JPH0238513Y2 - - Google Patents

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JPH0238513Y2
JPH0238513Y2 JP14562883U JP14562883U JPH0238513Y2 JP H0238513 Y2 JPH0238513 Y2 JP H0238513Y2 JP 14562883 U JP14562883 U JP 14562883U JP 14562883 U JP14562883 U JP 14562883U JP H0238513 Y2 JPH0238513 Y2 JP H0238513Y2
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diode
diodes
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transistor
power supply
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は高周波信号の伝送、遮断に供する高周
波信号切換え装置(RFスイツチ)に関するもの
である。
(ロ) 従来技術 第1図は従来の高周波信号切換え装置の回路図
であり、動作電源用端子TBに電圧を印加し、ス
イツチング電源用端子TSに電圧を印加しない場
合においては、動作電源電圧が第1、第2ダイオ
ードD1,D2のアノードに印加されるため、両ダ
イオードは短絡され、第1入力端子I1からの第1
の高周波信号(RF信号)は、第1出力端子O1
供給されると同時に動作電源電圧は第3ダイオー
ドD3のカソードにも印加され該第3ダイオード
は開放となるため第2入力端子I2からの第2の
RF信号を第1出力端子O1に供給しないようにし
ている。
一方スイツチング電源用端子TSに電圧を印加
した場合においては、第1、第2ダイオードD1
D2のアノードには動作電源電圧は印加されずカ
ソードにスイツチング電源電圧が印加されるた
め、両ダイオードD1,D2は開放となり第1のRF
信号は第1出力端子に伝送されない。又、第3ダ
イオードのアノードにスイツチング電源電圧が印
加され、カソードに動作電源が印加されないた
め、該第3ダイオードは短絡され第2入力端子I2
からの第2のRF信号を第1出力端子O1に伝送す
るようにしている。
ところで、この従来回路では、遮断時における
入出力間の減衰量は第1入力端子I1と第1出力端
子O1間では、第1、第2ダイオードD1,D2の端
子間容量、および第2入力端子I2と第1出力端子
O1間では第3ダイオードD3の端子間容量にて決
定される。またスイツチング電源電圧のON,
OFFのみで各回路の切換を行なわせるために、
2つのトランジスタQ1,Q2及びダイオードD5
配備しており回路が複雑になるという欠点があ
る。
第2図は、他の従来の高周波信号切換え装置の
回路図であり、第1スイツチング電源用端子TS1
に電圧を印加した場合においては、第1、第2ダ
イオードD1,D2は短絡され、第6、第7ダイオ
ードD6,D7は開放されるため、第1入力端子I1
からの第1のRF信号は第1出力端子O1へ供給さ
れると同時に第2入力端子I2からの第2RF信号は
第1出力端子O1へ供給されない。このとき第1
のスイツチング電源電圧は、第9ダイオードD9
のアノードにも印加され、該第9ダイオードは短
絡されるため、第7ダイオードを通つて漏れた第
2のRF信号を地絡させることができる。一方第
2のスイツチング電源用端子TS2に電圧を印加し
た場合においても同様に、第6、第7ダイオード
は短絡され、第1、第2ダイオードは開放される
ために、第1の入力端子I1からの第1のRF信号
は、第1出力端子O1へ供給されず、第2の入力
端子I2からの第2のRF信号は、第1出力端子O1
へ供給され、第8ダイオードD8が短絡されるた
め、第1ダイオードを通つて漏れた第1のRF信
号も地絡されることになる。従つて本回路の場
合、前記第1図の回路と比較して、遮断時におけ
る減衰量は向上するが、各回路を切換えるための
スイツチング電源電圧は、それぞれ必要となり、
電源供給面での不都合が発生し、第1図の従来例
と同様に2つのトランジスタとダイオードを使用
した電源供給回路とした場合においては、さらに
回路が複雑になるという欠点がある。
(ハ) 考案の目的 本考案は簡単な回路構成によつて第1入力端子
と第1出力端子間および第2入力端子と第1出力
端子間の減衰量を大きくとると同時に、その回路
の一部を利用して電源供給回路を簡単に構成する
ものである。
(ニ) 考案の構成 本考案は、第1の高周波信号を入力する第1入
力端子と該第1のRF信号を第1結合コンデンサ、
第1ダイオード、第2ダイオード及び第2結合コ
ンデンサを通じて受ける第1出力端子とで構成す
