JPH0238538Y2 - - Google Patents

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JPH0238538Y2
JPH0238538Y2 JP12835485U JP12835485U JPH0238538Y2 JP H0238538 Y2 JPH0238538 Y2 JP H0238538Y2 JP 12835485 U JP12835485 U JP 12835485U JP 12835485 U JP12835485 U JP 12835485U JP H0238538 Y2 JPH0238538 Y2 JP H0238538Y2
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JP
Japan
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transmitter
circuit
handset
shield case
case
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、送話増幅器を用いた電話機回路にお
けるハンドセツトからの誘導雑音抑圧回路に関す
るものである。
「従来の技術」 電話機回路の電子化にともない送話器も炭素送
話器から動電形や圧電形等の送話器が採用され、
送話回路に送話増幅器が用いられている。従つ
て、送話器に加えられる誘導雑音(例えばハンド
セツトを握つた手等を介しての誘導雑音)に対す
る対策が必要となり、特に圧電形送話器等は出力
インピーダンスが高いので、インピーダンス変換
回路を必要とする場合があつて電話機回路が高価
になるという問題点があつた。
「本考案が解決しようとする問題点」 本考案は、上述の問題点にかんがみ送話増幅器
を用いた電話機回路において、インピーダンス変
換回路を用いることなく、しかもハンドセツト内
における簡単な接続構成だけで送話器からの誘導
雑音を抑圧するようにしたものである。
「問題点を解決するための手段」 そのため本考案は送話器を包囲するシールドケ
ースと受話器の入力端子のいずれか一方とを電気
的に接続するようにしたものである。
「作用」 受話器の入力端子(少くともいずれか一方の端
子)は比較的低抵抗の回路を経て接地されること
となるので、送話器を包囲したシールドケースを
この入力端子に接続することにより、ハンドセツ
トを握つた手等からの誘導雑音は送話増幅器への
入力が抑圧される。しかもハンドセツト内の簡単
な接続構成だけで足りるので実施が容易でありか
つ安価である。
「実施例」 第1図は本考案の実施例によるハンドセツトの
一部断面図、1は握り部、2は受話器、2a,2
bは受話器入力端子、3は送話器、3a,3bは
送話器出力端子、4はシールドケースで送話器3
を包囲するように金属板を円筒上に形成したもの
である。2a′,2b′及び3a′,3b′はそれぞれ電
話機回路との接続リード、4a′は受話器2のいず
れか一方の入力端子2a(接地側もしくは接地ま
での抵抗の低い側)とシールドケース4との接続
リードで上記シールドケースと共に本考案によつ
て付加される部分である。
次に電話機回路との関係における電気的等価回
路を第2図によつて説明する。
11は握り部分の回路、12は電話機側の回路
で、本考案と直接関係しない部分は省略的に示し
てある。13は人間の手等の影響による雑音源、
14は雑音源13から送話器3までのインピーダ
ンス(絶縁抵抗、静電容量)、15はシールドケ
ース4までのインピーダンス、16はシールドケ
ース4と送話器3との間のインピーダンス、R1
は受話器入力端子2aと接地との抵抗、17は送
話増幅器である。シールドケース4を設けていな
い従来のものにおいてはインピーダンス14を通
じて送話器3に雑音源13の雑音が誘導され、こ
れが送話増幅器17で増幅され通話路に流入する
ので、前述した問題が生じる。しかしながら本考
案の接続構成によれば、Z2≪Z1及びR1≪Z3とな
るので、上述した送話器3に誘導される雑音をシ
ールドケース15までのインピーダンスZ2を経て
受話器入力端子2aから接地側へバイパスさせる
ことができるので、送話器3を経て送話増幅器1
7へ入力される誘導雑音を抑圧することができ
る。
なお、本実施例においては送話器3を包囲する
シールドケース4を送話器3とは別体で設けた場
合を説明したが、送話器3を構成する際の金属性
ケースが送話器出力端子3a,3bと絶縁された
ものである場合は、そのケースを本考案のシール
ドケースとして利用した一体的なものであつても
よい。
「考案の効果」 以上説明したように送話増幅器を用いた電話機
回路において、送話器への誘導雑音を簡単な接続
構成で抑圧することができる。
また、実施例ではシールドケースを箱状に形成
した場合を図示したが、例えば送話器の固定金具
等を延長して遮へいする構造としても一定の効果
が認められ、この場合はシールドケースの部品が
省略できるのでそれだけ安価に構成できる。
いずれにしてもハンドセツトの内部だけの接続
構成で足りるので実施が容易であり、インピーダ
ンス変換回路を用いなくてすむので回路全体とし
ても安価になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例によるハンドセツトの
一部断面図、第2図は本考案の電気的等価回路で
ある。 2……受話器、3……送話器、4……シールド
ケース、13……雑音源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送話増幅器を用いた電話機回路において、送話
    器を包囲するシールドケースと受話器の入力端子
    のいずれか一方とを電気的に接続したことを特徴
    とする電話機における誘導雑音抑圧回路。
JP12835485U 1985-08-22 1985-08-22 Expired JPH0238538Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12835485U JPH0238538Y2 (ja) 1985-08-22 1985-08-22

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JP12835485U JPH0238538Y2 (ja) 1985-08-22 1985-08-22

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Publication Number Publication Date
JPS6237470U JPS6237470U (ja) 1987-03-05
JPH0238538Y2 true JPH0238538Y2 (ja) 1990-10-17

Family

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JP12835485U Expired JPH0238538Y2 (ja) 1985-08-22 1985-08-22

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JPS6237470U (ja) 1987-03-05

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