JPH0239296Y2 - - Google Patents

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JPH0239296Y2
JPH0239296Y2 JP15508385U JP15508385U JPH0239296Y2 JP H0239296 Y2 JPH0239296 Y2 JP H0239296Y2 JP 15508385 U JP15508385 U JP 15508385U JP 15508385 U JP15508385 U JP 15508385U JP H0239296 Y2 JPH0239296 Y2 JP H0239296Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は主として送電鉄塔の鋼管腕金の下部鋼
管に取付ける導体耐張装置取付金具に関する。
〔従来の技術〕
この種の従来装置には例えば第12図及び第1
3図に示すように鋼管腕金の下部鋼管41の中間
に挿入して鋼管41のフランジ43に連結するよ
うにした板状の基台42に連結金具44、直角ク
レビスリンク45を回転可能に取付けてなる導体
耐張装置取付金具(実公昭55−21445号)、第14
図及び第15図に示すように連結金具55,56
を回転可能に取付けたヒンジ形式の抱持金具51
を開いて鋼管腕金の下部鋼管52に嵌めて閉じる
と両サイドの取付部53で鋼管52のフランジ5
4に連結するようにした碍子装置取付具(実公昭
57−17685号)がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが一般に導体耐張装置は水平面に対し若
干傾いた状態で張設されているから、第12図及
び第13図に示す導体耐張装置取付金具では直角
クレビスリンク45に鉄塔側ヨーク46で連結す
る導体耐張装置の碍子側装置の軸線50に直角ク
レビスリンク45を連結金具44に取付ける支軸
47を通るが鋼管41の軸線から外れることにな
る。
同様に、第14図及び第15図に示す碍子装置
取付具に取付けられた導体耐張装置の碍子側装置
軸線60は連結金具55の回転軸線と連結金具5
6の旋回軸線との交点61を通るが鋼管52の軸
線及び中心張出片57に水平に取付けられた補強
材59の軸線から外れることになる。
従つて、前記するような従来装置は鋼管41,
52、補強材49,59等に軸力以外に大きな回
転モーメントが生じる。このため導体耐張装置
(碍子装置)取付金具、鋼管腕金及び補強材は補
強のため大型化し重量が増大する欠点があつた。
本考案は前記の点に鑑みてなされたもので、導
体耐張装置の軸線張力を下部鋼管及び下部鋼管補
強材に合理的に分担させるようにして鋼管腕金の
軽量化、簡素化を図り得る導体耐張装置取付金具
の提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するための本考案の構成を実施
例に対応する第1図〜第11図を用いて説明す
る。
本体部3,21の一方に下部鋼管2相互を連結
するための補強材11,12,13,27を取付
ける補強材取付部14,28を設け他方に導体耐
張装置の碍子側装置を取付けるための連結金具
9,22を水平面に対し所定角度傾けた線上で回
転可能に取付け、補強材取付部14,28の補強
材長手方向軸線17,18,19,39と水平面
に対し所定角度傾けて張設する導体耐張装置の軸
線16とを本体部3,21の軸線上の定点20で
交叉せしめるようにしている。
〔作用〕
本案取付金具を下部鋼管2の中間に挿入して定
点20を下部鋼管2の軸線40上にとつて溶着す
ると、本案取付金具に取付けられて水平面に対し
所定角度傾いて張設された導体耐張装置の軸線張
力は鋼管2の軸線40上の定点20を通り、その
水平分力はこの定点20を通る鋼管2の軸線分力
及び補強材取付部14,28に取付けられた補強
材11,12,13,27の軸線分力の合力と釣
合い、取付金具10,26、鋼管2及び補強材1
1,12,13,27には軸力が作用して殆ど回
転モーメントが生じないため、各部材の応力は従
来のものに比べ大幅に減少する。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基いて説明する。第1
図〜第5図において鋼管腕金1の下部鋼管2の中
間に介装する取付金具10は本体部3と2股金具
9からなり、本体部3の中間部は、鋼管2と略同
径で円筒状と呈しその両端に段付嵌合部4を形成
すると共に、内部に4枚のリブ5を放射状に配設
し、外周部には導体耐張装置張設方向に三つの軸
受部6を適宜間隔をおいて突設し、これらの軸受
部6にナツト7付きの支軸8で2股金具9を回転
可能に取付け、又反対端部には他方の下部鋼管2
に取付けられた取付金具10及び両鋼管2相互を
連結する連結材に連結する補強材11,12,1
3を取付けるための補強材取付部14を本体部3
の中間部の軸線40の水平放射方向に配設してい
て、この補強材取付部14の補強材長手方向の軸
線17,18,19と2股金具9に取付けて所定
方向に張設された導体耐張装置の軸線16とを本
体部3の中間部の軸線上の定点20で交叉するよ
うにしている。
本実施例の2股金具9は水平角を有する導体耐
張装置(図示せず)を取付けるため、取付孔15
は仮想線で示す水平角零の取付孔より片方へ寄つ
ている。
第6図〜第11図に示すいま一つの実施例は、
下部鋼管2の中間に介装する取付金具26の本体
