JPH0238369A - 窒化アルミニウム焼結体の製造方法 - Google Patents
窒化アルミニウム焼結体の製造方法Info
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- JPH0238369A JPH0238369A JP63185494A JP18549488A JPH0238369A JP H0238369 A JPH0238369 A JP H0238369A JP 63185494 A JP63185494 A JP 63185494A JP 18549488 A JP18549488 A JP 18549488A JP H0238369 A JPH0238369 A JP H0238369A
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Landscapes
- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は窒化アルミニクムを主成分とする高熱伝導性
窒化アルミニウム焼結体の製造方法に関する。
窒化アルミニウム焼結体の製造方法に関する。
窒化アルミニクムは、その理論熱伝導率が620w/m
−にと高く、しかも機械的強度が優れ、電気的特性もア
ルミナ並みということから、近年、絶縁放熱板としての
用途が注目されている。
−にと高く、しかも機械的強度が優れ、電気的特性もア
ルミナ並みということから、近年、絶縁放熱板としての
用途が注目されている。
しかしながら、従来開発されてきた窒化アルミニウム焼
結体の熱伝導率は、その理論値にくらべ高く、半分程度
であり、本来もっている高熱伝導性を充分に発揮できて
いない。
結体の熱伝導率は、その理論値にくらべ高く、半分程度
であり、本来もっている高熱伝導性を充分に発揮できて
いない。
窒化アルミニウム焼結体の熱伝導率はその焼結体の純度
に左右されるが、なかでも酸素含有量が大きく効いてい
る。焼結体中の酸素の存在位置は、(1)窒化アルミニ
ウム結晶粒子同士の61点や粒子の稜(焼結助剤との反
応生成物の形で)(11)窒化アルミニクム結晶粒子内 のいずれかであるが、特に(11)の位置に存在する場
合、熱伝導性は著しく阻害される。
に左右されるが、なかでも酸素含有量が大きく効いてい
る。焼結体中の酸素の存在位置は、(1)窒化アルミニ
ウム結晶粒子同士の61点や粒子の稜(焼結助剤との反
応生成物の形で)(11)窒化アルミニクム結晶粒子内 のいずれかであるが、特に(11)の位置に存在する場
合、熱伝導性は著しく阻害される。
通常、窒化アルミニウム焼結体を作製する場合その原料
となる窒化アルミニウム粉には、少なくとも0.8重量
%以上の酸素が含まれており、さらにこの酸素の大部分
が粒子六回に存在することから、これら表面に存在する
酸素をできるだけm子内部に同浴させることなく焼成す
ることが、より熱伝導性の優れた焼結体を得る基本であ
り、従来次の方法が行なわれてきた。
となる窒化アルミニウム粉には、少なくとも0.8重量
%以上の酸素が含まれており、さらにこの酸素の大部分
が粒子六回に存在することから、これら表面に存在する
酸素をできるだけm子内部に同浴させることなく焼成す
ることが、より熱伝導性の優れた焼結体を得る基本であ
り、従来次の方法が行なわれてきた。
(ロ)焼結助剤として、希土類及び/又はアルカリ土類
元素を含む化合物を添加することにより、緻密化を促進
させるとともに、表面に存在する酸素と反応させて、こ
れら酸素を固定化する。
元素を含む化合物を添加することにより、緻密化を促進
させるとともに、表面に存在する酸素と反応させて、こ
れら酸素を固定化する。
(特開昭30−127267号公報)
(B) 通常の原料粉を、さらに精製することにより
、低酸素含有粉を製造する。(特開昭6120’166
8号公報) 囚のうち、特に酸化イツトリウムを添加することによっ
てかなりの成果が得られているが、この方法にかいても
、その熱伝導率は、理論値を大きく下まわっている。そ
の原因としては、次の2点があげられる。
、低酸素含有粉を製造する。(特開昭6120’166
8号公報) 囚のうち、特に酸化イツトリウムを添加することによっ
てかなりの成果が得られているが、この方法にかいても
、その熱伝導率は、理論値を大きく下まわっている。そ
