JP3343488B2 - Rf信号伝送装置およびこのrf信号伝送装置を有するcatvチューナ - Google Patents

Rf信号伝送装置およびこのrf信号伝送装置を有するcatvチューナ

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JP3343488B2
JP3343488B2 JP4536997A JP4536997A JP3343488B2 JP 3343488 B2 JP3343488 B2 JP 3343488B2 JP 4536997 A JP4536997 A JP 4536997A JP 4536997 A JP4536997 A JP 4536997A JP 3343488 B2 JP3343488 B2 JP 3343488B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、入力されたRF
信号を利得制御あるいは増幅等の処理を行った後に、次
段に出力するRF信号伝送装置に関し、特に、電源オフ
時においても優れた入力リターンロス特性を呈するRF
信号伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のようなRF信号伝送装置を有する
ものとしてCATVチューナがある。図13は一般的な
CATVチューナのブロック図である。このCATVチ
ューナにおいては、チューナ入力端子1から入力された
ケーブル入力信号は、バンドパスフィルタ2,RFAG
C(radio frequency 自動利得制御)回路3,RF増幅回
路4を経て第1ミキサー5に入力される。そして、別途
局部発振回路6から与えられる局部発振信号と混合さ
れ、第1ミキサー5からはRF信号と局部発振信号との
2つの信号の差の周波数を有する第1中間周波数信号が
出力される。すなわち、上記チューナ入力端子1からR
F増幅回路4までで、上記RF信号伝送装置を構成して
いる。
【0003】上記第1ミキサー5から出力された第1中
間周波数信号は、バンドパスフィルタ7を経て第1IF
(Intermediate frequency)増幅回路8で増幅され、バン
ドパスフィルタ9を経て第2ミキサー10に入力され
る。そして、第2ミキサー10によって第2局部発振回
路11から与えられる局部発振信号と混合されて、第2
中間周波数信号が得られる。この第2中間周波数信号は
バンドパスフィルタ12を経て第2IF増幅回路13に
よって増幅され、CATVチューナ出力端子14から出
力される。
【0004】ここで、上記RFAGC回路3やRF増幅
回路4は、ダイオードやトランジスタによって構成され
るために、チューナ電源がオフ時においては、RFAG
C回路3やRF増幅回路4の入力インピーダンスは数K
Ω以上のハイインピーダンスになる。そこで、チューナ
の入力リターンロス特性は1dB程度と非常に劣化して
しまう。
【0005】尚、上記入力リターンロス特性は、インピ
ーダンス整合度を表す特性であり、信号源インピーダン
スと負荷インピーダンスとによって決定される。入力リ
ターンロス特性が悪い場合には、受信機のS/N比を低
下させると共に位相変化を発生させ、復調した際の画質
を劣化させることになる。また、CATVチューナの場
合には、個々のチューナはケーブルによって夫々つなが
れており、あるチューナの入力リターンロス特性が悪け
れば、そこで信号の反射が発生し、他のチューナや伝送
系と信号レベルが不揃いになったり、信号に時間差が発
生したりして、他のチューナの画質劣化をもたらすこと
になる。したがって、CATVシステムにおいては、電
源オン時や電源オフ時に拘わらず、十分な入力リターン
ロス特性が要求されるのである。
【0006】そこで、従来のCATVチューナにおいて
は、図14に示すように、チューナ入力端子1の後段
に、電源オフ時の入力インピーダンスが電源オン時に比
較して大きく変換するチューナ入力端子1に最も近い回
路の前段に、高周波メカニカルリレー15を挿入して、
電源オフ時におけるチューナ入力端子1から見た負荷経
路をDCカット用コンデンサC1とインピーダンス整合
用抵抗R1とを介して接地された経路に切り換えるよう
にしている。尚、図14においては、上記電源オフ時の
入力インピーダンスが電源オン時に比較して大きく変換
するチューナ入力端子1に最も近い回路として、RF増
幅回路4を例示している(つまり、図13におけるRF
AGC回路3が無い場合を想定)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のCATVチューナにおいては、電源オフ時の負荷経
路を切り換える切り換え回路として高周波メカニカルリ
レー15を設けているので、以下のような問題がある。
すなわち、上記高周波メカニカルリレー15の物理的形
