JPH0238715Y2 - - Google Patents

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JPH0238715Y2
JPH0238715Y2 JP1983193634U JP19363483U JPH0238715Y2 JP H0238715 Y2 JPH0238715 Y2 JP H0238715Y2 JP 1983193634 U JP1983193634 U JP 1983193634U JP 19363483 U JP19363483 U JP 19363483U JP H0238715 Y2 JPH0238715 Y2 JP H0238715Y2
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JP
Japan
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cylindrical member
metal plate
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diameter cylinder
cover
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JP1983193634U
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JPS60101100U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は着脱自在なタンクと気化室を筒状部材
で連通したスチームアイロンに関する。
(ロ) 従来技術 従来ベースに設けた気化室と着脱自在に設けた
タンクのノズル部とを連通したスチームアイロン
は実開昭56−14122号(実開昭57−128999号公報)
により公知であるが、前記ノズル部と気化室は耐
熱性軟質ゴムにより成形された筒状部材により連
通している。この筒状部材を設けた理由はタンク
の装着時における上下及び左右方向の動き(並
び)に影響されずにタンクと気化室を確実に連通
するためである。
ところが前述の筒状部材の固定構造は筒状部材
の下部に設けたフランジを気化室を形成する金属
板と該金属板の上面に固定した取付金具間に挾持
固定しており、金属板と取付金具は夫々が単独で
固定されるため、その固定のための数多くの専用
のボスが必要となり構造が複雑となつた。又、前
記筒状部材は前記ベースの上面に設けた断熱樹脂
カバーを挿通するために上下方向に長い寸法に設
定されるが、前述の様に金属板と取付金具及び断
熱樹脂カバーは別々に取付けられることになり位
置ズレを生じて取付後には筒状部材が断熱樹脂カ
バーの挿通孔から正確に突出せず傾斜して固定さ
れた場合にはタンクのノズル部と確実に連結され
ない欠点があつた。
(ハ) 考案の目的 本考案はタンクと筒状部材とを確実に連通し且
つタンク内から滴下した水を筒状部材内で高温に
することを目的とする。
(ニ) 考案の構成 本考案は気化室を形成する熱伝導材製の金属板
と、上部を径小筒とし下部を径大筒として内側に
予備加熱室を形成した径大筒部を有する筒状部材
と、前記金属板と同時にベースに固定され前記径
小筒を挿通し前記径大筒部を前記金属板との間に
挾持する押え金具と、前記筒状部材を挿通する円
孔を有し前記押え金具に固定する断熱樹脂カバー
と、ノズル部を前記筒状部材に連結した着脱自在
なタンクとから構成する。
(ホ) 実施例 本考案の実施例を図面に基づき説明する。1は
鋳物製で略三角形状のベースで底面にスチーム孔
1aを設けている。2は該ベースに埋設したシー
ズ型のヒーター、3は前記ベース1の上面側に設
けた突条壁で、適所に複数個のネジ孔4a,4
a,4b,4bを設けると共に内側に前記スチー
ム孔1aと連通する略三角形状の凹設部5を設け
この凹設部内には前記ヒーター2を位置せしめて
いる。6は前記凹設部5の上面を覆つて前記突条
壁3に固定し気化室7を形成するアルミニウムの
如き熱伝導材製の金属板で、周縁に前記ネジ孔と
同数のネジ挿通孔8a,8a,8b,8b及び適
所に連通孔9とネジ貫通孔10を穿設している。
11は上部を径小筒11aとし下部を径大筒11
bとしその内側に広面積の予備加熱室12を形成
した耐熱性軟質ゴムよりなる筒状部材、13は両
側にネジ挿通孔14a,14aを穿設した重合片
15,15を有し内側に前記筒状部材11を挿通
する貫通孔16及びネジ孔17を穿設した押圧片
18を有する〓状の熱伝導材製の押え金具で、前
記ネジ挿通孔14a,14aは前記金属板6の前
側のネジ挿通孔8a,8aと合致せしめ、前記貫
通孔16の孔径は筒状部材11の径小筒11aの
外径より若干大きくしている。19は前記突条壁
3の近傍で前記ベース1の上面に設けた取付ボ
ス、20は一側を前記金属板6のネジ貫通孔10
を介して前記取付ボス19に固定するサーモスタ
ツト、21は該サーモスタツトの固定ネジ、22
は前記ベース1の上面に設けた断熱樹脂カバー
で、前側に前記筒状部材11を挿通せしめる円孔
23を設けると共に固定ネジ24により前記押え
金具13のネジ孔17に螺合固定している。
ここで、前記筒状部材11の固定構造を詳述す
ると、筒状部材11の径大筒11b内に前記挿通
孔9を位置せしめると共に押え金具13の貫通孔
16内に径小筒11aを挿通し径小筒11aを前
記貫通孔16の孔壁と金属板6間に介在しネジ
(図示せず)により重合片15,15のネジ挿通
孔14a,14a及び金属板6のネジ挿通孔8
a,8aを介してベース1の突条壁3のネジ孔4
a,4aに螺合固定する。この螺合固定に伴ない
押え金具13、筒状部材11、金属板6の夫々が
同時にベース1に固定されると共に前記筒状部材
11を押え金具13と金属板6間に挾持固定す
る。
25は前記断熱樹脂カバー22の上面に設けた
断熱化粧カバーで、前側に前記断熱樹脂カバー2
2の円孔23と合致せしめ径小筒11aを挿通す
る円孔26を設けている。前記断熱化粧カバー2
5はビス26により断熱樹脂カバー22に螺合固