の原因としては、次の2点があげられる。
(11Y2O3を添加したとしても、Y2O3と入面の
酸素とが反応し℃いる間に、若干量の酸素が窒化アルミ
ニウム粒子内に拡散同浴してしまう。
酸素とが反応し℃いる間に、若干量の酸素が窒化アルミ
ニウム粒子内に拡散同浴してしまう。
f21 Y2O3による酸素の固定化をより大きく作
用させるには多量添加が必要となる。これによって、A
JN粒子内への酸素の拡散は低減できる反面、反応生成
物であるアルミン酸イツトリウム量が増加してしまうた
め、熱伝導率向上は頭打ちになってしまう。
用させるには多量添加が必要となる。これによって、A
JN粒子内への酸素の拡散は低減できる反面、反応生成
物であるアルミン酸イツトリウム量が増加してしまうた
め、熱伝導率向上は頭打ちになってしまう。
さらに別の問題点として、Y2O3を多量に添加した場
合、焼結体に色ムラが出やすく、均質な焼結体が得にく
いという欠点もある。
合、焼結体に色ムラが出やすく、均質な焼結体が得にく
いという欠点もある。
また(B)の場合、AlN粉の製造工程を充分制御する
ことにより、市販品にくらべ、酸素含有量が半分以下の
粉を得ることも可能であるが、ハンドリング等により表
面に酸素が吸着してしまい、よシ広範に使用できる粉と
しての限界がある。
ことにより、市販品にくらべ、酸素含有量が半分以下の
粉を得ることも可能であるが、ハンドリング等により表
面に酸素が吸着してしまい、よシ広範に使用できる粉と
しての限界がある。
以上のように、窒化アルミニウム焼結体は、その酸素不
純物の制御が充分できていないがために本来の高い熱伝
導性を充分発現できていないという問題点があった。
純物の制御が充分できていないがために本来の高い熱伝
導性を充分発現できていないという問題点があった。
本発明は、このような従来方法では達し得ない高い熱伝
導性を有し、均質なしかも色ムラ等の殆んどない窒化ア
ルミニウム焼結体を製造することを目的とするものであ
る。
導性を有し、均質なしかも色ムラ等の殆んどない窒化ア
ルミニウム焼結体を製造することを目的とするものであ
る。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を重ね
た結果、窒化アルミニウム粉、酸化イツトリウム粉及び
遊離炭素及び/又は有機重合体の熱分解生成物を含んで
なる形成体を焼成するに際し、その焼成条件を厳しく制
御することで、従来より極めてY2O3含有量が低いレ
ベルにもかかわらず、高い熱伝導率を有し色ムラ等が殆
んどなく均質な焼結体が得られることを見い出し本発明
を完成した。
た結果、窒化アルミニウム粉、酸化イツトリウム粉及び
遊離炭素及び/又は有機重合体の熱分解生成物を含んで
なる形成体を焼成するに際し、その焼成条件を厳しく制
御することで、従来より極めてY2O3含有量が低いレ
ベルにもかかわらず、高い熱伝導率を有し色ムラ等が殆
んどなく均質な焼結体が得られることを見い出し本発明
を完成した。
すなわち、本発明は、窒化アルミニウム粉、酸化イツト
リウム粉及び遊離炭素及び/又は有機1合体の熱分解生
成物を含んでなり、かつ酸化イツトリウム粉の含有量が
窒化アルミニウム粉1001量 を非酸化性雰囲気中で焼成するに際し、温度1300’
C〜1750°OKおける滞留時間を2時間以上とした
後1750℃を越える温度で焼成することを特徴とする
窒化アルミニウム焼結体の製造方法である。
リウム粉及び遊離炭素及び/又は有機1合体の熱分解生
成物を含んでなり、かつ酸化イツトリウム粉の含有量が
窒化アルミニウム粉1001量 を非酸化性雰囲気中で焼成するに際し、温度1300’
C〜1750°OKおける滞留時間を2時間以上とした
後1750℃を越える温度で焼成することを特徴とする
窒化アルミニウム焼結体の製造方法である。
以下、本発明をさらに詳細に説明する。
本発明において使用される窒化アルミニウム粉としては
、通常、金属アルミニウム直接窒化法及びアルミナ還元
窒化法等により製造されたものを使用するが、その製造
履歴等は問題ではなく、むしろ酸素含有量が31量係以
下特に21量%以下のものを使用することが好ましい、 従来のY2O3単独添加においては、その添加量は原料
窒化アルミニウム粉の含有する酸素量に応じて変化させ
てきた。例えば、1.2重量%の酸素を含む窒化アルミ
