JPH0238096A - プリンタ用透過型受像媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 夾亙斑Ｉ 本発明はプリンタ用受像媒体、とりわけ、たとえば熱転
写プリンタなどのサーマルプリンタに好適な透過型受像
シートなどの受像媒体に関する。

症ＪＪＬ吉 たとえば熱転写プリンタは、周知のように熱昇華性の染
料をサーマルプリントヘッドにより加熱して紙などの被
転写媒体に転写することによって可視情報の記録を行な
う。熱昇華性染料はリボンまたはシートに塗布され、こ
のリボンまたはシートの染料塗布側を被転写媒体すなわ
ち受像媒体に接触させ、反対側をサーマルプリントヘッ
ドにより加熱する。サーマルプリントヘッドは多数の発
熱素子が直線状に配列された発熱体アレイを有し、それ
らがそれぞれ記録すべき情報に応じて発熱する。これに
よって、リボンまたはシートの加熱された部分の染料が
昇華し、被転写媒体に転写される。このような熱転写プ
リンタは、たとえばビデオプリンタに効果的に適用され
る。

たとえば、オーバヘッドプロジェクタ（ＯＨＰ）で投影
すべき原画像を記録するためのトランスパレンシもこの
ビデオプリンタで作成することができる。ビデオプリン
タの通常仕様では、オーバヘッドプロジェクタ用の透過
型受像シートとして一般に手札サイズ（１００ｍｍ　ｘ
　１２８ｍｍ　）程度の透明ボリエステル・シートが使
用される０通常は、受像面と反対側の裏面に同一形状の
白色プラスチックフィルムが剥離可能なバッキング材と
して貼付されている。ビデオプリンタにて原画像を透過
型受像シートに記録後、このバッキングシートを剥離し
て受像シートをプロジェクタにかける。プロジェクタの
光源からの光は、受像シートに転写された透明染料を透
過し、スクリーンに画像を形成する。

周知のように１通常仕様の０）ＩＰ用トランスパレンシ
はＡ４判サイズが一般的である。したがってビデオプリ
ンタの通常仕様による叶Ｐ用受像シートをプロジェクタ
に用いると、投影スクリーンの全画面領域の一部にしか
画像が映写されない。そのため、有効画像がスクリーン
の、たとえば中央付近に間の抜けた感じで映出され、映
出効果が減じてしまう。

受像シートの画像記録面に昇華性染料シートから良好に
染料が転写されるためには、記録面を清浄に保っておか
なければならない。たとえば、受像シートを取り扱うと
き、指紋などの油脂が付着しないように注意する必要が
ある。このような汚れが記録面に付着すると、記録画質
が劣化することがある。バッキングシートのないタイプ
は勿論、バッキングシートのあるタイプでも、受像シー
ト記録面の取り扱いには注意を要する。

亘−一部 本発明は、このような従来技術の欠点がなく、プロジェ
クタにとくに好適なプリンタ用透過型受像媒体を提供す
ることを目的とする。

ｌ且立皿ｊ 本発明によるプリンタ用透過型受像媒体は、プロジェク
タの投影画面より小さく全体として方形の光学的に透明
な材料からなる透明シートと、透明シートの少なくとも
一方の主面に形成され、方形の４辺の周縁から所定の幅
だけ内方に向って光学的に不透明な領域を画成する枠部
とを有するものである。

実」Ｕ帆り弓ｌＪ 次に添付図面を参照して本発明によるプリンタ用透過型
受像媒体の実施例を詳細に説明する。第１図には、未発
明の一実施例として、前述したような方式の熱転写型の
ビデ寸プリンタに適用される透過型受像媒体１０が示さ
れている。この透過型受像媒体１０は、画像が記録され
ると、たとえばオーバヘッドプロジェクタのトランスパ
レンシとして使用される。透過型受像媒体１０は、全体
として矩形の平坦な無色透明または有色透明な材料のシ
ート１２からなる。透明シート１２は、たとえば、厚さ
１００〜１５０　ｇｒｎ程度のポリエステルが有利に適
用される。なお同図は１図示の便宜−ヒ、シート１２の
厚みが他の寸法より誇張されて示されている。

本実施例では、図示のように、透明シー）１２の矩形形
状の４辺の周縁から内方に所定の幅で枠部１４が形成さ
れている。枠部１４は本実施例では、光学的に不透明な
インクがシート１２に印刷または塗布されて形成されて
いる。または、第３図に示すように、不透明なシート状
部材、たとえば合成紙などを中央領域１６を画成するよ
うな形状に裁断し、これを枠？ｙ１１４として接着剤に
て透明シート１２に接着してもよい。

ここで「不透明」とは、可視光を透過しないか、かなり
の程度減衰して透過するか、または散乱のために投映レ
ンズに入射する先着が非常に小さくなるような光学的状
態を意味する。枠部１４は、透明シート１２の片面、た
とえばビデオプリンタにて画像を記録する側の面すなわ
ち記録面にのみ形成してよく、またはその反対側の面の
みでもよく、勿論、シート１２の両面に形成してもよい
。

