JPH0241779Y2 - - Google Patents

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JPH0241779Y2
JPH0241779Y2 JP15508485U JP15508485U JPH0241779Y2 JP H0241779 Y2 JPH0241779 Y2 JP H0241779Y2 JP 15508485 U JP15508485 U JP 15508485U JP 15508485 U JP15508485 U JP 15508485U JP H0241779 Y2 JPH0241779 Y2 JP H0241779Y2
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steel pipe
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conductor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は主として送電鉄塔の鋼管腕金の下部鋼
管に取付ける導体耐張装置取付金具に関する。
〔従来の技術〕
この種の従来装置には例えば第6図及び第7図
に示すように、鋼管腕金の下部鋼管41の中間に
挿入して鋼管41のフランジ42に連結するよう
にした板状の基台43に連結金具44、直角クレ
ビスリンク45を回転可能に取付けてなる導体耐
張装置取付金具(実公昭55−21445号)、第8図及
び第9図に示すように連結金具51,52を回転
可能に取付けたヒンジ形式の抱持金具53を開い
て鋼管腕金の下部鋼管54に嵌めて閉じると両サ
イドの取付部55で鋼管54のフランジ56に連
結するようにした碍子装置取付具(実公昭57−
17685号)がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが一般に導体耐張装置は水平面に対して
若干傾いた状態で張設されているから、第6図及
び第7図に示す導体耐張装置取付金具では直角ク
レビスリンク45に鉄塔側ヨーク46で連結する
導体耐張装置の碍子側装置の軸線47を直角クレ
ビスリンク45を連結金具44に取付ける支軸4
8を通るが鋼管41の軸線から外れることにな
る。
同様に、第8図及び第9図に示す碍子装置取付
に取付けられた導体耐張装置の碍子側装置軸線5
7は連結金具51の回転軸線と連結金具52の旋
回軸線との交点60を通る鋼管54の軸線及び張
出片58に水平に取付けられた補強材59の軸線
から外れることになる。
従つて、前記するような従来装置は鋼管41,
54、補強材59等に軸力以外に大きな回転モー
メントが生じる。このため導体耐張装置(碍子装
置)取付金具、筒状腕金及び補強材は補強のため
大型化し重量が増大する欠点があつた。
本考案は前記の点に鑑みてなされたもので、導
体耐張装置の軸線張力を下部鋼管及び下部鋼管補
強材に合理的に分担させるようにして鋼管腕金の
軽量化、簡素化を図り得る導体耐張装置取付金具
の提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するための本考案の構成を実施
例に対応する第1図〜第5図を用いて説明する。
中間に所定角度の折曲げ部35を有する取付本
体3の一端部に下部鋼管相互を連結するための補
強材15,16,17を取付ける補強材取付部7
を設け、他端部に導体耐張装置の碍子側装置を取
付けるための連結金具11を回転可能に取付け、
補強材取付部7の補強材長手方向軸線18,1
9,20と水平面に対し所定角度傾けて張設する
導体耐張装置の軸線13とが中間折曲げ部35の
定点21を通るように構成するもので、鋼管腕金
の下部鋼管2の中間に補強材取付部7から挿通し
て中間折曲げ部35の定点21を下部鋼管2の軸
線12上にとつて鋼管2に固着する。
〔作用〕
下部鋼管2に固着した取付本体8の中間折曲げ
部35の定点21には水平面に対し所定角度傾け
て張設された導体耐張装置の軸線13と補強材長
手方向軸線18,19,20と鋼管2の軸線12
が通り、導体耐張装置の軸線張力の水平分力は鋼
管2の軸線分力と補強材15,16,17の軸線
分力との合力と釣合う。従つて、鋼管2及び補強
材15,16,17には軸力が作用し殆ど回転モ
ーメントが生じないため、各部材の応力は従来の
ものに比べ大幅に減少する。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基いて説明する。第1
図〜第5図において、鋼管腕金1の下部鋼管2の
中間には板状の取付本体3を挿通するための長孔
4,5を鋼管2の軸線と平行に形成している。取
付本体3は中間部で所定角度折れ曲がつていて一
端部に三つの軸受部6を適宜間隔をおいて突設
し、他端部は補強材取付部7としている。導体耐
張装置取付金具8は取付本体3とその軸受部6に
ナツト9付きの支軸10で回転可能に取付けられ
た2股金具11からなり、この2股金具11に導
体耐張装置の碍子側装置を取付けて水平面に対し
所定角度傾けて張設する導体耐張装置の軸線13