ニウム粉を使用する場合、そのY2O3添加量は少なく
とも51量%以上とすることにより理論値の半分を越え
る値に到達させてきた。さらに、上記より高酸素濃度を
有する原料粉にあっては、さらにY2O3添加量を多く
して熱伝導性を維持することがなされてきたが、しかし
、これらY2O3単独系では、Y2O3の多!を添加が
必要なだめ、生成するAIN以外の構成相が多くなり、
結果として不純物相の量が増加することにより、熱伝導
性向上には、自ずと限界があった。しかも生成するAI
N以外の構成相量も多いため、しみ出し1集合等による
色ムラ等が生じやすかった。
、通常、金属アルミニウム直接窒化法及びアルミナ還元
窒化法等により製造されたものを使用するが、その製造
履歴等は問題ではなく、むしろ酸素含有量が31量係以
下特に21量%以下のものを使用することが好ましい、 従来のY2O3単独添加においては、その添加量は原料
窒化アルミニウム粉の含有する酸素量に応じて変化させ
てきた。例えば、1.2重量%の酸素を含む窒化アルミ
ニウム粉を使用する場合、そのY2O3添加量は少なく
とも51量%以上とすることにより理論値の半分を越え
る値に到達させてきた。さらに、上記より高酸素濃度を
有する原料粉にあっては、さらにY2O3添加量を多く
して熱伝導性を維持することがなされてきたが、しかし
、これらY2O3単独系では、Y2O3の多!を添加が
必要なだめ、生成するAIN以外の構成相が多くなり、
結果として不純物相の量が増加することにより、熱伝導
性向上には、自ずと限界があった。しかも生成するAI
N以外の構成相量も多いため、しみ出し1集合等による
色ムラ等が生じやすかった。
本発明の特徴の1つは、たとえ、酸素含有量が多い窒化
アルミニウム原料粉を使用したとしてもY2O3量を窒
化アルミ、=−クム粉100重量部に対し0.30〜0
.92J重量部という低添加によって、200 W/m
−Kを越える高熱伝導率でしかも色ムラ等を生じにくい
焼結体を製造することにある。
アルミニウム原料粉を使用したとしてもY2O3量を窒
化アルミ、=−クム粉100重量部に対し0.30〜0
.92J重量部という低添加によって、200 W/m
−Kを越える高熱伝導率でしかも色ムラ等を生じにくい
焼結体を製造することにある。
このように高い熱伝導性を有する焼結体が得られる理由
としては、本発明の成形体中に含まれる遊離炭素や有機
重合体の熱分解生成物等の炭素源による表面酸素還元作
用があげられる。すなわち、(a) 非酸化性雰囲気
中13006C〜1750℃の温度範囲で添加した炭素
源によシ表面酸素を充分還元させ除去する。これによシ
、たとえ焼結時に酸素がAJN粒子内に拡散しても、そ
の量は極く低量に抑えられる。
としては、本発明の成形体中に含まれる遊離炭素や有機
重合体の熱分解生成物等の炭素源による表面酸素還元作
用があげられる。すなわち、(a) 非酸化性雰囲気
中13006C〜1750℃の温度範囲で添加した炭素
源によシ表面酸素を充分還元させ除去する。これによシ
、たとえ焼結時に酸素がAJN粒子内に拡散しても、そ
の量は極く低量に抑えられる。
(b) 上記(a)の温度範囲においては、AJN粒
内への酸素の拡散速度は遅い。
内への酸素の拡散速度は遅い。
(c) 異面酸素が少ない分だけ、表面酸素固定化剤
及び焼結助剤の役割をつとめるY2O3量を低減できる
。
及び焼結助剤の役割をつとめるY2O3量を低減できる
。
本発明において、温度1300℃〜1750°Gにンけ
る滞留時間を2時間以上と限定しているのは、前記(a
)〜(c)の効果をよシ円滑にすすめるうえで必要だか
らである。すなわち、この滞留時間を極端に短かくした
場合、酸素の除去効果が充分に達成されず、しかも、酸
素固定化剤としてのY2O3量も少ないのでAIN粒内
への酸素の固溶が抑えられ、かつ炭素が残留してしまい
、その結果、後の緻密化段階で液相が阻害されて緻密化
不足を招き、本発明の低Y2O3添加による高熱伝導化
が達成できないためである。
る滞留時間を2時間以上と限定しているのは、前記(a
)〜(c)の効果をよシ円滑にすすめるうえで必要だか
らである。すなわち、この滞留時間を極端に短かくした
場合、酸素の除去効果が充分に達成されず、しかも、酸
素固定化剤としてのY2O3量も少ないのでAIN粒内