状や寸法の関係上、チューナユニットを小型化できない
という問題がある。また、高周波メカニカルリレー15
は非常に高価であるという問題や、リレーのドライブ電
流を流す必要があるために受信機の消費電力が大きくな
ってランニングコストが大きくなるという問題もある。
【0008】そこで、この発明の目的は、電源オフ時に
優れた入力リターンロス特性を呈する小型で小消費電力
で安価なRF信号伝送装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、RF信号入力端子とRF信
号出力端子との間に半導体デバイス回路を有するRF信
号伝送装置において、上記半導体デバイス回路にスイッ
チを介して接続された電源と、上記RF信号入力端子と
半導体デバイス回路との間の信号ラインにドレインが接
続される一方,ソースが接地されると共に,ゲートが上記
スイッチを介して上記電源に接続されたデプレッション
タイプ電界効果トランジスタ(FET)を有する切り換え
回路を備えて、上記スイッチによって上記電源がオフさ
れた際に、RF信号伝送装置の負荷経路を、上記半導体
デバイス回路への経路から上記デプレッションタイプF
ETを介して接地された経路に切り換えることを特徴と
している。
【0010】上記構成によれば、電源オフ時には、電源
電圧がゲートに印加されているデプレッションタイプF
ETがオンして、負荷経路が、上記デプレッションタイ
プFETを介して接地された経路に切り換えられる。し
たがって、上記経路の負荷インピーダンスが信号源イン
ピーダンスに整合するように上記切り換え回路の抵抗値
を設定しておくことによって、電源オフ時に良好な入力
リターンロス特性が得られる。さらに、上述のように、
電源オフ時に負荷経路を切り換える切り換え回路を、電
圧制御半導体素子であるデプレッションタイプFETで
構成することにより、RF信号伝送装置の大型化や消費
電力の増大やコストアップが防止される。
【0011】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明のRF信号伝送装置において、上記デプレッシ
ョンタイプFETはpチャネルシングルゲートFETで
あることを特徴としている。
【0012】上記構成によれば、上記切り換え回路を構
成するデプレッションタイプFETとして低周波用のp
チャネルシングルゲートFETを使用しているので、上
記切り換え回路の構成が簡単になる。したがって、電源
オフ時に優れた入力リターンロス特性を呈する小型で小
消費電力でより安価な低周波用のRF信号伝送装置が得
られる。
【0013】また、請求項3に係る発明は、請求項1に
係る発明のRF信号伝送装置において、上記デプレッシ
ョンタイプFETはnチャネルシングルゲートFETで
あることを特徴としている。
【0014】上記構成によれば、上記切り換え回路を構
成するデプレッションタイプFETとして高周波用のn
チャネルシングルゲートFETを使用しているので、電
源オフ時に優れた入力リターンロス特性を呈する小型で
小消費電力で安価な高周波用のRF信号伝送装置が得ら
れる。
【0015】また、請求項4に係る発明は、請求項1に
係る発明のRF信号伝送装置において、上記デプレッシ
ョンタイプFETはnチャネルデュアルゲートFETで
あることを特徴としている。
【0016】上記構成によれば、上記切り換え回路を構
成するデプレッションタイプFETとして高周波用のn
チャネルデュアルゲートFETを使用しているので、電
源オフ時に優れた入力リターンロス特性を呈する小型で
小消費電力で安価なVHF帯域およびUHF帯域用のR
F信号伝送装置が得られる。
【0017】また、請求項5に係る発明は、請求項1に
係る発明のRF信号伝送装置において、上記切り換え回
路と半導体デバイス回路をワンチップ半導体基板上に形
成したことを特徴としている。
【0018】上記構成によれば、上記切り換え回路が半
導体デバイス回路と共にワンチップに形成されて、電源
オフ時に優れた入力リターンロス特性を呈するRF信号
伝送装置の更なる小型軽量化が図られる。
【0019】また、請求項6に係る発明は、請求項1乃
至請求項5の何れか一つに係る発明のRF信号伝送装置
において、上記RF信号入力端子からの信号ラインにお
ける上記RF信号入力端子と上記切り換え回路への分岐
点との間には、CATVアップストリーム用入力端子が
接続されていることを特徴としている。
【0020】上記構成によれば、電源オフ時に優れた入
力リターンロス特性を呈するCATVアップストリーム
用入力端子を備えたRF信号伝送装置の小型化および小
消費電力化が図られ、上記RF信号伝送装置が安価に形
成される。
【0021】また、請求項7に係る発明は、請求項1乃
至請求項5の何れか一つに係る発明のRF信号伝送装置
において、上記半導体デバイス回路には、入力RF信号
