆動片6を前動せしめる
ものであり、駆動片6はスプリング7の付勢力に
より傾いてシヤフト1に係合されながら前動す
る。したがつて、シヤフト1は前動する。レバー
4を離すと、スプリング7の付勢力により駆動片
6及びレバー4が元の位置に復帰する。この際、
ストツパ片9はスプリング10の付勢力により傾
いてシヤフト1に係合されているので、シヤフト
1の後戻りは阻止される。シヤフト1を後方に復
帰させる際には、レバー4を矢印Bに示す方向に
回動させるものである。四のとき、ストツパ片9
はスプリング10の付勢力に抗して図中反時計方
向に回動し、シヤフト1との係合を解除され、シ
ヤフト1を後方に復帰させることができるように
なる。
本考案のさらに詳しい動作については、後述の
実施例について説明する。
(実施例) 以下、本考案の好ましい実施例を図面と共に説
明する。第1図は本考案の一実施例に係るシヤフ
ト駆動装置の縦断面図である。このシヤフト駆動
装置は、シヤフト1を前後動自在に支持するボデ
イ2を有している。ボデイ2の後部にはグリツプ
3が装着されていて、全体としてガンタイプの外
形を有するように構成されている。グリツプ3の
前方には、レバー4が回動自在に設けられてい
る。すなわち、レバー4の基端部は、枢支軸5を
介してボデイ2に枢支されており、第1図に示す
位置から矢印A,Bに示す方向に回動自在とされ
ている。レバー4には、駆動片6を前動させるた
めの作動部8が設けられている。シヤフト1の外
周部には、駆動片6及びストツパ片9が係脱自在
に嵌挿されている。駆動片6及びストツパ片9
は、金属板にシヤフト挿通孔を設けたものであ
る。シヤフト挿通孔の大きさは、シヤフト1の外
径よりも若干大きく設定されている。したがつ
て、駆動片6又はストツパ片9がシヤフト1の半
径方向と略平行となつているときには、駆動片6
又はストツパ片9はシヤフト1には係合されな
い。反対に、駆動片6はストツパ片9がシヤフト
1の半径方向に対して傾いているときには、駆動
片6又はストツパ片9はシヤフト1に係合される
ようになつている。
駆動片6及びストツパ片9の前面には、夫々第
1及び第2のコイルスプリング7,10の後端縁
が当接されている。第1のコイルスプリング7の
前端縁はボデイ前板12の後端縁に当接されてい
る。このボデイ前板12は、ボデイ中板13と共
にシヤフト1を前後動自在に支承しており、ボデ
イ2に固定されている。駆動片6は、コイルスプ
リング7の復元力によつて後方に付勢されてお
り、常時は第1図に示す位置まで後退させられて
いる。この状態において、第1図の矢印Aに示す
ように、レバー4をグリツプ3の側に引き寄せる
ように回動操作すると、レバー4の作動部8に後
面が当接された駆動片6が前方に移動する。この
とき、駆動片6におけるレバー4から遠い方の端
部はコイルスプリング7により後方に付勢されて
おり、反対にレバー4に近い方の端部は前方に移
動するから、駆動片6はシヤフト1の半径方向に
対して傾いた状態になる。したがつて、シヤフト
1は駆動片6に係合されて、駆動片6と共に前動
するものである。
駆動片6を前動させるための前記作動片8は枢
支軸5に比較的近い箇所に形成されているので、
シヤフト1の移動量はレバー4の回動端部の移動
量よりは小さくなるが、その代わりに、てこの原
理によりレバー4に加えられた操作力が拡大され
てシヤフト1を前動させる駆動力となるものであ
る。レバー4に加える操作力を解除すると、駆動
片6はコイルスプリング7の復元力により、第1
図に示す位置まで再び後退する。このとき、レバ
ー4も駆動片6の後退に伴つて第1図に示す位置
まで復帰する。駆動片6が後方に復帰するときに
は、駆動片6に対してコイルスプリング7の復元
力が一様に加わるので、駆動片6はシヤフト1の
半径方向と略平行となつており、したがつて駆動
片6が後退してもシヤフト1は後退しない。
このシヤフト1の後退を完全に防止するため
に、ボデイ2の後部には前述のストツパ片9が装
着されている。ストツパ片9の略中央部は枢支軸
11にてボデイ2に対して回動自在に枢支されて
いる。また、ストツパ片9のシヤフト挿通孔とは
反対側の端部前面にはレバー4の操作部とは反対
側の端部が当接している。ストツパ片9の前面に
はコイルスプリング10の後端縁が当接されてい
る。コイルスプリング10の前端縁はボデイ中板
13の後端面に当接されている。したがつて、ス
トツパ片9は略中央部を枢支軸11にて枢支され
たままの状態で、その一端部前面をコイルスプリ
ング10により後方に付勢されており、シヤフト
1の半径方向に対して若干傾いた状態になつてい
る。このため、シヤフト1に対して後方に付勢す
る力が働いても、ストツパ片9がシヤフト1に係
合された状態になつているので、シヤフト1の後
退は阻止される。一方、シヤフト1に対して前方