への酸素の固溶が抑えられ、かつ炭素が残留してしまい
、その結果、後の緻密化段階で液相が阻害されて緻密化
不足を招き、本発明の低Y2O3添加による高熱伝導化
が達成できないためである。
本発明にpいて、滞留時間とは、限定した上記温度範囲
に存在する時間をさすものであシ、その温度範囲におけ
る昇温や保持等の操作のすべてを含むものである。好ま
しい滞留操作は1450℃〜1650℃の温度で6時間
以上である。滞留操作後は1750℃を越える温度、好
ましくは真空等の非酸化性雰囲気下で行われる。
に存在する時間をさすものであシ、その温度範囲におけ
る昇温や保持等の操作のすべてを含むものである。好ま
しい滞留操作は1450℃〜1650℃の温度で6時間
以上である。滞留操作後は1750℃を越える温度、好
ましくは真空等の非酸化性雰囲気下で行われる。
本発明において、遊離炭素とは、カーボンブラックやア
セチレンブラック等を意味する。また有機重合体の熱分
解生成物とは、例えば、塩化ビニル樹脂、ポリビニルア
ルコール、酢酸ビニル樹脂等の有機重合体の粒状品又は
粉末を不活性雰囲気中で加熱したものであり、常温にお
いてはピッチ状を呈する固体であり、炭素原子と水素原
子の1量比(C/H)を10〜25に制御したものが好
ましい。これらの熱分解生成物は有機重合体の種類を問
わず、通常、200 ’O〜500’Cの温度でAr又
はN2中にて熱処理して製造される。
セチレンブラック等を意味する。また有機重合体の熱分
解生成物とは、例えば、塩化ビニル樹脂、ポリビニルア
ルコール、酢酸ビニル樹脂等の有機重合体の粒状品又は
粉末を不活性雰囲気中で加熱したものであり、常温にお
いてはピッチ状を呈する固体であり、炭素原子と水素原
子の1量比(C/H)を10〜25に制御したものが好
ましい。これらの熱分解生成物は有機重合体の種類を問
わず、通常、200 ’O〜500’Cの温度でAr又
はN2中にて熱処理して製造される。
本発明において使用される炭素源は上記遊離炭素、有機
1合体の熱分解生成物のうち少なくとも1棟である。こ
れらの炭素源は、窒化アルミニクム含有酸素量に応じて
適切量配合される。その量としては、(炭素源の量)/
(窒化アルミニウム含有酸素量)の重量比(以下P2O
比と記す)が0.08〜2.5特に肌9〜1.5とする
ことによりその効果は著しく大きくなる。
1合体の熱分解生成物のうち少なくとも1棟である。こ
れらの炭素源は、窒化アルミニクム含有酸素量に応じて
適切量配合される。その量としては、(炭素源の量)/
(窒化アルミニウム含有酸素量)の重量比(以下P2O
比と記す)が0.08〜2.5特に肌9〜1.5とする
ことによりその効果は著しく大きくなる。
本発明では、炭素源を使用することにより、酸素固定化
剤としての役割を果たすY2O3量を低減でき、焼結体
の高純度化が可能となる。本発明者らが検討したところ
、熱伝導率、緻密化、色ムラ等の見地から適切なY2O
3量は、AlN100重量部に対し0.30〜0.92
重室部好ましくは0.50〜0.92重量部である。0
.92重量部を越えて添加した場合、色ムラの生成が起
こシやすくなシ、逆に、0.30重量部未満では焼結体
の緻密化は困難となる。
剤としての役割を果たすY2O3量を低減でき、焼結体
の高純度化が可能となる。本発明者らが検討したところ
、熱伝導率、緻密化、色ムラ等の見地から適切なY2O
3量は、AlN100重量部に対し0.30〜0.92
重室部好ましくは0.50〜0.92重量部である。0
.92重量部を越えて添加した場合、色ムラの生成が起
こシやすくなシ、逆に、0.30重量部未満では焼結体
の緻密化は困難となる。
本発明に2いて、成形体の作製方法は任意の方法が選択
でき、いずれの方法においても熱伝導率の優れた焼結体
が得られる。通常、プレス成形法やソート成形法が採用
されるが、いずれもその混合段階において、充分混合を
し炭素源を均一に分散させることが望ましい。
でき、いずれの方法においても熱伝導率の優れた焼結体
が得られる。通常、プレス成形法やソート成形法が採用
されるが、いずれもその混合段階において、充分混合を
し炭素源を均一に分散させることが望ましい。
以下、本発明を実施例をあげて、さらに具体的に説明す
る。
る。
実施例1
酸素含有量1.2!J!i%である窒化アルミニウム粉
100重量部に、アセチレンブラック金P10比が0.
