JPH0239129B2 - Ritokuseigyozofukuki - Google Patents
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- JPH0239129B2 JPH0239129B2 JP9511081A JP9511081A JPH0239129B2 JP H0239129 B2 JPH0239129 B2 JP H0239129B2 JP 9511081 A JP9511081 A JP 9511081A JP 9511081 A JP9511081 A JP 9511081A JP H0239129 B2 JPH0239129 B2 JP H0239129B2
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- voltage
- amplifier
- exp
- input terminal
- transistor
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G1/00—Details of arrangements for controlling amplification
- H03G1/0005—Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G1/00—Details of arrangements for controlling amplification
- H03G1/0005—Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal
- H03G1/0017—Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal the device being at least one of the amplifying solid-state elements
- H03G1/0023—Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal the device being at least one of the amplifying solid-state elements in emitter-coupled or cascode amplifiers
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- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、制御入力端子に印加される制御電
圧により利得が制御される利得制御増幅器に係
り、特に負帰還を施して歪を低減させるようにし
た利得制御増幅器に関する。
圧により利得が制御される利得制御増幅器に係
り、特に負帰還を施して歪を低減させるようにし
た利得制御増幅器に関する。
利得制御増幅器は、制御入力端子に印加される
制御電圧の変化によりその利得が変化されるよう
にした増幅器であり、従来、第1図に示すような
回路構成のものが知られている。この第1図に示
す利得制御増幅器は、互いのエミツタが共通接続
されたトランジスタ(PNPトランジスタ)1a,
1bからなる第1のバイポーラトランジスタペア
1と、互いのエミツタが共通接続されたトランジ
スタ(NPNトランジスタ)2a,2bからなる
第2のバイポーラトランジスタペア2と、演算増
幅器3とを設けてなるものであり、信号入力端子
4を抵抗5(値R1)を介してトランジスタペア
1の共通エミツタに接続すると共に抵抗6(値
R1)を介してトランジスタペア2の共通エミツ
タに接続し、また正電源端子7を定電流源8(電
流値はI1)を介してトランジスタペア1の共通エ
ミツタに接続する一方、負電源端子9を定電流源
10(電流値はI1)を介してトランジスタペア2
の共通エミツタに接続し、またトランジスタ1a
のベースおよびコレクタとトランジスタ2aのベ
ースとトランジスタ2bのコレクタを接地し、ト
ランジスタ1bのコレクタとトランジスタ2aの
コレクタとを演算増幅器3の非反転入力端子に接
続し、トランジスタ1bとトランジスタ2bの各
ベースを制御入力端子11に接続し、また演算増
幅器3の出力端子を信号出力端子12に接続する
と共に抵抗13(値R2)を介してその反転入力
端子に接続し、またその非反転入力端子を接地し
て構成したものである。
制御電圧の変化によりその利得が変化されるよう
にした増幅器であり、従来、第1図に示すような