の周波数帯域を2以上に分配する分配回路が含まれてい
ることを特徴としている。
【0022】上記構成によれば、電源オフ時に優れた入
力リターンロス特性を呈する分配回路を備えたRF信号
伝送装置の小型化および小消費電力化が図られ、上記R
F信号伝送装置が安価に形成される。
【0023】また、請求項8に係る発明は、請求項7に
係る発明のRF信号伝送装置において、上記RF信号入
力端子からの信号ラインにおける上記RF信号入力端子
と上記切り換え回路への分岐点との間には、CATVア
ップストリーム用入力端子が接続されていることを特徴
としている。
【0024】上記構成によれば、電源オフ時に優れた入
力リターンロス特性を呈するCATVアップストリーム
用入力端子と分配回路を備えたRF信号伝送装置の小型
化および小消費電力化が図られ、上記RF信号伝送装置
が安価に形成される。
【0025】また、請求項9に係る発明のCATVチュ
ーナは、請求項1乃至請求項5の何れか一つに係る発明
のRF信号伝送装置と、局部発信回路と、上記RF信号
伝送装置によって伝送されたRF信号と上記局部発信回
路からの局部発信信号とを混合して上記RF信号をIF
信号に変換するミキサー回路を備えたことを特徴として
いる。
【0026】上記構成によれば、電源オフ時に優れた入
力リターンロス特性を呈する小型で小消費電力で安価な
CATVチューナが得られる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。
【0028】<第1実施の形態>図1は、本実施の形態
のRF信号伝送装置が適用されたCATVチューナにお
ける部分ブロック図である。図1に示すCATVチュー
ナでは、ケーブル入力信号はチューナ入力端子21から
入力され、バンドパスフィルタ22を経てRF増幅回路
23に伝達される。24はミキサーであり、25は局部
発振回路であり、26はバンドパスフィルタであり、2
7はIF増幅器である。すなわち、上記チューナ入力端
子21からRF増幅回路23までで上記RF信号伝送装
置を構成している。このような構成においては、電源オ
ン時の入力リターンロス特性は、バンドパスフィルタ2
2,RF増幅回路23及び以降の回路のインピーダンス
特性によって決定される。特に、バンドパスフィルタ2
2の整合を十分に取った場合には、RF増幅回路23の
インピーダンス特性が入力リターンロス特性に大きく影
響する。
【0029】本実施の形態においては、上記バンドパス
フィルタ22とRF増幅回路23との間に、DCカット
用コンデンサC1とインピーダンス整合用抵抗R1とを介
してアースに至る負荷経路が設けられている。そして、
この負荷経路に、電源オフ時におけるチューナ入力端子
21から見た負荷経路を当該経路に切り換える切り換え
回路28を設けている。この切り換え回路28は、デプ
レッションタイプのpチャネルシングルゲートFET2
9を有しており、そのドレインDはインピーダンス整合
用抵抗R1に接続されると共に、抵抗R4を介して電源供
給ライン30に接続されている。一方、ソースSは接地
されている。また、ゲートGは抵抗R2を介して電源供
給ライン30に接続されると共に、抵抗R3を介して接
地されている。ここで、上記pチャネルシングルゲート
FETは、図2に示すように、ゲート−ソース間電圧が
0Vの場合にドレイン電流が流れ、ソース電位に対する
ゲート電位がピンチオフ電位以上であればドレイン電流
は流れない特性を有している。
【0030】上記構成において、上記pチャネルシング
ルゲートFET(以下、単にFETと言う)29のソース
電位に対するゲート電位は、電源32からの電源電圧を
抵抗R2と抵抗R3とで分圧した電圧であり、FET29
のピンチオフ電圧よりも高くなるように抵抗R2と抵抗
3との抵抗値を設定しておく。そうすると、電源スイ
ッチ31がオンされた場合には、FET29はオフする
ので、チューナ入力端子21から入力されたケーブル入
力信号は、DCカット用コンデンサC1とインピーダン
ス整合用抵抗R1とFET29を介してアースに至る経
路側には伝達されない。したがって、電源オン時におけ
る本CATVチューナの入力リターンロス特性は、バン
ドパスフィルタ22,RF増幅回路23および以降の回
路の負荷インピーダンスと信号源インピーダンスとの整
合をとることによって十分良好な特性を得ることができ
るのである。尚、上記抵抗R4は、バイアス電圧供給用
の抵抗であって高抵抗値を有しているので、信号系に影
響を及ぼすことはない。
【0031】次に、上記電源スイッチ31がオフされた
場合には、上記RF増幅回路23の入力側から見たイン
ピーダンスは数kΩ以上のハイインピーダンスとなる。
この場合、FET29のゲート電圧は0Vとなり、ゲー
ト−ソース間電圧は0Vとなる。したがって、ドレイン