95になるよう配合し、さらにY2O3を、0.5又は
0.9重量部添加し、混合物を得た。この混合物をアル
ミナ製ポットにトルエンとともに入れ、ボールミルによ
り充分混合したのち、乾燥後コレらの混合粉末を400
K9/Gm2の圧力で加圧成形し、25φtm X
5 tの円板状成形体を得た。
100重量部に、アセチレンブラック金P10比が0.
95になるよう配合し、さらにY2O3を、0.5又は
0.9重量部添加し、混合物を得た。この混合物をアル
ミナ製ポットにトルエンとともに入れ、ボールミルによ
り充分混合したのち、乾燥後コレらの混合粉末を400
K9/Gm2の圧力で加圧成形し、25φtm X
5 tの円板状成形体を得た。
これら成形体をN2.1気圧中で昇温速度を20’C/
分とし、途中1500℃で2時間又は6時間保持したの
ち、1900℃で2時間焼成し、焼結体を作製した。得
られた焼結体は、10φmx3c mmに研削加工し密
度測定後、レーず−フラッシュ法にて、熱伝導率を測定
した。
分とし、途中1500℃で2時間又は6時間保持したの
ち、1900℃で2時間焼成し、焼結体を作製した。得
られた焼結体は、10φmx3c mmに研削加工し密
度測定後、レーず−フラッシュ法にて、熱伝導率を測定
した。
その結果を衣1に示す。
比較例1
実施例1と同じ組成の成形体につき、途中、1500’
Cでの保持時間を0.5時間又は1時間とした以外は実
施例1と同様方法で焼結体を得た。
Cでの保持時間を0.5時間又は1時間とした以外は実
施例1と同様方法で焼結体を得た。
その結果を衣1に示す。
実施例2
酸素含有量が1.5重量%である窒化アルミニウム粉1
00重量部に対し、炭素原子と水素原子の重責比(C/
H)が12である塩化ビニル樹脂の熱分解生成物をP2
O比で0.6となるように配合しさらにY2O3を0.
4又は0.8″M量部添加し、混合物を得た。この混合
物をアルミナ製ポットにトリクレンとともに入れ、ボー
ルミルにより充分混合したのち、乾燥後、これらの混合
粉末を350kg/crIL2の圧力で加圧成形し、2
5φ關X5cmの円板状成形体を得た。
00重量部に対し、炭素原子と水素原子の重責比(C/
H)が12である塩化ビニル樹脂の熱分解生成物をP2
O比で0.6となるように配合しさらにY2O3を0.