回路構成のものが知られている。この第1図に示
す利得制御増幅器は、互いのエミツタが共通接続
されたトランジスタ(PNPトランジスタ)1a,
1bからなる第1のバイポーラトランジスタペア
1と、互いのエミツタが共通接続されたトランジ
スタ(NPNトランジスタ)2a,2bからなる
第2のバイポーラトランジスタペア2と、演算増
幅器3とを設けてなるものであり、信号入力端子
4を抵抗5(値R1)を介してトランジスタペア
1の共通エミツタに接続すると共に抵抗6(値
R1)を介してトランジスタペア2の共通エミツ
タに接続し、また正電源端子7を定電流源8(電
流値はI1)を介してトランジスタペア1の共通エ
ミツタに接続する一方、負電源端子9を定電流源
10(電流値はI1)を介してトランジスタペア2
の共通エミツタに接続し、またトランジスタ1a
のベースおよびコレクタとトランジスタ2aのベ
ースとトランジスタ2bのコレクタを接地し、ト
ランジスタ1bのコレクタとトランジスタ2aの
コレクタとを演算増幅器3の非反転入力端子に接
続し、トランジスタ1bとトランジスタ2bの各
ベースを制御入力端子11に接続し、また演算増
幅器3の出力端子を信号出力端子12に接続する
と共に抵抗13(値R2)を介してその反転入力
端子に接続し、またその非反転入力端子を接地し
て構成したものである。
このような構成を有する従来の利得制御増幅器
において、トランジスタ1a,1b,2a,2b
の各エミツタ電流を各々i1a,i1b,i2a,i2bとし、
制御入力端子11に印加される制御電圧をVcと
した場合、エミツタ電流i1a,i1b,i2a,i2bと制御
電圧Vcとの間には、トランジスタのPN接合の性
質から、 i1b=i1a・exp(−K・Vc) i2a=i2b・exp(−K・Vc) …(1) 但し、K=q/kT なる関係がある。ここで、上記kはボルツマン定
数、qは電子の電荷、Tは接合温度である。
において、トランジスタ1a,1b,2a,2b
の各エミツタ電流を各々i1a,i1b,i2a,i2bとし、
制御入力端子11に印加される制御電圧をVcと
した場合、エミツタ電流i1a,i1b,i2a,i2bと制御
電圧Vcとの間には、トランジスタのPN接合の性
質から、 i1b=i1a・exp(−K・Vc) i2a=i2b・exp(−K・Vc) …(1) 但し、K=q/kT なる関係がある。ここで、上記kはボルツマン定
数、qは電子の電荷、Tは接合温度である。
また、信号入力端子4に印加される入力端子の
電圧をviとした場合、この電圧viがトランジスタ
1a,1b,2a,2bの各ベース・エミツタ間
電圧よりも充分大であれば、 が成り立つ。したがつて、この(2)式と(1)式とか
ら、 が得られる。ここでトランジスタ1b(またはト
ランジスタ2a)のコレクタから演算増幅器3へ
供給される電流をipとすれば、この電流ipは、 ip=i1b−i2a ……(4) であるから、この(4)式に(3)式を代入すれば、 ip=2vi/R1{exp(K・Vc)+1} ……(5) が得られる。また、信号出力端子12に得られる
出力信号の電圧をvpとすれば、電圧vpは、 vp=−ip・R2 ……(6) であるから、この(6)式に前記(5)式を代入すれば、 vp=−2vi・R2/R1{exp(K・Vc)+1} ……(7) が得られる。したがつて、この第1図に示す利得
制御増幅器の電圧利得Avは、 Av=−2R2/R1{exp(K・Vc)+1} ……(8) となり、この(8)式の分母におけるexp(K・Vc)
が1より充分大である領域(すなわち制御電圧
VcがVc>0である範囲)においては、指数関数
特性をもつて変化することが解る。
電圧をviとした場合、この電圧viがトランジスタ
1a,1b,2a,2bの各ベース・エミツタ間
電圧よりも充分大であれば、 が成り立つ。したがつて、この(2)式と(1)式とか
ら、 が得られる。ここでトランジスタ1b(またはト
ランジスタ2a)のコレクタから演算増幅器3へ
供給される電流をipとすれば、この電流ipは、 ip=i1b−i2a ……(4) であるから、この(4)式に(3)式を代入すれば、 ip=2vi/R1{exp(K・Vc)+1} ……(5) が得られる。また、信号出力端子12に得られる
出力信号の電圧をvpとすれば、電圧vpは、 vp=−ip・R2 ……(6) であるから、この(6)式に前記(5)式を代入すれば、 vp=−2vi・R2/R1{exp(K・Vc)+1} ……(7) が得られる。したがつて、この第1図に示す利得