−ソース間のインピーダンスが低くなる。その結果、チ
ューナ入力端子21から入力されたケーブル入力信号
は、バンドパスフィルタ22を経た後、DCカット用コ
ンデンサC1,インピーダンス整合用抵抗R1,FET29
のドレインD及びソースSを経てアースに至る経路を流
れることになる。
【0032】したがって、電源オフ時における本CAT
Vチューナの入力リターンロスは、インピーダンス整合
用抵抗R1及びFET29のオン抵抗の和からなる負荷
インピーダンスによって決定される。そして、この負荷
インピーダンスが信号源インピーダンスに整合するよう
にインピーダンス整合用抵抗R1の抵抗値を設定してお
けば、電源オフ時にも良好な入力リターンロス特性を得
ることができるのである。また、切り換え回路28は、
デプレッションタイプのFET29と抵抗R2〜R4だけ
で構成されるので、小型に低価格で形成できる。また、
FET29は電圧制御素子であるためにドライブ電流が
不必要であり、消費電力を小さくできる。すなわち、本
実施の形態によれば、CATVチューナの大型化や消費
電力の増大や価格の向上を防止できるのである。
【0033】尚、本実施例においては、電源オフ時にリ
ターンロス特性を劣化させる要因となる回路として、バ
イポーラトランジスタを用いたRF増幅回路23を例に
上げて説明している。しかしながら、この発明はこれに
限定されるものではなく、例えば、PINアッテネータ
を用いたAGC回路やFETを用いたAGC回路等の電
源オフ時にインピーダンスがハイインピーダンスになる
ような回路であれば適用できる。
【0034】<第2実施の形態>図3は、本実施の形態
のCATVチューナにおける部分ブロック図である。チ
ューナ入力端子41,バンドパスフィルタ42,RF増幅
回路43,ミキサー44,局部発振回路45,バンドパス
フィルタ46,IF増幅器47,電源供給ライン50,電
源スイッチ51および電源52は、第1実施の形態にお
けるチューナ入力端子21,バンドパスフィルタ22,R
F増幅回路23,ミキサー24,局部発振回路25,バン
ドパスフィルタ26,IF増幅器27,電源供給ライン3
0,電源スイッチ31および電源32と同じ構成を有
し、同様に動作する。
【0035】第1実施の形態における切り換え回路28
においては、pチャネルシングルゲートFETを用いて
いる。このように、pチャネルシングルゲートFETを
用いれば、切り換え回路28の回路構成は簡単になって
低価格で実現できる。ところが、一般に、上記pチャネ
ルシングルゲートFETは低周波用として用いられてお
り、使用できる周波数範囲が大きく制限されてしまう。
そこで、本実施例においては、切り換え回路48にデプ
レッションタイプの高周波用FETとしてnチャネルシ
ングルゲートFET49を用いるのである。
【0036】上記nチャネルシングルゲートFETは、
図4に示すように、ゲート−ソース間電圧が0Vの場合
にはオンし、ソース電圧に対するゲート電圧がピンチオ
フ電圧以下であればオフする。すなわち、ゲート制御電
圧として負電圧が必要となるために、一般に用いられる
チューナの電源電圧(正電圧)ではそのまま制御すること
ができないのである。
【0037】そこで、本実施の形態の切り換え回路48
では、nチャネルシングルゲートFET(以下、単にF
ETと言う)49のソースSには、電源電圧を抵抗R5
抵抗R6とで分圧した電圧VSを印加する。また、ゲート
Gには、電源電圧を抵抗R2と抵抗R3とで分圧した電圧
Gを印加する。この場合 VG−VS<VP(VP:ピンチオフ電圧) になるように、抵抗R2,R3,R5,R6の抵抗値を設定し
ておく。そうすると、電源オン時にはFET49はオフ
する。一方、電源オフ時には、 VG−VS=0 となるためにFET49はオンする。そして、チューナ
入力端子41から入力されたケーブル入力信号は、DC
カット用コンデンサC1とインピーダンス整合用抵抗R1
とを有する経路側に伝達されるのである。
【0038】その場合、上記ソースSはバイパスコンデ
ンサC2を介して接地されている。したがって、ソース
Sは高周波的に接地状態にある。したがって、第1実施
の形態と同様に、電源オフ時の負荷インピーダンスが信
号源インピーダンスに整合するようにインピーダンス整
合用抵抗R1の抵抗値を設定しておけば、電源オフ時に
良好な入力リターンロス特性が得られる。また、上記デ
プレッションタイプのnチャネルシングルゲートFET
は、低周波数用から数十GHzの超高周波数用まで作成
されており、必要とする周波数帯において幅広く選択で
きるのである。
【0039】<第3実施の形態>本実施の形態は、第2
実施の形態と同様に、切り換え回路に、デプレッション
タイプの高周波用FETであるnチャネルFETを用い
た例である。図5は、本実施の形態のCATVチューナ
における部分ブロック図である。チューナ入力端子6