定している。27は前記断熱化粧カバー25の上
面に着脱自在にして装着されるハンドル、28は
前記断熱化粧カバー25の上面に着脱自在に設け
たタンクで、底部にノズル部29を設け、上部に
該ノズル部を開閉する操作釦30を設けている。
而して、前記ハンドル27及びタンク28を断
熱化粧カバー25の上面に装着し、前記タンク2
8のノズル部29を筒状部材11の径小筒11a
に連結する。
而して、前記ヒーター2に通電し操作釦30を
操作してノズル部29を開放しタンク28内の水
を滴下すると、この滴下水は筒状部材11内に流
入し一旦金属板6上に当つてから連通孔9を介し
て気化室7内に流入する。前記ヒーター2の通電
によるベース1の加熱は気化室7内を高温にする
と共に金属板6及び金属板を介して重合片15,
15を加熱し押え金具13も加熱するが、加熱さ
れて高温となつた押え金具13は筒状部材11の
全体及び特に径大筒11bを加熱して予備加熱室
12内を高温にする。勿論、前記予備加熱室12
は金属板6によつても加熱される。
従つて、前述の様にノズル部29より筒状部材
11内に滴下した水はその殆んどが筒状部材11
の内壁に付着するために高温となり、さらに金属
板6の上面に当つて広がりその殆んどは高温とな
つた予備加熱室12内にて気化される。気化しな
かつた高温水は気化されたスチームと共に連通孔
9を介して気化室7内に流入しスチーム孔1aよ
り噴出する。
(ヘ) 考案の効果 以上の様に本考案はタンクのノズル部と気化室
とを連通する筒状部材は、その予備加熱室を形成
する径大筒をベースの上面に固定した熱伝導材製
の金属板と同時にベースの上面に固定する押え金
具とにより挾持固定するものであるから、前記金
属板と押え金具の固定が簡単になると共に挾持固
定により固定と同時に筒状部材の径大筒の下端が
金属板の上面に密着して密閉効果を高める。さら
に、ベースの熱は金属板を介して効果的に押え金
具に伝達し予備加熱室を加熱するため、タンクの
ノズル部より滴下した水は予備加熱室内で高温と
なり気化室内での気化を早める。断熱樹脂カバー
は前記筒状部材を挾持固定する押え金具に固定し
たため、筒状部材の径小筒を正確に断熱樹脂カバ
ーの円孔に挿通することができる。換言すれば筒
状部材は傾斜したり折曲することなく直立した状
態で円孔に挿通でき筒状部材の外側壁が傷付けら
れたり亀裂を生じたりすることがない。
尚、本考案はベースの上面に断熱樹脂カバーと
断熱化粧カバーの二部材を設けたが例えば本体が
小型で比較的ヒーターの発熱量の低いものにおい
ては断熱化粧カバーを設けずして断熱樹脂カバー
を化粧カバーとしても同様である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のスチームアイロンの部分断面
図、第2図は同じく部分拡大断面図、第3図は要
部分解斜視図である。 1……ベース、2……ヒーター、5……凹設
部、6……金属板、9……連通孔、11……筒状
部材、11a……径小筒、11b……径大筒、1
2……予備加熱室、13……押え金具、16……
貫通孔、22……断熱樹脂カバー、28……タン
ク、29……ノズル部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースの上面に該ベースの底面に設けられたス
    チーム孔に連通する凹設部を設け、該凹設部の上
    面を覆つて気化室を形成する熱伝導材製の金属板
    を有し、該金属板に設けた連通孔を覆い上部を径
    小筒とし下部を径大筒として内側に予備加熱室を
    形成した筒状部材を設け、該筒状部材の径小筒を
    挿通し径大筒部を前記金属板との間に挾持して該
    金属板と同時にベースの上面に固定する押え金具
    を設け、該押え金具に前記ベースの上面に設けら
    れた前記筒状部材を挿通する円孔を有した断熱樹
    脂カバーを固定し、該カバーの上方に着脱自在に
    設けたタンクのノズル部を前記筒状部材に連結し
    たことを特徴とするスチームアイロン。
JP19363483U 1983-12-15 1983-12-15 スチ−ムアイロン Granted JPS60101100U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19363483U JPS60101100U (ja) 1983-12-15 1983-12-15 スチ−ムアイロン

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JP19363483U JPS60101100U (ja) 1983-12-15 1983-12-15 スチ−ムアイロン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60101100U JPS60101100U (ja) 1985-07-10
JPH0238715Y2 true JPH0238715Y2 (ja) 1990-10-18

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ID=30416423

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JP19363483U Granted JPS60101100U (ja) 1983-12-15 1983-12-15 スチ−ムアイロン

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6016395Y2 (ja) * 1981-02-03 1985-05-21 株式会社日立ホームテック スチームアイロン
JPS58149199U (ja) * 1982-03-30 1983-10-06 株式会社日立ホームテック スチ−ムアイロン

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60101100U (ja) 1985-07-10

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