制御増幅器の電圧利得Avは、 Av=−2R2/R1{exp(K・Vc)+1} ……(8) となり、この(8)式の分母におけるexp(K・Vc)
が1より充分大である領域(すなわち制御電圧
VcがVc>0である範囲)においては、指数関数
特性をもつて変化することが解る。
ところで、このような利得制御増幅器において
は、利得制御増幅器が利得を変化させるものであ
るという性質上、通常の定利得増幅器におけるよ
うな方法によつては負帰還を施すことはできな
い。このため、従来の利得制御増幅器は、裸特性
のまま使用されているのが現状であり、この結果
歪率が高いという欠点があつた。
は、利得制御増幅器が利得を変化させるものであ
るという性質上、通常の定利得増幅器におけるよ
うな方法によつては負帰還を施すことはできな
い。このため、従来の利得制御増幅器は、裸特性
のまま使用されているのが現状であり、この結果
歪率が高いという欠点があつた。
この発明は、上記事情に鑑み、負帰還を施すこ
とにより、歪率を低減させるようにした利得制御
増幅器を提供することを目的とするものであり、
入力端子を増幅する増幅器と、この増幅器出力に
よりそれぞれの共通エミツタ電流が相補的に変化
し、かつ各組の両ベース間に共通の制御電圧を印
加することにより各組を構成する2つのトランジ
スタの動作電流に大小の不平衡化を生じせしめる
2組のバイポーラトランジスタペアと、前記2組
のバイポーラトランジスタペアの4つのトランジ
スタのうち、動作電流不平衡化状態が共通するも
のどうしのコレクタ電流差に相当する2つの電圧
信号を取り出し、この2つの電圧信号から平均電
圧を算出する平均電圧算出手段とを有してなり、
前記平均電圧を前記増幅器の入力側へ負帰還さ
せ、前記2つの電圧信号のうちのいずれか一方か
ら出力信号を得るようにしたことを特徴としてい
る。
とにより、歪率を低減させるようにした利得制御
増幅器を提供することを目的とするものであり、
入力端子を増幅する増幅器と、この増幅器出力に
よりそれぞれの共通エミツタ電流が相補的に変化
し、かつ各組の両ベース間に共通の制御電圧を印
加することにより各組を構成する2つのトランジ
スタの動作電流に大小の不平衡化を生じせしめる
2組のバイポーラトランジスタペアと、前記2組
のバイポーラトランジスタペアの4つのトランジ
スタのうち、動作電流不平衡化状態が共通するも
のどうしのコレクタ電流差に相当する2つの電圧
信号を取り出し、この2つの電圧信号から平均電
圧を算出する平均電圧算出手段とを有してなり、
前記平均電圧を前記増幅器の入力側へ負帰還さ
せ、前記2つの電圧信号のうちのいずれか一方か
ら出力信号を得るようにしたことを特徴としてい
る。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
第2図は、この発明の一実施例の構成を示す回
路図であり、この図において第1図の各部に対応
する部分には同一の符号が付してある。第2図に
おいて、14は入力信号(電圧vi)を増幅する演
算増幅器(増幅器)であり、この演算増幅器14
の反転入力端子は信号入力端子4に接続されると
共に抵抗15を介して接地され、またその出力端
子は抵抗5(値R1)を介してバイポーラトラン
ジスタペア1の共通エミツタに接続されると共に
抵抗6(値R1)を介してバイポーラトランジス
タペア2の共通エミツタに接続されている。また
トランジスタ1a,2aの各ベースは制御入力端
子11aに接続され、トランジスタ1b,2bの
各ベースは制御入力端子11bに接続され、これ
らの制御入力端子11a,11b間には制御電圧
Vcが印加されている。また演算増幅器3の出力
端子は抵抗16(値R3、加算手段)を介して前
記演算増幅器14の非反転入力端子に接続されて
いる。また17はトランジスタ1a(またはトラ
ンジスタ2b)のコレクタから取り出される電流
i1 pを対応する電圧v1 pに変換するために設けられた
演算増幅器であり、この演算増幅器17の反転入
力端子はトランジスタ1aのコレクタに接続され
ると共に抵抗18(値R1 2)を介してその出力端
子に接続され、その非反転入力端子は接地され、
またその出力端子は抵抗19(値R1 3加算手段)
を介して前記演算増幅器14の非反転入力端子に
接続されている。ここで、前記演算増幅器14の
出力の電圧をv1とし、また抵抗16,19の接続
点に得られる電圧(電圧Vpと電圧v1 pとの加算結
果)をv2とする。
路図であり、この図において第1図の各部に対応
する部分には同一の符号が付してある。第2図に
おいて、14は入力信号(電圧vi)を増幅する演