に付勢する力が働いた場合には、ストツパ片9と
シヤフト1との係合が解除される方向にシヤフト
1が駆動されることになるので、シヤフト1の移
動は阻止されない。なお、シヤフト1を後方に戻
すときには、第1図の矢印Bに示す方向にレバー
4を回動操作することにより、ストツパ片9をコ
イルスプリング10の付勢力が解除される方向に
回動させて、ストツパ片9とシヤフト1との係合
を解除するものである。
なお、本実施例のシヤフト駆動装置は、シヤフ
ト1の前動によりシリンダ内の液剤を押し出すよ
うな用途に用いられるものである。シリンダとし
ては、その後端開口部から嵌挿されたピストンを
前動させることにより、その前端開口部から液剤
が吐出されるようなものであれば、その構造は問
わない。ただし、シリンダの後端外周面にフラン
ジを突設しておけば、ボデイ2へのシリンダの取
り付けが容易に行える。つまり、ボデイ2の前部
に設けたシリンダ取付部22は、ボデイ前板12
と共に、シリンダの後端外周面に突設したフラン
ジを支持できるように構成されており、上記フラ
ンジを第1図及び第2図において上方から下方に
差し込むことにより、シリンダの後端開口部をボ
デイ2の前部に取り付けることができる。そし
て、シヤフト1をピストンに当接させれば、シヤ
フト1の前動に応じてピストンを前動させること
が可能となる。
(考案の効果) 本考案は上述のように構成されているので、シ
ヤフトを前動操作するためのレバーを利用してス
トツパ片の係合を解除することができるものであ
り、したがつてストツパ片を外部に露出させる必
要はなく、また、ストツパ片の形状を外部から操
作しやすいように工夫する必要もなくなるもので
ある。また、レバーはシヤフトを前動させるとき
の引き動作とは反対側に回動させることにより、
ストツパ片の係合を解除するようになつているの
で、シヤフトの前動操作中に不用意にストツパ片
の係合が解除されるおそれはないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るシヤフト駆動
装置の縦断面図、第2図は同上の正面図である。 1はシヤフト、2はボデイ、3はグリツプ、4
はレバー、5は第1の枢支軸、6は駆動片、7は
第1のスプリング、8は作動部、9はストツパ
片、10は第2のスプリング、11は第2の枢支
軸である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 細長のシヤフトと、シヤフトを前後動自在に支
    持するボデイと、ボデイにガン形状を呈するよう
    に装着されたグリツプと、グリツプの前部に配さ
    れたレバーと、レバーをボデイに回動自在に枢支
    する第1の枢支軸と、シヤフトの外径よりも若干
    大きい内径を有するシヤフト挿通孔を備え、シヤ
    フトの外周に嵌着された駆動片と、駆動片をシヤ
    フトに沿つて後方に付勢する第1のスプリング
    と、レバーの操作部とは反対側の端部に設けら
    れ、駆動片の後面に当接する作動部と、レバーの
    操作部とは反対側の端部近傍部分に一端部の前面
    を当接され、他端部にシヤフトの外径よりも若干
    大きい内径を有するシヤフト挿通孔を備え、シヤ
    フトに沿つて前記駆動片よりも後方にて、シヤフ
    トの外周に嵌着されたストツパ片と、ストツパ片
    の前記他端部をシヤフトに沿つて後方に付勢する
    第2のスプリングと、ストツパ片の略中央部をボ
    デイに枢支する第2の枢支軸とを備えて成ること
    を特徴とするシヤフト駆動装置。
JP3229786U 1986-03-06 1986-03-06 Expired JPH0239589Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3229786U JPH0239589Y2 (ja) 1986-03-06 1986-03-06

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JP3229786U JPH0239589Y2 (ja) 1986-03-06 1986-03-06

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Publication Number Publication Date
JPS62144569U JPS62144569U (ja) 1987-09-11
JPH0239589Y2 true JPH0239589Y2 (ja) 1990-10-23

Family

ID=30838842

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