1,バンドパスフィルタ62,RF増幅回路63,ミキサ
ー64,局部発振回路65,バンドパスフィルタ66,I
F増幅器67,電源供給ライン70,電源スイッチ71お
よび電源72は、第1実施の形態におけるチューナ入力
端子21,バンドパスフィルタ22,RF増幅回路23,
ミキサー24,局部発振回路25,バンドパスフィルタ2
6,IF増幅器27,電源供給ライン30,電源スイッチ
31および電源32と同じ構成を有し、同様に動作す
る。
【0040】本実施の形態における切り換え回路68に
おいては、デプレッションタイプの高周波用FETとし
て、nチャネルデュアルゲートFET69を用いてい
る。このnチャネルデュアルゲートFET(以下、単に
FETと言う)69は、図6に示すように、第1ゲート
G1−ソースS間電圧が0Vの場合にはオンし、ソース
電圧に対する第1ゲート電圧がピンチオフ電圧以下であ
ればFET69はオフする。すなわち、nチャネルデュ
アルゲートFETであるFET69の特性は、第2実施
の形態における切り換え回路48で用いたnチャネルシ
ングルゲートFETと同じ特性を有しているから、本実
施の形態における切り換え回路の構成は第2実施の形態
における切り換え回路68と同じ構成でよい。
【0041】但し、上記FET69の第2ゲートG2に
は所定のバイアスをかけておく必要があり、高周波的に
接地しておかなければならない。そこで、本実施の形態
においては、FET69の第2ゲートG2はソースSと
共通に、バイパスコンデンサC2を介して接地してお
く。尚、上記FET69の第1ゲートG1と第2ゲート
G2とを入れ換えて、第2ゲートG2に電源電圧を抵抗R
2と抵抗R3とで分圧した電圧を印加し、第1ゲートG1
を高周波的に接地しても同様の機能を呈する。
【0042】図7は、本実施の形態におけるCATVチ
ューナの入力リターンロス特性を示す。受信帯域は54
MHz〜750MHzであり、この帯域内における入力リ
ターンロスは電源オン時および電源オフ時に、共に10
dB以上となっている。これは、図8に示す、本実施の
形態を適用しない場合の入力リターンロス特性と比較す
れば分かるように、電源オフ時の入力リターンロス特性
が大幅に改善されていることを示している。
【0043】尚、第2実施の形態における切り換え回路
48で用いたデプレッションタイプの高周波用nチャネ
ルシングルゲートFETは、一般に、SHF帯域におい
て多く用いられ、CATVチューナの様にVHF帯域や
UHF帯域用としての品種は少なく高価である。これに
対して、nチャネルデュアルゲートFETは、VHF帯
域やUHF帯域で用いられることが一般的であり、価格
も高周波用nチャネルシングルゲートFETに比べて安
価である。すなわち、使用される周波数帯域に応じて、
上記第1,第2あるいは第3実施の形態を使い分けるこ
とによって、夫々の利点を引き出すことができる。その
場合、何れの実施の形態においても、切り換え回路2
8,48,68をデプレッションタイプのFETと抵抗と
コンデンサだけで構成しているので、小型で小消費電力
で安価に形成できるのである。
【0044】上記各実施の形態においては、電源オフ時
における入力端子から見た負荷経路をDCカット用コン
デンサC1とインピーダンス整合用抵抗R1とを介してア
ースに至る経路に切り換える切り換え回路を、CATV
チューナにおける前段に設けた場合を例に説明してい
る。しかしながら、上記切り換え回路は、CATVチュ
ーナに限らず、RF入力端子とRF出力端子との間にA
GC回路や増幅回路等の半導体ディバイスを有するRF
信号伝送装置であれば適用可能である。以下、上記第2
実施の形態における切り換え回路を、RF入力端子とR
F出力端子との間に増幅回路を有するRF伝送装置に適
用した実施の形態を示す。
【0045】<第4実施の形態>図9は、上記第2実施
の形態における切り換え回路が適用された増幅回路を備
えたRF伝送装置のブロック図である。図9において、
RF入力端子81とRF出力端子82との間に増幅回路
83を有している。そして、RF入力端子81と増幅回
路83との間に、電源オフ時におけるRF入力端子81
から見た負荷経路をDCカット用コンデンサC1とイン
ピーダンス整合用抵抗R1とを介してアースに至る経路
に切り換える切り換え回路84を設けている。この切り
換え回路84は、第2実施の形態における切り換え回路
48と同様にデプレッションタイプのnチャネルシング
ルゲートFET85を用いて、上記切り換え回路48と
全く同様に構成されている。尚、86は電源供給ライン
であり、87は電源スイッチであり、88は電源であ
る。
【0046】上記構成において、電源オン時には、上記
FET85はオフする。一方、電源オフ時には、FET
85はオンして、RF入力端子81から入力されたRF