る第1信号系と、第2の高周波信号を入力する第
2入力端子、該第2のRF信号を第3結合コンデ
ンサ、第3ダイオード、第4ダイオード及び第2
結合コンデンサを通じて受ける前記第1出力端子
とで構成する第2信号系と、動作したとき前記第
1、第2ダイオードの結合点を地絡する第1トラ
ンジスタと、動作したとき前記第3、第4ダイオ
ードの結合点を地絡する第2トランジスタと、第
1制御端子からの動作電源を受け前記第1、第2
各ダイオードを順方向にバイアス設定し、かつ前
記第2トランジスタを動作制御する第1バイアス
回路と、第2制御端子からのスイツチング用電源
を受け前記第1トランジスタを動作制御し、該第
1トランジスタが実質的に地絡されることによ
り、前記第2トランジスタが開放となるべく制御
し、かつ前記第3、第4各ダイオードを順方向に
バイアス設定し、さらに前記第1、第2両ダイオ
ードを逆方向にバイアス設定すべく構成したもの
である。
(ホ) 実施例 第3図は本考案装置の1実施例である。
1は第1の高周波信号(第1のRF信号)を入
力する第1入力端子であり、第1のRF信号は、
第1結合コンデンサ2、第1ダイオード3、第2
ダイオード4、第2結合コンデンサ5を通じて第
1出力端子6に伝送される。7は第2の高周波信
号(第2のRF信号)を入力する第2入力端子で
あり、第2のRF信号は、第3結合コンデンサ8、
第3ダイオード9、第4ダイオード10、第2結
合コンデンサ5を通じて第1出力端子6に伝送さ
れる。
11は動作電源を付与する第1制御端子で、こ
の第1制御端子からの動作電源電圧は、抵抗12
及び13,14を備える第1バイアス回路15
印加され、第1、第2ダイオード3,4を何れも
順方向にバイアス設定するように印加される。こ
の第1バイアス回路15は、前記第3、第4ダイ
オード9,10の結合点P2を実質的に地絡する
第2トランジスタ20とバイアス抵抗21を備え
ている。
16はスイツチング電源を付与する第2制御端
子で、この第2制御端子からのスイツチング電源
電圧は第2バイアス回路17に印加され、前記第
3、第4ダイオード9,10を何れも順方向に、
前記第1、第2ダイオード3,4を何れも逆方向
にバイアス設定するように印加される。この第2
バイアス回路17は、前記第1、第2ダイオード
3,4の結合点P1を実質的に地絡する第1トラ
ンジスタ18とバイアス低抗19を備え、さらに
第2制御端子16と第3ダイオード9の間に抵抗
22を、第2制御端子16と第1ダイオード3の
間に第5ダイオード23と抵抗24をそれぞれ備
えている。第1バイアス回路15を構成する抵抗
13及び14は第2バイアス回路用としても兼用
される。
第1制御端子11に動作電源電圧が印加される
と、第2トランジスタ20は導通して結合点P2
を実質的に地絡する。一方第1、第2ダイオード
3,4は順方向にバイアスされ、それぞれ導通と
なり、第4ダイオード10は第2ダイオード4を
通じて逆方向にバイアスされ遮断される。従つて
第1入力端子1からの第1のRF信号は、第1出
力端子6に伝送され、第2入力端子7からの第2
のRF信号は第1出力端子6へは伝送されない。
第2制御端子16にスイツチング電源電圧が印
加されると、第1トランジスタ18は導通して結
合点P1を実質的に地絡する。結合点P1が実質的
に地絡されることにより、第2トランジスタ20
は開放となる。一方、第3、第4ダイオード9,
10は順方向にバイアスされ、それぞれ導通とな
り、第1、第2ダイオード3,4は第3、第4、
第5ダイオード9,10,23を通じて逆方向に
バイアスされ、それぞれ遮断される。従つて、第
2入力端子7からの第2のRF信号は第1出力端
子6に伝送され、第1入力端子からの第1のRF
信号は第1出力端子6に伝送されない。
本回路において第1トランジスタ18は、結合
点P1を実質的に地絡することにより、第1、第
2ダイオード3,4に逆方向にバイアスを与える
効果と、第1ダイオード3を通じて漏れた第1の
RF信号を地絡させ減衰量を大きくとる効果と、
第2トランジスタ20を制御する効果とを兼ねて
おり、簡単な構成で効果を上げることができる。
第4図は、本考案装置の他の実施例である。
これは、第1実施例の構成に加えて、第5ダイ
オード23とバイアス抵抗24の結合点から第4
結合コンデンサ29を通つて第2出力端子28を
付設し、第5ダイオード23と、第1結合コンデ
ンサ2の間に第7ダイオード25を設け、前記第
5、第7ダイオード23,25の結合点P3を実
質的に地絡する第3トランジスタ26とバイアス
抵抗27を備えたものである。つまり、第1制御
端子11に動作電源電圧を印加した場合、第1入
力端子1からの第1のRF信号を第1出力端子6
へ伝送し、第2制御端子16にスイツチング電源
電圧を印加した場合、第1入力端子1から第1の
RF信号を第2出力端子28へ伝送し、第2入力
端子7から第2のRF信号を第1出力端子6へ伝
