JPH0239133Y2 - - Google Patents

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JPH0239133Y2
JPH0239133Y2 JP1985150080U JP15008085U JPH0239133Y2 JP H0239133 Y2 JPH0239133 Y2 JP H0239133Y2 JP 1985150080 U JP1985150080 U JP 1985150080U JP 15008085 U JP15008085 U JP 15008085U JP H0239133 Y2 JPH0239133 Y2 JP H0239133Y2
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JP
Japan
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case
drive shaft
drainage device
air conditioner
sound deadening
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JP1985150080U
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JPS6257012U (ja
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は空気調和機等の排水装置に関するも
のである。
(従来の技術) 空気調和機の排水装置の従来例としては、例え
ば実開昭60−68330号公報に記載された装置を挙
げることができる。この排水装置は、第2図に摸
式的に示すように、ケース51の下部に入口開口
部52を、またその上部の位置に出口開口部53
をそれぞれ有するもので、ケース51の上方の位
置に配置したモータ54の駆動軸55を、ケース
51の上面に開設した貫通孔56内を貫通させて
ケース51内へと導入し、その先端部に揚水用の
回転体57を取着した構造を有するものである。
なお58はドレンパン、59はこれら全体を覆う
ケーシングを示している。
(考案が解決しようとする問題点) ところで上記した排水装置においては、上記モ
ータ54の駆動軸55と上記貫通孔56との間に
は、エアを取り入れるために、ある程度の〓間を
形成しておく必要がある訳であるが、装置の作動
時に、水と空気とが回転体57によつて高速で撹
拌されて中低周波の騒音を発生し、この騒音が上
記貫通孔56から外部に放出されるという現象が
生じる。そこでこのような騒音の発生を防止しよ
うとすれば、上記ケーシング59の内面に防音処
理を施すことが考えられる訳であるが、この場合
には、多大な面積にわたつて防音処理を施す必要
があるため、多くの手数を要し、またこのような
防音処理を施したとしても、上記ケーシング59
が空気の流通部を有する関係上、充分な防音効果
が得られないという欠点がある。
この考案は上記した従来の欠点を解決するため
になされたものであつて、その目的は、簡素な構
造で、作動時の騒音量を低減できる空気調和機等
の排水装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) そこでこの考案の空気調和機等の排水装置にお
いては、上記のうな排水装置において、モータ5
の下面とケース1の上面との間に、駆動軸6の周
囲を覆う消音ボツクス8を設けてある。
(作用) 上記排水装置においては、駆動軸6の貫通部か
ら放出された騒音は、消音ボツクス8内で減衰す
ることになり、そのため機外への放出される騒音
量は低減されることになる。
(実施例) 次にこの考案の空気調和機等の排水装置の具体
的な実施例について、図面を参照しつつ詳細に説
明する。
第1図及び第2図において、1はケースであつ
て、その下部の位置には入口開口部2が、またそ
れよりも上部の位置には側方に開口した出口開口
部3がそれぞれ形成されており、上記入口開口部
2は、ドレンパン4内のドレン水中に浸漬されて
いる。また上記ケース1の上方の位置にはモータ
5が配置されており、その駆動軸6はケース1の
内部へと導入されている。この駆動軸6の先端部
には、揚水手段としての回転羽根7が取着されて
おり、この回転羽根7の回転によつて、ドレンパ
ン4内のドレン水を上記入口開口部2から汲上
げ、上記出口開口部3を経由して外部へと排出し
得るようなされている。
そして上記モータ5の下面と上記ケース1との
間には、筒状の消音ボツクス8が配置されてい
る。この場合、上記消音ボツクス8の底部は、上
記ケース1の上部を覆う部分1aと一体的に形成
されており、この部分1aの略中央部に、上記駆
動軸6を挿通するための貫通孔9が穿設されてい
る。上記消音ボツクス8は、この貫通孔9の周囲
を略密閉状に覆うためのものである。なおこのケ
ース1の上部を覆う部分1aと上記消音ボツクス
8とを別体に形成することも可能であるが、上記
のように一体的に形成した場合には、製造コスト
と組立に要する手数とを低減し得るという利点が
ある。なお図においては、構造を簡素化するため
に消音ボツクス8の上部にモータ5を取付けるよ
うにしてあるが、モータ5は別の部分に取付けて
もよい。また上記消音ボツクス8の側壁には小径
の水抜き孔12が形成されているが、この孔12
は、エア通路を兼ねるものである。なお図におい
て、10は上記貫通孔9と同軸状に形成された立
壁、11はその周囲に形成された水受部、13は
出口開口部3に接続された接続パイプをそれぞれ
示している。
上記排水装置においては、該装置の作動時に、
水と空気とが回転羽根7によつて高速で撹拌さ
れ、中低周波の騒音が発生し、これが貫通孔9か
ら放出されても、この騒音の大部分は消音ボツク
ス8内で減衰し、機外へと放出されるのが防止さ
れることになる。そのため機外へ放出される騒音
量は減少し、使用時の騒音による不快感を低減す
ることが可能となる。また上記消音ボツクス8を
取付けるだけでよいため、その構造は簡素なもの
となる。
なお上記消音ボツクス8の構成材料としとは、
その防音効果を考慮すると、ブチル系硬質ゴム
(鉄又は鉛粉入り)、ニトリル系ゴム(鉄又は鉛粉
入り)、鉱物質充填材入りポリエステル樹脂、エ
チレン酸ビニール樹脂、制振鋼板(サンドイツチ
鋼板)等を使用するのが好ましく、これらのいず
れかで、あるいはこれらの複数を積層して、消音
ボツクス8の全体を構成したり、該ボツクス8の
内貼りを行なうのである。
(考案の効果) この考案の空気調和機等の排水装置において
は、上記のように駆動軸の貫通部から放出された
騒音を、消音ボツクス内で減衰させるようにして
あるので、機外へと放出される騒音量を低減する
ことが可能となる。また消音ボツクスを付加する
だけでよいため、その構造は簡素なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の空気調和機等の排水装置の
中央縦断面図、第2図は従来例の縦断面図であ
る。 1……ケース、2……入口開口部、3……出口
開口部、4……ドレンパン、5……モータ、6…
…駆動軸、7……回転羽根、8……消音ボツク
ス、9……貫通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース1の下部に入口開口部2を、それよりも
    上部に出口開口部3をそれぞれ設けると共に、上
    記入口開口部2をドレンパン4内のドレン水中に
    浸漬し、一方上記ケース1の上方に配置したモー
    タ5の駆動軸6を上記ケース1上部の上方から上
    記ケース1内に貫通させ、その先端側に回転羽根
    7等の揚水手段を取着して成る空気調和機等の排
    水装置において、上記ケース1の上部には、上記
    駆動軸6の貫通部9の周囲を覆う消音ボツクス8
    を設けたことを特徴とする空気調和機等の排水装
    置。
JP1985150080U 1985-09-30 1985-09-30 Expired JPH0239133Y2 (ja)

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JP1985150080U JPH0239133Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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JP1985150080U JPH0239133Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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Publication Number Publication Date
JPS6257012U JPS6257012U (ja) 1987-04-09
JPH0239133Y2 true JPH0239133Y2 (ja) 1990-10-22

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ID=31065888

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5139393U (ja) * 1974-09-19 1976-03-24
JPS5316676U (ja) * 1976-07-23 1978-02-13

Family Cites Families (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4911305U (ja) * 1972-04-27 1974-01-30
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Patent Citations (2)

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JPS6257012U (ja) 1987-04-09

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