信号は、DCカット用コンデンサC1とインピーダンス
整合用抵抗R1とnチャネルシングルゲートFET85
を介してアースに至る経路側に流れることになる。した
がって、上記インピーダンス整合用抵抗R1の抵抗値を
負荷インピーダンスが信号源インピーダンスに整合する
ように設定しておけば、電源オフ時に良好な入力リター
ンロス特性が得られる。
【0047】<第5実施の形態>本実施の形態は、第4
実施の形態におけるRF信号伝送装置にCATVアップ
ストリーム用データ入力端子を加えた例である。図10
において、RF入力端子91とRF出力端子92との間
に増幅回路93を有し、RF入力端子91と増幅回路9
3との間に、フィルタ95を介してCATVアップスト
リーム用データ入力端子94が接続されている。そし
て、RF入力端子91からの信号ラインにおけるフィル
タ95への分岐点と増幅回路93との間に、電源オフ時
におけるRF入力端子91から見た負荷経路をDCカッ
ト用コンデンサC1とインピーダンス整合用抵抗R1とを
介してアースに至る経路に切り換える切り換え回路96
を設けている。この切り換え回路96は、第2実施の形
態における切り換え回路48と同様にデプレッションタ
イプのnチャネルシングルゲートFET97を用いて、
上記切り換え回路48と全く同様に構成されている。
尚、98は電源スイッチであり、99は電源である。し
たがって、電源オフ時に良好な入力リターンロス特性が
得られる。
【0048】<第6実施の形態>本実施の形態は、上記
第2実施の形態における切り換え回路を、増幅回路と分
配回路を備えたRF信号伝送装置に適用した例である。
図11において、RF入力端子101から入力されたR
F信号は増幅回路104によって増幅された後、分配回
路105によって全帯域が2つのRF出力端子102,
103に分配される。上記構成において、RF入力端子
101と増幅回路104との間に、電源オフ時における
RF入力端子101から見た負荷経路をDCカット用コ
ンデンサC1とインピーダンス整合用抵抗R1とを介して
アースに至る経路に切り換える切り換え回路106を設
けている。この切り換え回路106は、第2実施の形態
における切り換え回路48と同様にデプレッションタイ
プのnチャネルシングルゲートFET107を用いて、
上記切り換え回路48と全く同様に構成されている。
尚、108は電源スイッチであり、109は電源であ
る。したがって、電源オフ時に良好な入力リターンロス
特性が得られる。
【0049】<第7実施の形態>本実施の形態は、第6
実施の形態におけるRF信号伝送装置にCATVアップ
ストリーム用データ入力端子を加えた例である。図12
において、RF入力端子111と増幅回路114との間
に、フィルタ117を介してCATVアップストリーム
用データ入力端子116が接続されている。そして、上
記RF入力端子111からの信号ラインにおけるフィル
タ117への分岐点と増幅回路114との間に、電源オ
フ時におけるRF入力端子111から見た負荷経路をD
Cカット用コンデンサC1とインピーダンス整合用抵抗
1とを介してアースに至る経路に切り換える切り換え
回路118を設けている。この切り換え回路118は、
第2実施の形態における切り換え回路48と同様にnチ
ャネルシングルゲートFET119を用いて、上記切り
換え回路48と全く同様に構成されている。尚、115
は分配回路であり、112,113はRF出力端子であ
り、120は電源スイッチであり、121は電源であ
る。したがって、電源オフ時に良好な入力リターンロス
特性が得られる。
【0050】尚、上記各実施の形態における切り換え回
路28,48,68,84,96,106,118は、後段の
RF増幅回路やRFAGC回路等の半導体デバイスとワ
ンチップ半導体基板上に形成することによって、装置全
体の構成を非常に小型にできる。
【0051】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1に係
る発明のRF信号伝送装置は、スイッチをオフした電源
オフ時に、負荷経路を、ゲートに上記スイッチを介して
電源電圧が印加されるデプレッションタイプFETを有
する切り換え回路によって、この切り換え回路を介して
接地された経路に切り換えるので、上記経路の負荷イン
ピーダンスが信号源インピーダンスに整合するように上
記切り換え回路の抵抗値を設定しておくことによって、
電源オフ時に良好な入力リターンロス特性を得ることが
できる。さらに、上記切り換え回路を電圧制御半導体素
子で形成しているので、上記切り換え回路を小型で小消
費電力で安価に形成できる。したがって、この発明によ
れば、優れた入力リターンロス特性を有する小型で小消
費電力で安価なRF信号伝送装置を提供できる。
【0052】また、請求項2に係る発明のRF信号伝送
装置は、上記デプレッションタイプFETとして低周波