また、透明シート１２の端縁から中央領域１Ｂに向って
延びる形でなく、第５図に示すように、中央領域１８を
画成する細い帯状の形をとってもよい。

透過型受像媒体ｌＯは、このような構造により、その中
央領域１６で透明シー）１２が露呈している。

中央領域１６は、図示のように、やはり矩形形状をなし
、その寸法は本実施例では、ビデオプリンタで記録され
る画面の宥効債域と実質的に同じである、しかし、中央
領域１Ｂの寸法は、第２図に示すように有効画面領域よ
り少し小さくてもよい。

透過型受像媒体ｌＯの全体の寸法は、本発明ではとくに
制限されないが、本実施例では前述の手札サイズが適用
されている。この大きさは、−数的なオーバへラドプロ
ジェクタの有効投影画面領域よりも小さい０本実施例に
よれば、透過型受像媒体１０は、不透明な枠部１４を有
するので、画像が記録された状態でこれをプロジェクタ
に用いると、投影スクリーンの全画面領域の、たとえば
中央付近にその画像が枠部１４の影とともに映写される
。

したがって、有効画像がスクリーンの中央付近で引きし
まった感じで映出される。また、従来のＯＨＰ用記録紙
では、転写された染料に色ズレ（レジストズレ）がある
と記録画像の端部でそれが目立つことがあったが、本実
施例では、記録画像の端部が枠部１４で包囲されている
ので、そのような色ズレがあっても目立たない、したが
って、美しい映出効果が得られる。

枠部１４より内側の中央領域１６は、ビデオプリンタに
て熱転写により画像が記録される領域であり、前述のよ
うに指紋などの汚れが付着しないように取扱いに注意す
る必要がある部分である０本実施例では、この部分１６
の周囲が枠部１４で囲まれ、明瞭に視認できる。したが
って扱者は、透過型受像媒体１０の取扱いの際、中央領
域１６を汚染しないよう十分に注意を払うことができる
。

第２図に示す本発明の他の実施例では、透明シー）１２
の裏面、すなわち画像記録面と反対側の主面に枠部１４
が形成されている。また、枠部１４の幅は、中央領域１
Ｂがビデオプリンタで記録される画面の有効償域より若
干小さくなるような寸法をとっている。その場合はとく
に、枠部１４で前述の色ズレが効果的に防止される。枠
部１４は、第１図に示す実施例と同様に不透明塗料の印
刷または塗布により形成されている。この部分１４には
、たとえばビデオプリンタに通常用いられているプリン
タ機構内での受像媒体ＩＯ検出用のマーカ２０を図示の
ように印刷表示してもよい、枠部１４には・また、鉛筆
などの筆記用具でコメントをメモすることができ、また
、第４図に示すように文字や記号などの表示２８を印刷
してもよい・ 第４図は、透明シー）１２の裏面の中央領域１６にそれ
と同じ大きさのバッキングシート２２が剥離可能に貼付
されている実施例を示す、バッキングシート２２は、た
とえばプラスチックシートが有利に適用される。枠部１
４は、通常は枠部１４と同じ１枚のプラスチックシート
から切り出され、枠部１４と−・体に透明シート１２に
貼付される。その後、中央領域１６を画成する切込み２
４が形成される。そこで、バッキングシート２２を裏面
としてビデオプリンタに透過型受像媒体１０をセットし
て画像を記録したのち、同図に示すように中央領域１６
のバッキングシート２２を剥離すると、トランスパレン
シとしてオーバへラドプロジェクタに使用できる。その
際、枠部１４は受像媒体ｉｏの機械的補強機能もなす。

これら第２図ないし第５図に示す実施例も、第１図の実
施例について前述したのと同様の効果があることは、言
うまでもない。本発明を熱転写型のビデオプリンタに適
用する例について説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、他の方式や用途゛のプリンタにも効果
的に適用される０本発明はまた、オーバヘッドプロジェ
クタに限らず他の方式のプロジェクタに使用されるトラ
ンスパレンシを作成する場合にも有効である。さらに、
手札サイズの受像媒体に限らず、これより大きなサイズ
のものにも有効である。

仇−」 このように本発明によるプリンタ用透過型受像媒体は、
透明シートの周縁に不透明な枠部が形成されているので
、扱者の画像記録面の取扱いに注意を促し、記録済みの
受像媒体をプロジェクタで投影した場合に画面が美しく
映出される効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は熱転写型のビデオプリンタに使用される透過型
受像媒体に本発明を適用した実施例を示す斜視図、 第２図ないし第５図は、本発明の他の実施例を示す第１
図と同様の斜視図である。 ＝ｖｓ　　　　　　　　　　　　　： １０゜ 、プリ ンタ用透過型受像媒体 １２゜ 透明シート １４　。 枠 部 １Ｂ。 中央領域 ２２　。 バッキングシー ト

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　プロジェクタの投影画面より小さく、全体として方形
   の光学的に透明な材料からなる透明シートと、 該透明シートの少なくとも一方の主面に形成され、前記
   方形の４辺の周縁から所定の幅だけ内方に向って光学的
   に不透明な領域を画成する枠部とを有することを特徴と
   するプリンタ用透過型受像媒体。