算増幅器(増幅器)であり、この演算増幅器14
の反転入力端子は信号入力端子4に接続されると
共に抵抗15を介して接地され、またその出力端
子は抵抗5(値R1)を介してバイポーラトラン
ジスタペア1の共通エミツタに接続されると共に
抵抗6(値R1)を介してバイポーラトランジス
タペア2の共通エミツタに接続されている。また
トランジスタ1a,2aの各ベースは制御入力端
子11aに接続され、トランジスタ1b,2bの
各ベースは制御入力端子11bに接続され、これ
らの制御入力端子11a,11b間には制御電圧
Vcが印加されている。また演算増幅器3の出力
端子は抵抗16(値R3、加算手段)を介して前
記演算増幅器14の非反転入力端子に接続されて
いる。また17はトランジスタ1a(またはトラ
ンジスタ2b)のコレクタから取り出される電流
i1 pを対応する電圧v1 pに変換するために設けられた
演算増幅器であり、この演算増幅器17の反転入
力端子はトランジスタ1aのコレクタに接続され
ると共に抵抗18(値R1 2)を介してその出力端
子に接続され、その非反転入力端子は接地され、
またその出力端子は抵抗19(値R1 3加算手段)
を介して前記演算増幅器14の非反転入力端子に
接続されている。ここで、前記演算増幅器14の
出力の電圧をv1とし、また抵抗16,19の接続
点に得られる電圧(電圧Vpと電圧v1 pとの加算結
果)をv2とする。
以上の構成において、電流i1a,i1b,i2a,i2bと
制御電圧Vcとの間には前記(1)式の関係が成り立
ち、また電圧v1との間には、(2)式と同様に、 が成り立つ。したがつて、この(9)式と前記(1)式と
から、 が得られる。また電流ipは前記(4)式から ip=i1b−i2a であるから、この関係と(10)式とから、 ip=2V1/R1{exp(K・Vc)+1} ……(11) が得られる。したがつて出力信号の電圧vpは、 vp=−ip・R2 =−2v1×R2/R1{exp(K・Vc)+1}……(12) となる。この(12)式から、この実施例においては、
演算増幅器14の出力端子と、信号出力端子12
との間における電圧利得Avが、 Av=vp/v1=−2R2/R1{exp(K・Vc)+1}……(1
3) となることが解る。
制御電圧Vcとの間には前記(1)式の関係が成り立
ち、また電圧v1との間には、(2)式と同様に、 が成り立つ。したがつて、この(9)式と前記(1)式と
から、 が得られる。また電流ipは前記(4)式から ip=i1b−i2a であるから、この関係と(10)式とから、 ip=2V1/R1{exp(K・Vc)+1} ……(11) が得られる。したがつて出力信号の電圧vpは、 vp=−ip・R2 =−2v1×R2/R1{exp(K・Vc)+1}……(12) となる。この(12)式から、この実施例においては、
演算増幅器14の出力端子と、信号出力端子12
との間における電圧利得Avが、 Av=vp/v1=−2R2/R1{exp(K・Vc)+1}……(1
3) となることが解る。
一方、電流i1 pは、
i1 p=i1a−i2b ……(14)
であるから、この(14)式と(9)式および(10)式から、
i1 p=2v1/R1{exp(−K・Vc)+1} ……(15)
が得られる。したがつて、電圧v1 pは、
v1 p=−i1 p・R1 2
=−2v1・R1/2/R1{exp(−K・Vc)+1}…
…(16) となり、またこの電圧v1 pは、R1 2=R2と設定すれ
ば、 v1 p=−2v1・R2/R1{exp(−K・Vc)+1}……(17
) となる。また電圧v2はR3=R1 3と設定すれば、 v2=vp+v1/p/2 ……(18) であるから、この(18)式に(12)式と(17)式とを代入
すれば、 v2=−2v1・R2/2R1{1/exp(K・Vc)+
1+1/exp(−K・Vc)+1} =−v1・R2/R2〔exp(−K・Vc)+1+e
xp(K・Vc)+1/{exp(K・Vc)+1}{exp(−K
・Vc)+1}〕 =−v1・R2/R1〔exp(−K・Vc)+1+e
xp(K・Vc)+1/1+exp(K・Vc)+exp(−K・Vc
)+1〕 =−R2/R1・v1 ……(19) となる。このように、電圧vpと電圧v1 pとを加算し
た結果得られる電圧v2は、歪を考慮しない理想的
な動作においては、制御電圧Vcに無関係に電圧
v1に比例することが解る。したがつてこの電圧v2
は負帰還用の信号として利用できるものである。
…(16) となり、またこの電圧v1 pは、R1 2=R2と設定すれ