用のpチャネルシングルゲートFETを用いているの
で、上記切り換え回路の構成が簡単になる。したがっ
て、この発明によれば、電源オフ時に優れた入力リター
ンロス特性を呈する小型で小消費電力でより安価な低周
波用のRF信号伝送装置を得ることができる。
【0053】また、請求項3に係る発明のRF信号伝送
装置は、上記デプレッションタイプFETとして高周波
用のnチャネルシングルゲートFETを用いているの
で、電源オフ時に優れた入力リターンロス特性を有する
小型で小消費電力で安価な高周波用のRF信号伝送装置
を得ることができる。
【0054】また、請求項4に係る発明のRF信号伝送
装置は、上記デプレッションタイプFETとして高周波
用のnチャネルデュアルゲートFETを用いているの
で、電源オフ時に優れた入力リターンロス特性を呈する
小型で小消費電力で安価なVHF帯域およびUHF帯域
用のRF信号伝送装置を得ることができる。
【0055】また、請求項5に係る発明のRF信号伝送
装置は、上記切り換え回路と半導体デバイス回路をワン
チップ半導体基板上に形成しているので、優れた入力リ
ターンロス特性を有する更に小型で軽量なRF信号伝送
装置を得ることができる。
【0056】また、請求項6に係る発明のRF信号伝送
装置は、上記RF信号入力端子からの信号ラインにおけ
る上記RF信号入力端子と上記切り換え回路への分岐点
との間に、CATVアップストリーム用入力端子が接続
されているので、電源オフ時に優れた入力リターンロス
特性を呈するCATVアップストリーム用入力端子を備
えたRF信号伝送装置の小型化および小消費電力化を図
り、上記RF信号伝送装置を安価に提供できる。
【0057】また、請求項7に係る発明のRF信号伝送
装置は、上記半導体デバイス回路には入力RF信号の周
波数帯域を2以上に分配する分配回路が含まれているの
で、電源オフ時に優れた入力リターンロス特性を呈する
分配回路を備えたRF信号伝送装置の小型化および小消
費電力化を図り、上記RF信号伝送装置を安価に提供で
きる。
【0058】また、請求項8に係る発明のRF信号伝送
装置は、上記分配回路を有するRF信号伝送装置のRF
信号入力端子からの信号ラインにおける上記RF信号入
力端子と上記切り換え回路への分岐点との間には、CA
TVアップストリーム用入力端子が接続されているの
で、電源オフ時に優れた入力リターンロス特性を呈する
CATVアップストリーム用入力端子と分配回路を備え
たRF信号伝送装置の小型化および小消費電力化を図
り、上記RF信号伝送装置を安価に提供できる。
【0059】また、請求項9に係る発明のCATVチュ
ーナは、請求項1乃至請求項5の何れか一つに係る発明
のRF信号伝送装置を、RF信号をIF信号に変換する
ミキサー回路の前段に備えているので、電源オフ時に優
れた入力リターンロス特性を有する小型で小消費電力で
安価なCATVチューナを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のRF信号伝送装置が適用されたCA
TVチューナにおける部分ブロック図である。
【図2】図1におけるFETのゲート−ソース間電圧と
ドレイン電流との関係を示す図である。
【図3】図1とは異なるCATVチューナにおける部分
ブロック図である。
【図4】図2におけるFETのゲート−ソース間電圧と
ドレイン電流との関係を示す図である。
【図5】図1および図3とは異なるCATVチューナに
おける部分ブロック図である。
【図6】図5におけるFETの第1ゲート−ソース間電
圧とドレイン電流との関係を示す図である。
【図7】図5に示すCATVチューナの入力リターンロ
ス特性図である。
【図8】この発明を適用しないCATVチューナの入力
リターンロス特性図である。
【図9】図3における切り換え回路が適用された増幅回
路を備えたRF信号伝送装置のブロック図である。
【図10】図3における切り換え回路が適用された増幅
回路とCATVアップストリーム用データ入力端子を備
えたRF信号伝送装置のブロック図である。
【図11】図3における切り換え回路が適用された増幅
回路と分配回路を備えたRF信号伝送装置のブロック図
である。
【図12】図3における切り換え回路が適用された増幅
回路と分配回路とCATVアップストリーム用データ入
力端子を備えたRF信号伝送装置のブロック図である。
【図13】一般的なCATVチューナのブロック図であ
る。
【図14】従来のCATVチューナにおける電源オフ時
の負荷経路切換用の高周波メカニカルリレーの説明図で
ある。
【符号の説明】
21,41,61…チューナ入力端子、22,42,62…
バンドパスフィルタ、23,43,63…RF増幅回路、
28,48,68,84,96,106,118…切り換え回
路、29…pチャネルシングルゲートFET、31,5