送する構成としたものである。本実施例の場合、
CATV放送のスクランブル信号処理回路(デイ
スクランブル回路)への切換装置等に利用すると
便利である。
第5図は、本考案装置の別の他の実施例であ
る。
本回路では、第1結合コンデンサ2と第1ダイ
オード3との結合点と、第3、第4両ダイオード
9,10の結合点とは逆流阻止に供する第5ダイ
オード23とバイアス抵抗24で接続されてお
り、また第3結合コンデンサ8と第3ダイオード
9との結合点と、第1、第2両ダイオード3,4
の結合点とは逆流阻止に供する第6ダイオード3
1とバイアス抵抗32で接続されている。第1制
御端子11に動作電源電圧を印加したとき、前記
第3ダイオード9には、前記第6ダイオード31
を介して、前記4ダイオード10には、前記2ダ
イオード4を介してそれぞれ逆方向にバイアスさ
れる構成である。
従つて、第1実施例と比較して第3ダイオード
9の端子間容量が小さくなり、遮断時における減
衰量はさらに改善されている。
(ヘ) 考案の効果 本考案は、第1入力端子からの第1のRF信号
を第1出力端子に伝送する系に第1、第2ダイオ
ードを配備し、両ダイオードの遮断時に両ダイオ
ードの結合点を実質点に地絡すると共に、各ダイ
オードに逆バイアスを付与して各ダイオードの端
子間容量を小さくするようにしているので、上記
遮断時における第1のRF信号の漏れを小さくで
きる。また第2入力端子からの第2のRF信号を
第1出力端子に伝送する系においても第3、第4
ダイオードを配備し、両ダイオードの遮断時に両
ダイオードの結合点を実質的に地絡すると共に各
ダイオードに逆バイアスを付与して各ダイオード
の端子間容量を小さくするようにしているので、
上記遮断時における、第2のRF信号の漏れも小
さくできる。なお前記第1、第2両ダイオードの
結合点を実質的に地絡させる第1トランジスタ
は、前記第3、第4両ダイオードの結合点を実質
的に地絡させる第2トランジスタの制御も兼ねて
おり、簡単な構成により簡単な電源供給が実現で
き効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の高周波信号切換え装置の回路
構成図、第2図は他の従来例の回路構成図であ
る。第3図は本考案の高周波信号切換え装置の1
実施例の回路構成図、第4図、第5図は本考案の
他の実施例の回路構成図である。 1,7……第1、第2入力端子、6……第1出
力端子、3,4,9,10……第1、第2、第
3、第4ダイオード、18,20……第1、第2
トランジスタ、1517……第1、第2バイア
ス回路、23,31……第5、第6ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) 第1の高周波信号を入力する第1入力端子と
    該第1の高周波信号を第1結合コンデンサ、第
    1ダイオード、第2ダイオード、及び第2結合
    コンデンサを通じて受ける第1出力端子とで構
    成する第1信号系と、第2の高周波信号を入力
    する第2入力端子と該第2の高周波信号を第3
    結合コンデンサ、第3ダイオード、第4ダイオ
    ード、及び第2結合コンデンサを通じて受ける
    前記第1出力端子とで構成する第2信号系と、
    動作したとき前記第1、第2ダイオードの結合
    点を地絡する第1トランジスタと、動作したと
    き前記第3、第4ダイオードの結合点を地絡す
    る第2トランジスタと、第1制御端子からの動
    作電源を受け、前記第1、第2各ダイオードを
    順方向にバイアス設定し、かつ前記第2トラン
    ジスタを動作制御する第1バイアス回路と、第
    2制御端子からのスイツチング用電源を受け前
    記第1トランジスタを動作制御し、該第1トラ
    ンジスタが実質的に地絡されることにより、前
    記第2トランジスタが開放となるべく制御し、
    かつ前記第3、第4各ダイオードを順方向にバ
    イアス設定し、さらに前記第1、第2両ダイオ
    ードを逆方向にバイアス設定する第2バイアス
    回路とを備えてなる高周波信号切換え装置。
JP14562883U 1983-09-19 1983-09-19 高周波信号切換え装置 Granted JPS6052734U (ja)

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JP14562883U JPS6052734U (ja) 1983-09-19 1983-09-19 高周波信号切換え装置

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JPS6052734U JPS6052734U (ja) 1985-04-13
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