ば、 v1 p=−2v1・R2/R1{exp(−K・Vc)+1}……(17
) となる。また電圧v2はR3=R1 3と設定すれば、 v2=vp+v1/p/2 ……(18) であるから、この(18)式に(12)式と(17)式とを代入
すれば、 v2=−2v1・R2/2R1{1/exp(K・Vc)+
1+1/exp(−K・Vc)+1} =−v1・R2/R2〔exp(−K・Vc)+1+e
xp(K・Vc)+1/{exp(K・Vc)+1}{exp(−K
・Vc)+1}〕 =−v1・R2/R1〔exp(−K・Vc)+1+e
xp(K・Vc)+1/1+exp(K・Vc)+exp(−K・Vc
)+1〕 =−R2/R1・v1 ……(19) となる。このように、電圧vpと電圧v1 pとを加算し
た結果得られる電圧v2は、歪を考慮しない理想的
な動作においては、制御電圧Vcに無関係に電圧
v1に比例することが解る。したがつてこの電圧v2
は負帰還用の信号として利用できるものである。
次に、この実施例において歪を考慮した場合の
回路動作について説明する。まず、演算増幅器1
4の出力端子と信号出力端子12間における電圧
利得を歪を考慮してAdとして表わすと、 Ad=(1+d)Av ……(20) (但しdは歪の係数) と仮定することができる。したがつて、この電圧
利得Adすなわちv0/v1は、 v0/v1=(1+d)−2R2/R1{exp(K・Vc)+1} ……(21) と表わすことができ、また同様に、歪を考慮した
電流i0をipdとすれば、このipdは、 ipd=(1+d)2v1/R1{exp(K・Vc)+1}……(
22) と表わすことができる。また、この実施例におい
ては、電流ipを取り出し、かつこの電流ipを電圧
V0に変換する回路と、電流i1 pを取り出し、かつこ
の電流i1 pを電圧v1 pに変換する回路とは全く対称な
回路構成となつている。したがつて歪を考慮した
電流i1 pをi1 pdとすれば、このi1 pdは、 i1 pd=(1+d)2R2/R1{exp(−K・Vc)+1}……
(23) と表わすことができる。したがつて電圧v2は、 v2=−(1+d)・R2・v1/R1{1/exp(K・Vc)
+1+1/exp(−K・Vc)+1}=−(1+d)・R2
/R1v1
……(24) となる。また、この(24)式と(21)式とから、 v0=−2(1+d)・R2/R1{exp(K・Vc)+1}
×−R1・v2/(1+d)・R2=2v2/exp(K・Vc)+1
……(25) が得られる。この(25)式は、電圧v2と電圧v0との
間には歪がないことを示している。
回路動作について説明する。まず、演算増幅器1
4の出力端子と信号出力端子12間における電圧
利得を歪を考慮してAdとして表わすと、 Ad=(1+d)Av ……(20) (但しdは歪の係数) と仮定することができる。したがつて、この電圧
利得Adすなわちv0/v1は、 v0/v1=(1+d)−2R2/R1{exp(K・Vc)+1} ……(21) と表わすことができ、また同様に、歪を考慮した
電流i0をipdとすれば、このipdは、 ipd=(1+d)2v1/R1{exp(K・Vc)+1}……(
22) と表わすことができる。また、この実施例におい
ては、電流ipを取り出し、かつこの電流ipを電圧
V0に変換する回路と、電流i1 pを取り出し、かつこ
の電流i1 pを電圧v1 pに変換する回路とは全く対称な
回路構成となつている。したがつて歪を考慮した
電流i1 pをi1 pdとすれば、このi1 pdは、 i1 pd=(1+d)2R2/R1{exp(−K・Vc)+1}……
(23) と表わすことができる。したがつて電圧v2は、 v2=−(1+d)・R2・v1/R1{1/exp(K・Vc)
+1+1/exp(−K・Vc)+1}=−(1+d)・R2
/R1v1
……(24) となる。また、この(24)式と(21)式とから、 v0=−2(1+d)・R2/R1{exp(K・Vc)+1}
×−R1・v2/(1+d)・R2=2v2/exp(K・Vc)+1
……(25) が得られる。この(25)式は、電圧v2と電圧v0との
間には歪がないことを示している。
そして、前記(19)式から明らかなように、電圧
v2は電圧v1とは逆位相であるから、この電圧v2を
演算増幅器14の非反転入力端子に供給する信号
経路により負帰還ループが形成される。そしてこ
の場合、もし演算増幅器14の裸利得が充分に大
であれば、前記負帰還ループは、電圧v2(負帰還
信号)を入力信号の電圧viに一致させるように作