1,71,87,98,108,120…電源スイッチ、3
2,52,72,88,99,109,121…電源、49,
85,97,107,119…nチャネルシングルゲート
FET、69…nチャネルデュアルゲートFET、8
1,91,101,111…RF入力端子、82,92,1
02,103,112,113…RF出力端子、83,9
3,104,114…増幅回路、94,116…CATV
アップストリーム用データ入力端子、95,117…フ
ィルタ、 105,115…分配回路、C1
DCカット用コンデンサ、 R1…インピーダンス整
合用抵抗。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/44 H04N 7/16 H03J 5/00 H03H 7/38 H03K 17/00 - 17/98 H04B 1/16

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 RF信号入力端子とRF信号出力端子と
    の間に半導体デバイス回路を有するRF信号伝送装置に
    おいて、上記半導体デバイス回路にスイッチを介して接続された
    電源と、 上記RF信号入力端子と半導体デバイス回路との間の信
    号ラインにドレインが接続される一方、ソースが接地さ
    ると共に、ゲートが上記スイッチを介して上記電源に
    接続されたデプレッションタイプ電界効果トランジスタ
    を有する切り換え回路を備えて、 上記スイッチによって上記電源がオフされた際に、RF
    信号伝送装置の 負荷経路を、上記半導体デバイス回路へ
    の経路から上記デプレッションタイプ電界効果トランジ
    スタを介して接地された経路に切り換えることを特徴と
    するRF信号伝送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のRF信号伝送装置にお
    いて、 上記デプレッションタイプ電界効果トランジスタはpチ
    ャネルシングルゲート電界効果トランジスタであること
    を特徴とするRF信号伝送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のRF信号伝送装置にお
    いて、 上記デプレッションタイプ電界効果トランジスタはnチ
    ャネルシングルゲート電界効果トランジスタであること
    を特徴とするRF信号伝送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のRF信号伝送装置にお
    いて、 上記デプレッションタイプ電界効果トランジスタはnチ
    ャネルデュアルゲート電界効果トランジスタであること
    を特徴とするRF信号伝送装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のRF信号伝送装置にお
    いて、 上記切り換え回路と半導体デバイス回路をワンチップ半
    導体基板上に形成したことを特徴とするRF信号伝送装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5の何れか一つに記
    載のRF信号伝送装置において、 上記RF信号入力端子からの信号ラインにおける上記R
    F信号入力端子と上記切り換え回路への分岐点との間に
    はCATVアップストリーム用入力端子が接続されてい
    ることを特徴とするRF信号伝送装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項5の何れか一つに記
    載のRF信号伝送装置において、 上記半導体デバイス回路には、入力RF信号の周波数帯
    域を2以上に分配する分配回路を含んでいることを特徴
    とするRF信号伝送装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のRF信号伝送装置にお
    いて、 上記RF信号入力端子からの信号ラインにおける上記R
    F信号入力端子と上記切り換え回路への分岐点との間に
    はCATVアップストリーム用入力端子が接続されてい
    ることを特徴とするRF信号伝送装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項5の何れか一つに記
    載のRF信号伝送装置と、 局部発信回路と、 上記RF信号伝送装置によって伝送されたRF信号と上
    記局部発信回路からの局部発信信号とを混合して上記R
    F信号をIF信号に変換するミキサー回路を備えたこと
    を特徴とするCATVチューナ。
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