及び補強材15,16,17を取付ける補強材取
付部7の補強材長手方向の軸線18,19,20
が中間折曲げ部35の定点21を通るようにして
いる。そして、導体耐張装置取付金具8は補強材
取付部7から長孔4,5に挿通して中間折曲げ部
35の定点21を鋼管2の軸線12上にとつて取
付本体3の上下両面を鋼管2とこれに溶着した垂
直材14とに溶着して鋼管2に一体連結する。補
強材15,16は両鋼管2の取付金具8の補強材
取付部7相互を連結し、補強材17は両鋼管2相
互を連結する連結材24の継手材25と補強材連
結部7とを連結する。
尚、本実施例の2股金具11は水平角を有する
導体耐張装置(図示せず)を取付けるため、取付
孔22は仮想線で示す水平角零の取付孔23より
片方へ寄つている。
尚又、本実施例は垂直材14と上部鋼管27に
取付けた補強材取付部28及び垂直材14と補強
材取付部28を連結する補強材30、そして下部
鋼管2に取付けた補強材取付部26と上部鋼管2
7に取付けた補強材取付部28及び両補強材取付
部を連結する補強材31は、それぞれ取付本体3
の定点21と上部鋼管27の軸線34とを結ぶ直
線上に配設している。
本実施例は前記するような構成であるから、取
付金具8を補強材取付部7から鋼管2の長孔4,
5に挿通して中間折曲げ部35の定点21を鋼管
軸線12上にとつて鋼管2及びこれに取付ける垂
直材14に溶着しているので、碍子側装置を2股
金具11に取付けて水平面に対し所定角度傾けて
張設すると、導体耐張装置の軸線張力は鋼管2の
軸線上の定点21を通り、その水平分力は鋼管2
の軸線分力と補強材取付部7に取付けた補強材1
5,16,17の軸線分力の合力と釣合い、又、
上向き分力は補強材30,31の軸線分力の合力
と釣合う。
従つて、鋼管2及び補強材15,16,17,
30,31には軸力が作用し殆ど回転モーメント
が生じないから、これら部材の応力は従来のもの
に比べ大幅に減少する。
尚、補強材取付部7はその両面に補強材15,
16,17を取付けたが、補強材の軸線が下部鋼
管2の軸線を含む水平放射平面上で定点21を通
るように取付けてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、鋼管腕金
の下部鋼管の中間に板状の取付本体を挿通固着し
て水平面に所定角度傾けて張設する導体耐張装置
の軸線と取付本体の補強材長手方向軸線を鋼管軸
線上の定点を通るようにしているので、鋼管及び
補強材には殆ど回転モーメントが生じないため各
部材の応力は小さくなる。このため鋼管腕金の簡
素化、軽量化を図り得る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の平面図、第2図は同
側面図、第3図は本案品を取付けた鋼管腕金の正
面図、第4図は同一部切欠き側面図、第5図は同
一部切欠き底面図、第6図は従来品の平面図、第
7図は第6図におけるA−A線断面図、第8図は
いま一つの従来品の縦断面図、第9図は同従来品
を鋼管腕金の鋼管に取付けた状態を示す平面図で
ある。 1……鋼管腕金、2……下部鋼管、3……取付
本体、11……連結金具(2又金具)、15,1
6,17……補強材、18,19,20……補強
材長手方向軸線、21……定点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中間に所定角度の折曲げ部を有する取付本体の
    一端部に下部鋼管相互を連結するための補強材を
    取付ける補強材取付部を設け、他端部に導体耐張
    装置の碍子側装置を取付けるための連結金具を回
    転可能に取付け、補強材取付部の補強材長手方向
    軸線と水平面に対し所定角度傾けて張設する導体
    耐張装置軸線とが中間折曲げ部の定点を通るよう
    になし、下部鋼管の中間に挿通して前記定点を下
    部鋼管の軸線上にとつて鋼管に固着するようにし
    たことを特徴とする導体耐張装置取付金具。
JP15508485U 1985-10-09 1985-10-09 Expired JPH0241779Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15508485U JPH0241779Y2 (ja) 1985-10-09 1985-10-09

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JP15508485U JPH0241779Y2 (ja) 1985-10-09 1985-10-09

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Publication Number Publication Date
JPS6264914U JPS6264914U (ja) 1987-04-22
JPH0241779Y2 true JPH0241779Y2 (ja) 1990-11-07

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