用し、かつv2=viとなつて安定する。
v2は電圧v1とは逆位相であるから、この電圧v2を
演算増幅器14の非反転入力端子に供給する信号
経路により負帰還ループが形成される。そしてこ
の場合、もし演算増幅器14の裸利得が充分に大
であれば、前記負帰還ループは、電圧v2(負帰還
信号)を入力信号の電圧viに一致させるように作
用し、かつv2=viとなつて安定する。
したがつて、前記(25)式は、
v0=2vi/exp(K・Vc)+1 ……(26)
となり、またこの実施例における全体の電圧利得
Aは、 A=v0/vi=2/exp(K・Vc)+1 ……(27) となる。このように、この実施例によれば、この
(27)式から明らかなように、出力信号の電圧v0に
は歪は一切含まれず、かつ回路全体の電圧利得A
は制御電圧Vcによつて指数関数特性を持つて変
化されることが解る。
Aは、 A=v0/vi=2/exp(K・Vc)+1 ……(27) となる。このように、この実施例によれば、この
(27)式から明らかなように、出力信号の電圧v0に
は歪は一切含まれず、かつ回路全体の電圧利得A
は制御電圧Vcによつて指数関数特性を持つて変
化されることが解る。
次に、上記実施例の変形例として、負帰還信号
を他の回路構成を用いて発生させるようにした場
合を示す。
を他の回路構成を用いて発生させるようにした場
合を示す。
第3図は前記実施例の第1の変形例を示す回路
図であり、この図における符号20は、第2図に
おいて鎖線20で囲む部分を示している。この第
3図において、電圧v0と電圧v1 0とは、加算用の抵
抗16,19(値は共にR3)と帰還抵抗21
(値R3)と演算増幅器22とからなる加算回路2
3によつて加算されるようになつている。また信
号入力端子4に印加される入力信号(電圧vi)
は、抵抗24(値R4)を介して演算増幅器14
の反転入力端子へ供給され、この反転入力端子に
は前記加算回路23の出力(電圧v2)が抵抗25
(値R4)を介して負帰還されるようになつてい
る。
図であり、この図における符号20は、第2図に
おいて鎖線20で囲む部分を示している。この第
3図において、電圧v0と電圧v1 0とは、加算用の抵
抗16,19(値は共にR3)と帰還抵抗21
(値R3)と演算増幅器22とからなる加算回路2
3によつて加算されるようになつている。また信
号入力端子4に印加される入力信号(電圧vi)
は、抵抗24(値R4)を介して演算増幅器14
の反転入力端子へ供給され、この反転入力端子に
は前記加算回路23の出力(電圧v2)が抵抗25
(値R4)を介して負帰還されるようになつてい
る。
次に第4図は、前記実施例の第2の変形例を示
す回路図であり、この図において、前記第1の変
形例と異なる点は、信号入力端子4に印加される
入力信号(電圧vi)が演算増幅器14の非反転入
力端子へ供給され、同演算増幅器14の反転入力
端子には、加算回路23の出力(電圧v2)が抵抗
24(値Rx)と抵抗25(値Ry)とによつて分
圧されて供給されている点にある。なおこの場合
は入力信号viと出力信号v0とは互いに逆位相とな
る。
す回路図であり、この図において、前記第1の変
形例と異なる点は、信号入力端子4に印加される
入力信号(電圧vi)が演算増幅器14の非反転入
力端子へ供給され、同演算増幅器14の反転入力
端子には、加算回路23の出力(電圧v2)が抵抗
24(値Rx)と抵抗25(値Ry)とによつて分
圧されて供給されている点にある。なおこの場合
は入力信号viと出力信号v0とは互いに逆位相とな
る。
次に第5図は、前記実施例を応用した具体回路
を示すものである。この具体回路においては、信
号の非対称性に起因する偶数次歪をより低減させ
るために、摺動端子が接地された可変抵抗器26
を設け、制御電圧Vcからトランジスタ1a−1+
2a−1のベースと、トランジスタ1b−1,2b
−1のベースとへ各々供給される電圧を接地電位
に対して正負対称になるようにしている。また、
トランジスタ1a−1,1b−1,2a−1,2b
−1にはダイオード接続された逆導電性のトラン
ジスタ(すなわちPNPトランジスタに対しては
NPNトランジスタ、またNPNトランジスタに対
してはPNPトランジスタ)1a−2,1b−2,2
a−2,2b−2を各々接続して、各トランジスタ
1a−1,1b−1,2a−1,2b−1の指数関数
特性の偏差を打ち消すようにしている。
を示すものである。この具体回路においては、信
号の非対称性に起因する偶数次歪をより低減させ
るために、摺動端子が接地された可変抵抗器26