部21の中間部は、前記本体部3と同様、鋼管2
と略同径で両端に段付嵌合部4を形成すると共
に、内部に4枚のリブ5を放射状に配設している
が、導体耐張装置の碍子側装置を取付ける連結金
具22は導体耐張装置張設方向に突設した縦配列
の二つの軸受部23にナツト24付きの支軸25
で左右回転可能に取付け、その反対面部に突設さ
れた補強材取付部28は縦配置でありこれに取付
ける補強材27の長手方向の軸線39と連結金具
22に取付けて水平面に対し所定角度傾けて張設
された導体耐張装置の軸線16とを本体部21の
中間部の軸線上の定点20で交叉するようにして
いる。
この実施例では取付金具26の幅を狭くするこ
とができるから、第8図に示すように鋼管2の曲
がり箇所にも介装することが可能である。
尚、前記実施例においては、取付金具10,2
6を含む下部鋼管2部分に取付けた補強材取付部
30,31、上部鋼管29に取付けた補強材取付
部32,33及び両取付部を連結する補強材3
5,36,37,38は本体部3,21の定点2
0と上部鋼管29の軸線とを結ぶ直線上に配設し
ている。
本実施例は取付金具10,26を下部鋼管2の
中間に挿入して両端段付嵌合部4で鋼管2の端部
に嵌め、本体部3,21の定点20を鋼管2の軸
線40上にとつて鋼管2に溶着している。これに
より碍子側装置を連結金具9,22に取付けて水
平面に対し所定角度傾けて張設すると、導体耐張
装置の軸線張力は鋼管2の軸線40上の定点20
を通り、その水平分力は第1図〜第5図に示すも
のでは、定点20を通る鋼管2の軸線分力と補強
材取付部14に取付けた補強材11,12,13
の軸線分力の合力と釣合い、又、上向き分力は補
強材35,36,37,38の軸線分力の合力と
釣合う。第6図〜第11図に示すものでは、導体
耐張装置の軸線張力の水平分力は定点20を通る
鋼管2の軸線分力と補強材取付部28に取付けた
補強材27の軸線分力の合力と釣合い、上向き分
力は補強材35,36,37,38の軸線分力の
合力と釣合う。
従つて、本体部3,21、鋼管2及び補強材1
1,12,13,27,35,36,37,38
には軸力が作用し殆ど回転モーメントが生じない
から、これら部材の応力は従来のものに比べ大幅
に減少する。
尚、補強材取付部14はその片面に補強材1
1,12,13を取付けたが、両面に取付けると
か、或いは補強材の軸線が下部鋼管2の軸線を含
む水平放射平面上で定点20を通るように取付け
てもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、鋼管腕金
の下部鋼管の中間に導体耐張装置取付金具の本体
部を介装して導体耐張装置軸線と補強材取付部の
補強材長手方向軸線との交点を前記鋼管の軸線上
に位置せしめているので、本体部、鋼管及び本体
部に取付ける補強材には軸力が作用し殆ど回転モ
ーメントが生じないため各部材の応力は小さくな
る。このため鋼管腕金の簡素化、軽量化を図り得
る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の一部断面した平面
図、第2図は同側面図、第3図は本案品を取付け
た鋼管腕金の正面図、第4図は同一部切欠き側面
図、第5図は同一部切欠き底面図、第6図は本考
案の他の実施例の一部断面した平面図、第7図は
同側面図、第8図は本考案のいま一つの実施例の
一部断面した平面図、第9図は第6図に示す本案
品を取付けた鋼管腕金の正面図、第10図は同一
部切欠き側面図、第11図は同一部切欠き底面
図、第12図は従来品の平面図、第13図は第1
2図におけるA−A線断面図、第14図はいま一
つの従来品の縦断面図、第15図は同従来品を鋼
管腕金の鋼管に取付けた状態を示す平面図であ
る。 1……鋼管腕金、2……下部鋼管、3,21…
…本体部、9……連結金具(2股金具)、10,
26……取付金具、11,12,13,27……
補強材、14,28……補強材取付部、16……
導体耐張装置軸線、17,18,19,39……
補強材長手方向軸線、20……定点、22……連
結金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体部の一方に下部鋼管相互を連結するための
    補強材を取付ける補強材取付部を設け他方に導体
    耐張装置の碍子側装置を取付けるための連結金具
    を水平面に対し所定角度傾けた線上で回転可能に
    取付け、補強材取付部の補強材長手方向軸線と水
    平面に対し所定角度傾けて張設する導体耐張装置
    の軸線とを本体部軸線上の定点で交叉せしめるよ
    うにしたことを特徴とする導体耐張装置取付金
    具。
JP15508385U 1985-10-09 1985-10-09 Expired JPH0239296Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15508385U JPH0239296Y2 (ja) 1985-10-09 1985-10-09

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JPS6264913U JPS6264913U (ja) 1987-04-22
JPH0239296Y2 true JPH0239296Y2 (ja) 1990-10-22

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