4又は0.8″M量部添加し、混合物を得た。この混合
物をアルミナ製ポットにトリクレンとともに入れ、ボー
ルミルにより充分混合したのち、乾燥後、これらの混合
粉末を350kg/crIL2の圧力で加圧成形し、2
5φ關X5cmの円板状成形体を得た。
これら成形体をN2.1気圧中で、25℃/分の速度で
昇温し、途中、1650℃で2時間又は3時間保持後、
1800℃16時間焼成して焼結体を作製した。得られ
た焼結体の密度と熱伝導率の測定結果を表2に示す。
昇温し、途中、1650℃で2時間又は3時間保持後、
1800℃16時間焼成して焼結体を作製した。得られ
た焼結体の密度と熱伝導率の測定結果を表2に示す。
比較例2
実施例2と同様な成形体を、途中保持時間を0.5時間
又は1時間に変えた以外は実施例2と同様な方法4C−
C焼結体を作製した。その結果を衣2に示す実施例3 酸素含有量が2.03it%である窒化アルミニウム粉
100重量部に、塩化ビニル樹脂の熱分解生成物でC/
Hが25であるものをP2O比が1.2になるように配
合し、さらにY2O3t O,3,0,5又は0.92
重量部添加し、混合物を得た。これらの混合物を用い、
実施例1と同様な方法にて成形体を作製した。
又は1時間に変えた以外は実施例2と同様な方法4C−
C焼結体を作製した。その結果を衣2に示す実施例3 酸素含有量が2.03it%である窒化アルミニウム粉
100重量部に、塩化ビニル樹脂の熱分解生成物でC/
Hが25であるものをP2O比が1.2になるように配
合し、さらにY2O3t O,3,0,5又は0.92
重量部添加し、混合物を得た。これらの混合物を用い、
実施例1と同様な方法にて成形体を作製した。
これらの成形体を、N2.1気圧中、25℃/分の昇温
速度にて昇温し、途中1400℃で5時間保持した後、
さらに1850℃,4時間焼成して焼結体を作製した。
速度にて昇温し、途中1400℃で5時間保持した後、
さらに1850℃,4時間焼成して焼結体を作製した。
得られた焼結体につき、色ムラの肉眼観察及び密度と熱
伝導率の測定を実施した。それらの結果を表6に示す。
伝導率の測定を実施した。それらの結果を表6に示す。
比較例3
実施例6において、Y2O3添加Jitl−0,2,1
,0又は2.0重量部とした以外はすべて同様な方法に
て焼結体を作製した。それらの結果を表6に示す。
,0又は2.0重量部とした以外はすべて同様な方法に
て焼結体を作製した。それらの結果を表6に示す。
本発明によれば、極めて少ない酸化イットリクムの使用
量であっても熱伝導率の高い、しかも色ムラ等を生じな
い均一な窒化アルミニウム焼結体を製造することができ
る。
量であっても熱伝導率の高い、しかも色ムラ等を生じな
い均一な窒化アルミニウム焼結体を製造することができ
る。
Claims (1)
- 1.窒化アルミニウム粉、酸化イットリウム粉および遊
離炭素及び/又は有機重合体の熱分解生成物を含んでな
り、かつ酸化イットリウム粉の含有量が窒化アルミニウ
ム粉100重量部に対し0.30〜0.92重量部であ
る成形体を非酸化性雰囲気中で焼成するに際し、温度1
300℃〜1750℃における滞留時間を2時間以上と
した後1750℃を越える温度で焼成することを特徴と
する窒化アルミニウム焼結体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63185494A JP2654108B2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 窒化アルミニウム焼結体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63185494A JP2654108B2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 窒化アルミニウム焼結体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0238369A true JPH0238369A (ja) | 1990-02-07 |
JP2654108B2 JP2654108B2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=16171752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63185494A Expired - Lifetime JP2654108B2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 窒化アルミニウム焼結体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2654108B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH042663A (ja) * | 1990-04-17 | 1992-01-07 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 高熱伝導性着色窒化アルミニウム焼結体およびその製造方法 |
JP2008127227A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-05 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 窒化アルミニウム焼結体及びその製造方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63129075A (ja) * | 1986-11-18 | 1988-06-01 | 旭硝子株式会社 | 窒化アルミニウム焼結体の製造方法 |
JPS63166765A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-09 | イビデン株式会社 | 窒化アルミニウム質焼結体およびその製造方法 |
JPS63277573A (ja) * | 1987-05-08 | 1988-11-15 | Toshiba Corp | 高熱伝導性窒化アルミニウム焼結体の製造方法 |
JPH01115875A (ja) * | 1987-10-29 | 1989-05-09 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 窒化アルミニウム焼結体の製造方法 |
-
1988
- 1988-07-27 JP JP63185494A patent/JP2654108B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
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Cited By (2)
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JP2008127227A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-05 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 窒化アルミニウム焼結体及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2654108B2 (ja) | 1997-09-17 |
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