を設け、制御電圧Vcからトランジスタ1a−1+
2a−1のベースと、トランジスタ1b−1,2b
−1のベースとへ各々供給される電圧を接地電位
に対して正負対称になるようにしている。また、
トランジスタ1a−1,1b−1,2a−1,2b
−1にはダイオード接続された逆導電性のトラン
ジスタ(すなわちPNPトランジスタに対しては
NPNトランジスタ、またNPNトランジスタに対
してはPNPトランジスタ)1a−2,1b−2,2
a−2,2b−2を各々接続して、各トランジスタ
1a−1,1b−1,2a−1,2b−1の指数関数
特性の偏差を打ち消すようにしている。
次にこの発明の他の実施例を説明する。第6図
はこの発明の他の実施例の具体回路構成を示すも
のであり、第2〜5図の構成と異なるのはバイポ
ーラトランジスタペア1,2をすべて同一導電性
(ここではNPN形)のトランジスタ1a,1b,
2a,2bで構成した点である。このように同一
導電性素子のみで構成することにより、トランジ
スタの導電形の相違による信号特性の不揃いが減
少し、出力における2次歪を低減することができ
る。まず、信号入力端子4からの入力信号は、演
算増幅器14a,14bからなる入力増幅部14
において、同振幅、逆相の2信号にされ、これら
はそれぞれ抵抗5,6を介して、制御入力端子1
1a,11b間の制御電圧Vcに応じた指数関数
特性を有するバイポーラトランジスタペア1,2
の各共通エミツタに印加される。先に述べた実施
例の如く異なる導電性のトランジスタペアを用い
た場合には、これらのコレクタ電流同士の演算が
容易であつたが、この実施例では同一導電性のト
ランジスタペアを用いているため、コレクタ電流
i1a,i1b,i2a,i2bの演算は、それぞれ演算増幅器
3,17において行なつている。また、抵抗1
6,19は加算手段であり、その加算出力は入力
側の演算増幅器14aの反転入力端に負帰還され
ている。
はこの発明の他の実施例の具体回路構成を示すも
のであり、第2〜5図の構成と異なるのはバイポ
ーラトランジスタペア1,2をすべて同一導電性
(ここではNPN形)のトランジスタ1a,1b,
2a,2bで構成した点である。このように同一
導電性素子のみで構成することにより、トランジ
スタの導電形の相違による信号特性の不揃いが減
少し、出力における2次歪を低減することができ
る。まず、信号入力端子4からの入力信号は、演
算増幅器14a,14bからなる入力増幅部14
において、同振幅、逆相の2信号にされ、これら
はそれぞれ抵抗5,6を介して、制御入力端子1
1a,11b間の制御電圧Vcに応じた指数関数
特性を有するバイポーラトランジスタペア1,2
の各共通エミツタに印加される。先に述べた実施
例の如く異なる導電性のトランジスタペアを用い
た場合には、これらのコレクタ電流同士の演算が
容易であつたが、この実施例では同一導電性のト
ランジスタペアを用いているため、コレクタ電流
i1a,i1b,i2a,i2bの演算は、それぞれ演算増幅器
3,17において行なつている。また、抵抗1
6,19は加算手段であり、その加算出力は入力
側の演算増幅器14aの反転入力端に負帰還され
ている。
以上説明したように、この発明によれば、入力
信号を増幅する増幅器と、この増幅器出力により
それぞれの共通エミツタ電流が相補的に変化し、
かつ各組の両ベース間に共通の制御電圧を印加す
ることにより各組を構成する2つのトランジスタ
の動作電流に大小の不平衡化を生じせしめる2組
のバイポーラトランジスタペアと、前記2組のバ
イポーラトランジスタペアの4つのトランジスタ
のうち、動作電流不平衡化状態が共通するものど
うしのコレクタ電流差に相当する2つの電圧信号
を取り出し、この2つの電圧信号から平均電圧を
算出する平均電圧算出手段とを有し、この平均電
圧算出手段により算出される前記平均電圧を前記
増幅器の入力側へ負帰還させ、前記2つの電圧信
号のうちのいずれか一方から出力信号を得るよう
にしたので、極めて歪率の低い利得制御増幅器を
実現することができる。
信号を増幅する増幅器と、この増幅器出力により
それぞれの共通エミツタ電流が相補的に変化し、
かつ各組の両ベース間に共通の制御電圧を印加す
ることにより各組を構成する2つのトランジスタ
の動作電流に大小の不平衡化を生じせしめる2組
のバイポーラトランジスタペアと、前記2組のバ
イポーラトランジスタペアの4つのトランジスタ
のうち、動作電流不平衡化状態が共通するものど
うしのコレクタ電流差に相当する2つの電圧信号
を取り出し、この2つの電圧信号から平均電圧を
算出する平均電圧算出手段とを有し、この平均電
圧算出手段により算出される前記平均電圧を前記
増幅器の入力側へ負帰還させ、前記2つの電圧信
号のうちのいずれか一方から出力信号を得るよう
にしたので、極めて歪率の低い利得制御増幅器を
実現することができる。
第1図は従来の利得制御増幅器の構成を示す回
路図、第2図はこの発明の一実施例の構成を示す
回路図、第3図は同実施例の第1の変形例の構成
を示す回路図、第4図は同実施例の第2の変形例
の構成を示す回路図、第5図は同実施例の具体回
路を示す回路図、第6図はこの発明の他の実施例
の具体回路構成を示す回路図である。 1a,1b,2a,2b……バイポーラトラン
ジスタ、3,17,22……演算増幅器、13,
16,18,19,21……抵抗、(3,17,
13,16,18,19または3,17,22,
13,16,18,19,21は各々平均電圧算
出手段を構成する)、14……増幅器(演算増幅
器)。
路図、第2図はこの発明の一実施例の構成を示す
回路図、第3図は同実施例の第1の変形例の構成
を示す回路図、第4図は同実施例の第2の変形例
の構成を示す回路図、第5図は同実施例の具体回
路を示す回路図、第6図はこの発明の他の実施例
の具体回路構成を示す回路図である。 1a,1b,2a,2b……バイポーラトラン
ジスタ、3,17,22……演算増幅器、13,
16,18,19,21……抵抗、(3,17,
13,16,18,19または3,17,22,
13,16,18,19,21は各々平均電圧算
出手段を構成する)、14……増幅器(演算増幅
器)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) 入力信号を増幅する増幅器と、 (b) この増幅器出力によりそれぞれの共通エミツ
タ電流が相補的に変化し、かつ各組の両ベース
間に共通の制御電圧を印加することにより各組
を構成する2つのトランジスタの動作電流に大
小の不平衡化を生じせしめる2組のバイポーラ
トランジスタペアと、 (c) 前記2組のバイポーラトランジスタペアの4
つのトランジスタのうち、動作電流不平衡化状
態が共通するものどうしのコレクタ電流差に相
当する2つの電圧信号を取り出し、この2つの
電圧信号から平均電圧を算出する平均電圧算出
手段とを有してなり、 (d) 前記平均電圧を前記増幅器の入力側へ負帰還
させ、前記2つの電圧信号のうちのいずれか一
方から出力信号を得るようにすることを特徴と
する利得制御増幅器。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9511081A JPH0239129B2 (ja) | 1981-06-19 | 1981-06-19 | Ritokuseigyozofukuki |
| US06/387,753 US4454478A (en) | 1981-06-11 | 1982-06-11 | Gain-controlled amplifier |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9511081A JPH0239129B2 (ja) | 1981-06-19 | 1981-06-19 | Ritokuseigyozofukuki |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57210707A JPS57210707A (en) | 1982-12-24 |
| JPH0239129B2 true JPH0239129B2 (ja) | 1990-09-04 |
Family
ID=14128710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9511081A Expired - Lifetime JPH0239129B2 (ja) | 1981-06-11 | 1981-06-19 | Ritokuseigyozofukuki |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0239129B2 (ja) |
-
1981
- 1981-06-19 JP JP9511081A patent/JPH0239129B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57210707A (en) | 1982-12-24 |
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